もう●年早くやってれば…
物持ちがよいのも、良し悪しです。今日はそんな話です。
さて僕が乗っている車ですが、平成8年初度登録の黄色い軽自動車です。これを平成11年初頭に中古で購入し、先月車検を通した(つまり、まだ乗り続ける予定)のですが、購入当時からキーレスエントリーの調子がおかしく、買ったころは車から50㎝離れたところからようやく動作可能、その後数年で5㎝程度に距離が縮まり(って鍵穴に差せよ!)、最近では
- 動作する距離は車から5㎝程度で
- 車体に何箇所か『受信感度の高い場所があり』そこを探して
- そこに向けて2~3回ボタンを押すと
確率30%ほどで施錠・解錠ができる、という状態にまで悪化したのですが、今年に入って意に染まない仕事をいくつかやったかわりに懐具合が少々良くなりました。ということで車やさんに聞いてみたら、1万6千円ほどで鍵を取り替えて…
直りました(失笑) まるで新車(ウソだ)
というわけで、教訓。『もう8年早くやってればよかった!』
実は普段の移動は公共交通機関と自転車を使っています。この自転車は平成12年に購入した電動アシスト自転車なんですが、これ
カタログスペックは高いが、ヘタレな作業者が作ったおかげでマヌケな製品に仕上がってる
という…第二次大戦末期の日本軍戦闘機のような工業製品です。『Light Weight Electric Bike』とロゴを入れたいらしいモーターユニットのカバーの、よりによって『Light』と言う表記が抜けてる製品を引き渡された(購入数日で発覚)時点で前途に暗雲がたれ込めるのを感じはしたのですがさてこの会社、幸之助氏が死んでから、徐々になんかおかしくなってるのかしらん?と思ってしまいます。『Weight Electric Bike』と書いてあるのはそれ自体、なかなかシュールな仕上がりでして、有名な『姦淫聖書』もかくやと言わんばかりのものがありますが。
~本当なら外観検査でハネてなければならないはずのこの個体、仕上がりもやっぱりいい加減でして、
チューブをぐしゃぐしゃにしてタイヤとリムの間に適当に突っ込んであるため、路面に異常が無くてもパンクする(使用後数ヶ月で発生)、とか、
後輪ブレーキの調整がいい加減なため、全般的に走りが重い・特に電源を切ったときに顕著(真相に気づいたのは購入して3年ほどたった後)、とか。
まぁドラムブレーキをいぢることに気づいたときに、だいぶ世界がかわった(フツーの自転車に近づいた…が、まだアシストを切った際に若干劣る)のですが、まだ真打ちが控えていたのです。購入7年後の今日気づきました(失笑)。
購入当初から、チェーンリンクのいくつかがスムーズに動かない(つまり、油ぎれではなく物理的に異常がある)ことには気づいていたんですがそのまま乗っておりまして、ついにベダリングに支障を来すようになりました。何かを噛み込んだ感触でペダルが止まることがあるため、スムーズに加速できません。しかもボトムブラケットあたりから異音がします。
いよいよしょうがなくなって自転車やさんへ。最悪の場合ボトムブラケットの交換を覚悟して行ったのですが、お兄さんの見立ては『チェーン交換』。3000円ほどを支出しました。で、効果のほどはと言いますと。
- (先代の総理大臣風に投げやりな調子で)感動したー!
- アシストを切っても完全に普通の自転車として加速できるんです!
- アシスト作動時も、アシストモード『Low』がこれまでの『High』に相当する軽さ!
ただ、この境地に購入7年後にようやく到達できた、ってのが問題なだけで。
というわけで、教訓。『もう7年早くやってればよかった!』
強いてオチをつけるとすれば、『専門家の活用は、どうぞお早めに(失笑)』と言ったところでしょうか。この自転車、購入当初から作りの甘さを痛感させられたために愛情が離れかけていた、というより愛憎半ばするものがあったのですが、これでまた何年か使えることになりそうです。
~とか言いつつも、エナクルの回生ブレーキ(という言葉は使ってませんが)に、鉄道ファンとして『萌え』を感じる今日この頃です。
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