○○に刃物 旅行書士にフリーきっぷ
来たる2月4日の福岡出張にあたっては、はじめてSunQパスを利用します。学生時代なら問答無用で九州ワイド周遊券(世代がわかるねぇ)だったのですが、熊本−大分以北の高速バス3日間乗り放題6000円という設定は僕をしてバスに魂を売り払わせるに十分な魅力がありました。
青春18きっぷといい、往時のワイド周遊券といい、乗り放題タイプの切符を手にすると目の色を変えて乗りまくる(文字通り、それだけが目的)、たいていの場合発売額の2倍以上は乗る、のが毎度のパターン。とりあえず今回は、2月4日は福岡にいなければならず(すごくフクザツな気分だ…)、2月6日は夕方までに小倉に戻らねばならないため、
2月5日に、どれだけ派手に駆け回るか
が焦点です。さしあたっては福岡−別府−熊本−福岡または長崎または佐世保、という線を考えてはいます。この1日だけで最低9千円ぶんは『乗る』つもり。当日のお天気と、佐世保で一件仕事が入りそうなのでこれが入るか否か、で決めたいところです。このきっぷを使う限り、福岡から佐世保に機動することによる費用増加はゼロなので。こういう場合お客さまからは涼しい顔して依頼を引き受け、実際にこっちも交通費負担ナシで平然と仕事をしてしまうのが旅行書士としてもスマートです。まぁ、やるとなったら福岡−佐世保の交通費程度はもらってもいいだろうとは思うのですが。
ところでこのSunQパス、ウェブサイトでもわかるように九州内では8000円、九州外では6000円です。九州へ入る船車券をもっている人にのみ、発売するとのこと。
よって今回、JTBで大阪南港−新門司への名門大洋フェリー早期購入割引と一緒に申し込んだのですが…
カウンターのお姉様がいうことには
宿泊券と一緒なら(船車券がなくても)発売できますので
とおっしゃる。
・・・へ?・・・なぜ?
持ってきたのは、同社のエースJTBのパンフレット。要は一種の旅行商品として、ホテルの予約を同時にしたので発券してくれました♪というご趣旨のようです。
・・・逆に考えると、もし宿泊が伴わない場合は船車券持ってても悶着になるんかい・・・?
ということは考えないことにします。むしろ、一泊どこかで予約すればこれが買えるなら、かえってその方がいい気もします。名門大洋フェリーの福岡フリープランみたいに、予約はできるが当日まで船車券が手元にわたらない形で、九州への計画を立てることもあるし、青春18きっぷで九州入りする場合は『九州に行くと証明できない』ので。
それにしても、このステキな『エースJTB 九州オプショナルプラン』同社のウェブサイトをどう探しても発見できなかったのですが、パンフレットによれば、なにやら恐ろしく安い(1乗車500円で九州北部4県をネットしている模様)専用バス、熊本地区から南阿蘇鉄道−路線バス連絡を経て高千穂鉄道−宮崎地区、などという不思議な区間設定のJR九州フリー切符群など、『なんじゃこりゃー!』(往年の松田優作調で読んでください)って感じです。
純粋に時刻表だけ見ていると、絶対みえないものを今回見てしまいました。さらに研究が必要のようです。エースJTB。うまくつかえば、オイシイかもしれません。やっぱりこの世界も、奥が深いです。
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