ケーブル一本なくしただけで…
あやうく事務所が崩壊するところでした。あぶないあぶない。
さてこのブログの表題のとおり、僕は自称旅行書士なのですが、こと出先で仕事するという点では、世に向かってそう言えるだけの機材を保有し実際に運用しています。
- サブノートPC(CASSIOPEIA FIVA 102 CPUが233MHzのブツですぜ)
- モバイルプリンタ兼シートフィードスキャナ
- 携帯電話用ファクスモデムカード・無線&有線LANカード
~ま、これだけのものがありますと、あとは紙とペンと職印、職権請求用紙と司法書士会の証紙(事件割りの会費の納入につかいます)とAC電源があればどこでも事務所が開けるわけで。コピーもファクスも印刷も、もちろん訴状や抵当権抹消申請書の作成&附属書類作成複製もできますからね。いずれも数世代まえの装備ではあるものの、『その時点での』戦力として均衡はとれている、という形になっています。
しかしながら、新幹線のようにいつでも電源供給を受けられる交通機関に寄りつかない以上必然的に重要になってくるのがPCのバッテリーです。以前は標準装備のもので2時間使えるだけだったのですが、昨年意を決してSlim60なる外付け汎用型のバッテリーを買いました。これによりPCへの給電能力は、本体のバッテリーと併せて9時間超を確保。名古屋から東京まで高速バスで往復するあいだ、ずっとPCを立ち上げて入力や起案をしていても大丈夫なことになりました。
文字通り、この事務所に対して旅行書士への扉を開けてくれたこのSlim60、なんの不満もないのですが…ついにやってしまったのです。
そう、バッテリーからPCへの電力を供給するケーブルを無くしたのです(号泣)
気づいたのは昨日、静岡からの帰りのバスでのこと。思わずぶっ倒れそうになりながらも、とにかくふて寝に徹して名古屋まで帰ってきます。早速オプション部品の発注をかけたのですが、今週は水曜日から九州へ出張です!はたして間に合うのか?
この、一本15センチ程度のケーブルがなければ、せっかくの外部バッテリーもタダの板、です。移動しながら他の仕事をする、だから出張日当が安くて済む、という当事務所最大の売りが発揮できません!
ま、最悪でも名古屋から大阪まで内蔵バッテリーで2時間作業、大阪南港から新門司まではフェリーきょうと2の展望ストリートでAC電源の供給をうけ(ここのコンセントは船客に開放されています。名門大洋フェリー万歳)、往復とも船にしてしまえば一番まとまった時間を一番安定した電源供給下で過ごせるからいいか、と思ってもみたり。
と、悩んでいたのは30時間ほどのこと。このバッテリーの発売元はなかなか良い仕事をしてくれるようで、今夕発送の知らせがとどきました。やれやれ。危うく旅行書士を廃業するところでしたよ(ウソ)
いま、このSlim60の16ボルトを13ボルトに降圧してモバイルプリンタに電源供給すべく、定電圧ユニットを試作中です。うまくいったらそれこそ、山の上でもバスの中でも、大部分の仕事ができるようになるかもしれません。普通列車のなかで、膝のうえのPCから網棚のうえのプリンタに赤外線でデータを飛ばしていきなり印刷作業なんぞおっ始めた人間を見かけたら…僕かもしれませんよ?
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