カテゴリー「旅行書士 業務日報」の記事

関東東北出張の日程調整をはじめます(現在地は高松なんですが)

久しぶりに。

相談中に、相談者に対して相談打ち切りを通告しました。その人を紹介したお客さまが見てる前で。

誰がどんな相談を持ってきたかは当然言いませんが公序良俗にも僕のリーガルマインドにも激しく反する内容だったということで、いったん受け取った相談料をスナップをきかせてテーブルに叩き付けてみたのです。

お客さま宅のダイニングテーブルは天板が厚いようで、なかなかいい音がしました。ああスカッとした(笑)

このほか今回の出張では信用金庫で個人情報開示請求をしたりお客さま宅のPCにインストールされている筆まめで名刺を作ったりそのPCの環境を整理したり、そんな仕事をしてつつがなく終えました。宇和島から四国内のどこにでも行ける片道切符(正確には、前回記事で紹介したゆったり四国鉄道の旅にセットされている往復切符の復路用。徳島まで帰れる)を今日は高松まで使って残りの権利を放棄し、高松の宿に泊まっています。

実はお客さま宅での打ち合わせが微妙な時刻に終わりまして、新幹線以外の交通手段ではその日のうちに帰れないことになったのです。

だったら久しぶりに高松から神戸へのジャンボフェリー昼行便で帰ろう、高松には三千円台で泊まれる宿がいくつもある、ということで今日はそのうちの一つを試しています。

そんな高松では今回も、凄くいいことも凄く悪いことも起きず、この街はやっぱり好きにも嫌いにもなれないのです。そういうのを安全安心な日常というのかもしれませんが。

ともかく出張の日程が決まりました。最終日の2日目になってようやく決まった、と(苦笑)

来週はちゃんと日曜日から土曜日まで事務所で仕事して過ごすことにします。

その次の週に、仙台までの出張をしようと思います。表題の件。

今回は東京(上野周辺)、あとは福島県中通り、仙台の3カ所が目的地の候補です。東京で少なくとも1泊し、経路はどうあれ仙台まで行くことは確定しています。帰りに太平洋フェリーを使いたいな、とは思っています。

出張相談は東京ー仙台間の東北本線沿線で可、付近の各県で要調整、としますが、当事務所の利用が初めての方については引きつづき少なくとも2mの対人距離を確保できる場所の利用を必須とします。

この条件を設定しておくことで、ある程度客層が限定される(お金がある・ないに応じて、それぞれの状況でちゃんと工夫して準備できる人だけが相談に来ることになる)隠れたメリットがある気もしているのです。

ゆったりできない人にこそオススメな『ゆったり四国鉄道の旅』

JR四国には『ゆったり四国鉄道の旅』という旅行商品があります。ルールは

①同社のウェブサイト(正確には、Web限定の類似商品を売ってます)またはワーププラザ(駅併設の旅行会社)で予約する。予約は店舗でする場合、前日まで。宿にもよるが最小催行人員1名

②【重要】この旅行商品で地区ごとに提示される指定の宿泊施設を選んで1泊する

③宿泊券とセットで、四国内の出発駅(任意)から宿泊地までJRでの往復きっぷ、またはJR四国内乗り放題のきっぷを発売する

このようなもの。
旅好きの人なら『まぁよくある商品だよね。往復で飛行機を使うプランとか』という印象を抱かれると思います。

突発的な出張で徳島から宇和島に出張で往復することになった代書人、という出張者が世にどれだけいるかはわかりませんが(いないでしょうよ)、この旅行商品はそうした人に推奨できるらしい、というのが今回の記事の要約です。

上記③の特徴として、出発地から宿泊地まで一律往復6千円で特急指定席を利用可能、3日間有効な『往復きっぷ』がセットされるのです。

言い換えます。この旅行商品を使う場合、他の宿泊予約サイトを経由する場合の最安値から1~2千円高い協定価格で宿を取らされるのと引き換えに『JR四国管内ならどこへ行っても、特急指定席を使って片道3千円』の特殊な乗車券を手に入れることができる、というルールなのです。

つまりJR四国管内での片道移動距離が長いひとほど法外にトクするわけです.典型的なのは特急が頻発する区間の端から端=徳島から宇和島、なのです。この区間、正規運賃・料金なら片道1万円を超えます。これが3千円になる(笑)、と。

じゃ●んで今泊まっている宿を取ると、同じグレードの部屋は1100円ほど安いはずですがこの局面では問題にもなりません。

他にも例えば八幡浜ー高松は特急利用時に片道7千円を超えるので、九州からフェリーで八幡浜に上陸して四国のどこかに行くことになった代書人などには推奨できるかもしれません(別に裁判書類作成代行と船での旅が主たる業務な司法書士でなくてもこの旅行商品は買えるのですが)。

ウェブで公開されているほか、この旅行商品の情報を補足します。

○女神さまに祈ることが必要かもしれません

僕は今回、全くの別件で徳島に来たあと宇和島への出張が確定しました。そこで前日に徳島駅のワーププラザを訪れたところ、この旅行商品を使った宿の予約が最初はスムーズに行かなかったのです。

この旅行商品で宇和島ではJR系のクレメント宇和島を含め3件の宿が選択できるところ、カウンターの担当者は第一希望の宿を検索して少し動作が止まり、次いで第二希望を検索して眉間に物憂げなシワを作りました。

『前日なので(宿の)在庫を返してしまっているのかもしれませんね』

この発言を機に担当者さまが人から神に変わりました。

見たところこの旅行商品、公式の説明では前日まで予約可能、とはされていますが実際に予約を希望すると旅行会社の端末を使った通常の作業行程では発券できないことになるようなのです。で、女神さま(以後、カウンターの担当者さまをこう呼びます)は第一希望の宿に直接電話をかけて空きを確認し、予約可能としたうえで宿泊券を発券する、というアナログな手法を採って発券にこぎつけました。

女神さまには十分な敬意を表してお札(チケット一式)を拝領し、お布施(代金)をお納めして店舗を退出したことであります。

宿が取れねば買えない商品である関係で、この点は利用者が知っておいたほうがよい気がしています。
あなたがこの商品を使う際には、ワーププラザでよい担当者に当たることを祈ります。ちょっと年齢高め=経験多めの担当者さんのほうが、人から神にちかいところにいらっしゃるかもしれません。

僕の場合、ちょっと揉めそうな旅行商品を買いたいときの担当者には経験値も年齢も高めの男女を選べるならそうしています。人を見かけで選んではいけないのです(笑)

○列車の運行形態と選択可能な経路は一致しません

中途半端にJR四国の路線図を知っていると失敗する、ということだったのかもしれません。

JR四国で高知から宇和島へは、土讃線窪川から予土線に乗り換えて行けます。検索サイトでもそうした乗り換え案内を出してきます。

でもこの旅行商品で徳島-宇和島の片道きっぷを発券した場合、上記の経路は使えない、予讃線・高徳線つまり高松経由の一択であると聞かされました。なぜ?

よく考えたら土讃線窪川ー予土線若井はたった一駅だがJR四国じゃない!だから経由できない!という理解でよいようです。

同区間は第三セクターに移行した土佐くろしお鉄道の路線、ということで青春18きっぷでも無知な利用者がもめ事を起こす区間(笑)ではありました。この旅行商品でも、あくまでも『JR四国の』片道きっぷあるいは乗り放題きっぷの選択が可能なだけで、別会社の路線を使えるとは一切言ってません。逆に、土佐くろしお鉄道を含むきっぷは別の値段で設定されています。

そうすると。窪川ー若井間に列車が走っているのは無視してよく、鉄道会社との契約上は凄い断絶がある、冷戦時代のドイツ連邦共和国本土と西ベルリン並みに途絶してる(苦笑)そう思え、ということなのだから。

仮にこの旅行商品で宇和島でも予土線江川崎でもいいですが、断絶区間の西側である若井のさらに西側のJR線を出発地として高知の宿を取った場合を考えます。この場合、窪川ー若井は経由できないのだからセットで発券される往復きっぷでの移動経路はなんと多度津経由、正規運賃料金合計1万1千円超え、でもこの旅行商品を使えば片道あたり3千円、ということにはなるのでしょう。

こういうことを考えて興奮し時として実行するのが乗り鉄という種族だ、と一般の読者さんには考えていただいて、お話を続けます。

○途中下車はできません、から…

この旅行商品で目的地まで往復6千円片道あたり3千円のきっぷを選択した場合、途中下車ができません。

ですので僕の場合、徳島を9時過ぎに出て宇和島を15時前につくまで改札口を出られませんで(苦笑)、もう粛々と列車に乗り続けるしかない、ということになりました。

つまり表題の件。
この旅行商品ではゆったりなんかできない局面で最も経済的利得が高いのです(わらうところ)

ただしこの商品、特急指定席はとらなくても(利用予定列車の指定席が満席でも)宿さえ取れれば発券されます。特急自由席を使っても普通列車で行ってもかまいません。

ですのでどこか海に面した無人駅で改札口さえでなければ大丈夫と言い張って次の列車が来るまで呆然と立ち尽くす、ということは可能、なのでしょうよ。

事前にお弁当と飲み物を買って列車に乗り、愛ある伊予灘線のどこかの駅で試みるのは大変おもむきのあることだと思います。それらの駅の改札内に売店どころか自販機がないのは確実で、駅によってはトイレもなかった気がしますが。

改札を出たら不正なのでしょうが、ここで意地でも出ない、そうした制約をも楽しめるのがよき乗り鉄という種族なのです。

なお、途中下車は前途無効になるだけで下車駅までは乗車券・特急券とも有効です。JR東海が新幹線を使った旅行商品で仕掛ける『途中下車禁止』という地雷=途中駅で出場しようとすると運賃料金を全額徴収されたうえに当初の乗車券も無効(利用すべき列車の発車時間は過ぎたから、という論理)になる、という目には遭いません。

なので明日はこのきっぷ、宇和島から高松までで捨てようかちょっと考えているところです。高松からはフェリーで神戸に上がるなら別にそれも合法、ということで。

○普通に売ってる乗り放題きっぷなんか買うもんじゃない、という暴言

JR四国では、みどりの窓口でふつうに買える企画乗車券としての乗り放題型のきっぷを発売しています。四国フリーきっぷは3日間有効で16440円、前述の断絶がある窪川ー若井も乗り放題、ということになっています。ですが。

ゆったり四国鉄道の旅でセットされるJR四国乗り放題のきっぷは窪川ー若井が自由周遊区間に含まれないものの、3日間有効で1万円です。

さらに、この旅行商品で選択可能なホテルは5千円台~通年で6千円台のものがいくつか存在します。

ということは?

窪川ー若井をひたすら往復したい特殊な乗り鉄の人でもなければ(そういう人が、急に徳島から宇和島に行くことになった代書人と比べてどちらが多いかわかりませんが…いそうな気がします)、場合によっては朝食付きの宿が一つついて四国フリーきっぷとゆったり四国鉄道紀行がほぼ同額、しかもフリーきっぷなんだから改札外へもちゃんと出ることができ、当人さえその気になればゆったりできる(が、フリーきっぷを所持した乗り鉄の常としてひたすら列車に乗り続ける)ということかもしれません。

最後にこの旅行商品で発券された乗車券類の写真です。とにかく行き先だけが明示され、発駅は適当に四国各駅となっている、往復きっぷとはいうが券面にはそう書いてなく、どうみたって片道の切符が2枚出てるだけ、というすっごくいい加減な表記にちょっと笑えてしまいました。写真を回転させることすら面倒、というかどこか傾いた気配がするこの商品にはぴったりな気もするので、もうそのままアップロードしておきます。

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【重要】8号車はA席が海側(引きつづき帰着日未定な愛媛出張 3日目)

四国で好きな県庁所在地を二つあげるとするならば。

僕にとっては松山徳島、高知の印象はなぜか悪く(この街では、微妙に悪いことが起きるのです。コンビニでレターパックライトの封筒が売り切れ、とか、宿の飯が臭い、とか!)、高松は良くも悪くも無味無臭、そんな感じです。

そんな徳島から始める今日の旅は特急指定席3連発となりました。うずしお→いしづち→宇和海と乗り継いで宇和島へ行く途中です。

いつもの僕らしくない贅沢な(普通の人からみれば、普通な)移動形態ですが当然、ワケはあるのです。

定価なら運賃特急料金併せて1万円を超えるこの区間、片道3千円で行けることになりました。昨日は徳島駅のワーププラザ(JR四国の旅行会社)でこの旅行商品を扱ってくれる女神さまに出会いまして、なおさら徳島が好きになってしまったところなのです。

※オンライン端末からは予約不能の気配を見て取った女神さまは、電話に切り替えて宿の予約を確保し発券の手配をとり、さらにキャンペーンによる値引き枠が残っていた、ということでこれを適用して3千円安くこの商品を売ってくださいました。このご恩は一生忘れません(笑)

そんな理由がありまして、徳島から宇和島への高速移動中。問題は一つだけ出ています。全区間で特急指定席を使えるのはよいのですが、高松から松山へのいしづち7号で8号車10番D席を発券されました。

この席は四国山地の側、つまり南側でして窓から日が差してきます。PCでの作業には、差し支えるのです。

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帰りはいしづち号だけ、A席での発券を希望するのがよさそうです。

今日は宇和島で打ち合わせ2件があり、その後は女神さまが取ってくださった第一希望(この旅行商品では、宇和島地区で最安ということですが)の宿で宇和島泊となりました。南予でもう1泊することまでは決まっており、あと1泊は無味無臭な高松でするかどうか、ちょっと考えています。

工夫して経費を減らす約束(帰着日未定の四国出張 1日目)

このところ、毎週どこかで県外に出かけています。調べたら9月最終週から続いています。

そんな秋の出張促進月間4週目は、四国に行くことになりました。
現地確認を徳島県南部でやってこい、という仕事です。

水道メーターのボックスを見てきてほしい、という特別なご指示も発せられています。まぁきっとそれは、指示として有効だし重要なのです。

費用の決め方には例によって上限を設けました。徳島県との位置関係では名古屋より遠くにお住まいで、ふだんは飛行機を使って調査対象地を訪れるお客さまが『自分でそこに行ったときの交通費』を僕が受託した場合の費用の上限とし、あとは

なにか楽しい工夫をして交通費を減らします

という曖昧な文言で契約締結の申し込みをし、承諾を受けました、と。

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先々週やった林業関係者向け法令研修の講義で契約条件明確化の必要性をあれほど力説しておきながらそれかよ(失笑)と受講生の皆さまには笑ってもらって差し支えありませんが、どうせ世の中そんなものです。皆様方の実務と同様、僕も本音と建前の使い分けは大好きなのだとお考えいただきたい。

ちなみに講座企画担当者さまには講義終了後、『向こう何年かこの(契約はちゃんとしようと講義ではいいつつ自分は契約書作ってない、という)ネタで行くから、当分のあいだ貴研究所と当職との講師業務委託契約は契約書作成を要しない扱いを継続されたい』といった申し入れをしたところであります。これは本音と建前の使い分けを話芸の域に高め、受講生の皆さまに楽しんでいただくための工夫です(強弁)

今回の出張のご依頼も上記の講師のご依頼もそうですが、リピーターの皆さまにはいろいろと楽しめるのです。いろんなご依頼についてそういえます。

以上の次第で、できるだけ曖昧で安くて楽しげな経路によってまずは徳島に入ります。

ちなみに徳島2泊後に続行する用事が未定なため、いつ帰ってくるかも未定です。少なくとも4泊、でなければ5泊か6泊だろう、とまぁその程度に決まっています。

お客さまからはいっそサンライズ瀬戸(非鉄系の読者さんには、東京-高松間の寝台特急電車とお考えください)を使ってみては、という提案もありましたが、この列車は静岡から姫路まで客扱いがありません。

やれるものならやってみよ、という意味だったのかもしれませんしそれはそれで興味深いですがこれは不採用としました。どうせなら琴平まで延長されるときに東京まで乗り、寝台料金を無駄にせずに楽しみたいと思う程度には僕も乗り鉄です。

東京-徳島(-北九州)を運行しているオーシャン東九フェリーは四国への出張に際して常に考える交通機関なのですがこれも不採用、まったく別個の出張をくっつけて大阪-仙台間でピーチアビエーションを使うのはコスト面で魅力的だったのですがこれはまったく別個の用事が福島県内で追加されているため採用不可、となっています。この出張はたぶん来週か再来週実施予定。

ご同業の皆さま(鉄道ファンである人を除く)には何か耐えられない思考過程をたどって旅程を決めていくわけですが、この事務所ではそんなもんです。今回はごくコンサバティブに、和歌山から徳島の南海フェリーを選びました。

※ここまで言っておけば新幹線と高速バスなどという発想はもうありえない、ということはご理解いただけると思うのです

さて、極めて保守的穏健妥当な選択として南海フェリーを選ぶという話しに戻ります。
これを使うと難波(大阪)から徳島まで2200円で行ける企画乗車券『徳島すきっぷ』が発売されています。同区間、高速バスなら4千円弱といったところ。所要時間の差はあまり考えないのがコツです。

とはいえ、このお船(フェリーあい/かつらぎ)には電源と照明と机とWifiが装備されているのです。甲板はだだっ広いから電話しても誰も何も言いません、ということで東海道新幹線が最近ようやく始めたテレワーク支援のサービスがすでに船には一通りそろっていたりするのです(笑)

そんなフェリーは16時30分和歌山発のを選び、今週提出の連載記事はなんとか原稿を作り終えました。ちょうど僚船とすれ違うところを写真に撮りにでたのはいいのですが、ここ2~3年、目が疲れると物が2つに見えるのです。

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つまりお月様も、上下2つに重なって見えています。船内で一眠りすると元に戻ります。

本人訴訟の最果てで、人が強くなるところを、みた

安定しない依頼人、自由奔放な相手方、辛めな訴訟指揮の裁判官。

居酒屋で『代書人 秋の心配事三点盛り』を頼んだらそんな盛り合わせが出てきそうな事案が佳境を迎えておりました。

場所はヒミツな今日の宿の滞在は2泊目、日曜日に67kgあった体重は64kgを割っています。
当事務所には準備書面ダイエットというダイエット手法がありまして、ムリな日程で裁判書類を作る仕事をすると体重が落ちるのです(苦笑)

刑事民事併せて年間数百件の利用にとどまるはずのビデオリンク利用による遮蔽措置が採用されてしまった証人尋問を含め、10時半から17時までまる一日を裁判所で…主尋問と反対尋問で過ごし、どうにか危地を脱し、ひょっとしたら成果が挙がっており、さらに表題のなにかをみた、今日はそんな事案のはなしです。

この証人尋問、僕にはちょっとした敗北感がありました。
ビデオリンクによる遮へい措置の扱いは、相手方から希望→当方から反対の意見書提出→意見書不採用(がーん!)、という流れで実施が決まっていたのです。

これまでのお客さまからの報告では、なにやら裁判官の訴訟指揮が自分たちのほうに厳しいようだ(どうしてくれるんだ)、といったことを言われていた経緯もありまして。少々あるいは多々頭をかかえたこともあったのですが、この点は期日前に仮説をひとつ提示しておりました。

裁判所、たぶんビデオリンク設備の虫干しをしたいに違いない。秋だし天気もいいし。
でなければ●mazonとか●天で、機材を1個余計に買っちゃって会計検査院に言い訳しなきゃならないとか、そういう展開だ、きっと。

3割冗談7割本気で提示した可能性ではありますが、このたびの証人尋問では音声と書画カメラ画像のやりとりがそれぞれ複数回途切れ、証人の背後では青色の服を着た女のひと(もちろん職員)が行ったり来たりしており、証人がいる部屋と法廷との電話連絡が若干活発に行われていたことなどから…尋問後のほうが上記の可能性は高く思えているところです。

まぁビデオリンクのほうは当事務所にまた1つ経験が蓄積されたということで(書画カメラの解像度と撮影範囲がわかったのはよかったですよと虚勢をはってみたい)…本文冒頭の件。

聞いても聞いても情報提供が安定しない、前日に演習やってもやっぱり安定しない、蓄積されている記憶と出力される音声のあいだにrand関数が存在しているとしか思えない、そんな当事者が当方側にいたのです。

守秘義務に反しないことを言わせてもらえれば、この人のおかげで何度か徹夜した、陳述書の準備と陳述書の作成と尋問の演習と尋問事項書の作成と(以下略)そういう人が。

懸念とともに始まった主尋問はまぁ何箇所か僕が期待する回答(事前に何度か回答されたもののうち、バラツキがある出力のなかで最も望ましいものの1つ)と一致しなかった箇所があったのですが、それでもなんとか致命傷を負わずに終了できたのです。

自滅は免れたねこっちも、というくらいの感じで主尋問はクリアして。

とはいえ、この証言者に対する主尋問は当初はこちらの希望時間60分、これが裁判官から、時間が長いと一回蹴られ変更後の=正確にはリストラ後の尋問事項書(2)をもう一回蹴られて尋問事項書(3)が採用されて予定時間35分、という経過をたどっています。

主尋問は僕さえ苦労すれば尋問事項を調整できる、つまり依頼人が自滅から免れられる可能性は高まるわけですが、、反対尋問は当然そうはいきません。

今回は反対尋問者が弁護士ではないのです。つまり向こう側も本人訴訟、ということ。

いろいろと酷いことになるよな、という予想はしっかりと当たりました。

別の証言者に対する反対尋問では、証人席から証言者自身が異議を出し、それが片っ端から通っていく尋問がありました。なかなか見られないものだったと思います。

要するにそういう品質の尋問が相手からなされました、ということ。
予想していたので対策した、というだけですが。

傍聴席から見ていた僕の観測では、その証言者(当方側)に対する相手側からの反対尋問実施時に証言者が自分で出した異議は20分で十数件にわたり、その3分の2は採用された、そんな印象があります。

最後は裁判官、もう目線だけで異議に対応してた気配があります(笑)

こちらも向こうも本人訴訟である本件、こちらは当事者席に複数の人が座れます。ですので対応能力の高い人に弾幕を張ってもらうという表現がふさわしい=異議を派手に飛ばして他の証言者を守ってもらえます。そういう作戦を採りました。

そんな援護射撃に助けられつつ、失礼ながらよろよろと反対尋問に対処していたお客さまの態度が、反対尋問開始後20分ほどしたところからなにやら変わりだしたのです。

最初逃げ腰だったのが、受けて立つ感じに変貌したといいましょうか。

そうなると。上手ではない反対尋問はよくある『業界団体の研修で出てくる例=反対尋問しているつもりが、相手が主尋問で言いたかったことを補完してしまっている例』に変化します。なんと今回もそうなりました。

つまり僕が削った25分の主尋問時間は、向こうからの反対尋問によってほぼ補完された、と(わお!)

その方の反対尋問はラスト20分、聞けば聞くほど当方側証言者が雄弁に回答する、僕が望んだ以上の回答が出る、そんな展開になって終わったのです。

そんなことができるなら依頼当時からやってくれよ(笑)
というのは冗談ではなく心からの叫びだとして(苦笑)

そのお客さまの一番肝心な変化が、弁論終結ギリギリのタイミングで訪れたのを僕は見ることができたのです。

できれば主尋問のときに訪れてほしかったんだけどさ(苦笑)

ウェブサイトを熟読して訪れた志操堅固知識十分な依頼人と共に相手方弁護士に挑み、正々堂々巧緻の限りを尽くして勝利するのは、当事務所裁判書類作成業務のいちばんやりがいのある部分、ではあるのです。

今回の事案はその対極といいますか…最果て、というイメージを持ってはいたのです。
紹介でやってきた、ちょっとどうかなと思える依頼人と共に、かなりどうかなと思える相手方と対峙する双方本人訴訟、巧緻というより清掃作業兼廃品回収(ばら撒かれた邪魔なものをとりのけて、使える素材をもらってくる)みたいな反対尋問準備をおこなってきたものですから。

そうではありましたが、一番脆弱と見ていた証言者が訴訟の最後の20分だけ、強靱な証言者に変わったのを見た、ようなのです。

とは申しましてもその証言者のおかげで僕の仕事はとても増えており、実は月曜日から水曜日まで晩ご飯抜き睡眠2時間、という状況にあり、したがって今日は少し高い酒飲んで飯食って熟睡してもよかろう、ということで。

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最果て、をうたった梅酒を土産物売り場から仕入れてきました。

【特報】講義終了直後に担当者さんが放った衝撃の一言とは?(講義出張2泊3日 最終日)

タイトルはもちろん冗談です。
2泊3日にわたる仕事がおわりまして、秋の夕暮れ。このあたりは列車の本数はやや少なく、缶コーヒーを飲んで一息つく程度の待ち時間がありました。

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今回の仕事は一年ぶりに、同じ自治体からご依頼があったのです。林業関係者向けの法令研修の講師を、今年も無事に終えました。

正確には無事ではなかった気もします。ワークショップの(受講生を困らせるために用意した)設問に準備したのと同じような状況の人がリアルな受講生にいることに気づき、睡眠時間を削って教材を差し替えてみたり。
現実は研修教材より奇なのだと気づかされましたが…今後に生かせる自信は全くない経験ではありました。

この研修、昨年は1泊2日だったのです。まずまずご好評をいただいたようで今年は2泊3日の日程を示され若干の脅威を感じましたが(苦笑)お受けしました。一時は教材の使い回しを期待したものの、結局のところ昨年より長い準備時間を投じて教材ページ数を2倍にした気もします。

そんな講義の解散直後。この教育機関では受講生にアンケートを採るのです。
最後の一人の受講生が教室を出たあと、冗談のつもりで担当者さんに、回答概況を尋ねてみました。

もちろん関心の筆頭は、講義時間について、です。しかし。

にこやかだった担当者さんから、スッと表情が消えました。

…短いって書いてますけど

ええっ!?

3日間信じていた何かが、3秒で崩れ去った気がします。

林業研究所の玄関と事務室が目に焼き付いて離れなくなる、というのもなかなか希有な経験ではありますが、おもわず下駄箱の前で立ち尽くしました。

見つめ直した担当者さんは、先ほどよりもにこやかに言うのです。『(講義時間は)適切だった、と書いてありますよ』

…こ、この程度の冗談を楽しめるくらいにはお互い仲良くなれたのだと思いたい、のです(汗)

実は出張先での2泊、お酒どころか外食もしておりません。今日こそは、とは今朝の時点から心に決めて講義に臨んでいたのです。
乗り換え駅でいったん外に出て、ちょっとよさそうなお店に入ってみました。

最近はこうしたお店も注文はタッチパネルやタブレットですよね。

日本酒のページに『謎』とあるのを見つけて、思わずタップしました。

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お店の方に尋ねてみたものの、謎なのだ、とのこと。なにやら示唆的な感じがする夜です。

 

いろんな何かをいただいて、帰ります(愛媛出張5泊6日 最終日)

 

松山から普通列車を乗り継いで名古屋に戻るには、愛南町を8時前に出て宇和島9時55分発の特急に乗らなければなりません。列車の出発を待っていると、初めてみるアドレスからメールが入っていました。

From:愛媛県愛南町ふるさと納税担当者

…今年も納税ヨロシクね♪ということなのでしょうか。
昨日行ってきたばかりの町の魅力が綴られたメールには、ふるさと納税の案内も当然記されています。

実は昨年、納税先をこの町にしたくなるほどの売上げが、愛南町のお客さま方のおかげで発生していたのです。

今回の出張で愛南町・宇和島市での仕事は一区切りつきました。関わった仕事は訴訟費用額確定処分2件判決3件、不動産登記は複数、商業登記現況測量図作成は各1件、と実にバラエティに富んでいます。そのうちのいくつかは守秘義務に配慮した上で林業雑誌への寄稿にも反映させていただきました。

月並みな表現ではありますが、売り上げもさることながら実務家として何物にも代えがたい経験を得て一連の出張を終わることができたように思えます。時節柄とはいえリモートに甘んじていては決して得られない、経験を。

話をまとめにかかっていますが、もちろん愛南町の素敵なお客さま方、そしてその方々が下さる美味しいもの(例:蜜柑西瓜新米餅赤飯レモンキウイ牡蠣ヒオウギ貝蜂蜜。概ね重量順です)とお別れしたいわけでは全くないので、今後も何かあれば来る、という状態は保ちます。

今年もふるさと納税はちゃんと愛南町にしますので、ひとつ今後もよろしくお願いしたいのです。僕のほうから。

今回抵当権を消した土地を町にくれてやる登記、あれ僕にやらせろとかゴネてみたいですよねー(←冗談です)

さて、松山からは青春18きっぷ5日目の旅が始まります。
特急から乗り換えた松山11時26分発普通列車観音寺行きは伊予北条で、海側に空席がでました。期待通りに。

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昨日お客さまにもらった味ご飯のおにぎり、ここでいただきましょうか。

判決正本をいただきに、南予へ(愛媛出張5泊6日 5日目)

 

8時10分松山発の特急で、例によって南予への旅をはじめました。今日の予定はまず裁判所で先月出頭した訴訟の判決正本を受けとり、15時過ぎから愛南町内で出張相談、ということで素直にバスに乗り継げば10時過ぎには着くのですが。

 

9時33分に予土線窪川行きが出るのです。宇和島から。
これで窪川―中村ー宿毛と回り込んで宿毛駅14時10分発のバスに乗れば15時前に愛南町に入れる、もちろん自由周遊区間内の行動なので費用は増えない、そういう一日を過ごすことにしました。

 

窪川行きの列車は、山間の小さな駅で20分ほど停まります。

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ここには国鉄がまだ存続し、さらには0系の新幹線を運行しているようなのです。
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精米をいただきに、南予へ(愛媛出張5泊6日 4日目)

 

松山には弟子がいるのです。農学部の名誉教授とのことのですが、時折彼の仕事を手伝ってやっている、そんな弟子が。

※以下、林業界の人以外には全くワケわからない話になります。この事務所にいくつか実在するファンタジー、とでも思ってお読みください

家に来ないか、と弟子から連絡があったのは僕がこの出張を始めたあとで、8日なら都合がいいと言ってきたのはこっちが瀬戸内海を松山に向かっている最中の6日、夜。9日午後には愛南町で相談の予定を入れておりました。

普通のひとなら宿も日程もガッチリ決まったタイミングだろ、実は8日、宿毛(高知県)あたりに泊まる気でいたんだぞ、というべきなんですがそこはそれ。師匠と弟子のレベルは釣り合っているのです。
応諾しました。そんなこともあるかと思って、6・7・8日の宿は決めずにいたのです。

前回は手ぶらで訪問してしまったのが申し訳なく、今回は明日訪問予定のお客さまに支援を仰ぐことにしました。

この季節、愛南町のいいものはなんでしょう?と。
ちなみにこの質問をなしたとき、僕の体は松山観光港から伊予鉄道高浜駅に移動中。牡蠣はまだ早い鰹はどうだ等いくつかの候補提示を経て、ここは断然お客さま農園製のコメがいい、新米を無洗米仕様に精米してあげよう、ということになりました。

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で、それを、取りに。
松山から特急列車で宇和島にやって来た帰りなのです。いっそこの新米、僕が欲しい(笑)

上りの特急も、よく空いています。下りの列車で検札に来た車掌さん、昨日八幡浜から乗った上りに乗務していたのと同じ人でした。

とりあえず傘持って、南へ(愛媛出張5泊6日 3日目)

四国西南周遊レール&バスきっぷは二種類が設定されています。誰でも買えるものと、指定航路の船で上陸した人にだけ発売されるものと。

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僕が手にしたのは後者で、松山高知以南のJRは特急まで含めて乗り放題、併せてそこら辺の路線バスも乗り放題で6600円、4日間有効、とまぁ…モラルハザードを増進する企画乗車券。隣の駅の銭湯行くのに特急使おうか、などといった行動を誘発しかねません。誰でも買えるほうはJRの自由周遊区間がやや狭く、松山―伊予大洲と須崎―高知が片道だけ利用可能、になっています。松山に連泊しながら毎日南予に顔を出して平気、などというモラルハザードは抑止されているのです。

ちなみに松山―宇和島は特急自由席片道正規運賃3030円、所要1時間30分弱。特急は毎時一本午前5時台から出ていますので、同区間を1日4往復したら2万4千円ぶん使える…などということは今後もしないと思います。自信はありませんが。

冗談はさておき、このきっぷを持った場合は松山の安い宿に泊まって朝早くから行動開始すれば予讃線沿線なら大抵のことができてしまうわけです。松山で朝5時に起きるのと宇和島で朝7時に起きるのが行動力としては等価だ、と理解すればいい。

松山で追加の用事が入ったこともあり、昨日から松山に3連泊することにしました。宿に荷物を置いたまま、松山10時18分発の特急で南のほうに向かっています。たぶん八幡浜で降りるはずですが、あまり自信はありません。

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