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2020年11月

海港の上へ/空港の下へ 運転手も知らないらしいフリーきっぷで行くオススメできない高知漫歩

いろいろあって、ふっ切れました。久しぶりに旅先での馬鹿話をしましょうか。

先々週、愛媛へ出張したときのことです。小牧-高知間を航空機利用にしたため最後の滞在日は朝から高知周辺で過ごすことになりました。暇つぶしのために、とさでん交通のバス・路面電車一日乗車券2000円を購入します。小牧行きの夜の便は高知を20時前に出るため、このきっぷをまず乗車区間の北限=高知駅から1時間半かかる土佐郡土佐町田井まで行って帰ってきました。ここまでで14時。

別の話題。高知空港は四国最凶の不便な空港だと僕には思えてならないのです。といっても四国に定期航空路が就航する空港はあと3つしかありませんが。

高知空港が南国市にあることは徳島空港が板野郡松茂町にあるのと同じくらい、または東京ディズニーリゾートが浦安市にあるのと同じくらいに他県の人には知られていない事実でしょうが(苦笑)高松・松山・徳島・高知の4空港のうち高知空港に限っては11月現在、空港から立地自治体に行く公共交通機関がないというすっごい制限がかかっています。

路線としては1日2本あるのですが、それが絶賛運休中である、と。

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いっぽうで高知空港から高知市にだけは、毎時2本程度の空港連絡バスが運行されています。ですが上記のとさでん交通バス・路面電車一日乗車券には、その空港連絡バスには乗車できないという制限がかかっています。

バスで空港行きたけりゃとにかく740円払え、まぁそういうことになっている…そうされてしまうと、逆に工夫してみたくなるものです。

さらに別の話題。

先ごろ数年ぶりにビジネスバッグを購入しました。重量が300gほど増加した代わりに3way、つまり背負える装備を導入しています。靴は一見ふつうの革靴ですが、いつも踏破性が高いウォーキングシューズしか使っていません。

そうしたわけで。

とさでん交通バスの路線網から高知龍馬空港に近いバス停を探し、そこから歩いて空港にアプローチすればよいではないか、と考えたのです。そうすれば空港連絡バスに740円まきあげられずに済みます。荷物は背負うことができ、足回りはいつも通りに徒歩移動に耐えられます。

調べた結果、それだけなら18時半頃そのバス停に着き30分ほど歩けばいい、とわかりました。余力があります。では明るいうちに…

海港の上へ:桂浜バス停→種崎バス停徒歩連絡(浦戸大橋経由)

桂浜にはまだ行ったことがありません。上記のバス路線図では黄緑色の路線バスが一系統だけ運行しており、ピンク色の系統は高知付近の名所を回るがやっぱりとさでん交通バス・路面電車一日乗車券では乗れないMy遊バス、とかいうバスです。

これも他県人があまり知らないことではあるのでしょうが、太平洋に面する桂浜は実は高知港につながる内湾=浦戸湾の入り口なのです。桂浜の反対側の半島にはやっぱり高知駅から一系統だけバス路線が来ており、その終点が種崎です。

二つの半島のあいだには海をまたぐ浦戸大橋がかかっていますが、これを走るバスは一日乗車券では乗れないMy遊バスである、と。

なんだかだんだん腹立たしくなってくるわけですよ、こういう設定されると。

調べたところ、浦戸大橋には狭い歩道がある、とのことでして。まずはこの区間を徒歩で連絡し、桂浜から種崎に出ることにしました。

行動開始からつまづきます。桂浜で運転手が乗車券を眺め、別のバスから他の運転手を呼び寄せなにやら詮議を始めました。

どうやら運転手、そのきっぷを見たことがないらしいのです。

自社で売ってる割引乗車券を(怒)

一分ほど拘束されて解放されましたが、追いかけるように「あんなの(乗車券)見たことない」という声が飛んできました。自社で売ってるきっぷを見たことない、それだけならまだしも利用者の前で平然とそう言える運転手、というのもなかなか余所では見かけないとは思うのですがね。

もっとも高知県にはさらにひどい路線バス会社があり、一日に5回乗車したうち通過/停車バス停の名称をちゃんと放送したバスに2回しか巡り会えなかった土佐サウスウェストトランスポート(仮名)という物騒なのが宿毛から中村あたりを走っています。社名はあくまでも仮名ですが、この物騒な会社が足摺岬・四万十川・柏島といった観光地もカバーしていたりします。

僕の知る限りこの会社が日本最悪で、このレベルになるとワンマンの認可を取り消されないのが不思議です。バスに放送設備があっても使って案内してないわけですから。

お話しを戻します。桂浜と龍馬像は見た瞬間にどうでもよくなり、さっさと地図に次の目的地をインプットしました。

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歩道はほんとうに狭く、当然ながら渡ってくる歩行者自転車もいなかったため変わった場所からの浦戸湾の眺めを堪能しつつ、ひたすら歩いて40分余。種崎に着きました。

空港の下へ:下田村バス停-高知空港徒歩連絡

種崎は観光地とは全然関係ない、海辺の静かな集落です。

3人は入れるだろうバス待合室には身なりの悪い遍路が一人、息絶えたように動きません。

ここは浦戸湾を横断する県営渡船の発着場でもありますが、反対側の渡し場がバス停から遠かったので桂浜から無理矢理やってきました。

夕日が沈む種崎を17時05分に出て、知寄町二丁目で前浜車庫行きに乗り換えます。

実はこの時点で、どのバス停で降りたらいいかが未定です。バスには乗客がいなくなり、次の折り返しのバスは1時間後、すなわち飛行機の乗り遅れが確定する、と(苦笑)。

地図とバス停を見比べつつ、バスが東から南に進路を変えた下田村で降車ボタンを叩きました!こういうときにはスマートフォン、便利だと心から思います。

もしバス停案内放送をせずに突っ走るどこかの西南交通、いえサウスウェストトランスポート(仮称)だったら絶対できない利用法だと思うのですが、そもそも日本の圧倒的大部分の路線バス会社ではバス名を自動放送で案内します。こうした心配は通常せずに済むはずです。

下田村はとっても暗いバス停でした。ここから誰も来ない道をひたすら歩いて35分ほど、これまたスマートフォンの導くままに歩ききったのですが、これは暗いときにはやっちゃダメ、敢行するならライト必須です。

この経路は滑走路と交差していますが、これは滑走路の下をくぐるトンネルを利用することになっています。

明るい部分はここだけで、あとはひたすら田んぼです。特に空港北側は人家がない区間が続き、そのまま失踪してもきっとわかりません。さすがにこれは、夜はもうやりたくないところです(普通は昼でもやらないでしょうが)

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この日の歩数は、スマートフォンによれば1万8千歩を記録しました。前の日までにお客さま宅でお腹いっぱいお赤飯をいただいてきたのですが、おかげでストレスも体重増加もなく=食べた分を消費するかたちで出張を終えることができたようです。

依頼受付停止/宇都宮・愛媛出張日程に関する件 ほか1件

今朝体重計に乗って、さらに衝撃を受けました。

先週日曜日より2kg減って今月初の65kg台にタッチしています。正確には出張前後で2kg減った、と。

いつも通りに楽しく完食して終わった25日調布での会食をご一緒いただいたお客さまには想像できないはずですが、とにかくそうなりました。

ちなみに今月の最高体重は11月1日の68kg台が出ており、これは10月の愛南町出張で美味しいものをいっぱい食べてきた(今月の出張でもいっぱい食べてきたが、結構歩いた。明日投稿予定)影響を素直に反映しています。

どうやら東京からよっぽど強いストレスを持って帰ってきたらしいのですが…来月また行くかどうかは、この際くじ引きで決めることにしました。来月の執務に関するお知らせです。


1.ご依頼受付の停止について

  • 本日から12月8日まで、裁判書類作成に関するご依頼の受付を停止します。
  • 併せて、事務所内外にかかわらず新しいお客さまとの面談を休止します。

これにより依頼輻輳の解消を図るほか、今月26日は空いてるお店を選んだとはいえ23区内で夜間の飲食に及んだ以上は相当期間の自粛が妥当だと、もともと考えておりました。

この期間、すでにご依頼を受けている業務、電話・ビデオ会議による打合せ、来所可能な既存のお客さまで距離確保と換気にご協力いただける方(2m以上向こうに僕がいることに違和感を感じない方)には特に影響ありません。

なお、当事務所所定の特急料金・急行料金のお支払いがある事案は上記期間内でも受託します。

2.宇都宮への出張について

 12月9・10日、宇都宮へ出張します。9日は同地で一泊します。

 短期的にはなーんの得にならないものの、ごくごく一部の読者さまには早速楽しんでもらえているらしい(苦笑)媒酌人業務に伴い、紹介者を被紹介者に引き合わせるための出張です。

 ただ、僕はこの出張が実りあるものになると推測しているところです。

3.愛媛・福井県への出張について

 こちらも多分、GoToトラベルの束縛を離れて青春18きっぷか何かで地を這ってみることになろうと思います。

 なんだかヒトのカネ=税金で贅沢する仕組みになってるGoToトラベルを濫用することに違和感を感じてきたのです。

あと、こればっかり使ってると旅程立案能力が落ちる気がしてきました。いつも同じウェブサイトに予約に行って単純安直に一番早い新幹線や飛行機の一番高い選択肢を選んだらコスパ最強ー(棒読み)、とかいうのはちょっと嫌だな、と思えてきたのです。

もちろんいまさら勝手だと自覚はしていますが。

このまま当然ヅラして贅沢してると、旅しながら仕事する人として馬鹿か下手かどちらかになりそう、そう思えてしまったのです。

 出張日程は、もともと12月第2週に設定予定だった愛媛出張を第3週にしたいのですが福井に来ないのか、といわれてもおります。福井については未定といっておいた方が楽しそうなのでしばらくそうするつもりです。

 あとは松山で忘年会をやる予定の弟子の都合を諮って、12月第3~4週の数日間、愛媛に出かけることにします。少し寒くなりそうですが。

4.くじびきについて

 宇都宮への出張は実施が決まりました。東京を…いえ、正確には国立国会図書館をみすみす通過するのはやっぱり勿体ない、と思うのです。

 試みにまた、3日分の応募を入れてみました。9日は夕方に宇都宮にいる、これだけが今回の出張のルールです。

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  • 12月9日に当たれば名古屋の出発を8日の高速バスか9日朝の新幹線(ぷらっとこだまフリープラン)にし、9日15時過ぎまで閲覧できるはず。
  • 12月10日に当たるのが最高です。朝から昼過ぎまでお腹いっぱい本を読み、夕方東京を出て順当に普通列車で帰れます。
  • 12月11日に当たるなら。それもブログのネタ(失笑)というべきでしょう。滞在を一泊延ばします。泊まるなら府中がいいかな。

これまで国会図書館入館抽選には2~3日ぶんの応募をおこない、最低1日は当選するパターンが続いてきました。次の東京滞在の有無は上記のとおり、くじびきできまります。結果は12月3日、夕方には出ます。

もちろん、出張相談・打合せのご依頼がありましたらGoToトラベルの縛りと関係なく柔軟に時間場所の工夫ができますので(ええ、嬉しげに言ってますとも)、ご興味のある方はご連絡ください。

さて週明けは、まず準備書面一件と答弁書一件を、頑張って作ってしまいましょうか。

媒酌人業務の臨時受託および宇都宮出張の日程調整開始に関する件

今朝。体重計に乗って衝撃を受けました。

出張前より減っています。

確かに昨日は昼ご飯抜きで国会図書館の本館-新館の移動を6時間にわたって繰り返したりしましたが(書籍と雑誌の請求を延々反復するとそうなる)、漠然と食べ足りなさを感じていたのは気のせいではなかったようなのです。

気のおけない会食のリトライ、という思惑はあります。というより強いです。表題の件。

  1. あるところに、仕事が多くて断ってるお客さまがおりました。安心してお付き合いができるプログラマーさんです。
  2. 別のところに、時節柄仕事が減ったが応援したいお客さまがおりました。安心してお付き合いができるプログラマーさんです。
  3. 両者が扱ってるコンピュータ言語は同じです。
  4. だったらこの男二人、くっつけてしまえ。僕が媒酌人だ(笑)

今日は、そういう話です。

先日の打合せは埼玉県、大宮駅前のコメダ珈琲店で行いました(名古屋人にはおなじみのあの内装の店が、新幹線口からすぐの丸井に入って朝からやってます)。お客さまが言うのです。

  • いっそ鈴木さんにPythonの仕事だせないか

もちろん冗談に決まっています。万一僕がそれを受けてノマドなプログラマーさんの世界に仲間入りなどしたら、今より確実に収入が増える代わりに今より確実に裁判事務の仕事が減って補助者さまが悲しむこともほぼ決まっています。

ですので辞退させていただきましたが、どうやらこの方の周囲には、コロナの関係でお仕事がたくさんある様子です。

  • たしかこの人、C言語の人だよな

そう思いつつ、打合せを続けます。1+1を表示させるのに5行使うなんて法外だ、とか(あ、それはC言語の話だ)第一回期日の見通しの話とか。手続き終了前後の関連業務の話とか。

ところでもう一人、C言語を使うお客さまがいらっしゃるのです。こちらはコロナの関係で、率直に申しましてお仕事減った方が。

実はこのお二人、守秘義務に反しない範囲で言うと労働者時代に僕にご依頼があり、相応の成果を挙げたあと起業された、という共通点があります。

お二人とも、いい意味での『気になるお客さま』の類型に入ってくる方々です。

そうしたわけで。本来の打合せ事項とはぜんぜん違う提案をお客さまに出してみました。

  • あなたと似たような経緯で当事務所にご依頼され、その後かくかくしかじかでこうなった方がいるがどうか、と。

ここで一つ、ひょっとしたら当事務所経営上の=おカネの観点からは失敗という評価になりかねない提案をしてしまったのです。

  • なんだったら一緒にお酒飲んで話してみないか、と。

僕自身の基準で言ってしまったあとで、よく考えたらこれ愛知県にいるお客さまを栃木県にいるお客さまに面会させる話だったことに気づきました。交通機関の利用についてはごく普通な見方をされる、おそらくは移動手段は速いほうがいいとか車中は快適なほうがいいとか乗り換えは少ないほうがいいとか、そういう贅沢な(いえ、普通な)お二人を引き合わせる話だ、と、媒酌人業務を開始したあとで気づきました。

幸か不幸か、あるいは予想も期待もしたとおりに、両者は乗り気です。あれよ、という間にいくつかのメールが媒酌人たる僕とお客さま方とのあいだを行き来し、また大宮あたりで面会場所を設定しようかと先ほど思いかけたところで。

宇都宮には屋台村があることを思い出しました!

もう十数年前、宇都宮地裁某支部で当事務所初の付加金給付判決(労基法114条。残業代や解雇予告手当請求をしたい労働者が妄想することがあるが滅多に取れない)を得た事案で、打合せ後に堪能させてもらったあの一角が健在です。

しかし、なにしろ13~14年ほどはブランクがあります。google検索を経て、初めて閲覧した宇都宮屋台横丁のウェブサイト、本年5月28日付。

Appeal

しびれるくらいの直球が、ど真ん中にきた。そう僕には読めてしまったのです。
状況によっては、涙腺がゆるむくらいの。

これは僕が好きな(でも、まだ書けない)文体でした。

もちろんこうしたご時世ですので、こうした態度表明の表面的な部分だけを捉えて言いがかりはいくらでもつけられるはずです。我々訪問者にしても軽々しい行いは慎むべきだとも思うのです。ですが、ここへ行くかどうかはさておいて、場所は宇都宮にしようと決めました。

  • そこは媒酌人権限で(笑)

そんなのリモートでいいじゃんとかそれでお前に見返りはあるのとか言われることは当然あるわけです。

それは違うと僕には思えるし、同じように考えてくれる方々を探せば見つけられるような社会にいたい、と思えるのです。

久しぶりにエモーショナルな書きぶりになっている自覚はあります。26日の夜の会食が消化不良になった反動かもしれませんが、本職と同様の守秘義務に服する補助者さまを除いて経緯を口にすることはありません。

上記の引用と同じように『答えが見いだせない』ことは当事務所ではよくあり、それ自体はもちろんストレスフルであるものの、僕が今あるその状態やその関係者を忌避する理由には全くならない、と僕は考えています。さっさと経済効率最重視にできれば楽でしょうが(苦笑)ともあれ、今後この話題は当ブログには出ません。


さて、実務上の問題。とにかく来月は宇都宮に行くのです。
そして大事な人たちと、楽しくお腹いっぱい食べたいのです。予定は12月第2週。

本件媒酌人業務は当然ながら無報酬です。中長期的な思惑として、ひきあわせたお二人の事業がそれぞれ伸びる過程でさまざまご依頼があればいいな、という程度の欲望は当然持ってますが。

愛知県側のお客さまにはうまく行ったらあとで一杯奢ってもらう特約はつけてありますので、一応これが報酬か…大体そんなもんよ(虚勢)

臨時の出張ですし国会図書館の入館当選日を優先するようなこともできません。ただ嬉しいことには12月10日から、冬の青春18きっぷ利用期間に入ります。

宇都宮-熱海は普通列車にグリーン車が連結されています。ゆえにこの季節この区間の移動に新幹線など使うのは高額な料金を払うのに楽しめる時間が少ないことになり、僕にとっては勿体ないのです。

※などと考えるのは本件プロジェクト関係者では僕だけなので、現地集合現地解散にする予定です

復路は普通列車グリーン車と静岡県内のホームライナーで乗り切って、往路を久しぶりに中央道高速バスにし、GoToトラベルとは無関係な出張の実施を宣言するのがよさそうです。当然ながら出張相談は対応可能ですので、日程が決まれば公開します。

やっぱり、こういうのがいいのです。

心残りは、水道橋の昆布森と矢崎存美の短編小説

朝ごはんをしっかり食べて、東京有数の名所にやってきました。国立国会図書館です。

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3日分応募した入館抽選に11月27日分の1日しか当たらなかった今回、昼飯など暢気に食べてるヒマはありません。この際見ておきたい書籍や雑誌を片っ端からチェックするのです。19時の閉館までに。

9件まとめて請求した雑誌を返して、外はすっかり暗くなりました。17時です。

最後に余裕があったら読んで帰ろう、それで様子がよければ購入しよう、と請求しておいた笹本稜平のハードカバーと矢崎存美の文庫本が手元に残っています。いずれも名古屋の図書館では結構な待ち行列ができています。

久しぶりに読書速度を最大に設定して(誠実さの感じられない国会答弁風に言うと全集中、ってやつになるんでしょうか?)『相剋』の420ページ を読み終え、18時50分。

笹本稜平の刑事物の直後に読むのはいかがなものかと思えましたが、今回の旅では食べ足りないし読み足りない気分がしています。

残り時間で矢崎存美の『出張料理人ぶたぶた』所載の短編4本から、どれか1本読めます。ラスト10分、あと60ページ。

えいや、とばかりに。
穏健中正な性格をもち様々な職種活動において実は能力が高い中年男性山崎ぶたぶた-見かけは上記表紙どおり、ピンクのぶたのぬいぐるみ-がその能力を活かして周囲の人物をごく自然に少しずつ幸せにする(そういうのが本当の意味で優秀な職業人または社会人、というべきなのだろう)、誰も傷つかないハートウォーミングファンタジーの世界に飛び込みました。

旅の終わりに際して、僕には少し現実逃避が必要なのです。

最後は少し速度を落として読了すると、閲覧室の空調が動作を止めました。閉館時刻30秒前の静けさが深まった部屋で、最後の二人が席を立ちます。閉館の最終アナウンスも流れだしました。

昨晩は水道橋の飲食街で餃子と馬と鯖とナンと中華料理の候補店をリストアップし、さらに昆布森の牡蠣を扱う店を発見して半分無理矢理にテンションを上げてしまったのですが(僕は行ったことがあるから、補助者さまには出身地の関係で、それぞれ知ってる場所だったのですが…同行者には当然のように無縁の地名だったようで)、このお店は採用見送りとなりました。

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次は来月末か再来月かわかりませんが、状況がよくなったら頼れる(食いっぷりのよい)お客さまをこのお店にお連れするのもよさそうです。
別のお客さまからも会食設定要請がきているのですが、23区内での開催は避けよとのことでした。妥当なご判断ですが…残念。

計画的な乗り遅れを要する東京訪問2泊3日

11時06分名古屋発の、のぞみ220号の予約を入れてあります。

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名古屋駅までやってきました。11時28分です。

 

…ええと、11時28分です。
11時31分発のひかり号は新大阪始発。自由席はよく空いてます(*´∀`)♪

 

今回使う旅行商品は、予約時にとった列車に乗り遅れた場合に後続の全列車の自由席が使えることになっています。

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前月も同じ商品を使い、片道あたり缶コーヒー一本ぶんのクーポン券が着くかわりに乗り遅れたときの乗車票は完全に無効になり、救済措置が一切ないパターンを選びました。

 

今回は最終日の27日だけ国会図書館の入館抽選に当たっており、なるべく遅くまで東京にいたいのですがそうした列車はもう満席。ということで一応は日中ののぞみ号を予約しておき、帰りも計画的な乗り遅れを実行することがきまっています。

 

さて、制度変更後のGoToトラベルの趣旨に沿い、私的な用件中心の東京訪問です。決してビジネス中心ではありません。出張とも言いません(強弁)

 

なんだか姑息に見える、とお思いの読者の皆さまには、まぁいろんな制限を味わって楽しむのがこの仕事で絶望しない秘訣とでも思っておいてください。
27日は1日国会図書館で過ごしますし25日26日の夜は二晩とも私的な会合、大宮で打ち合わせはあったりしますがここには鉄道博物館があります。うっかり入ったら3日くらい余裕で私的な時間を過ごせる施設が。

 

などと言い訳を書き連ねているうちに、列車は小田原まで来てしまいました。前月も言った記憶がありますが、新幹線速すぎです(言いがかり)

【よくある話】丁寧な提案と実装の結果、順当に作業量が増加した件

そこらじゅう、False。

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偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽偽、って感じです。我が事務所、そこまでごまかしはないつもりなのですが(笑)

当事務所で経営者自身が長らく忘れかけていた経営者向け社会保険労務士業務は、今年に限っては事務所が3ヶ月回っていくだけの売り上げを記録しつつあります。写真はその一環として、新たに作った賃金規程に対応する勤怠管理用のワークシートを作っているところ。ディスプレイを近くで見続けるのが苦痛なので、プロジェクター(と、ヤフオクで買ったキングサイズのシーツ&突っ張り棒)を使って表計算のワークシートを投影します。

隣の部屋にこんな情景と作業者がいても眉一つ動かさないで業務開始前のお茶を用意してくださる補助者さまもなかなかのものだと思います(苦笑)

さてこのワークシート、出退勤時刻の入力を各事業場でおこない最終的には某給料計算ソフトに食べさせるデータをCSV形式で出力することを目的としています。社労士が考えた計算ソフト、とか言ってるわりに週40時間を超えた労働時間を検出して時間外労働割増賃金を自動で計算させることができない、そんなソフトをどうあっても使わねばならない、ということで僕のワークシートにこの役割を持たせたいのです。

さらに。業種の関係で土曜日を一週間の終わりにしたくありません。週末に忙しくなる職種なので、金曜日や土曜日の労働で週40時間超えの時間外労働割増賃金を支払わせたくない、と。

この制度自体は新たに作る就業規則に『1週間の起算日は火曜日とする』などと書けば済みます。逆に、そうした規定がなければ自動的に一週間は日曜日から土曜日までになってしまいます。

問題は計算する手段のほうです。

  1. 一定の曜日に週40時間超の労働時間を時間外労働時間とする計算をおこない、
  2. 併せてこの日に一週間の所定労働時間(正確には、時間外労働割増賃金も休日労働割増賃金も払っていない労働時間)数の合計をリセットして次週にデータを渡さないようにする

そうした必要があります。

さらに。ひょっとしたら週の始めが木曜日じゃなくなる可能性があるので、一週間の起算日を自由に変更させることもできるようにしたかったのです。最終的には各月の勤怠入力用シートのほかに入力条件設定用のシートを設けて設定値を参照させることで解決したのですが、笑えるほど手間取りました。現用のワークシートにはないif関数がそこら中に散りばめられて、そいつらがてんでにエラー表示を出していたのが冒頭の光景です。

実は、いつも使っている表計算ソフトはジャストシステムが10年ほど前まで売っていた三四郎というソフトなのです。このソフトではif関数で、条件式が偽のときにする動作を記入しなくてもよいのですが、お客さまが(正確には、世の大部分の人が)使っているExcelでは記載省略が許されず、Falseと言ってきます。見てくれの悪いこと悪いこと。

だからExcelなんか嫌い、嫌い嫌い嫌い!とつぶやく僕に、

  • 三四郎を使っている人を見たことはありません

補助者さまが優しくおっしゃるのです。ええ、正しいご指摘です(苦笑)

ともあれ、一通りの作業の目処がたちました。先ほどプロトタイプ1号をお客さまにお送りして、明日から東京に行ってきます。

僕がガス会社を変えたワケ(要約:旅行の予約をミスったため)

自炊はしますが単身独居、月の光熱費なんて春や秋ならせいぜい合計5千円。そんな暮らしをしておりますので、電力自由化後も電気やガスの供給業者をことさらに変えるメリットは、費用節減という面ではあまり大きくありません。

でも数年前から電気だけは中部電力からNiftyでんきに変えていたのは、このサービスに乗り換えると@Niftyの=当ブログの維持費が月250円減るから。電気代は微減でも、ブログの維持費が減るおかげで年3000円の削減、ということになっていました。

転機が訪れたのは出張から帰った日のことです。ポストにチラシとダイレクトメールが入っていました。

チラシは東邦ガスのもの。いま電気の供給を東邦ガスに切り替えるとデジタルギフト2000円分プレゼント、とか言ってます。

ゴミ箱へ(無表情に)

ダイレクトメールは先ごろ社名を変えたエバーグリーン・リテイリング、つまりNiftyでんきの供給業者からのもの。

ガスの供給も同社に切り替えるとガス料金4ヶ月間合計12000円引き、と言ってます。

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両者が同時にポストに入ったことで東邦ガスが激しく見劣りしてしまった面もありますが、さきほど契約手続きを済ませたところです。さようなら東邦ガス(@^^)/~~~

僕のところでも冬季の数ヶ月間はガス代が3千円を超えるので、今回の乗り換えでの経費削減効果はしっかり1万2千円享受できるのです。割引期間が終わってしまえば削減効果は月間数十円にとどまるわけですが。

さて、そうやって削減した費用を何かに使いたいところなんですが今回はそういうわけにもいきません。

実は先月の東京出張で、9千円ほど費用を無駄にしたのです。経緯は以下の通りです。

先月は久しぶりに、本当に久しぶりに交通費宿泊費がお客さま負担という条件での東京出張のご依頼がありました。

東京-名古屋間の新幹線自由席往復での運賃料金合計は約21000円。これは請求可能なお金の上限として認識できました。

ならば、当時は利用できた出張目的でのGoToトラベルキャンペーンを使ってちょっといいホテルに泊まろう、ということで割引前の交通費宿泊費総額3万円強の予約を入れ、クレジットカードで決済したあとに気づいたのです。

その予約サイトでは、宿泊施設のみの予約ではなく交通機関と宿泊施設をパッケージして予約する場合、事前にクーポンを適用させないとGoToトラベルの割引対象にならないことに(愕然)

ということで、選択。万円単位を四捨五入して考えます。

  • 無割引の旅行を強行して3万円払う。お客さまには2万円の交通費を請求する。1万円は自腹(笑)
  • この旅行商品をキャンセルし、できるだけ安いものに乗り換える。差額負担はなんとかして圧縮する

計算したところ、せっかくした予約でしたがキャンセルをかけて約9千円払い、旅行予約サイトはじゃらんからJR東海ツアーズにしたところ、往復新幹線+23区内で2泊という当初条件でGoToトラベル適用になる旅行商品は当時最も安かったのが1万9千円。

割引後の販売額は1万3千円-地域共通クーポン3千円が付与されて実質1万円、したがってキャンセル料込みの出張総費用は1万9千円で済む、ということがわかりました。

そうしたわけで、せっかく予約したちょっといい目のホテルプランをキャンセルし、九千数百円を文字通り無駄に失った次第です。先月からこの穴埋めができる何かを探していたところ、ちょうど冒頭のダイレクトメールがやってきた、と。

ちなみに上記の工夫を施したあと、先月の出張でお客さまに請求した交通費は1万5千円といたしました。

上記の総額1万9千円をまるごと請求するのは気が引けました。ですが、お客さまのほうから新幹線日帰りで(つまり、GoToトラベル非適用の出張で)名古屋に来た場合に相当する費用から若干減じた金額くらいはもらってもよかろう、と思ったのです。ちなみに前回出張では計3日にわたって打合せを繰り返しており、2泊分の宿泊費も上記の費用でなんとかしてしまったわけですからこれでも他事務所と比べりゃ大幅に安いはず。たぶん都内の司法書士事務所に書類作らせた場合とも比較可能なくらいに。

それに、仮処分の申し立てをされてしまった債務者側を紛争全体の落とし所まで目星をつけて(もちろん僕から主導したりはしませんが、聞き取った部分を答弁書に盛り込む編集作業は積極的に行います。決定を出すより和解で終わらせたほうが仕事なラクな裁判官がそうした和解希望に注目してくれれば、あとは裁判官が債権者代理人を適当になんとかしてくれます)債務者側から和解を切り出してなんとかしてしまうような答弁書をサクサク作る事務所は、都内においてもそうたくさんあるようには思えないのです。

聞けば審尋期日に(代理人なしで)出廷されたお客さま方は、特に困ったこともなく第一回期日を終えて和解への道筋をつけられたとか。予定通りではありますが、相手から申立をうけた状況下では最善の対応ができていると思っています。

この答弁書作成の費用は10万円に及ばない=交通費を加えたって届かないため、着手金最低額が10万円の代理人をつけるよりコストパフォーマンスは高いはず。逆に代理人をつけた申立債権者側の費用対効果がどうなったのか、は想像するとちょっと怖いものがあります。

今月25日からの東京訪問でもこのお客さまとの相談は予定しているのですが、交通費は請求しません。仕事ではなく私的な営為が中心の旅行と言い張ってGoToトラベルを適用させられるようにする、という思惑もありますので。

ですので先月キャンセル料を献上した、ちょっといいホテルにも試しに1泊だけする(2泊のうち1泊だけ)ということにしてあります。もちろん自腹で。


操作系がわかりにくいかもしれませんが、JR東海ツアーズの新幹線ダイレクトパックも『第1泊目だけ新幹線と一緒に手配して、その後の2泊目・3泊目は他の予約サイトで手配する(または、実家などに宿泊する)』という手法がとれます。

下記の画面下部に『ホテルは1泊から3泊まで選択可能』とあるのがこれにあたります。日程等を選択する画面に行くと、ホテルのチェックアウト日の次の日に帰りの新幹線を予約する形で操作できることがわかります。

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東京への新幹線往復はやっぱりJR東海ツアーズが安く、同条件でじゃらんパック/JR東海ツアーズを比べると、2泊の場合6千円程度の違いがありました。時々思い出したように期間限定ポイントをくれるじゃらんに全く恨みはないのですが、新幹線で東京行くならJR東海ツアーズで決まり、ということにならざるをえません。2泊以上の予約を取る場合のみ、2泊目以降をじゃらんで予約してポイントをためていくのがよさそうです。

実は今回、じゃらんでちょっといい目のホテルを取る気になったのもじゃらんから今月末まで使える期間限定ポイントを2000円貰っていたのと、このホテルで使える先着50予約2000円引きのクーポンを見つけてしまったから、なのです(現金な)

来週は東京へ旅行(または出張)します

いろんな人の思惑にまみれて、先に日程だけが決まりました。

11月25~27日、東京に出張します…と言いたいところですが11月6日予約分以降、GoToトラベルはビジネス目的での出張に関する旅行商品について利用を極力制限させる、という方針への曖昧な変更がなされています。極力ってなんだよ(苦笑)

このため日程だけが決まっていますが、観光(国立国会図書館ってのは東京の一大名所と考えていいはずです…中で読む本も私用のものを選びます)を主目的とし経費に計上せずGoToトラベルの適用を受けて新幹線で旅行するか、仕事を主目的とし交通費は経費計上しその代わりにGoToトラベルとは無関係な中央道高速バスを使ってのんびりいくか(笑)はまだ決めておりません。

私的な旅行で新幹線×仕事の出張で高速バス、という組み合わせは逆じゃないのか、という指摘はこの事務所に対しては当てはまりません。制度趣旨に忠実に振る舞ってその制限すら楽しもうとすると、上記のようになるはずです(わらうところ)

旅行か出張かの決定は出発3日前ぐらいまで待つことができそうです。どうせこの時期、平日の高速バスは金曜夕方を除いて閑散期で席なんかいくらでも空いてますし新幹線とホテルがセットの旅行商品は出発前日まで売っています。

というわけで、上記日程の出張で出張相談等を希望される方が新たに現れるか様子をみてみます。お問い合わせは一応受け付けています。

25・26日とも夜間の相談枠はありません。1日目は私用の飲酒予定がもう入っています。繰り返しになりますが私用です。飲酒です。

2日目は、ちょっと特殊なんですが夕方から、私用といえる会合があるはずです。詳しくは言えませんが、少なくとも仕事ではありません。

25・26・27日の三日分、国立国会図書館の抽選入館に応募を出してあります。いまのところ確率2分の1程度で当選しているため、運がよければ3日、そうでなくても1日は当たりを引けるはずです。

ここは一つ、気合いを入れて小説を何冊か読んでやろうと思っています。そのついでに仕事の本を読むかもしれませんが。

これらの予定があるので、活動時間の半分以上は私的な、少なくとも売り上げにはつながらない活動をすることが決まっているのです。

同じ調子での観光・私的活動中心(ついでに少しだけ仕事かも)な旅行で年内にもう一回、愛媛に行ってくるつもりです。

こちらは事前に調整して、松山で弟子としっかり飲酒するようにします。これを含めて現地では観光2日仕事1日とか、そういった配分にはなるはずです…などと言いながら、そろそろ名古屋-高知の飛行機も飽きてきたな、などと思ってもいます。

いっそ四国までの移動をあるべき姿に=フェリーか高速バスか普通列車に戻してGoToトラベルの束縛から離れたほうがいいかもしれません。

バス1日乗り放題のきっぷでなんとなく越える分水嶺

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今日で旅も終わりです。文字通り何の予定も入れておらず、地域共通クーポンは電子クーポンで4000円出ています。強いて言えばこれを使いきって19時55分発の飛行機に間に合うように高知空港へ行くだけ。

 

手っ取り早く暇つぶしするには…1日乗り放題のきっぶを探します。とさでん交通のバスと路面電車乗り放題のが2000円。一番遠そうなのは土佐町の田井というところまで行けるとか。

 

どうせ高知駅前から空港までのバスが740円取るのです。うまく路線バスを使って空港にアプローチできれば、差額1260円で1日バスに乗って遊べることになります。

 

で。12時が過ぎた頃。

 

僕はどうやら分水嶺を越えて、吉野川水系に来てしまったことにきづきました。
そういえばこの辺、嶺北って呼ばれてますね(汗)

 

さすがに高知駅から一時間半も走れば距離は稼げます。
道中、気になるものを見ました。
バスの終点から10分ほど戻ったところに、シェアオフィスを標榜する綺麗な木造建物があったのです。

 

あんなのが南予にあればよかったのに(苦笑)

愛媛県から高知県に行ける一番マイナーな路線バス

卯之町から内陸部へ、野村でバスを乗り継いで北宇和郡鬼北町にやってきました。

ウェブで調べたところでは『日吉(駅前)』というバス停から高知県側へ、高岡郡檮原町へのバスが出ているはずですが

ちょっとわからないですね、会社が違うので

宇和島自動車の運転手さんはそう言い置いてさっさと出発し、僕はとりあえず降りると決めた日吉支所バス停に取り残されました。

1日2本しかないバスへの乗り換え、乗り継ぎ時間30分という状況でこう言われるのはなかなかの恐怖です(わらえないところ)

探した結果、宇和島自動車のバス停としては日吉支所より一つ宇和島側、道の駅夢産地のバス停で乗り換えるのが妥当だということでした。

正確には宇和島自動車の夢産地バス停は道路上=道の駅の前に、高知高稜交通の日吉(駅前)バス停は道の駅の中にあるのです。

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いっそ精米所前とでも言って欲しい(憮然)

ともあれ、15分ほどの余裕を残して乗り継ぐことができました。この道の駅には、高橋留美子とのあいだに著作権上のコンフリクトが生じそうな鬼女の像がしつらえられています。

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三瓶の港で王さまに出会ったので補助者さまへのお土産として採用した件

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八幡浜からのバスは数分遅れで三瓶営業所に着きました。ミカン畑と漁港のあるこの街で、バスを乗り換えて卯之町へ出ます。

 

滞在時間はほぼ一時間。少し歩くと、海の駅がありました。
干物もミカンも売っていて、みかんジュース工場が併設されてる海の駅が。

 

瓶詰の売り場でラスト一個の瓶に眼がとまります。

 

柚茶王

 

と名乗っておられます。
で王さまの説明ラベルによれば砂糖と柚子と蜂蜜のみ(後二者はもちろん愛媛県産)を用いた、まことに由緒正しい柚子茶の王である、と。

 

ならば、ということで補助者さまへのお土産を一つ増やすことにしました。ついでに清見ジュースを一本買って、こちらは直ちに飲んでしまいます。これも贈答用に使える一品でした。

 

となりのバス停まで歩いて、卯之町へのバスを待つことにします。

【いったん解決】地域共通クーポン券を使うという試練 第3日目

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県都松山から南へ、宇和島に向かう特急宇和海号は始発が早く、5時48分に設定されています。 きっと甘々な予定が崩壊して朝から愛南町で仕事することになったような人たちが利用するのだろう…と考えて、もう少し遅く松山を出ることにしました。10時18分発の宇和海9号を使います。 例によって昨晩宿泊時に交付された地域共通クーポン券は使い道が決っています。松山-伊予大洲の自由席特急券、須崎-高知の片道乗車券と自由席特急券を4割引きで買うと合計1140円。地域共通クーポン券を1000円使いますので現金140円払って高知に帰れるきっぷが整いました。 ただ、複雑な気分はします。 GoToトラベルとか地域共通クーポンとか、所詮はそのときたまたまおカネが使える奴が地元の小さなお店を潤わせることなく税金を無駄遣いして終わる営みなのではないか、と。 まぁ今回、愛南町内で僕が相談をお受けした方々にはGoToトラベルの恩恵が、僕を通じて間接的に及んでいるわけですが。

とりあえず、一昨日・昨日と仕事でしたので今日は休日です。伊予大洲から適当に須崎に出て、高知に戻ります。


地域共通クーポン券を使うという試練 第2日

予定。それは常に甘く、時として、はかない。

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何か利いた風なことを言ってみたかっただけです。冗談です。

お天気のいい日曜日の夕方とは到底思えない静かな静かな宇和島駅で、16時02分発松山行きの特急列車を待っています。

僕の甘々な予定によれば、本日は朝から自由時間になるはずでした。

そのはかない予定は、昨日の2件目の相談を充実させるために昨日最後の相談を今日午前中にし、その開始時刻が30分早まって開始されたにもかかわらず当初見込みより3時間ほど余計にかかり、ありがたいことには(←皮肉ではありません)ご飯代の支給をうけて遅めのお昼をいただくことができたために…

僕は出発前の甘々な予定より8時間ほど遅れて宇和島駅にやってきた次第です(わらうところ)

さて、昨晩の宿でも地域共通クーポン券1000円の交付を受けました。

そろそろ日も西に傾こうか、という時間にランチをいただいたため、飲食でこれを使うことは考えられません(なんか前日と似た展開)。

ただ今日だけは、まことに適切な使い道があります。というより、発見できたのです。昨日2時間余の検討を通じて。

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今回の旅では、四国西南周遊レール&バスきっぷ片道型を使っています。

写真のパンフレットは名前は同じですが船舶で四国に上陸した人だけが買える素敵なきっぷで、飛行機などという地に足のつかない乗り物でこっそり高知に着いたような僕には売ってもらえません。そちらのきっぷは松山ー宇和島ー窪川ー高知のJR線がすべて自由周遊区間になっており、特急自由席を含めて乗り放題です。加えて宇和島自動車をはじめとする路線バス5社が乗り放題。

誰でも買える片道型の同名のきっぷは、自由周遊区間が狭く土讃線は須崎以西、予讃線は伊予大洲以南に限定されていて、自由周遊区間までは高知から須崎までの片道と伊予大洲から松山までの片道の利用が可能です。

言い換えると、高知を出発し列車で宿毛に行き、バスに乗り換えて愛南町内で仕事して(あ、観光旅行でもいいらしいです)、宇和島から松山に抜けろ、オマケに足摺岬や佐田岬半島に行けるバス路線を付けておくし、愛南町内最強の交通機関である宇和島自動車にはもういくらでも乗らせてやる、ただし相談が長引いて予定が崩壊するとバスに乗る時間がなくなり、結果としてムダになるからな…そういうきっぷ。

そういうきっぷなんですが、僕の愛媛出張は前回・今回とも高知が発着地になっています。GoToトラベルの濫用といいましょうか、交通費を無理矢理に割引させるには名古屋ー高知を飛行機で往復する必要がありまして。

ですのでこのきっぷを用いると、松山から高知まで戻らねばなりません。嫌でも戻らねばなりません。

松山から高知への高速バスは、JR系のなんごくエクスプレスなら片道1900円です。これが妥当と思っていたのですが。

JR四国では、紙の地域共通クーポン券を所持する利用者に限って乗車券類を4割引で売ってくれることになっています。

ただし割引後の発売額が1000円以上、利用できるのは紙の地域共通クーポン券だけ、乗車券類の有効期間は地域共通クーポン券の利用期間内に開始されること、という凄いしばりがあります。電子クーポンの価値、四国じゃとてつもなく低いです(愕然)

さて、四国西南周遊レール&バスきっぷは13日から16日まで使えます。15日は道後温泉泊、16日の宿泊地はGoToトラベルの関係で嫌でも泊まらねばならない高知です。15日朝の時点で現在地は宇和島。そこで。

伊予大洲ー松山の往復乗車券と、同区間の片道自由席特急券をまとめて上記の4割引で買うことにしました。合計1470円。

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これで、自由周遊区間からはみ出す伊予大洲ー松山は別に運賃を払って乗車したことになります。往復乗車券は片道乗車券の2倍=2日有効なので、16日は松山から伊予大洲まで戻れます。14・15日まで有効の地域共通クーポン券の効果が16日(の、乗車券)まで及んでいることに、一応なりました。

以上によりまして、伊予大洲ー松山間は四国西南周遊レール&バスきっぷで移動する権利を行使していません。このため16日は伊予大洲まで戻ればまた自由周遊区間内乗り放題の状態が継続します。

自由周遊区間の高知寄りは土讃線須崎なので、伊予大洲から適当に須崎まで行って高知ー須崎間はまた別に片道乗車券を買って高知に戻ってしまえばよいのです。

これで前述の1470円を含め、だいたい2300円くらいで松山から高知に戻れる計算です。

この案の嬉しいところは、完全休日になる16日に乗り放題のきっぷを持った状態で自由周遊区間内にいられること、です。

もう明日は、誰にも邪魔させません。

地域共通クーポン券を使うという試練 第1夜

国道沿いのバス停で、最終から一本前のバスを待っています。

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お客さま宅での相談は予想を超えて延び、計4時間に達しました。

愛南町から宇和島へバスで移動し、ホテルに入るまえにやらねばならないことが残っています。

13日の宿泊時に発行された地域共通クーポン券1000円を今晩中に=14日のうちに使ってしまわねばなりません。お客さま宅で晩ご飯をいただいたため、飲食して使うことは考えられません。そのほかのお店はあらかた閉まっています。

そんなとき頼りになるのが地場のスーパーマーケット、FUJIです。とはいえ次の日の朝ご飯と今晩の飲み物を買った程度では1000円に達しません。

なにかスーパーで買えて、軽くて小さくて保存がきき新品で入手する必然性があり確実に使うものは…

売り場をさまよって、思わず声を上げました。これだ!

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一袋100円のスパイスミックスが売ってます(笑)

これを一つとミンティア(名称としては清涼菓子、という分類)をカゴに放り込んで、地域共通クーポン券第一日目のお買い物が終わりました。

 

中村までは来たけれど

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10時19分発の奈半利行きが妙に気になる高知駅から、愛媛県への旅を始めます。特急あしずり1号は須崎を出たところで雨に降られはじめました。佐川・土佐久礼・窪川と車窓は雨のまま、終点の中村の手前でようやく雨が上がります。

 

お天気が良ければ海へ、そうでなければ山へ行こうと決めておりました。中村からは四万十川沿いに北西へ、予土線江川崎にバスで出られます。

 

一日に3本しか走ってませんが(苦笑)

 

一時間余の待ち時間も短い方だ、と言い聞かせてバスを待つことにしました。江川崎では30分ほど、宇和島では3分の待ち時間で乗り継ぎを終えて、愛南町の公営温泉施設に入ります。

 

ここで初めて、紙の地域共通クーポン券なるものを手にしました。

高知からどうするか未定の愛媛高知出張4泊5日

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県営名古屋空港7時25分発の高知行きに乗るには。
朝4時25分に起きねばなりません(苦笑)

 

なにやら空港までが遠い、旅の始まりです。
もっとも、これが夜行バスなら前日の20時には行動開始している必要があるわけですが。

 

さて、夜逃げのような開始ですが今日から出張です。明日は5件、相談打ち合わせ書類授受の予定が入っています。

 

というより、当分のあいだは『これは旅です。私用の旅のついでに仕事します。だから5日のうち2日しか仕事しません(遠い目)』などと言ったほうがいいのかも。今月からのGoToトラベルの制度変更を見ると、そう思えます。

 

今回の出張は手配が10月中になされたためこの変更の影響はないのですが、GoToトラベルでの割引対象にならない四国内での交通手段は未定です。

 

行ったことのないところに行きたいためそうなっているのですが、行くか行かないかはお天気で決めるつもりです。空から高知県を眺めて決めればよいでしょう。

出張前のカイゼン

付近に高い建物のない8階建てマンション、7階の角部屋が僕の事務所です。

零細とはいえ事務所ですので、鍵を二つかけて長時間外出の際にはネットワークカメラを作動させています。スマホに入れたアプリで外出先から画像が確認でき、動体検知で異常が発見されれば自動で写真を送ってくる、そういう標準的なものを。

とはいえ。

そのネットワークカメラが実は屋内用でして、従来は換気用の小さな窓を開け、そこから玄関前の廊下を画角におさめておりました。当然ながら、視界の3分の1くらいは室内が見えてしまい、カメラの性能が十分発揮されておりません。

それをもう少しよく見えるようにしたいのです。理想的には屋外用のカメラを買って小さな窓から外に出せばよいのですが、そこまではしたくないな、と。

屋内用のネットワークカメラをなんとかして屋外で使えないかな、と勝手なことを常々思っていたのです。

透明度が高くて価格が安いか耐候性の強い素材でカメラを覆ってしまい、放熱に問題ないような余裕がその空間内に確保されていればいいのではないか、そう思って100円ショップに出かけました。

残念ながら100円では手に入りませんでした。

100円ショップが200円で販売していた食品用パッキン付容器がちょうどよい寸法です。容器の蓋を開けて室内に開放すれば放熱面での問題もないでしょう。

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設置にあたって注意することは、カメラを容器の内側に密着させることでした。そうしないと、外からの光やカメラに装備されたLEDの光が容器の中で反射して画像が見えにくくなります。カメラを入れた容器をカーテンレールから吊り下げて固定すると、換気用の小窓の高さより少し小さい容器は自然に少しだけ、外にはみ出させることができます。当然ながら、窓本体の鍵はかけておけます。

角部屋である関係上、このカメラを設置した窓の下まで廊下が来ていません。誰かがこのカメラにいたずらするには長い棒か懸垂下降の装備が必要です。動体検知機能を使って玄関前まで来た人に反応させるだけなら、固定は多少いい加減でも十分機能する、と考えました。

こうやってみると、室内用のネットワークカメラを屋外(雨風が直撃しないひさしの下など)で運用することはあながち不可能ではないように思えます。使わなくなったスマホを監視カメラとして使うアプリはたくさんありますが、ああしたものを無線LAN環境下で複数運用するのもよいかもしれません。

ほかのお客さまにも提案してみようかな、不良在庫になってる装備と百円ショップで入手できる機材で被告の悪行を捕捉できるなら大変結構じゃないか、被告が運用してるカメラより画像よさそうだぞこれ、などと悪い笑いを浮かべて考えてもみたりして。組み合わせるカメラにもよりますが、設置場所を柔軟に変更できるのも利点になるように思えます。

自腹での東京出張を免れた件

宅急便コンパクトの荷物お問い合わせシステムは、作業店の通過が記録されないことを初めて知りました。

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おかげで無駄な心配をさせられましたが、とにかく予定より1日遅れて送付物はお客さま宅に到着、僕は自腹での東京出張を免れることができました。もし自腹で東京行くなら行きは新幹線帰りは高速バスになったはずですので、この自腹出張が不要になって月曜日夕方からの勤務が予定通り実施できた補助者さまと胸をなで下ろしていたところです。

なぜ遅延が発生したのかは結局不明なまま、ではありますが。

さて、教訓を得るとするならば。

本当に緊急・重要な送付物(書類ではあるが信書ではない、と仮定します)は宅急便コンパクトではなく宅急便で送るのがよさそうです。あちらは各地域にあるベース店を通過すると、その旨の情報が確認できます。

今回は荷物が名古屋市内に滞留している可能性を想定して、月曜日の朝に営業所で荷物を取り返してそのまま東京へハンドキャリーすることを考えておりました(苦笑)名古屋-東京間を主に夜間に移動して早朝に都内の作業店を通過する情報があれば、そうした余計な準備はせずに済みます。

時間帯指定をかけないでいいならやっぱりレターパックプラスがいい、ということでもありました。あちらも経由地と通過日時の情報を参照できます。

ともあれ、今回は余計な一万数千円を出さずに済みました。そのご依頼自体も準備を終えて、お客さまには明日裁判所に行っていただくのみです。

ちょうど、別件で半年余りを要した就業規則作成の依頼も終わって請求書がまとまりました(受託から終了までに記録した作業工程が70数件、就業規則本体の作成に要した労働時間が合計70時間とかになってしまって…若干の減額調整を実施しました)。

今夜は少々冷えそうですが、新たに独立される税理士さんの開業祝いで一杯やってくる予定です。

僕の荷物は、どこにある?(不本意な自腹日帰り出張の気配がする件)

昨日のこと。どうしてもお客さま宅に日曜午前中に到着させたいものがありまして、レターパックプラスではなく宅急便コンパクトで荷物を差し出しました。川向こうにある宅急便の営業所は、土曜日も当日発送の扱いを19時までおこなってくれるのです。

補助者さまに荷物を託して、差し出しを終えてもらったのは昨日17時。

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で、現況。

本日夜の時点で、差し出しした営業所からベース店に横持ちすらされていない…ということでしょうか(大汗)

受付停止の原因になった仕事がこれでして、PDFで追送すればよい追加資料の作成は日中予定通りに終わったのです。

ですが、明日はちょっと賑やかなことになるのかもしれません。いずれにせよ後日談は公開します。

ただ、僕がまだ補助者だったころ、失業期間中に港区藤前のヤマト運輸と港区金船町にあるガラの悪い飛脚の会社でそれぞれアルバイトしたことがあり、金船町は地獄で藤前が天国(正確には、『まとも』という程度ですが)だった印象はあります。

まぁ僕の人生であと2回くらいは許せる程度の大問題、くらいの認識でいます。明日も電話の受付は休止します。

 

ご依頼の受付を停止します

何か面白いことを書きたいな、と思っているのですが…忙しくなってしまいました。今日から11月9日まで、新しいご依頼の受付を停止します。

すでにご依頼に至っている方の対応については、変更ありません。

11月13日から17日まで旅に出ますので、そのまま11月18日まで受付停止とするかもしれません。もう一件、裁判事務のご依頼が加わったらそうします。

さらに次の週は東京に行くつもりなんですが、さらにそのまま11月末まで受付停止になる…かもしれません(苦笑)

今月後半の受付停止は、ウェブサイトを更新を進める余裕をつくるために実施したいと思っているところです。

著書を読んで問い合わせをした、という案件への対応(の失敗)とその先の構想に関する件

  1. 人に勧められて本を書く。
  2. それなりに売れる。評判になる。
  3. そのうちに講演や仕事の依頼が入る。

よくある弱小零細個人事業主の妄想です。

これが妄想に過ぎないことは、自費出版詐欺を事業活動とする今はもうない出版社の労働紛争で知りました。僕の場合、初めての著書執筆の依頼を受けるよりもずっと前に(苦笑)

そんな僕が一昨年の春書いた本は、曲がりなりにも商業出版(かっぱえびせんミニサイズ一袋ぶん相当のお金/一冊が僕の印税)であります。もちろん本書いたからご依頼がはいる、などということはないという真理は僕にもしっかりと適用されておりました。2年半ほど無風な日々を過ごした、先週のこと。

-以下、守秘義務に反しない範囲で説明します-

ずいぶんと若い数字の市外局番から着信が入りました。聞けば某県庁の林業担当課の方だとおっしゃるのです。

冒頭、聞いたこともないような発言がありました。いえ、正確には一度も聞いたことがない発言があったのです。

僕の本を読んだのだが、山林所有者向けの講演会をやりにきてくれないか・講演後は個別の相談もやってほしい、と。

この提案を謹んでお受けするようならこんなブログ書いてない、というのはなじみの読者の方々が期待されるとおりです。

それなら地元の司法書士さんでも可能なはずですが、と脊髄反射で即答してしまったのです(わらうところ)

もしそちらへの依頼が本決まりになりましたら某県司法書士会社会事業担当部の先生にはせいぜい感謝していただくとして(きっと先方はどんな経路で依頼が転がり込んだか把握しないでしょうし、当事務所での受託可能性もまだ残ってますので)、お話を続けます。

発想には興味をひかれたのです。山林所有者を対象とする、相続その他事業承継/休眠担保権やら過去の相続やら共有関係整理やらに関する不動産登記/それらがこじれた場合の裁判事務等々の情報提供。あったほうがいいのは当然です。

ちょっとお時間もらってもいいですか、とその方の許可を得て。

僕も受けることはできるが交通費がもったいないではないか/個別の相談を一回だけやるのはよくある失敗を招くぞ/代替案があるとすれば(以下はヒミツ)/等々の助言を十数分してさしあげて(と思ってるのは僕だけで♪)いささか毒気を抜かれたようなお声を残して担当者さんは電話をお切りになりました。

…なんだか悪いことをしてしまった気がします(苦笑)

で、電話を切ったあとでしみじみと認識しなおしました。

10月26日月曜日に入電したこの問い合わせこそが、僕の著書を読んだことが依頼の動機になったという最初のものだったことに(愕然)

僕の本は出版から2年半で推定1800冊ほどが売れているはずです。本件出版の予定部数は2400冊。売り切ったら順当に絶版、のはずです。

さてそうすると。既出の1800冊は2年半かけて僕に1件の問い合わせをもたらしたとして(冴えないダイレクトメールでレスポンスがもらえる割合と見事なまでに一致している気がします)、仮に残り600冊が完売したとしても今後2年半で問い合わせがもう1件来る可能性は…

考えないほうが、幸せに暮らしていけそうです。

ご依頼にはつながらない(正確には、今回は、僕がご依頼への可能性を遠ざけた)僕の本は毎年秋になると、ちょっとしたさざ波を僕の周りに起こすようです。一昨年は幻冬舎系のウェブサイト担当者から転載希望の連絡があり、昨年は新聞社の担当者さんから取材の要請があり、それらの2件は無償の協力要請でしたが今年はこれがあった、と。

三度目の正直として応じてしまって、ハッピーエンドにしてもよかったかもしれません。その県の県庁所在地には安くて美味しいお店がいっぱいあります。

ですが。思い直したのです。

いま電話でしゃべったことは、執筆のネタになるではないか、と。


以下は、当ブログをお読みのごくごく少数の同業者さん=司法書士の皆さまにはちょっとまじめな話です。

森林環境譲与税、という新たなお金をばらまける、いえ財源にできるようになった関係で県市町村林業担当部署(あるいはその影響下にある森林組合コンサル会社NPOなどなど)が発注者になって、法律関係の情報を提供する催しを企画する可能性が出てきています。

僕のところでは県の林業研究所が設けた林業関係教育機関での講演(対象者は森林組合の方と県の地方事務所にいる林政担当者)、今回のように山林所有者への講演または相談会、あとは市町村の林政担当者を対象に相続・戸籍関係の研修(相続未登記問題を視野においています)、そういった話について、すでに受けた依頼/食いつけば依頼になった問い合わせ/コンサル会社からの誘惑/といったかたちでそういう企画案に触れる機会がありました。

これはおそらく向こう数年で全国的な動きになるはずで、僕は手前味噌ですが有利な立場にあります。林業白書を出してる林業関係の団体から本を出してる司法書士ってのが僕一人しかいない関係で、うっかり県市町村担当者がその団体に講師派遣等の問い合わせをするともう必ず僕が紹介されてしまう(苦笑)

※同じ雑誌には弁護士さんも寄稿するのですが、この方は一流の大先生で忙しすぎる、という難点があるのです

そちら経由の問い合わせは10年間独り占めを続ければ中古住宅の1軒も買えそうな気もする(土地はさておき家1軒分の国産杉材は買えるようになる)のですが、それではつまらないのです。

こうした依頼をする側の担当者さんたちを支援したうえで地元の司法書士会(法教育やら社会事業を担当する部門。登記ではないはず)へ引き渡せるといいだろう、と思っているのです。

で、僕が何を始めるかといいますと。

まずは、士業の人への依頼なんかしたことない県市町村林政担当者の方々を想定して弁護士会と司法書士会をほどほどに競合させて手玉に取る方法…いえ士業の側にある不都合な真実も少しはお伝えしたうえで、よりよい企画・発注の仕方を模索する手がかりになるような情報提供を開始しよう、ということで担当編集者さんと話がまとまりました。

せまーい分野のごく少数の読者を対象とするものではありますが、役に立つ人には役に立つでしょう。

もちろん上記の競合可能性は今後常にあるのですがこういう案件、弁護士なんかに持っていかれるのはあまりにも勿体ないよね、だったら他県の案件でも当事務所で貰っちゃおうよ、などと無駄に総合的俯瞰的な見地からのお話は補助者さまとも時折しておりまして。

ただ、相続登記は好きだけど裁判事務なんかやらない、というセンセイ方には触ってほしくないとも思っています。共有関係での今後の民法改正の見通しを考えると裁判所への定型的な申立は共有山林の整理をめぐって増えそうですし、それ以前に定型的な遺産分割調停申立書作成程度の案件を回避するような軟派な奴が関わっていい分野でもないでしょうから。

※去年は有名な林業地域からそんな案件が漂流してきたのを本当に受けたのですが(苦笑)

そんな思惑がありまして、僕がこれから林業雑誌でおこなう情報提供は司法書士会にも弁護士会にも辛いものになるはずです。

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