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請求:主文同旨

女性のお客さまからいただいたオブジェをインターホンの上にそっと乗せて、今年も12月になりました。

Dsc_0719

あ、そうは言ってもご主人も子供もいる、補助者さまの勤務日におやつを持って遊び相談にこられるのが好きなお客さまでして…邪推しかけた方には申しわけありませんね(棒読み)

そうは言ってもこのお客さま、実は時効の壁を超えて3年以上前の年次有給休暇に関する損害賠償請求労働審判を成功させた(もちろん、弁護士の妨害は排除した)勝利者だったりするのですが。見かけによらない人を作るのが僕の仕事の楽しみだったりします。

そういう人がまた増えるかもしれません。


先ほど、他県のお客さまからメールが入りました。

両手を組んで深呼吸し、しばらく瞑目した後、見たいような見たくないようなメールを開きます。内容としては笑いながら泣きたくなるようなことが書いてありますが、そのわりにはなにやらそう嬉しげではないようにも思われました。

念のため写真を1枚送って貰うように依頼します。もし判断を間違って返事したら余裕で即死できるような連絡です。

胃を串刺しされながらとろ火であぶられるような十数分を経て、写真がきました。判決主文を確認します。

訴訟費用は、被告の負担とする。そう書いてあります。

事実および理由 を確認します。

第1 請求

 主文同旨

とも書いてあります。間違いありません!お客さまはその訴訟で全面勝訴した、ということです!

思えば本件だけが平成時代から終わっていない裁判書類作成業務でした。事案はもちろん当事務所の華=地方裁判所で弁護士を向こうに回しておこなう通常訴訟労働者側、です。

3泊4日の泊まりがけで尋問対策演習と傍聴をおこなうなど、お客さまにも僕にも結構な負担があった事案です。請求金額も当事務所の労働訴訟としてはまずまず高く、社長には看過できない言動主張も多々あり、ただお客さまには予期せぬミスも出たりした、もし負けたらメンツ丸潰れでしばらく立ち直れない、そんな今年の最重要事案で完全勝訴の判決を得ることができました。笑いながら泣いても数分なら許してもらえるだろうな、とは思っています。

幸か不幸か補助者さまの勤務日ではなかったので、一人で壊れていることができたのですが。

とりあえず心が落ち着いたので、ちょっといい見切り品のお惣菜でも買ってきます。今日はお酒を飲んでゆっくりできるはずです。

21時30分に入れてしまった別件の相談を終えたあと、ですが(苦笑)

控訴するかどうかはあちらさん次第ですので特に僕は急いですることもなく、判決理由のコピーは後からやってきます。

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