奈良女子大は、どこにある?
奈良。
力強く即答したのは、お客さま。あまりにもお約束通りの回答に爆笑する旅行書士。夕闇せまる相談室で、登記の打ち合わせの最中です。
この反応を、相談2回目の司法書士に返せるタイプのお客さまは僕は大好き♪なのですが、ひとしきり笑いこけた後でニタリと笑って
「ところでこのお答えって、当然ブログのネタにしていいんですよね、ね?」
と穏便にお願いしたのはもちろん旅行書士として当然のことだと考えています。事務所の創立目的は『趣味と実益と社会的に必要な事業との鼎立を目指して楽しむ活動』を営むところにあるので。
さて、ではなぜ名古屋の零細司法書士事務所で奈良女子大学の所在を論議しなければならなくなったのでしょう?
今回のご依頼の関係者様が、そこでお勤めだ、ということなのです。本件では自分の権利を手放されるその方に、僕は直接お会いしてこなければなりません。うまい具合に、といいますか、この事務所では大阪へ行く用事はちょくちょくありますから、時間が合わせられるならお昼休みにでもちょっと出てきてもらってハンコもらってきますよ…ところで奈良女子大って、どこにあるんでしたっけ?
これに対する回答が、冒頭のご発言。名古屋から奈良県を通って大阪に行くには、JR関西本線(奈良市を通る)と近鉄大阪線(奈良市より10km以上南の、桜井市-橿原市を通る)があり、経路の選定をどうすればいいかその時は至って真面目に考えていたのですが、全力でボケられてしまいました。
あとで調べたのですが、ここでは関西本線で奈良市に行くのが正解のようです。12月に着手できればよいこの案件、青春18きっぷの発売開始を待ってもよいことになります。あるいは、名古屋-奈良の高速バスを使ってみるのもよいかもしれません。
このお客さまの1時間前のお客さまも登記申請のご依頼だったのですが、こちらは残念ながらここまで楽しい話題ではなく、どちらかというと粛々とお話をさせてもらいました。さすがに守秘義務上お話もできない案件です。同じ日に区役所に無料相談に来られて、その後同じ日に当事務所に来られただけに両者の違いが一層際だちます。
笑って帰られるお客さまもいますし、目頭を押さえて帰られるお客さまもいます。なんとも不思議な商売を始めたものだと、いつもながらに思います。
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