カテゴリー「零細事務所の電算・情報・通信」の記事

『保護されていません』

西区のあの事務所さんはもう、やってる。

長久手のあの事務所さんも、実は導入済み。

当地周辺のご同業の方々にしか通じない表現で申しわけありません。ウェブサイト経由での集客に注力している当事務所にとって、ご両所はいささか気になる存在なのです。

このたびようやく、当事務所ウェブサイトの常時SSL化を決めました。

入力フォームから送信する内容を暗号化できるほか、ドメインの実在性を第三者が証明する、という面で閲覧者の皆さまにも一応の効用がある常時SSL化、僕としてはgoogleでの検索順位向上にちょっとだけ影響するらしいと聞いたことが導入を決めた直接の理由です。

ちなみに本日時点で「司法書士 名古屋市」で検索したところでは、上位30件に表示される司法書士事務所のウェブサイトでリンク先がhttps://で表示されているところは皆無でした。言い換えれば、そんなに重要なことじゃない(笑)

導入に踏み切れたのにはもう一つ理由があります。

6年前から使ってきた判例検索サービスが廃止されることになったのです。さよならL社(苦笑)

月額5千円を投じていたこのサービス、僕は契約が切れる12月で放り出される予定です。

捨てる神あれば拾う神あり、というタイミングでダイレクトメールを送ってきたのが登記情報INTERNETで、ご同業の皆さまにもこの秋に来たDMに心が動いた方が多々おられるようですね。試用のIDの送付までに、いささか時間がかかりました。

ただ、僕はこのDMもいったん放置しました。というより、無料での試用申込だけして一度も使わずに試用期間が過ぎ去った、と(苦笑)

2度目に来たのは電子メールでした。10日以内に申し込んだら●ヶ月間無料、3年契約なら利用料1ヶ月2000円で所定の半額、という文言にようやく申込のファクスを送ったのが3日ほど前のことです。

この差額を充当すれば、一時費用として2万円余&月額費用として3千円が他のなにかに充当できる固定費にできるはずです。

そんな思惑がありまして、年間1600円の維持費がかかるRapid SSLの申込に踏み切ったのがやっぱり3日ほど前のことだったのです。

おととい・昨日と断続的に導入への設定を追い込んだ結果、Microsoft Edgeでは普通の保護されたサイトの表示=鍵のマークがでるところまでは持ち込めたのです。

google chromeでの表示には問題があります。

Ssl

…へそを曲げた本職が気に入らない来訪者に向けて放ちそうな一言が、よく目に付く場所に記されています。赤字で。保護されていません、と。

ともあれ、12月1日からhttp:/www.daishoyasan.jp/への全アクセスはhttps://へ全部リダイレクトしてしまうつもりです。閲覧中あるいは相談後に閲覧者の皆さまが保護されているかどうかはさておいて、主なブラウザでの表示はだいたい従前通りになりました。

自分でカスタマイズしたCGIが吐くリンク先のなかに絶対パス指定のURLがあり、ここに気づくまでは表示の崩壊した掲示板と戯れておりましたが。

大きな問題が最後に一つ残っています。

いま利用しているアクセス解析サービスが、SSLを利用するサイトには対応していないのです。これの乗り換え先として、月額500円弱のものと650円ほどの2候補に絞り込んであります。

この手のサービスで定番のはずのgoogle analyticsは当サイトでは論外なのです。

訪問者ごとのページ遷移を確認できないため、コンタクトフォームから来られた方がどれだけ真剣にお問い合わせをくださった方かがわかりません。

え、どれだけ保護せずに扱っていいかがわからない、ですって?

  • そんな査定はご同業の方も欲しい案件=住宅取得の登記費用の見積依頼を辞退するときにしかしてません(キッパリ)
  • 労働紛争やら裁判事務でとにかく無料の回答だけほしい、などという問い合わせには、アクセス解析を確認するまでもなく適切に対応しております(遠い目)

とにかく、まだ固定費増加は受け入れられる、ということで両者いずれか有料アクセス解析サービスを導入する予定です。通常は、僕と僕のウェブサイトのために。

ただ、閲覧ページ数が多いとか滞在時間が長いとか、アクセス解析からちょっとした傾向を見いだして…あるお客さまに対してだけ、いつもより手を長くさしのべることは実際、あるんですがね。

Windows10:検索できるようなできないようなフォルダ名のナゾ

Windows標準のファイル検索機能がまともに動いていないようです。

対処方法はいまのところ見つかっていません。今日はそうした話です。

承知していないと、ファイルやフォルダが検索不能になりかねません。僕の環境で起きている事象はだいたい次のとおりです。

当事務所では過去のご依頼で作ったファイルについて、一案件ごとに1フォルダを作り、主にお客さまの名字をフォルダ名にして保管しています。

ですのでフォルダ名を検索する指定をかけ、たとえば『鈴木』とエクスプローラーの検索窓に入力すれば過去の鈴木さんたちのご依頼データを入れたフォルダが軒並み出てくる…はずなのですが。

そうではないようです。今回問題になったお客さまの名前を、仮に新藤さんとしましょうか。

『新藤』と入力して直ちにヒットするのが理想であり当然なはずなのですが、該当する検索結果が表示されません。フォルダがあることは目視で確認しています。

別の条件で絞ると、フォルダ名が表示されるのです。今回は、『』で探すと新藤さんのフォルダが出てきました。『新』と入力すると目的のフォルダは出てきません!

Photo

インデックス機能が効いていないネットワークドライブの検索ですので、インデックス検索が悪さをしているわけではありません。特定のフォルダを隠しフォルダに指定したからその属性を解除すればいい、というわけでもありません(検索語によっては表示されるわけですから)。

終了したご依頼のデータは現在、約50GB。一つ一つ探すには多すぎるデータ量です(笑)

上手な保存の仕方と探し方が確立できたと思っていたところですが、さらに工夫が必要だ、ということでしょうか。フォルダの検索に限れば、適当なフリーウェアを導入してしまってもいいかもしれません。

SH-06G Yahoo!カーナビの導入と動作確認、ならびに失敗に関する一件

先日タダで機種変更したスマートフォンではない携帯電話、SH-06Gにはgoogle mapとナビを導入することができました。このシステムは安定的に運用できているから、というべきでしょうか。欲がでてきたのです。

この記事は先日の『SH-06G google mapの導入とGPS利用可能確認の件』の続きです。

PCからUSB経由でapkファイルをインストールする、という手法でSH-06Gにインストールしたgoogle map、同時にインストールしてみたYahoo!地図と同カーナビは、アプリそのものは立ち上げられるのですが即時にエラーメッセージが出ます。『google play開発者サービスがない』ということでした。

ならば、というので試しにインストールしてみたのは昨日です。インストールしたgoogle play開発者サービスのバージョンは10.2.98で、インストールして端末を再起動したあとは強制停止できなくなります。アンインストールは、端末側から可能なようです。

また、インストール直後からバックグラウンドでのデータ通信をあれこれ試みるようですのでモバイルデータ通信の発生を覚悟するか、Bluetoothでのテザリングを準備しておく必要があります。アプリ毎の設定でバックグラウンドでのモバイルネットワークによるデータ通信を抑止しておけば、Bluetoothでのテザリングを切ったあとでも勝手にdocomoのパケットを浪費することはありません。

…という一連の施策をとるまでの数分間に、80円ほどのパケット通信料を使いました(苦笑)

で、結果。

Yahoo!カーナビはほとんどの機能が普通に使えます。
というより、今のところ使えない機能が確認できていません。

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Yahooにログインして自宅を登録することもできれば音声検索で目的地を出すこともでき、経路はふつうに候補を選択できるし携帯電話を畳めば(ディスプレイの表示が消えますから)音声案内だけ続けてくれます。googleのナビと比べた最大の長所がそのまま生きています。

そんなわけで、例によって丘の上のショッピングセンターまでナビを使いつつ、自転車で1.8kmほど走ってみたのです。いつも通りに。

で、運転力診断の結果は25点。

25点!

自動車にスマホを積んだ場合の最低点は80点台だったのに(愕然)

見れば加速の安定性が5点(20点満点)、急加速の危険が7カ所&注意が21カ所とか言ってます。

近所の店までの1.8kmを最高速度24km/hの電動アシスト自転車でどう攻めればそんな評価を導けるのかはナゾとしかいいようがありません。

帰路は最大限の注意をはらった結果、いくばくかの改善を見ることはできました。37点。

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もう一つのナゾは、カーナビは良好に機能するのにYahoo!地図は各所で使えない、ということです。まず位置情報の取得ができない、と言ってきます。致命的です。

画面左上のメニューをタッチクルーザーのカーソルでタップしても表示されず、音声検索の結果もタップできません。ただ音声検索の結果は検索履歴の画面には出てきて、そちらはタップして表示に遷移できます。雨雲や混雑の表示はできるようなので今すぐアンインストールするほど邪魔ではないのですが、地図アプリとして使おうとしてはいけない、とわかりました。

そんな作業をしているうちに、なかば忘れかけていたことを思い出したのです。

3月22日をもちまして、司法書士登録13周年を迎えました。これまでの一年間、私に紛議調停の申し立てや懲戒請求を試みたりせず、報酬は見積書通り粛々とお支払いくださったすべてのお客さまに感謝いたします。

みなさま方のおかげで、当事務所はまだ消滅せずにすんでいます(苦笑)

また、お客さまを含む閲覧者のみなさまにはどうかこれからも、少々おかしな話題がブログに出てくるくらいなら気づかないふりをしてやっていただけると助かります。

どんな分野でかは当人にもわかりませんが、時には世間に有用なトピックスも提供できる…かも、しれませんので。

SH-06G google mapの導入とGPS利用可能確認の件

先日、携帯電話の機種変更をおこないました。オンラインショップで買える携帯としては、FOMAの料金体系で契約できる最後の機種になってしまった二つ折りの携帯電話、SH-06Gです。

2年ほど前に発表されたという同機種、機種購入代金がタダだった(そのためと思われるが、タダになって2ヶ月ほどで在庫が払底し慌てて予約を入れるハメになった)、というのももちろん大きな理由です(苦笑)

もともと従前機種ではiモードでブラウザなど使わなくなって久しく、単に通話とメールができればいい(携帯電話の通話は、非常用と認識していますが何か?)という理由で携帯電話を運用している、docomoの契約は維持したいが料金として月2千円以上払った実績がここ一年ない、そんな僕にはちょうどよかったSH-06G。見かけはガラケー風な二つ折りでもOSがAndroidということでその評価は賛否半ばするものがあります。

Androidのくせにアプリが自由に入れられない、GPS持ってるのにそれが使えるアプリが見つからない、というのが導入に当たって気になる消極的評価でした。

これらが一応解決されましたので、運用までの記録を残しておきましょう。

僕のところのSH-06Gではgoogle mapでGPSが使えており、ナビゲーションもちゃんと動いているのです。試しに自宅から少々遠いスーパーマーケットへ、経路を設定してみました。

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○端末接続およびapkの準備

ソフトウェアのバージョンにもよるようですが、SH-06Gではapk形式のファイルを本体に転送しても本体側でアプリをインストールできないことがあるとされています。僕のSH-06Gはビルド番号01.00.03ですが、本体にBluetoothで転送したりSDカードに入れたapkファイルからはアプリをインストールできませんでした。

Android SDKをセットアップしたPCからadbコマンドでアプリをインストールすることはできるのですが、SDKのインストールが面倒です。どうせソフトウェアの開発などせず、単にUSBケーブル経由でスマホにアプリを入れたり抜いたり(あと、root取ったり)したいだけなのに。

しかし今回は、このやっかいな準備作業をほぼ丸ごとパスできました。

これに関するわかりやすい記述は『物欲ガジェット.com』さんのウェブサイトに、ダウンロード先はXDA-developersにあります。今回使ったバージョンは1.4.3です。ダウンロードして実行したら、すべての質問に y を押すだけでコマンドプロンプトからadbが使えるようになります。確かに、1分かからずに環境が構築できます。

注意事項は2つあります。

この『15 seconds ADB installer』を使うとCドライブのルートディレクトリ直下に『adb』というそのまんまな名前のフォルダができ、所要のファイルが入ります。たまたま同じ名前のフォルダをすでに持ってる人がいればバッティングすることになります。

…あまりいない、とは思います。二つ目はもう少し重要です。

この環境ではSHARPが提供するUSB接続用のデバイスドライバをインストールするのに、上記リンク先ページ手順6.の『ドライバのインストール画面が起動しない場合(以下略)』に従う必要があります。

端末側ではUSBデバッグを受け入れるようにし(上記リンクの手順4参照。タップに代えて、ボタンを7回連打します)、USBケーブルでPCとつないで、コマンドプロンプトを立ち上げます。『adb devices』と打ち込んで『(端末により異なる英数字の羅列) device』と返ってくれば、準備ができています。

入れたいアプリは何らかの方法でapkファイルを作成し、PCに送って上記の『adb』のフォルダに入れておきます。僕のところでは3年前に1050円で機種変更して12回の分割払いにしたF-11D(Android4.0.3のスマートフォン)がroot化されているため、ここからいくつかのapkファイルを抽出しました。google mapのバージョンは6.8.1です。

ここが重要だったのかもしれません。F-11Dではgoogle mapを使わず更新もしないでいたため、バージョンがプリインストールされた4年前から変わっていないのです。少なくともこのバージョンは、apkファイルからSH-06Gにインストールしただけでほぼ普通に動作し、googleのアカウントやgoogle play開発者サービスとは関係ありません。

○apkファイルのインストール

PCとSH-06GをUSBでつないで、コマンドライン(管理者として起動)からひたすらインストールしていきます。

わかりやすいのは『文珠川慧久の道楽帳2』さんのブログでした。こちらを参照して、つぎつぎに『adb install~』とコマンドを打っていきます。この作業の前に、カレントディレクトリはadbのフォルダに移しています。

Adb2

スクリーンショットはadbのフォルダに集めたapkのファイルと、コマンドプロンプトを立ち上げてカレントディレクトリをadbに変え、adb devicesで端末の応答を確認し、apkファイルを一つインストールしてみたところです。

これで端末側に、Aterm mobile toolのアプリが入りました。

DOSを使ってた人は覚えているでしょうか。このコマンドプロンプトでも、『F3』のキーを押すと直近のコマンドがペーストされます。これを行末からBackspaceキーで必要な分だけ削ると、『adb install com.android.honyarara.apk』といったコマンド+ファイル名の斜体部分を使い回せます。少しだけ作業が楽になります。

インストールが終わったものは、端末側で『アプリ一覧』から確認できます。ダウンロード済みのアプリケーションとして、アンインストールも端末側からできますがadbコマンドを使って消してもかまいません。

○使えなかった地図アプリ・使えないメニュー

同時にインストールを試した『地図マピオン』は、現在位置が検出できませんでした。

石垣島南方海上約400kmから、カーソルが動かせません(笑)

Yahoo!地図と同カーナビは、それぞれ起動はしますし地図は見られますが現在位置が検出できず、google play開発者サービスを要求してきます。

なんの支障もなく動いたのがgoogle mapとナビで、バージョン6.8.1では普通にGPSから現在地を地図上にプロットし、それを反映して目的地までの経路を表示し、それにしたがってナビゲーションをおこなってくれました。操作はタッチクルーザーを起動して行います。

下はマップを起動して数秒後の画面です。東隣の工場に現在位置があるようですが、とにかくGPSで現在位置を捉えています。データ通信は隣のルータで行っているため、docomoに対するパケット通信料は一切発生しません。

一切、というのは長所ではないかもしれません。

SH-06Gはbluetoothで接続中、同時に携帯電話としてのデータ通信ができないようなのです。

なにしろメールも受信できません。サーバで受信したメールがある、という連絡がときどき降ってきます(苦笑)

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なぜかmapでは、端末の画面左下に示された『サブメニュー』から設定に遷移しようとすると異常終了するのですが、ナビのほうでは設定画面に行けることになっています。

そのかわり、ナビでは音声で検索しようとすると異常終了します(苦笑)

まぁ、些細な問題です。肝心なGPSが機能してるんだから、大丈夫です。googleアカウントが使えない以上自宅も登録できませんが、そう承知して使うだけのことです。

ごらんの通り、僕はデータ通信をbluetoothでつないだモバイルルータ(Aterm MR03LN)を通して行っています。これ自体はgoogle mapとgpsの機能発揮の可否とは関係ないと思います。このルータは遅さが評判の0 simを使っているため、データ通信の速度が相当遅くても普通に動く、と思ってよさそうです。本機の環境ではアプリが勝手にアップデートされることはないので、この環境でしばらく安定して使えることになるはずです。

MR03LNをスマートフォンからリモートコントロールして状態検出や休止・再起動をさせるアプリも、おおむね普通に使えます。休止状態からの起動で一回エラーメッセージを吐きますが、機能はしています。

ともあれ、これで必要なアプリを入れられるしGPSも使えることがわかりました。

実は3年前から一応保有している(が、docomoのsimは入れていない)F-11DのGPSが位置を検出するまでに10分はかかるシロモノであるうえに、ナビを使ってると端末そのものがハングアップする悪癖があり、まともに使えるGPSを持っていて使ってもデータ通信料が発生しない端末が手元にない状態が続いていたのです。

さしあたっての支障はなくなりましたが、気になるのはYahoo!カーナビです。こちらは画面を消灯していても、音声案内だけ続けてくれます。

google play開発者サービスを入れたらちゃんと動くのか試してみたいのですが、google play開発者サービスが陰で勝手なデータ通信などやらないか、確かめてからにしたいと思っています。

BJC-465JもWindows10で使うために

この夏導入したWindows10、スリープから復帰せずハングアップする問題に悩んでおりました。

先月になり、業を煮やしてクリーンインストールを強行したら、スリープから復帰するさいにハングアップはしなくなったのですが、勝手にリセットがかかるようになりました(苦笑)

…で、今月、なんだかまた妙なことになってきたのです。気づいたのは先週中頃だったでしょうか。

スリープから復帰するようになってきたのです。最後に勝手にリセットしたのがいつか思い出せません。試しに信頼性の履歴を出してみました。6

9月30日を最後に、Windowsエラーが、つまりスリープからの復帰失敗がなくなっています。僕はなにもしていないのに、勝手に調子がよくなっています。

…こんなの、こんなの僕のWindowsじゃない!!

ひとしきり逆ギレして、今日の本題。

当事務所では20世紀に発売されたインクジェットプリンタが現役です。5年前まではCANONのBJC-80vとBJC-465Jが、現在はBJC-465Jが、たまにやってくる抵当権設定契約書に物件の印字をしています。

Windows7からWindows10へのアップデートにあたってもっとも不安だったのは、本機のデバイスドライバが提供されるかどうかだったのです。Windows7の時点ですでにメーカーからのデバイスドライバ提供がなくなり、設定ファイルを書き換えて無理矢理導入したおかげでこの方法を書いた記事は今でもいろんなところからリンクを集めています。

で、今回。Windows10ではなぜか、OSが標準でドライバを提供するようになったのです。

以下、導入方法です。

僕のところではパラレルポート→USBの変換アダプタを介してPCのUSBにBJC-465Jを接続しています。変換アダプタはElecomのUC-PGT。

これはWindows10用のデバイスドライバがないようで、接続後にデバイスマネージャーを見ると単に『USB 印刷サポート』として追加されています。一応動いてる…ことにして、作業を進めます。

『デバイスとプリンター』から『プリンターの追加』を選択します。しばらくのあいだデバイスを自動で検索するのですが、こんな旧型プリンタ発見されません(笑)『プリンターが一覧にない場合』をクリックします。

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↑『少し古いプリンターを検索する』を思わずクリックしたのですが、違いました。

BJC-465Jは、とっても古いプリンターらしいのです。

『ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加する』が正解です。

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『既存のポートを利用』でUSBの仮想プリンタポートを選択します。

この時点でほかのUSB接続プリンタがある場合は、その数だけ仮想プリンタポートができてしまっています。USB001などの連番が付されているはずなので、ほかのUSBプリンタに対応していないポートを探しましょう。

すでに接続されているプリンタごとに、『プロパティ』からポートを確認して消去法で選択するか、失敗したら片っ端からやり直すという方法でもいずれは正解にたどり着けます。

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プリンタードライバーのインストールで示されている選択肢は貧弱で、このなかにBJC-465Jのドライバはありません。Windwos Updateを選択します。

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しばらくすると、BJC-465Jをふくむ昔のインクジェットプリンタたちがごっそり追加されます。BJC-80など、昔のモバイルプリンタも健在です。NECのほうをのぞくと、PC-PR201(30年前のドットインパクトプリンタ)シリーズなんかが出てきます。懐かしい知人に会ったような気分がします(というのは僕だけかもしれませんが)。

上の画面キャプチャでBJC-4650は本機の海外モデルで、Windows7のときにはこちらのドライバを海外からもってきて、そのファイルを書き換える…などという操作を試みた覚えがあります。今回は456Jのほうを選ぶだけでふつうに導入できます。

…だったらWindows7のころにそうしててくれよ、というのもきっと、逆ギレです(笑)

ともあれ、これでWindows10になっても古いプリンタはあらかた救済されてしまう、しかもPC-PRシリーズのエミュレーションモードなどを積んでる古い機種ほど延命する、ということになりそうです。

不本意ながら…不本意ながら、Windows10に不満を見いだせなくなってる自分がいます。

にくきゅう+ゼロの一ヶ月

先日のこと。出張相談実施中に、国会図書館のOPACの使い方を説明する必要が出てきました。参考文献の探し方も、当事務所では本人訴訟の相談の中でお話ししているのです。

しかしながら、Windowsタブレットの画面遷移がおそろしく緩慢、というより事実上止まっています。モバイルルータは今月から利用を開始したFreetelのSIMを使って、通信データ量としてカウントされない低速なモード=節約モードで通信していたのです。

このモードを変更するには手持ちのスマートフォンから同社のサイトに接続し、節約モードの利用を止める必要があります。

…が、鞄のなかの定位置にスマホがありません。

スマホがありません。

「スマホがないようですね」

他人事の顔でつぶやいてみます。お客さまに(遠い目)

試しにこのスマホで使っているIP電話に別の携帯電話(キャリアの契約を残しているガラケー)からかけてみると、呼び出し音がなります。

「どこかには、あるみたいですが…(相談を)続けましょうか」

電話を切って、他人事の顔でつぶやいてみます。この時点でお客さまのほうが動揺されていたかもしれません。

遷移のおそいブラウザの画面を指してゲストログインから詳細検索、雑誌記事検索を探して云々、と説明しているうちに、どこかで聞いたような電話の音が鳴り出しました。

音源の方向としては、僕のおしりのあたりから。

しかし。僕はさっき電話を切りました。

お店の電話かなにかだろ、と見切って説明を進めます。なぜか電話に出る人はおらず、なおも続いて電話の音が聞こえます。

音源の方向としては、僕のおしりのあたりから!

妙な焦燥感に駆られて後ろのポケットに手をやると、平たい板状の硬いものが入っている感触があります。

どこかに行ったかと思ってた僕のスマホ、F-11Dが戻ってきました。

問題はさっき僕が発信したFUSION IP-Phone Smartの着信音が鳴りっぱなしであるという点です。

そう、とっくに切った電話が今も鳴りっぱなし(笑)

こういうことは一切の説明を省略して(なかったことにして)相談に戻るのがいい手です。

当然のような顔をしてF-11Dに入れたOperaを立ち上げ、Freetelのサイトにログインして通常モードに変更します。F-11Dには、これも今月から利用開始したSo-netの0 SIMのSIMカードが挿してあり、こちらは速度的な制限がなく高速通信できるのです。

インターネットへのアクセスは見違えるように早くなり、何事もなかったように説明が終わりました。

今日はモバイル通信の契約が複雑になり、その代わりに安くなった、という話しです。


数年前までは僕も人並みに、ガラケーのパケット通信に上限4410円を投じておりました。

これが高い、と感じたことをきっかけに使い出したBiglobeのSIM、5月の時点では税別1020円で月間3GBの高速通信とSMSの送受信ができています。通信量にかかわらずこの値段。3GBの容量を使い果たすこともありません。

これをもう少し削ろう、と思い立ったのはこの春、新しいWindowsタブレットを導入したくなったから。加除式の法令集一冊分のカットと併せて1年間で1万円ほどの経費を削りたい、というわけで。

Biglobeの契約を置き換えて、月間500MBまで高速通信でき基本料金無料の0 SIMと月間100MBまでなら299円のFreetel SIMを今月から導入することにしたのです。特にデータ通信量としてカウントされないFreetelの節約モード(公称速度200kbps)がどれくらい使えるかに、大きな関心がありました。

これを一ヶ月運用した結果。

まず0 SIMのSIMカードはF-11Dに挿して、IP電話の待ち受け・メールの送受等に用いたところ、データ通信量は80MBほどしか使わずにすみました。もう少し遠慮なく使ってもよさそうです。

モバイルルータで運用したFreetel SIMは高速通信したデータ量70MB、モバイルルータ側で記録されたデータ通信量の差を取ると、節約モードでは50MBほど通信したようです。

したがって、月間のモバイルデータ通信の料金合計は税別299円。予想よりも好結果となりました。

で、Freetel SIMの節約モードの性能はあまり高くない印象があります。

例えるなら、開業直後にWindows98搭載のサブノートで使ってたプリペイドのPHS通信(公称速度64kbps)に戻った気分(笑)

Windowsタブレット(ブラウザはEdge)でYahoo!のトップページを開くのにだいたい2分くらいかかり、F-11DでFusion IP-smartで通話を試みるといささかいただけない音質に甘んじることになり、データを圧縮する習慣のないお客さまから添付ファイル付きのメールを受信したが最後、各機器とも意識不明の重体になってしまう、まぁそんな感じです。

そう書いてしまうといかにも救いがないのですが、ブラウザはOperaやOpera Miniにしてデータ通信量を節約するモードに変更すればよく、IP電話は通話中のパケットロスは派手に出るものの昔の携帯電話程度の音質をキープしており、メールに関しては同時に携行しているガラケーで本文だけ先に読んでしまえばよい(笑)ことがわかりました。

問題のほとんどは運用と我慢とでなかったことにカバーできるのです、きっと(遠い目)

7月からは、月間データ量500MBまでの制限がある0 SIMのほうをモバイルルータにさし替えてみます。節約モードが一応使い物になるFreetel SIMはF-11Dに挿して、IP電話とメールのモニタリングに使えばよさそうです。こちらから電話の発信をするときだけ通常モードに戻して高速(つまり高音質)通信をさせればいいのかもしれません。

予想よりも削減できた通信料の差額を使って、タブレットで雑誌が読み放題になるサービスに加入しようか考えています。僕のWindowsタブレットでも、Androidのエミュレータを走らせたうえでこうしたサービスが使えます。

この手のサービスで、交友社の『鉄道ファン』も読めることに気づきました。

僕にとっては、ここが重要です。

誤算おなご嫌に(モバイル通信環境再構築の件)

今年も束縛明けの春がやってきました。普段仕事で使うNTTの光ファイバー+ひかり電話の契約の自動更新かストップを決める時期です。

粛々と自動更新を受け入れればClub NTT-Westのポイントが3000ポイント支給されます。このポイントをiTunesギフトカードに替えてからヤフオクで売却することまで考慮すればNTTの光ファイバーもそれなりに安いため、こちらは今年も継続すると決めました。

補助者さまさえ籠絡されてNTTから転出したという光コラボレーションにも、一時期気持ちが傾きましたが、あれはご家族でスマートフォンをたくさん使っていなければ経費削減効果に乏しい、というのがFPとしての僕の見立てです。

もう一つ、Biglobeで割賦購入したモバイルルータの最後の割賦金は先月、無事に支払いを完了しています。

…これで晴れて割賦金完済による所有権移転となりました(って意識する方が珍しい気もしますが)

この割賦金、たしか月933円の支払いが減ることになります。Biglobeの今のSIMカードの契約は、SMS付き月間3GBで合計1100円弱。実はそんなに使いません。

他にも気になるものがあります。

転送・留守電等の機能を持っていて外出先でも使えるIP電話として、050plus for Bizを使っています。ガラケーからもダイヤルプレフィクスをつけて発信でき、ふつうに携帯電話料金を払うより安かったので3年ほど前に契約したのですが月540円の固定料金がかかります。同様にガラケーで使えるサービスも出てきていますし、実はそんなに使いません。

こいつらをなんとかしてしまおう、というのがこの連休のしごとです。まず050plus for Bizはガラケーからの発信以外ほぼ同等の機能を持ちながら基本料金無料のFUSION IP-Phone SMARTに置き換えると決めました。

発信時の電話料金は、特に国内固定電話に対して高くなるのですが別にかまいません。

調査の結果、直近半年間で050plus for Bizからの通話料支払実績は200円を下回っています。

一ヶ月ではなく、半年間で(苦笑)

050plus for Bizはスマートフォンに専用のアプリを入れておく必要が強かった(他のSIPクライアントも使えるが難易度が高い模様だった)のですが、FUSION IP-Phone SMARTはZoiperで使えます。

コーデックをspeexにすることで、F-11D(LTE非対応のスマートフォン)にBiglobeのSIMをさして3G通信しているときでも普通の携帯電話程度の音質で会話ができることがわかりました。F-11DのRAMの空き容量が逼迫気味でしたので、固定電話・ぷららフォンforフレッツ・FUSION IP-Phone SMARTが一つのアプリで受信できれば言うことはありません。

連休明けから、これを当事務所の電話番号の一つに採用します。

ところでこのFUSION IP-Phone SMART、050plus for Bizに比べて着信拒否の機能が充実しているのですがそれが採用の決め手になったわけではありません。ええ、ありませんとも(遠い目)

ルータ購入の割賦金を払い終えたBiglobeとは、いつでもお別れできます。

引っ越し先を二つに絞りました。FREETEL SIMは従量料金に近い料金体系を取っていて、月によっては利用実績が伸びず派手に使ったつもりでもデータ量月間2GB程度の僕にはちょうどよさそうです。おそらく大部分の月で1GB=540円程度の料金におさまるはず。

来週中に契約すれば10月まで料金無料のキャンペーン実施中、とのことで失敗しても事務手数料をほぼ補えます。さっそく発注をかけました。

これをモバイルルータにさして運用し、もう一枚はSo-netの0 SIMを買ってF-11Dで運用するのがよさそうです。単にIP電話の待ち受けをさせるだけなら、一日に10MBも使いません。おそらくは基本料金無料の範囲でほぼおさまると考えています。

これらをあわせれば、月間1000円強の通信費が削減されるはずです。

ついでに明日、加除式の書籍2冊のうち1冊の購読を打ち切ることにします。こちらもおそらく、年間1万円程度の経費節減効果をもたらします。

文字通り捻り出した余力で、昨年買ったWindowsタブレットを置き換えるつもりです。これはまた別の記事にします。

ところで新しいIP電話の番号、050-5307-5182が割り当てられました。

労働紛争・裁判事務のページに出しているぷららフォン for フレッツの電話番号は今後も継続して使います。

こちらは050-7561-5941。

(050-)なごむ、いい、コクヨ いい。と覚えています。
事務用品選定中の代書人、ということでしょうか。

今回の新しい電話番号は、4ケタ-4ケタではうまく覚えられないようです。で、本記事のタイトルどおりに。

 050-  53 075 182
(050-)誤算 おなご 嫌に

何かの裁判事務、あるいは対人関係で苦労させられた代書人、といったところでしょうか(苦笑)

では、あらためてお客さまへのご案内です。


これまで、主に出張中の連絡に利用しておりました050-3738-5853の電話番号は今月末をもって利用を停止します。

本日より、050-5307-5182の電話番号がこれに代わります。

主に事務所内で利用している050-7561-5941の電話番号はこれまでどおりお使いいただけます。

ただし、電話番号表示圏外・非通知の発信には対応できかねます(←やっぱり)

【終息】Android版Zoiper1.35 着信差し支えと仮復旧の件

2年前からAndroid端末にSIPクライアントとしてZoiperをインストールし、ぷららフォン for フレッツの発着信に使っています。

この3月中旬になされたZoiperのバージョンアップ以降、ぷららフォンの着信だけができない状態が継続しています。いまのところ解決できていません。Zoiper.comの掲示板にも同様の事象に関する質問が出ているのですが(Android client not accepting incoming calls after update)適切な回答がでていません。英語圏のサイトに限定してgoogleで検索してもみたのですが、解決策を示したページは見つけられませんでした。

この事象、発信は通常通りでき、ぷららフォン for フレッツの番号に他の電話から発信すると、無音(発信側の電話で呼び出し音が鳴らない)の状態が数秒続いて切断されることになるようです。

ですので発見が遅れまして、どうやら2週間程度これに気づいていなかった、と。

道理で先月後半、無料相談を希望してくる理不尽な電話が途絶えたはずだ(苦笑)

これはこれで居心地のいい状態ではありますが、Zoiperをアップデート前のバージョンに戻してあげれば復旧できます。具体的にはバージョン1.29に戻したところ、発着信とも普通にできることを確認しています。せっかくZoiper Goldにはしたものの、しばらくバージョンアップは我慢しなければなりません。

2016.5.1.追記

上記の事象は、4月下旬にリリースされたVer.1.36のインストールで解消されました。

しばらくは最新バージョンのインストールを繰り返して様子を見ることにします。

登記費用自動計算、増強の件

すごいぞ!

この冬も生き延びた!

…いい加減このレベルから脱したいものではありますが、なかなかそうはいきません(嘆息)

低レベルではありますが、事務所の運営状況の改善を図っています。

このほど、注文住宅の新築に係る登記の実費・当事務所の司法書士報酬を即時に計算できるページの公開をはじめました。

これは、登記費用の自動計算としては三年ぶりのコンテンツ増強で(あ、やっぱり低レベルだ)、三年前からうっちゃらかし検討していた『新築建物の所有権保存登記の建物価格を、フォームでの入力から正しく算定させる』ことが可能になったため実現されたものです。

Photo

ちなみに、5年前の3月に当事務所に寄せられた送信フォーム利用状況をみたところ不動産登記に関するものは1件。3年前の3月も1件。今年の3月は6件あり、無理のないご依頼の類型を2件ほどお受けできることになりました。

建物完成しちゃってから保存登記の司法書士を探すとか、不在がちなダンナから家の所有権をかっさらう計画立案中とか、そうした問い合わせも増えつつあり、そうしたご依頼が『無理のある』類型と認識していますがそれはさておいて。

先月から今月にかけて、相続登記で『登記の自動計算のページを使った』とおっしゃったお客さまに相次いでお会いしたのが三年放置の計画を前進させた最大の理由です。PCやタブレットを使いこなす人の年齢幅と人数がそれぞれ大きくなって、こうしたページを持つ効果が少しずつ感じられるようになってきました。

その気になればスマホでもできるような半角数字の入力と選択・チェックで登記の費用を自動で見積もらせようというこのページ、依頼類型としては『相続登記』『贈与や財産分与』『中古住宅の購入』につづく4件目です。

平成27年から、名古屋法務局管内では新築建物の㎡あたり評価額が名古屋市とそれ以外で差がなくなりました。

つまり、上記のスクリーンショットのような入力フォームの設計で『不動産所在地が名古屋市内であるかどうか』を選択させるための機能を実装する必要がもうない、と気づいたのは三年放置の計画が大きく前進した2番目の理由、ではあります。

一般的な申請類型=当事務所に来るご依頼のだいたい8割くらいの見積もりに正しく対応できればそれでいい、という裏コンセプトに基づいて、最初から『建物の種類は居宅(それ以外の類型は当事務所には来ない!)』という前提をとっています。床面積合計を入力し構造を選択すれば、新築建物の評価額を計算して所有権保存登記の登録免許税を算出する、ということはできるようになりました。

建物の構造も住宅用で一般的な木・軽量鉄骨・鉄骨の三種類に限ったのは手抜きではく割り切りです。選択と集中、とかいうものですよ(遠い目)

一方で、汎用性も確保しました。㎡あたりの単価を自由に入力できる欄を設けたほか、この欄に20万を超える大きな値(100万とか1000万とか)を適当に入れてあげると、それは㎡あたりの単価ではなく建物の想定価格として登録免許税計算に入るようにしてあります。

ですのでまぁ、東京や大阪からこのページをのぞきに来られる方の期待も裏切らないかな、と。

あとは少しいたずらをしておこうかと思っています。

現在も設けている『手続きする地域』の選択肢に、やっぱり東京やら大阪を加えておこうかな、と。

さて、せっかく思い出したJavaScript、忘れないうちにもう一類型の計算ページを追加します。抵当権抹消と設定(つまり借り換え)、根抵当権の設定の費用を見積もれるようにしておきたいのです。これが明日にはできるはず。

まぁ、つまり『抹消移転設定の立ち会いをお受けできると思ってはいないが計画的に対応できる抵当権の登記は欲しい』という思惑を込めているわけで…

きっとそれが、選択と集中、とかいうものなんですよ(遠い目)

登記情報提供サービスPDFファイルからのテキスト抽出

先週は労働審判手続が2件、いずれも良好な結果をみて調停成立となりました。

ちょっと余裕な週末に、トライしたのが表題の件です。


おことわり

この記事は、不動産登記に関する業務支援ソフトを導入済みの司法書士さんとは別世界の住人が作成しています…そうした諸先生方には参考になりませんのでご了承ください。


登記情報提供サービスで入手できる情報がPDF化されたのは4年ほど前のことだったでしょうか。このPDF、マウスで範囲選択してコピー&ペーストできるので不動産番号を登記申請書に転記するのには重宝しています。

…あ、僕のところではオンラインで登記申請やってないのですが、それはさておいて。

このPDF、いったんAdobe Readerで読みこんでからテキスト情報を書き出すことはできます。

そうすると、罫線素片と文字情報からなるテキストファイルが書き出されます。

このテキストファイルを見て常々思っていたのです。どうせならPDFじゃなくて、CSVその他の表計算ソフトで読み込める形式で登記情報を提供してくれればいいのに、と。

コンピュータ化された登記情報はそれ自体がデータベースなんだから、一定の規則性を持たせてデータを区切ったファイルで情報を提供してくれればこちらでいくらでも加工ができるはずなのです。

具体的には、業務支援ソフトを運用中の諸先生方が普通にやってる作業=ダウンロードした登記情報のPDFのファイルを指定したら、そこに記載されている所在や床面積が適切に読み取られて登記申請書や遺産分割協議書に正確に反映される、そんな仕組みが自分で作れるのに、と考えています。

ところが誰もそうした方法をWebに放ってはくれません(当然ですよね)しかたがないので、

まずダウンロードしたPDFから文字情報を抽出するところから

自分で作ってみることにしました。先日の東京出張であれこれ予備調査を行って、さしあたっては一番近いシステムを作られた方のをパクる、いえ参考にさせていただこうと。

日経パソコンのウェブサイトの連載記事の一つ『100個以上あるPDFからテキストを抜き出そう』はJavascriptでプログラムが書かれており、僕にもなんとか読めます。まずスタンドアロンのPCでこのシステムが動くか試してみました。

記事中の説明にしたがってファイルをダウンロードし、適当な登記情報のPDFをpdf2text.batにドラッグ&ドロップしてみたところ

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きっちりエラーメッセージを吐いてきました(苦笑)

こうでなくては当ブログの記事にふさわしくない気はします。

処理させたPDF名の直後に出てくるエラーを読むと、あるべきクラスが見つからない、とか言っています。その行に出てくるBouncyCastleProviderをググると、暗号に関連するライブラリだとか。JREのほかに、これをインストールする必要があるようです。

これには、『職人気質を目指すプログラマの日記』さんの記事が参考になりました。

この説明にそってbouncycastle.orgからjarファイルをダウンロードします。http://www.bouncycastle.org/latest_releases.html のページ下部 SIGNED JAR FILES の項目直下の『bcprov-jdk15on-154.jar』が使えました。

java.securityにsecurity.providerの行を追加する必要がありますが、これは僕のところでは最終行(security.provider10.)に追加しても動作しています。

このライブラリをインストールしたシステムでは、不動産・商業登記とも、登記情報提供サービスでダウンロードできるPDFからテキストを抽出できるようです。メモ帳でテキストデータとして見ることができました(下記の白い□の部分は、あとから塗りつぶしたものです)

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このシステムのいいところは、Adobe Readerで一つ一つテキストファイルを書き出すのと違って複数のPDFファイルをまとめてドラッグ&ドロップすれば、それに対応する複数のテキストファイルを書き出してくれる点です。

細部に問題はあります。

  • 不動産の登記情報に出てくる『余白』という小さな字を長方形で囲んである記載は空白として出力されます。
  • 出力されるテキストファイルの文字コードはUTF-8です。文字コードを明示的に指定してファイルを開かないと、文字化けして表示され思わず絶望します(ええ、僕がそうしましたとも)
  • たぶん、人名や地名の特殊な文字は出力されません。

とはいえ、これで『登記情報提供サービスからもらってきた複数のPDFをまとめてどこかに投げたら、自動的にテキストファイルになって返ってくる』という状態にはなりました。

テキストファイルであれば分析や加工は普通にできるので、まずここから『不動産の表示』に記載するデータを抽出して整列させるプログラムを組むことを目指してみます。

ところでこのシステムの研究なんですが、最終的な目標は僕の事務所での導入にはありません。

登記申請書のひな形を公開している同業者さんのウェブサイトは世にたくさんあり、もう珍しくもありません。

仮にブラウザ上でこのプログラムを動かせるならば、最終的には登記申請する不動産のPDFを指定してあげれば誰でも正確に自分の(ひな形ではなく、自分の)登記申請書や委任状、遺産分割協議書が一気に作成できるようになるのではないか、と思うのです。

申請人や不動産などの申請諸元を与えてあげれば申請類型ごとに表計算ソフトでもこうした必要書類の一連の出力はできるので、だったら登記情報提供サービスで取ったPDFから不動産の表示が直接入力できれば楽ちんかな、と。

つまり素人さんむけに登記申請を支援するシステムが無料配布できればいい、と思っています。うまくできれば、当事務所ウェブサイトのフロントエンド商品に育つかもしれません。

以上、業務支援ソフトを使ってる事務所さんとは別の世界からお伝えしました(遠い目)

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