入力、計算、そして校正。
今週はこれらの作業に明け暮れました。同時期に訴状の作成を2つ平行してやったら事務所がパンクする、ということを痛感しましたね。もちろん、どちらも労働事案です。
さて一つはきのう、無事に完成して九州へ発送。もう一つは時間外労働割増賃金請求のための、労働時間の把握と作表でいままで盛り上がっていたのですが、ようやっと訴状添付が可能な状態までもってこれました。
ところで。今までもそうだったのですが、月給制労働者のかたで自分の労働時間と割増賃金を適切に把握できていたお客様、に会ったことがありません。 みなさん大変熱心に、いろいろな表やデータを持ってこられるのですが、こっちで検討にかかると…
うわああぁぁぁぁっ!(←絶叫)
と、いうことが多いです。そのまま使えるドンピシャリの資料の提供をうけたこと、ないです! でもって突合させる資料はそれだけ増えるし、書類作成&相談担当者としては『お客様はなぜ、それを間違えたのか』の理由を探して資料を探索する必要も発生します。なんだかんだでいま持っている事案、労働時間を適切に把握して作表するだけでウン十時間がかかっています。
これで万一敗訴したら、僕の時給はコンビニのレジ打ち並み。トホホ…
ただ、完全に自分だけで対処する場合には間違ったまま提訴になだれ込む→敗北に向かって突っ走ることもあるので、相談受託の段階で発見できる方がいいことはあきらか、なんですがね。 とりあえず今月口頭弁論期日が入っているお客様への対応は必要ないか終了したところ。この訴状をつくってしまえば、少し余裕(ヒマ)が出てきそうです。
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