夕日にたそがれる旅行書士はゴルゴ13のような目をして冥府魔道を行くが、実は座敷わらし(笑)
久しぶりに、お客さまの声を特集してみます。どいつもこいつも勝手なことばっかり皆様大変楽しいことをおっしゃってますので、結構なネタになるかと。
では当ブログへのコメントから。
1. 二万円氏とのアツい夜-夕日にたそがれる旅行書士-
宇都宮市某ホテルでの一室での僕の姿に鋭く突っ込んできたのは『二万円』さんです。この方とはご依頼から19ヶ月、提訴から15ヶ月のおつきあい。裁判もいよいよ最後の期日である、敵性証人への反対尋問のための打ち合わせ第一回目の情景です。やってることは大変黒く、原告本人尋問のための指導では時として
- この尋問事項ですが、(在職時の苦労を明らかにする質問なので)答えたあと裁判官によく見えるようになみだ三滴ながすこと~
- で、僕は傍聴席で一人カメラ目線で遠くを眺めてますんで(失笑)
- で、さらにエンディングテーマが
愛すること 辛島美登里 歌詞情報 - goo 音楽 - で、西日のあたる法廷からゆっくりズームアウトしていく、そーゆー感じでしめくくれるよう願います(ってなんのドラマだよっ)
などと申してみたり、はたまた
じゃ、僕被告人代理人弁護士の役になって反対尋問してみますけど
- -サディステックモード突入の数十分-
とかやってみたり(尋問終了後お客さまが語ったところによれば、弁護士の反対尋問よりその前の夜に旅行書士にさんざんいたぶられたのがよほど身にこたえたとか)、
原告本人尋問当日に会社側代理人がいきなり別の証人を連れてきて、証人申請をしたときには
- あ、二万円さん今日は全部の尋問になーるーべーくーゆ-------っくり答えてください。今日はあっちの証人に尋問されたら困りますんで今日は時間切れを狙います。いっちょ牛歩戦術ってことで(ちなみに、期日の開始は15時から。申請していた原告本人尋問所要時間は60分。)
などと申立人待合室で遠くを眺めて片頬で微笑みながら指示してみたりもしたのですが、いよいよ黒い技量の発揮もしめくくりに近づいてきました。僕がたそがれていた理由が二万円さんのご指摘のとおりのものなのか単なる虚脱感なのか、は皆さんにお任せしますが…
苛烈ですよ。ワタシの証人尋問の打ち合わせ。
2.小山で会える名古屋の旅行書士
つぎにまめたろうさん、コメントどうもありがとうございます。まずは年金アドバイザー2級合格おめでとうございます。きのう一緒にお酒を呑んだ司法書士さんは去年社労士に受かって、いまFP2級を目指して勝負をかけているのですが…忙しい忙しいと言いながら勉強を怠っている自分に少々焦りを感じますね。
さて、え~とワタクシ小山簡裁民事受付への出頭回数が片手で数え切れなくなった名古屋の司法書士なんですが(失笑)。きっとまたそちらでお会いできるでしょう。実は近々●●●●の申立書を出しにそちらへ行きますんで、国道4号線八幡町付近をレンタサイクルで飛ばしている旅行書士を見かけたら…逃げないで。ね?(涙目)
ところで。名古屋の人間に『そーいえば先週、小山の簡裁に行ってきたんだけどさ』と普通に言ったら、小山ってどこと普通に言われましたが…
僕の心の中ではとっても有名で重要な(簡裁のある)街だったつもりなんですがねぇ。小山。いつか、まめたろう事務所と合同で小山簡裁受託促進キャンペーンとかやってみましょうかしら。いかがです?
3.目つきがこわいんじゃなくて…ゴルゴ13(笑)
これは5月18日付の記事の続きです。国会図書館地図室という、知ってる人は知ってるが知らない人は全然知らない場所を出張相談待ち合わせ場所に設定したある日のこと。資料を夢中になって見ていたら、やってきたお客さまに『目つきが恐い』と引かれた(そして、僕はそれをネタにした)のですが、後日談。メールでフォローが入りまして、
>目つきが恐いというより ゴルゴ13のような鋭い
眼差しで…明治時代の地図を凝視していたとのことで。
ハテ こころあたりがありませんが(遠い目)
4.冥府魔道とおっしゃいますか-ある訴状受領通知から-
これまたお客さまのメールなのですが、そうまで言うかと爆笑した一言でございます。先頃作成発送した、請求額●百万ほどの割増賃金支払い請求事件の訴状一式を受け取ったお客さまのお言葉。いろいろと前勤務先による不当な干渉に言及されたあとで、
>皆、自分がかわいいですから、いろいろ人が変わっていくかもしれませんが、冥府魔道をいく先生を見習って私も楽しむつもりです。
待てーい(大汗)
冥府魔道を行くって何だよコラ司馬遼太郎風に
『冥府魔道を行く -労働紛争本人訴訟のみち-(←元ネタはもちろん、『街道を行く』で)』
とか一瞬考えちゃったじゃんか、などと思考が暴走しかけます。この表現をワタシに使うことの正当性およびその表現をワタシに会ってわずか2ヶ月で使ってしまったこのお客さまの眼力について、当事務所利用歴一年以上のお客さま方はそれなりの見解をお持ちでしょうね。気が向いたらコメントどうぞ。たしかにまぁ、特に当事者尋問への対策を取る際には冥府魔道も視野に入ってはいますがね。
5.『下手な弁護士より…』-若干無理矢理なフォローにも読めるが(笑)-
これは本稿3.で僕の目つきに引いたのかゴルゴ13の世界を見いだしたのか若干疑義のあるお客さまからの連絡。弁論準備期日(僕は傍聴できない)を終えての報告ですが、追伸で
> 裁判官が書類をほめてましたよ。下手な弁護士よりいいもの作ってますって(笑)
いやありがとうございます。嬉しいですがそれに先行するのが『ゴルゴ13』、さらにその前に僕を見て立ちつくしていた(地図室で二万分の一佐世保要塞近傍の地形図から顔を上げた瞬間、僕からはそう見えた)アナタの表情を思い出すと…ちょっと複雑な気分になるのですよ(遠い目)
あ、もちろん冗談ですとも冗談。素直に嬉しいです。花の都の地裁本庁で、しかも控訴審の裁判官に、当事務所の華である割増賃金支払請求訴訟の裁判書類のクオリティを評価してもらえるのですから。
6.さくら通りの座敷わらし、再び
これは4月25日付『さくら通りの座敷わらし』の続きです。昨日も友人の司法書士さんと、その隣県某市のお店で呑んできたのですが…あちらのママさんは僕をネタにしだした様子。例によって僕たちが入ったタイミングでやや遅れて複数お客さまが入り、僕は彼女から見て『例の(座敷)わらし』ということにされてしまったのですが…さてさて。しかも僕が早めに引き上げたことに少々おかんむり、みたいです。まぁ今後ともお手柔らかに願いましょう。
なんだか最近色々な人が僕を色々に見てくださるのですが、さて
皆さんの前に立ち現れるワタシは一体、どんな人でしょう?
2020.12.01修正
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