労働裁判事務統計を更新しました
今月も、『すずきしんたろう事務所労働裁判事務統計』を更新しました。遅れていたのを一気に出し切ったこともあって、新規の申立て3件出荷は創業以来初の記録です。のこり3件の作成中書類のうち、1件は最近相手方の最終回答がでてきたため年内提出、2件はタイミングを計った結果来年早々に仕掛ける予定のもの。よって事件として係属中のものが一気に倍増し、来年上半期は結構忙しくなりそうです。
現時点ですでに、12月7日に栃木→次の日大阪、しかも大阪では出張相談も設定済、ということになっているのですが、いま係属中の6件がてんでバラバラに期日設定されたときにはちょっと恐いことになるやもしれません。おそらくは、この6件プラスもう数件が同時に管制できる限界でしょう。同時に10件継続的に見ながら毎月かならず準備書面を作る、なんてことになったらたぶんパンクです。
まぁ、事案によって個性がありまして、必ず行かなければならないもの・必ずお客さまがお金を出してくれるもの(笑)・さすがにそこまでする必要がないらしいものがあって、もう少し増やせる気もします。やっぱり一番厄介なのは新しい依頼を受けて、一番最初に裁判所に提出する書類の作成であり、相手方のペースが遅ければ事件係属後の準備書面は作らない期日も結構ありますからね。これに対して全く新しい申立ての場合は、準備に1週間吹っ飛ぶこともままあります。
でも?
これまた経験によって気づいたのですが、そろそろ書類の使い回しができるようになってきました。
たとえば、勤怠入力し割増賃金額を算出するための別表群、とか。
請求原因別に、窓口で読みやすいと言われた主張いろいろ、とか。
これらを上手く整理して、これまで厳密に一品ものの書面を作っていたのを若干画一的にすると、作業速度が一気に上がるな、とも思えます。そうなると今度は、何を言ってくるかわからない相手に言い返す準備書面の方が作成が面倒になるのかもしれません。このあたりのことをどうするか、も年末年始に考えてみたいところです。
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