ハードディスクがありません。
だそうです。快晴の昼下がり、非冷房の事務所で嫌な冷や汗が
どっ
とばかりに吹き出してきました…しかしながらこれは、ネタになります。
前兆はありませんでした。言ってきたのは当事務所のコンピュータで、名称は『早鯖84号』。間抜けな名前の由来は早いサーバー(AthlonMP 1200を搭載し当然ながらDual Cpu運用していたため、当事務所随一の処理速度を誇った)で臨時運用中の4号機、という…誰に説明しても目を点にされるのですが…臨時列車が80番台の番号、というのは鉄道ファンでないと理解不能だし… それはさておいて。
当事務所で現在運用しているPCは、デスクトップ3台(予備機2台)+サブノート1台。いちばん高性能なこいつにA3対応スキャナと同じくA3対応インクジェットプリンタ(といっても『おはようのない事務所で』のころに買った年代物)を統制させ、LAN直結のA3ページプリンタと組み合わせてコピー機にしているのです。
今日も軽ーい気持ちで電源を投入したら、BIOSチェック→SCSI機器接続を確認していきなり
Operating System Not found
とのご託宣。というより無通告無期限ストライキへの突入を宣告されてしまいました。ためしWindows98SEの起動ディスクを突っ込んでみたら、FDDからは立ち上がるけれどもタイトル通りのメッセージが。
さてコピーそのものは急がないし当分は重たい画像処理をする事案(証拠書類が佃煮にするほどある訴訟とかね)がないのでこの早鯖84号が止まっていてもいいのですが、10年もののPC-9821Xa10やゴミ箱から拾って救ってきたPC-9821V200と言った初代ペンティアム搭載機より先にこいつが逝くというのが許せません。思えばこいつは創業時に買ったいくつかの(中古の)備品の一つとして、期待を裏切らない活躍と時々の大失調でいろいろタノシイ経験を積ませてくれたのですが(自作機初経験のマザーボードがTyan Tiger-MP、ってのが教育上よろしいか否かは考えないことにして)、現時点ではハードディスクへのアクセスが完全にできない状態のご様子。
さーてさて。HDDには3つとってあるうちのバックアップの1つがあっただけなのでよいのですが、このマシンをどうするかは考え物です。動作クロック200Mhz機が主体の低レベルな事務所とはいえ、一機だけハイスペックな機体を配備して重作業は一切そいつにぶん投げる、ハイ・ローミックスが有効なのはわかっているのですが、今回みたいな支障が頻発するようなら導入3年で買い換え、も考えなければいけません。購入価格そのものがヤフオクで39800円、だったうえに添付されていたグラフィックボードを5000円で、USBカードを2000円で売り払ったので廃棄して懐が痛むわけでもないのですが、なにかもったいない気がします。
ですので今日からしばらくのあいだ、瀕死の早鯖84号機と遊んでみることにします。首尾よく蘇生できれば、最初っからジャンク扱いだったケース(CD-ROM等があるべきフロントに何もなく大穴があいている)を新調してあげてもよい、と自分に言い聞かせて原因の切り分けに入ります。
その前に、2時からお客さまが…
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