僕のお客は『透け乳首』
さいたま地裁に来るのは2年ぶり。ついていきなり毒気を抜かれました。1階受付で開廷表をめくっていたら、赤ん坊を抱えたお姉ちゃんがやってきて、担当者に尋ねます。
…ここって、裁判所ですか?
空気が冷えるのを感じたのは僕だけではなかったようで、僕と受付担当さんの視線が戸惑いをはらんで交錯します。彼女の問いが僕に放たれなかったことに安堵しながら、そっと目をそらしました。
受付さんはなおも平静を保って優しく答えます。そうだ、と。
彼女は全く動じることなく、さらに
…今日ここで裁判あるって聞いたんですけど?
誰の裁判かと問われてさらに
…あたしの。
〜思わずぶっ倒れそうになったのですが、どうやら離婚に伴う養育費と慰謝料に関する事案のよう。
意識が遠くなってたたずむ僕のところに、今日が第一回口頭弁論の、お客さまが近づいてきます…が?
白いTシャツで現れましたよ?
しかも乳首透けてますよ?
うまく言えませんが、何か間違ってる気がします。次に来るのは、9月です。
« 西船橋経由浦和行き | トップページ | たかちゃん・ぼっちゃん・しのすけさん »
「旅行書士 業務日報」カテゴリの記事
- 来週はバスで愛媛、と北陸道で言ってみる(金沢出張2泊3日 1日目)(2023.01.31)
- 士業に対するお客さまの発言3件(先週の東京出張から)(2023.01.22)
- わくわく直後の陥穽(横浜も追加になった東京小田原出張3泊4日 3日目)(2023.01.17)
- こだまの方が得だから、という選択(今年もこんな感じで始める東京小田原出張3泊4日)(2023.01.15)
- 今月は東京・北陸に出張します(2023.01.04)
コメント