本年 初勝訴!
↑ってことはこの4ヶ月なにやってたの?もう5月も中旬だよ、という突っ込みはナシにしてください。
単に依頼が少ないから勝つ回数も少ないだけです(なお悪い、って?)
正確に申し上げますと、今年にはいってから依頼として終わった訴訟は今日の1件だけですのでご安心を。
さてのっけから言い訳モードに入りかけましたが(笑)きょう遠くの某簡易裁判所で、一つの訴訟が終わりました。例によって労働事案、かつ敵にはしっかり弁護士がつき、こちらは裁判書類作成を行って本人訴訟、というかたちです。訴状提出から半年を要しはしましたが、お客さまは2回しか期日に出席していない段階で終結しましたので、『専門家・同業者から見れば』まず文句のないラインに到達しているのではないかと。
気づいた点。
●当事務所ではよくあること、と数日前のブログでも書いたのですが今回も裁判所から、『(この期日で和解できなければ)地裁に裁量移送する』旨示唆されたこと。この県の簡裁では昨年にも言われました・・・その可能性をちらつかせながら和解に誘導する、という気風なんですかね?
●敵の弁護士。東京に事務所をお持ちで労働新聞だのスタッフアドバイザーだのにちょくちょく寄稿していらっしゃる、まぁこの分野(経営側からの労働紛争対処)ではメジャーなお方、ということで内心僕もビビっていたりしたのですが、それでもやっぱり、ちゃんと勝てるのね、と再認識できました。人事労務系の雑誌を見るたびに毎月どこかでお目にかかるので、そのたびに(被告代理人、というお立場での書き物とのあまりの違いに)おかしいやら腹立たしいやら、複雑な気分でしたが、今日からはちゃんと笑って読み流せそうです。つまりそういうもんなのね、と。
●ただし、この弁護士さんの『終わらせ方』はさすがに見習うべき点がありました。先々週北関東某県地裁で見た、数百キロ遠くから来て手ぶらで帰ったお間抜けさんとは全然違います。
●ところでこの人の事務所のファクスに送付元として『○○法律事務所 民事公判係』とヘッダがついているのを見て
→つまりこいつの事務所には、刑事と民事と二つ以上のファクス機があるのかよ?
と妙なところで鬱になりかけましたが(汗)
ご家庭用のファクス1台きりの当事務所でもちゃんと勝てるんだね、と、思わずうちのファクスをナデナデしてみたり(ウソ)
ところで、当事務所から鉄道営業キロで800kmほど離れたところにお住まいの、今回のお客さま。僕があちらに出向いて打ち合わせ1回、傍聴1回を行っておりますが、当事務所にお越し頂いたことはありません。
うーん。
うっかり見せたら愕然とされかねませんね。こんな粗末な事務所だったのかと。一度同業者に『あまりにも(備品が)なにもないので』驚かれたことがあります。
まぁ肝心なのは、きっちり仕掛けてきっちり勝って終わる、という実績ですからよしにしてもらいましょうか。
そしてお客さまからお金をいただいたら、
一つ切れている蛍光管を、新品に換えましょう。
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