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2006年2月

応援したいお客さま そうでないお客さま

 依頼がくればなんでも受ける、というだけの作業能力も意向もないこの事務所、現在作業集中に伴う渋滞中です。ブログの更新ができないのは大体いそがしいときなのですが、先週後半は文字通り『忙殺』。

 よく考えたら今月は前半3分の1は『出張街道まっしぐら』、後半2分の1は『裁判書類一直線』それぞれ、依頼電話受付の休止をしておりますので事実上依頼の受付をしてた期間は6分の1しかない計算?そこに無理矢理わりこませた緊急出張案件(スピードとテクニックが命の、最大難度の仕事です。成功したらお客さまに許可をもらってネタにしたいです)のおかげで、本当に対応余力がなくなりました。この方の依頼には、どうあっても受けねばならんと思わせるものが…ありましたので。

 そんななかで、昨年から続いていた依頼人さんとついに取引休止に踏み切ることにしたものが1件。よくあるパターン(決して好きじゃない)ですが、問題の核心は男性だが女性のほうが間に入ってこちらとの連絡にあたるカタチのもの。現在ではこうした形での依頼処理は当然、一切お受けしていません。夫婦であれ恋人であれ友人であれ従業員であれ、間に他人がはいると話が不明確になるので。

 結局のところそれも、男のやってることをよくみたらどうにも受け入れられない違法行為があるもので、こっちに飛び火するのを避けるためにいったん距離をおくことに決定した次第。数ヶ月前に一度、やっぱりそんな理由での依頼打ち切りがありました。

 この仕事をやっていく大原則として、『お前のなにがどう忙しいのかは知らないが、依頼する以上は直接話を聞け!』ってのは今後も守ります。間にだれかはさむ、ってのはもうお断りです。

 逆にお客さま方は、『忙しいから私は話を聞けません。事務員にしてください』なんて自称法律専門職には、近寄らないのが無難、ってこと。この点で、規模ばかり大きなローファームが必ずイイとは思えないのですよ。

 この商売、よっぽどお客さまと仕事を選ばないといけません。この依頼人が立ち直る気があればまた説教しにいかねばならないし、肝心なこの男の周りでは善意の人たちが動き出そうとしてくれている…のがわかっているのかいないのか(怒)この人の書き物を読むとなんとも呑気なことを書いてあって思わずアタマを抱えたりもします。

 ともあれ、とりあえず先週からの繁忙状態も、この依頼休止の処理完了で一段落、今日も今日で仕事山盛り♪なんですが、精神的にラクにはなりました。

春の便りは、とよのくにから!

 とよのくに簡易裁判所は、当事務所から青春18きっぷで普通列車を9回乗り継いで約14時間、そこから夜行の船にのって早朝に着く、そんな町にあります。

 僕がその裁判所まで行ったのは、もう一ヶ月以上まえのこと。裁判官殿も書記官氏も、なんやら珍しいモノを見る目で傍聴席に陣取った僕を見てました。たぶん、名古屋からとよのくに簡裁まで傍聴に出てきた司法書士、なんてのは空前絶後なんだと思います。もちろん、僕が訴状を作って事件がはじまった労働訴訟の第一回期日の傍聴です。

 いや、正確には第一回、でさえありません。この訴訟についた東京の被告側弁護士が、この訴えをとよのくに簡裁から1000キロも離れた東京簡易裁判所(被告会社の本社は東京なので)へ移送しろと申し立ててきたからです。これをうけて、事実上の意見聴取の場として開かれた法廷。その移送申立を裁判官がどう受け止めているか見極めるのが、とよのくに簡裁に出向いた理由です。

 さてこの場では、裁判官殿の態度として『原告側がどういう意見をだすのかともかく、移送に反対したいならとりあえず意見書をだしてみてください』と言った感じ。正直ちょっと冷たい感じかな?とも思いましたが、ともかく原告側司法書士である僕は、全十数ページからなる意見書で移送反対の論陣を張りました。この提出が1月末。

 途中ちょっと人に言えない(裁判所の態度がこっちよりになってくることが感じられました…同業者さんならわかりますかしら?言えませんよねこれは)展開もはさみつつ、今日お客さま方から『決定書』が届きました。曰く、

主文

1 (被告の)本件移送申立を却下する

と。

 この決定書も十ページ超のもの。中身は言えないのですが、裁判所はこっちの期待に150%こたえる判断をみせてくれました。今後の流れを確認のために書記官氏に電話した最後に、『(原告さんも司法書士も)二人ともめちゃくちゃ喜んでる、って裁判官に伝えといてくださいよ♪』と思わず申し添えたものです。

 まだ敵の弁護士にはこの決定に抗告して争う道は残っています。ですが訴訟の冒頭で、この決して態度がいいとは言えない被告会社&代理人弁護士に対して僕のお客さまが貴重な一勝を奪ったことも確かです。それと同時に、当事務所今年初の対弁護士勝利事案、でもあります。

嬉しいですよ。そりゃもう!

※『とよのくに簡易裁判所』は、この名前では実在しません。それ以外は実際にあったお話です。素人いじめみたいな移送申立をぶつけてくる弁護士もいれば、ありもしない懲戒処分で退職金を踏み倒す会社もあり、でも、それに抗して戦う本人訴訟の原告もそれをサポートする代書やさんもいる、ということです。

司法書士の料金

・・・とは、普通言わないのよ、という話です(笑)

この語句でまじめに検索してここに来てしまった方、すいません。ただ、当ウェブサイトの料金表示は一応見られるものにはなってますので冷やかしに見てってもらえればと思います。

さて、では正確には(業界内では、というべきか)、どういっているか。『報酬』といいます。

ですので当ウェブサイトでも、肝心なところでは『料金(報酬)』と併記したり、あるいは『報酬額表』という表現を用いています。これは、司法書士法施行規則第22条で「(略)報酬の基準を示さなければならない」と言っている表現に合わせたから。

ならばなぜ、料金というコトバをわざわざつかうのか。そりゃ理由なんて一つしかありません。

検索でこの語を使ってくるお客さんを引っかけるためです!(穏当な言い方ですと、一種のSEO対策です)

これって結構効果的でして、1ヶ月のアクセスログで検索語の使用頻度を見てみると

  • 第一位 司法書士
  • 第二位 給料未払い(ま、このへんは当然でしょう)
  • 第四位 料金
  • 第六位 報酬

以下、

  • 27位 登記料金
  • 40位 報酬額
  • 75位 司法書士報酬

100位までで、料金・報酬の2語が出てくるのはこれだけです。

さてこうした姑息な操作であっさり最適化されてしまうのか、Yahoo!では本日現在、

  • 『司法書士 料金』 で3位
  • 『登記 料金』で7位
  • 『相続登記 料金』で1位
  • 『抵当権抹消登記 料金』では13位

につけています。googleではかなり厳しいのですが、この辺は検索エンジンの個性でしょうか。

 この辺の妙な知恵を生かして何かできんかな、と考えています。もともと『給料未払い』ってのも司法書士業務としてはマイナーな分野、ですからね。債務整理だの抵当権抹消だのといった超激戦区で勝負する気はないので、この辺では当分の間検索エンジンからお客さまを引っ張れると思っています。

 ただし。近々試験的に抵当権抹消登記の『料金』を京浜地区の一番安いところ並みに落っことしてみたい、と思案中。それに合ったシステムを組めれば十分いけそうな気がしますから。もともと電子マネーやクレジットカードでの決済ができるようにしたのは、お値段での叩き合いをやって(短期ではさらに一歩)長所をだせるようにとのことですから、これをそろそろ使ってみませんと。できれば春頃に、一発仕掛けてみたいところです。

祝 PDF文書出荷開始

 当事務所のPC環境は、口で言うとかなり貧弱です。現用主力機はPC−9821V200(初代ペンティアム200Mhzですぜ)でWindows98SEを走らせて、ワープロは一太郎12、表計算は三四郎9、データベースは五郎9、あとはフリーウェアを適当に使って訴状から就業規則まで作ってしまう状態。マイクロソフト製品をなるべく避けることが最大のPCセキュリティ対策だと思っています。メーラーもShuriken4です。

 当然ながらお客さまが運用しておられるワープロや表計算との互換性に苦労させられます。ここ数週間、なぜかどちらも『九州』(関係はないはずなのですが)に出荷する書類を巡って、だいぶ不便な目に遭いました。

 そんなこともあって。前々から課題ではあった『PDF形式でのファイル発送』を、ようやくできるようにしたところです。使用したのはPrimoPDF。タダです。タダ!(ま、つまりお金ない、ってことで)

 ですがPC−98というプラットフォームだからでしょうか、インストールにあたって以下の問題が生じました。

1.最新のバージョン(2.0)をいきなりインストールしても、スタートメニュー→設定→プリンタ で、『アイコンが出てこない』。つまりインストール失敗。

2.旧バージョンをインストールすると、プリンタメニューにアイコンは登録されるが印刷動作させると、『DLL invailed』と言われて作業失敗。

3.苦し紛れに、いったん旧バージョンをインストールしてから新しいバージョンを上書きインストールしたら『成功』。

 ためしに、このPC−98withWindows98SEでPDF化した文書をWindows2000(一応ありますよ 2台ね)で見てみましたが、文字化けも生じていない模様。インストール時のデフォルト設定のままであれば、文字コードの違いでなにか問題発生ということもないようです。

 さぁ、これでようやく僕のほうもお客さまにも余計な苦労をさせずに済むようになりました…ですが。

 やっぱりお客さまもこのブログを見ていらっしゃる模様です。ここ数週間のうちに無駄な作業をさせられた九州方面のお客さま・・・

 ごめんなさい!(あしたからはPDFで行けますんで)

仕事は終わるし 空は青いし

 思わず一息ついてみます。嵐のまえのなんとやら、なのですが平和な夕方です。

 仕事の方は今日が納期の書類を一つ送って、西の方の裁判所へ送る書類はこれで全部。こちらの案件はたぶん、向こう1〜2ヶ月は新展開なし、といったところでしょう。

 ですが今度は東の方であたらしい依頼がスタート。まず水曜日を目途として、ちょっとした書類を作らねばなりません。それと平行して賃金計算1年分(うぉ)。そのほか登記申請あり(と、言ったって今月2件目)、今日も一人相談のお客さまあり、敵の弁護士から回答待ちの当事者照会あり(こんなときには、しばらく回答が遅れてくれることを願います)、さらに、当事務所では珍しい『労働紛争ではない裁判事務』の作業ありということで、今日久しぶりに『一部の依頼の受け付け停止』をウェブサイトにだしてみました。とりあえず1週間見ておけば、この利益無き繁忙も改善されるでしょう。

 しかしまぁ、仕事があるだけ贅沢ってもんです。来月で、司法書士登録2周年。2年前ならこの時間、ひまでひまでしかたがなかったし、去年は去年でまだ商売としては立ちゆかなかったわけだから。さ来月にはまた栃木まで出張させてもらえるようですし、いまは淡々と選んで仕事をしていくとします。

おまえの言うことは聞けないが見積もりは出せ、とおっしゃる?

 ごくたまーに、ですが、思わず依頼拒否したくなる(厳密には『あんたの仕事なんかイヤだから受けません』というのは司法書士法21条で不可なので、依頼人側から他に行くように誘導する)相談がやってきます。

 今年初の、そうした問題事案発生。記憶に残るような強烈なやり方でコケにされました。

 なんでも僕が作る割増賃金支払い請求訴訟の訴状を、自治体が関与する施設の無料相談の弁護士にチェックさせたいんだとか。(ふざけんじゃねー!)

 この発言がどれだけ馬鹿げているかは、現在までに当事務所に労働事案の裁判書類作成をご依頼頂いた方には具体的にご理解いただけるかと。それに、人が十数時間かかって作るものをせいぜい30分の無料相談でチェックさせられるという発想がスゴイです。

 もちろんこんな素人考え実行したら向こうの弁護士とその依頼人の間でおかしなことになるに決まってるので、とりあえず『見積もりの前に、そちらの担当弁護士の承諾をとってください』と申し上げたら…

 不可能です

 とにべもない答え。土曜日にこちらから要請をかけて日曜日の回答ですので、不可能もなにも、最初から相談機関とも弁護士とも調整なんかやってない!こんな奴に訴状なんか作って渡したらどこでどう使われるかわからない!ってんでこの件は放置しておくことに決定です。見積もりだと?計算するだに馬鹿らしいや。

 こちとら偽造建築士じゃないんだから、仕事とお客さまは自分で選びますよ。意思も感情もあるんで、わけのわからない仕事はお金を積まれてもできないんです。・・・ってことをおわかりでないご様子。そんな事務的な態度じゃ、確かに他の相談機関でも蹴られるだろうよ、とその人にいう機会はもう、ありません。ただ相談時にその体験談を聞いて不可解だった(その相談機関でそんな対応が出てくることが信じられなかった)のですが、あらためて納得できた気はします。

 まぁせいぜいお金を積んで、自分の思い通りに動く奴を雇ってもらうとしましょう。

 しかし。一応今後のために『どうしても受けたくない依頼人にしめす料金』ってのを決めておく必要がありそうだなぁ、と、今回の事件で思いました。要するに料金以外には全然興味ない、とにかく見積もり出せ見積もり!って奴に出会ってしまったのでね。さしあたり労働訴訟でも枚数計算に徹して徹底的に請求する条項はすでにあるのでこれをめいっぱい活用するのが現実的対応、でしょうか。これなら既存の報酬額基準の運用だけで対応できます。そんなことを実際考えねばならないことが、嘆かわしいというだけで。

 思考をむりやり切り替えます。ちょうどいいタイミングで、先日傍聴に行った栃木のお客さまから『餃子』を頂きました。福岡に送る書類もできたし、少々遅い晩ご飯です。

 補足

 世の中には、「言ってることは間違ってないがどうしてもその人に協力する気になれない」雰囲気をまき散らして歩く人、というのが実在しますね。わかる人にはわかると思います。

 そういう人に会ってしまったとき。僕は残念ながら、その人のために時給換算数百円で訴状作成に当たる気には、なりません。別に依頼が取りたくて労働紛争関連の裁判書類作成料金を安くしてるわけではないんで!

絶好の労働相談日和

 というものは、無いんでしょうか…?窓の向こうは雲一つ無い青い空。

 現在、マクドナルド大宮西口店3階に腰を据えています。同店の無線LANからのアクセスは、灰色公衆電話にしがみついてダイヤルアップに必死だった昨年までとは雲泥の差。100円のコーヒーで無線LANの設備を貸してもらえるのですから、大変結構なことです。

 そろそろ朝8時。お客様がいらっしゃる時間です。

明日の相談は3件です

 日曜日の時点では今日は雪が降る予報だったのですが、地上7階の当事務所からはいま、気持ちのいい夕焼けを見ることができます。

 たぶん今晩の中央高速道経由での夜行バスの旅は、平穏なものになるでしょう(いや、これだけが心配で心配で)

 なんと言っても、明日はなかなかハードです。あさ7時に大宮についたら直ちに、新しいお客さまと出張労働相談2時間。その後昼過ぎから他の既存のお客さまの相談でたぶん3〜4時間。さらに東京で夜から、新しいお客さまと出張労働相談1時間。(しかも場合により延長有りってことで)

 相談3件が1日に集中するのは平常時にも珍しいのですが(というより4件以上対処できません)、それを出張先で、しかも上記3件はすべて違う場所に機動して行うとは…嬉しいような悲しいような。上記2件の新規の相談が受託に結びついた場合、久しぶりに渋滞による受付停止を発動しないといけないかもしれません。

 なにしろこの事務所には、月4件を超えて新しい労働事案の訴状作成をする能力は最初っからないんで(すいません〜)

 とりあえず…行ってきます!

運休! 運休!

今日は少々波乱含みです。朝8時長崎発の高速バスで佐世保を出て、お客様宅で委任状に捺印をいただいて提出が終わったのが午後1時5分。

今日は新門司午後8時のフェリーに乗るために、佐世保発午後1時50分の小倉行きバスに乗ろうと西肥バスセンターに行ったら、あっさりと小倉線運休を宣告されてしまいました。

一方で福岡線は平然と動いており、聞けば福岡と北九州のあいだで九州自動車道に支障が出ている様子。
いまつかっているSunQパスは、フリー切符としての性格上運休への救済措置は皆無なので、とりあえず福岡線で天神バスセンターまで戻って様子をみることに。いまその福岡行きバス内でこれを書いています。

ところで不思議だったのは、今回の小倉線運休は出発10分ほどまえにいきなり確定した(というより、運休するか否か最後まで決めあぐねた模様)のですが、その割に場内アナウンスもなければ食ってかかる客もいず、加えてその直後に出発する福岡線はたった7人しか乗ってない、ということ。

要するに。
お客もバス会社も冷めている、ってことですかぁ?

これが道路向かいの佐世保駅なら、特急一本運休したらまず大騒動なのに。

ともあれ今回の九州 SunQパス出張旅行ですが、2月4日も今日も冬将軍の予期せぬ迎撃にあってしまいました。2月5日は全行程すばらしいお天気だったのでかまいませんが、もう一回このきっぷで、九州北部のバスに乗って遊びたいものです。

あと1時間で天神バスセンター到着。運がよければ、福岡−小倉間のバスで移動できるかもしれません。

『バスに乗って遊ぶ』と言ったら

 今回の出張でお伺いした取引先の従業員さんに変人扱いされました(ため息)

ただいま九州滞在中。2月4日はこの件その他もろもろのことがあって少々心がささくれてしまったのですが、今日は1日フリータイムです。午前2時前にようやく(不本意かつ緊張を強いる)酒席から解放されて、チェックアウトは午前5時半。

きのうは小倉−福岡間1000円分しか使えなかったSunQパスをひっさげて、博多駅交通センター午前5時44分発大分行き『とよのくに号』で大分へ。相変わらず現金なもので、1人しかない乗客になった3分後にはささくれていた心がサクッと復旧されてしまいました。

現在なぜかモバイル投稿がつかえないため詳細は後日加筆しますが、1日で福岡(博多駅交通センター)→大分→阿蘇駅前→湯布院→福岡(天神バスセンター)→唐津→呼子→呼子フェリー発着所→長崎と移動して、斜体部分の移動以外は全部高速バスです。ひさしぶりに、バスの旅を満喫しました。

明日は長崎から佐世保のお客様宅に行き、登記申請書を出して小倉へ。新門司発20時の名門大洋フェリー2便船で帰ります。

・・・ところで。きっと見られてないだろうから書いてしまいましたが上記移動で、阿蘇→湯布院はやまなみハイウェイ『くじゅう号』を使っています。これは黒川温泉を通るのですが・・・

2月4日の訪問先で、今日一緒に黒川温泉に行かないかと誘っていただいたのを断っておりまして。

そのくせ自分は勝手にその方面をうろちょろしている、と言う形になってしまい、見つかるはずもないのですが少々緊張しながらこっそりと、黒川温泉界隈を通過したことでした。ふぅ。

たしかにご厚意はとてもうれしいのですが、

3日間高速バス乗り放題の1日を他のことに使うことが、僕にはどうしてもできなかったんです!(笑)

それはたった一文字のちがい

 当事務所ウェブサイトの、インデックスページの左すみに

すずきしんたろう事務所は
街の法律家
旅する『代書やさん』です。 

 茨城県の別荘地へ。
 長野県の法務局へ。
 伊豆半島南端の町役場へ。
 お客様に会いに、石垣島へ。

と書いてあります。これは、それぞれ各業務ごとに『もっとも遠くまで行った記録』を挙げています。茨城へは現地調査。長野には登記申請。南伊豆には市区町村役場訪問。石垣島は、見ての通りお客さまとの面談。ここには書いてありませんが、『自分が裁判書類をつくったお客さまの労働訴訟を傍聴した裁判所』の最遠距離記録はいまのところ大分簡易裁判所です。

さてこのたび、『登記申請でもっとも遠くに行く記録』が更新されます。

その最遠距離法務局登記申請出頭記録は

長崎地方法務局佐世保支局 です! (拍手〜)

おお、九州本土最西端法務局、かと思いましたが、同管内では平戸支局があるために最西端ではありません(苦笑)

しかも!登記識別情報の受け取りを『いそがない』旨の許可を取り付けたので、

3月になって、青春18きっぷが発売されたら、これをつかって登記済の書類一式受け取ってくる予定。

 さてこれで、インデックスページの表記を『長県の法務局へ』から『長県の法務局へ』に書き換えないといけません。この一文字を書き換えるために、鉄道営業キロベースで900km超の距離を2往復する自分を何と評したらいいのか…どんなもんでしょうね。

 ところで。この相続登記申請一式の司法書士の報酬ですが、当事務所不動産登記報酬額基準と『こちら旅行書士すずきしんたろう事務所です』所載の規定によって計算すると、交通費2往復込みで5万円超えないのですが…

それがどうかしましたか? 

 地元の業者は地元の業者。僕は僕、です。お客さまに事務所に来させて一式8万だのという事務所もあれば、名古屋からお客さま宅までやって来て4万8千円、という事務所があったっていい、ということじゃありませんか。

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