実は実はといわれても
お電話でご要望どおりの手続きを行ったとすると、融資実行の時点で僕は、詐欺罪の共犯になります。今日はそんな話をします。
この商売をやっていると、時に強烈に身勝手な問い合わせをかけてくる奴がいます。
彼らに共通するいくつかの特徴としては
- 語調は至って真剣だが、都合の悪いことは聞こうとしない
- いままでの選択が間違ったのは他人のせい
- 知識の内容は致命的に中途半端
- 当ウェブサイトの記述など読まない
- 電話番号は非通知でかけてくる
- 無料相談に応じるのは僕の義務であり、応じないのがおかしいという態度
- なにか手続きを勝手におこない、順当に失敗して現実を垣間見た
・・・こんな感じ。まともに張り合うと、とーっても不毛なやりとりになるのですが、対応をあやまって巻き込まれました。大失敗です。数ヶ月ぶりに、28分ぶんの電話代と時間をむだにしました。
相談内容は言いませんが、権利登記手続きと訴訟制度をもてあそぼうとする、まぁ正当性皆無なしろもの。あまりの身勝手さに相談やってて怒りがこみあげたのは、ほんとうに久しぶりで、今年に入ってからは初めてのはずです。直接相談にこられていたらたたき出して塩をまかねばいけない、ということで受話器を当てていた耳を洗ってきました。そりゃもう思いっきり。
昨日のブログにも少々書きましたが、品位保持や守秘義務は当然としても
制度を濫用して不正な申立てを起こすことを目的とする相談は、すべてくだらないと思います。
~と、電話の向こうに断言したらさすがにあちらさん怒りまして(笑)あるいは相談過誤として苦情が上がるかもしれません。犯罪志願者にも相応のプライドはある様子。というよりプライドがあるからこそ、公正証書原本すらごまかしたい、のでしょうか。
というわけで、あしたいきなりこのウェブサイトがだれかのご指導により軒並み消えていて廃業ご挨拶が掲示されていても、不思議に思っちゃいけませんよ、皆さん。
ただね。
このウェブサイトのどこにも、自分に都合の悪い○○登記およびその抹消登記がなされた履歴を不正に抹消して不正に融資をうけるやりかたを出してもいなければ、そんな不正のために相談に応じるとも言ってないっ(超激怒)
しっかしなぁ…こうした法律関係手続きって、不純な動機で選択をあやまって中途半端にやったら、最終的にものすごくわかりやすい形で失敗する、その結果数百万円の権利を失ったり警察署からお呼び出しをうけることになったりする、そんなことも現実にあるんだけど…それがわからんのかなぁ。嘆かわしい限りです。
僕も人が良い方ではないのですが、あとはこの闖入者に「電話代と相談料払ってくれ」、と言えるようになれれば、少しはこの事務所も経営が上向くでしょうか。
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