振り向けば、そこにあなたがいた
09:21
乗客3名。バスは町役場前のバス停で僕を放り出すと、そそくさと走り去りました。
南セントレア市、などというわけわからん合併騒動を免れたこの静かな役場。戸籍謄本担当部署はどこも1階にあるものです。ここで、まずは除籍の謄本を請求します。
他に請求をかける者がいるでなし、少々能力をもてあまし気味のコンピュータシステムは、ものの数分で謄本をプリントアウトしてくれます。職員のお姉さんに礼を言って記載事項の検討を始めます。
安心材料だったのは、この請求でただちに『つぎの行き先』が見えたこと。それが佐賀県だということは、想定内のことです。別にどうということもありません。
意外といえば意外だったのは、戸籍のデータそのものはこの町役場にあっても、関係者は全員いまは『名古屋市』にいるらしい、ということ。
少なくとも、ここから相続人を追うには名古屋にもどることが必要です。探していた相続人は、実は事務所の所在地にいた、ってのはなかなか…うまく引っ張り回されている気もしますが、以後の仕事が楽になる、それを喜ぶべきでしょうね。
さてこれからどうしよう。素直に名古屋に戻るのも一手ですが、行った先でさらに他県に転籍かなにかされていたらどうしようもありませんよ。一方で、名古屋市内から動いてないなら来週いつでも調べられます。
ということで9時37分。除籍謄本1通原戸籍謄本1通現在事項証明書1通附票1通を取得して、当地での調査は終了することにしました。
この役場前を通るバスは、1時間に一本。3つ先のバス停が、山を越える路線と海岸を走る路線との乗り換え点です。ちょっとここまで、歩いてみましょうか。どうせ今日は、20時までに大阪南港に行っていればよいのですから。
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