三年前からつづくもの
2002年11月。まだ日経平均株価が8000円台だったころ。
僕は思い立って、変額保険に入りました。当時29歳で、60歳満期。いくつかの特別勘定が選択できるその保険で加入時に選んだのは、もちろん日本株に資金を投入する特別勘定へ100%の資金を振り向けること!
翌年5月。日経平均8000円割れで、日経平均5000円へだの日本国破産だのという怪しげな言説が広まるなか、「はっはっは!3年以内に日経平均1万円超えりゃいいんでしょ!」とか言いながら資金投入を続けます。当時の勤め先では、株式投信買ってますと言っただけで変人扱いされたものですが。
この年8月、社会保険労務士として開業。これに先だって、第一回目の利益確定のスイッチング(ある特別勘定から、ほかの特別勘定への積立金の移転)を実施。結論から言えば、「やらんでもいい」ものだったのですが、そこはそれ。僕も未来が見通せるわけじゃありません。以後僕が実施したスイッチングは、2件の保険契約で延べ30回を超えています。成功したものも失敗したものもありますが、今年の大当たり、といえるのは、一時的に株価が下落した4月下旬に、日本株に資金を投入できたこと。これが今になってかなり大きく効いています。
そして保険契約は4年目へ。ことしも特別勘定運用実績の案内が、保険会社からやってきました。
どうやら僕の特別勘定の運用実績は、年利換算10%を大きく超えるところにあるようで…
たいへん満足です(笑)
ただ、そろそろ日本株から資金を引き揚げるスイッチングを行うことにしようかと思います。ちょっと儲けすぎた気がしますし、何より本屋にならんでる『短期売買で○億円!』などという本に若い人が群がっているのが気に入りません。
この3年間、手持ちの投資信託を全部売り払った時期もかろうじてこの保険だけは継続してきました。次の1年後、そして3年後が楽しみです。
日経平均は、僕の事務所は、そしてこの保険のヘタウマな運用実績は、一体どうなっているんでしょうね?いまの時点でなんとなく株式投資をはじめた連中がどんな目に遭うのか、も興味があります(苦笑)。
できればこの変額保険、ずっとつづけたらどうなるか、もコンテンツとして公開したいと思います。ですのでスイッチングの記録も含めて、保険会社から来た資料は全部保管してあります。
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