旅の終わりは、仕事の始まり
恋の終わりは、旅の始まり、と言ったら辛島美登里『春は旅立ち』の冒頭の一節なのですが、そこは32歳独身男性結婚歴ナシ彼女ナシ自称旅行書士の限界、そうそう人のこころに訴えかけるような展開にはなりませんで。
13:05
唐津市役所にて、たった今最後の改製原戸籍の請求を終えました。戸籍、という記録をとおして一人の(顔も見たことのない)人をおう旅の終わり、でもあります。あいにくの雨ですので、宿泊先でゆっくり仕事してあした遅めにチェックアウトし、ゆっくり小倉に移動しましょう。明日20時発の、帰りのフェリーの予約も取れました。
さあ、あとは、残りの相続人の所在をさっさと確定して連絡をださねばいけません。むしろ本当に難しい仕事はここから、ということになります。連絡を受ける人にとっては晴天の霹靂なのですから。
とりあえず、明日のフェリーまでの時間は、公私混同して少々楽しむ(と、言っても仕事せずにバスに乗るだけですが)ことにさせてもらいましょう。どうせ出張日当を請求しているわけではありません。というよりまだ、一円ももらってません。
〜この依頼の、費用および報酬の請求について。
依頼人の状況に鑑みて、本件依頼では実費はすべて当方が立替負担し着手段階でお金を受け取らず、公的給付の受給があった場合にのみ、実費および料金としてその一定率を申し受けるかたちになっています。
これは、まぁ僕が社会保険労務士(つまり、なんらか社会保障制度からの給付を発見してくるひと)だから可能な設定なのかもしれません。
ただ、これこそがよそのごくフツーの司法書士・弁護士達と比較した場合の、当事務所の売りだったりもします。人の死亡、というライフイベントで重要になる法律職能は、実は税理士より社会保険労務士だと考えているのですが…皆さんそうは思わない(泣)
ま、そのへんのご理解が素人さんも専門職もイマイチ貧弱なのをいいことに、相続『財産』をめぐってにらみ合いをやってる脇で放っておかれている年金手帳&厚生年金基金加入員証を、人畜無害な顔してお預かりしてくる…実はそれが一番価値があったり(笑)
さ、そちらも調査調査♪ いずれにせよ、もどったらいろいろやらねばなりません。戸籍のいじり方とその影響については明日の船の中でゆっくりまとめて明後日のブログにするとして、今晩はもう休みます。
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