受託、不可!
今週は様子が変です。週明けから延べで6件放たれた問い合わせが、全部こちらでは受けられないのです。理由はさまざまありまして
- 面談せずに裁判書類作成希望(とにかく帰ってもらいます!)
- 費用面で三倍ほどの差をもって、折り合えない(フル装備の裁判書類一式作って実費こみで『回収額の7%』で済ませろ、ですと!)
- 常識的にみて賛同できないご主張(なんでもかんでも慰謝料だの損害賠償請求すりゃいいってもんじゃない!)
まぁこんな感じ。おかげでこっちも時にはやむを得ずというポーズをとって、時には決然と認識の誤りを指摘して、受託をご辞退申し上げることができるのですが…
このお方たち、このあとどうやっていくんだろう?
そう考えると非常に複雑な心境にはなります。どこかで現実を思い知るのか、あるいは自分の不幸をなげきながら泣き寝入りするのか。だまされてぼったくられる、というのも展開としてはありなんだろうな、と思います。
ところでこの、フォームからの問い合わせですが、7月20日の依頼受付休止解除までは20日間で2件のみでした。統制解除したとたんにどーんとなだれ込んで来ているようにみえるのですが、ごくたまに、フォームから送信動作を取ったがこっちにメールが来ない、あるいは手ひどく文字化けする、ということもあって、実はこれよりも発信件数が多かったり、するのかもしれません。
一方で今後どうなるのか、自分の行く末も心配です。どうやら事業活動そのものが誰かから制約される、ということはなさそうなのですが、これらの問い合わせは関東地方からの発信が大部分を占めていて、なんだか『東京と大阪の間にあって大規模な図書館があり暮らしやすい街』という以外には名古屋に事務所を置く意味が無くなりかけている(失笑)
とりあえず今年の夏は、『夏休みをとる』ことを優先して、既存の仕事をじっくりこなしながらゆっくり過ごします。なにかいい考えがでてくるかもしれません。
僕の部屋は窓に向かって作業用テーブルを置いてあるのですが、ちょうど真っ正面にいいお月様が出ています。8月はどうやら準備書面も訴状も出さずに済みそうですし、いっそ夏期休暇のため依頼受付停止を宣言してみようかな、などとあらぬ妄想にふけってみます。
古人曰く。
小人閑居 為不善(失笑)。
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