『私もそう思ってたよ。』
献辞
この記事は、次の二人のお客さまに捧げます。本日をもってわたくし、皆様方に敗北したことをみとめます。
- T区 M様
- K市 N様
※おことわり
この記事は、上記二人のお客さま以外の人にはいささか要領をえないはずですが、こと今回ばかりはそれで全然かまいません。記事としては7月3日付け『この顔に、ピンときたら…?』の続きであることを申し添えます。わかる人には、わかるでしょう。
さて、僕の実家は静岡県富士市です。事務所は名古屋市ですので、首都圏方面の出張にからめて実家へ帰省する機会がだんだん増えてきました。今日も一ヶ月半ぶりに、帰ってきたところです。
いつものように両親に、(息子がはじめたこの商売が、決してアヤシイモノではないとご理解いただくために)仕事であったいろいろなことを話していた夕食前。ふと気づいて口にしてみました。
軽い冗談のつもりだったんです。
絶対に否定してくれると確信していたんです!
「そういえばね、最近僕より歳が少しうえの女のお客さんに(僕の)ホームページに出してる写真が『○○子さま』に似てる、って言われることがたてつづけにあったんだけどさぁ?」
わたしもそうおもってたよ。
↑母上のお答えは近年まれに見る、自信に満ちた即答でした。こちらの期待と逆の。
おー…
かーあー
さぁーん!?(←裏声)
予期せざる完全敗訴の判決言い渡しを受けて、こっちは動揺まるだしです。責任者出てこい!って言いたい気分ですが、よく考えたら言った相手こそ、僕をこの世に送り出した文字通りの最高責任者だったことに気づきます。父上は、楽しげに微笑んでいます。
かくて完全に、退路は断たれました。母上の言によれば
「あのひと(僕が似てるらしいお方)が世に出てる頃からそー思ってたけど?」
こともなげにそうおっしゃる。33年生きてきてまだ、親から打ち明けられて衝撃を食らう事実ってあるんだね、とあらためて納得しました。
そしてこの瞬間、ときに平成18年8月14日。上記二名のお客さまと僕とのあいだに同時多発的に闘われた『(あのお方に)似てる×似てない論争』は、ついに終止符を打たれたのです。僕が彼女らの軍門に下るかたちで。
- 最初のお客さまに言われたときには、てっきりからかわれているのかと思っていました。ごめんなさい。Mさん。
- 次のお客さまに言われたときには、偶然の一致だと信じることにしました。
- 三人目以降のお客さまに言われるようになって、ブログのネタにすることに決めました。
そしてまさか、自分を生んだ人が一番はやく着眼していたとは(泣)
本件をめぐっては中学時代より人生の半分にわたるつきあいがある親友にも水を向けてみたことがあったのですが、こちらはじつにあっさりと否定してくれており、僕としてはいささか意を強くして今回の両親への発言に至った経緯があります。それを文字通り秒殺してくださったのだから、これはもう、ネタにせずにはいられません。
さ、上記お二人のお客さまの、当ブログのチェック頻度からして、おそらく数日以内に、速ければ今晩中にも、木曽川の向こう(当事務所からみて)にある二カ所のお客さま宅で凱歌があがることでしょう。
ええ、わたくし負けました。つきましては祝杯用にエビスビール350mm缶1本ずつを進呈いたしますので、次回来所時にそのようにお申し付けくださいませ。
なお本件については上記お二人のお客さまには、なにか気の利いたコメントをいただければと光栄に存じます。水に落ちた犬を叩くようなものでなければ、ありがたいのですが。
あと、上記お二人以外ですでにお気づきの方についても、それぞれ適当に楽しんでやってください。そして、あなたが気づいたことに目をつけていた人は、あなただけではないと安心してください(汗)
でもなぁ。
なにか今ひとつ、納得できないんだけどなぁ…だめ?
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鈴木先生、T区Mって、ワタクシの事ですよね。悪夢を見せた… 敗北宣言が少々遅かったような気がするのは気のせいでしょうか。T区サイドでは、「○○子様に似てる」という事を伝えたいだけの為に、先生に依頼をお願いすることのないであろう人々にまで既にこちらのブログを案内し、賛同を得ておりますのに。。。フフッ..それにしても流石、母上君!ですね。そうそう、つい最近、テレビで○○子様を拝見した時は、思わず、「あっ、先生だ。」つぶやいてしまいました。先生の手を振る姿をいつか拝見させてくださいね。
投稿: T区M たぶん私です | 2006年8月17日 (木) 19時01分