午前1時のささやかな愉悦
たったいま、ようやく『割増賃金支払い請求訴訟の、訴状につける別表&計算書』の作成が終わったところです。同時に、今回依頼をうけた訴状での請求額も決まりました。昨日夜7時前から連続作業すること7時間。たった3ヶ月分の勤怠時刻と労働時間、採用した証拠方法と記載状況を見やすくまとめるのにこれだけかかるとは、思ってもみませんでした。
原因は、書証が多数あってそれらが微妙に違うことが書いてある、からです。それだけ。それらをどうやって説得的に見せるか、に留意した結果が、こうなりました。いつもながら、これができあがり矛盾無く計算が展開できたときの一種の爽快感といったらありません。なにしろ事案ごとに全部仕様が違いますから!
特に、出勤時刻と退勤時刻の把握→労働時間の算定→割増賃金の計算→請求額の計算に至る割増賃金支払い請求訴訟の訴状では、計算過程は軒並み別表に逃がす=その結果、訴状本文より別表のページ数が増える(笑)というのが僕の最近の行動パターンです。いったい他の事務所では、どうやって処理しているんでしょうね?覗いてみたい気がしますが、年に何件も労働事案が来る事務所、というのを探すのが難しそうです。とりあえず、今日はゆっくり休んでから訴状本文作成にかかるとしましょう。今週中には完成です。
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