ここはうだつの上がる街
とおりを一つ入った途端に、時間が一気に戻りました。
黒い壁。
狭い道。
艶やかな瓦の二階家が続きます。
醤油で煮しめたような婆さんが道の真ん中をゆっくりゆっくり歩き、フィールドワークの女学生はノート片手に、軒先の一点を見詰めて微動だにしません。不幸な僕は次のバスの時間を気にしながら、でもささやかな贅沢として、少し回り道をしていくことに決めました。ちょうどお昼の時間なのですが、うっかり腰を据えると動きたくなくなりそうな気がします。いつかまた、この街に来るとしましょう。バスはこの、美濃市から南へ、岐阜に向かいます。
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