椅子が三脚腰掛けひとつ
夜8時からのお客さまのための、セッティングが終了しました。
さてこのお客さま方、ある意味当事務所ではもっとも厄介な方々でして…
賃金計算がのべ三十数ヶ月分必要だとか会社側に弁護士が付いたとか相手方経営者がお馬鹿だ、とか言うのはごくフツーです。少なくとも当事務所では。
労働者が会社側代理人から犯罪者呼ばわりされることすらよくあることだと言っていいでしょう。それで難易度があがるわけではありません。
そんなことよりこの人たち、
三人で来るんです!三人で!
そもそも当事務所、繁華街の立地とか豪華な応接室とか見目麗しい事務員とかそーいったおカネのかかる要素とは強烈に縁遠く、市外のお客さまからは『(名古屋)市内にあることが信じられない』という心ない言葉を浴びせられる体たらくなのですが、そんな僕でもつらいのが
椅子が三脚しかない当事務所にお客さまが同時に三人来る
ということなのです。
しょうがないので手持ちの椅子に加えて、椅子とは言えない腰掛けひとつを動員してなんとか対応できてはいるのですが、正直少々情けない気はします。
さて居宅兼用間取り3LDKの当事務所、通常は玄関に一番近い北側の部屋(収容人数3名)を相談室としています。
この場合は、写真に写っている奥側二つの椅子を来客用、自分は腰掛けに座り、写真一番手前の背もたれの高い椅子は見えないところに隠しておく、というのがパターンなのですが、三人でやってくるこのお客さまがたにはそんな姑息な工作すら通じません。
ですので、ある程度親しくならないと通さない南側のLDKに、執務で使う机を出し、手持ちの椅子全力出動でなんとか相談スペースにしています。自分の事務所の機材の貧弱さに、思わず笑いがこみ上げてきました。
ところで写真の一番手前の椅子、知ってる人はご存じのDuorestなのですが、少々お高いだけあって非常に快適な掛け心地です。ところでこの椅子、作りがいいだけあってお客さまでも補助者さまでも、この椅子に座ってる人ってちょっと偉そうに見えてしまうのが…ちょっと可笑しいんですよね。
今日も実は、一人で楽しませていただきました。
2020.12.01修正
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