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2020年10月

11月は愛媛・東京へ出張します

安いから、という理由だけで選定した(正確には、僕が選んだわけではなく安いからそこに決まった、というのが正しいのかもしれない)ビジネスホテルはなかなかの物件でした。都営地下鉄蔵前と東京メトロ浅草の中間、という立地は少々中途半端ですが

右隣がインド料理店です

あ、そうではなくてスカイツリーと隅田川が見えます。ずいぶんと見晴らしの良好なところでした。

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今回の出張では少々込み入った(正確には、お客さまが込み入った状態を作ったというのが正しいのかもしれない)案件への関与を始めることになり、現地での相談は3日間で6時間に達しました。お客さまが出張相談場所に選定したレンタルスペースは駅から1分でいける場所に昼間1時間1千円を下回る値段でありまして、今後もし新幹線+ビジネスホテルの企画旅行商品を使うならこの宿で決まりになりそうです。


次、高知にある窓の外が壁、というビジネスホテルに滞在する予定がきまりました。11月13~17日、高知・愛媛県を回ってきます。

11月13日に高知着、ただちに移動して愛媛県愛南町泊、11月14・15日は南予一帯に滞在して15日は道後温泉泊、16日は高知のビジネスホテルに企画旅行商品のルールにしたがってやむを得ず宿泊、17日昼の航空機で名古屋に帰る予定です。

例によってGoToトラベル適用対象になり名古屋-高知の往復航空機利用と最低一泊のホテルがセットになって1万6千円、さらに地域共通クーポン4千円付き(高知が見かけ上の目的地とはなりますが、愛媛県でも地域共通クーポンが使えることになっています)という企画旅行商品で、出発希望日の飛行機に残り2席しか空きがなかったので早々に決めた、という企画です。

さらにいえば、この企画旅行商品で選んだ高知のビジネスホテルは窓の外が壁であるほか朝食のご飯の舌触りと食味と匂いが僕が普段食べているのといささか異なる、という特徴があります。安いから、という理由で利用が決まっただけのホテルですので、今回は朝食をカットしてさらに費用を下げました。

※守秘義務に服する情報と倫理上言ってはいけないあれやこれやを伏せると上記のような行程と宿泊施設選定になるのですが、もちろんいろんな人の思惑には十分応える内容になっております

出張相談は11月13・14日を除いて可能です。松山周辺では11月16日に余裕があり、高知であれば17日午前中が可です。


来月も東京へ出張する、と宣言してしまったほうがお客さまの日程調整が進みそうなのでそうします。

候補日程は11月第4~第5週にします。場合によってはまた2泊するかもしれません。こちらも出張相談は可能です。

当事務所の出張相談は、主に労働相談労働者側、民事家事関係裁判書類作成、対応すると言い続けていたら何年後かに依頼がありそうな山林の相続そのほか登記・裁判手続きなどに対応しています。リピーターのお客さまはそのほか自分で起こしたり起こされたりした紛争全般の相談も持ち込まれます。気心の知れた方からの問い合わせであれば一通り受けて立っている、という感じではあります。

費用は標準2時間5500円ですが、事業経営・山林を除く不動産・メンタルヘルス上の配慮を要する事案その他難易度の高い案件については1時間6600円となることがあります。それぞれご興味のある方はお問い合わせください。

【今年初】自腹じゃない新幹線で往復する東京出張2泊3日

当事務所の裁判書類作成業務委託契約書には、お客さまがミスって僕に緊急対応の必要が発生した場合は所定の報酬に加えて急行料金または特急料金を収受する、という規定があります。

今年初の犠牲者が…いえ適用者が昨晩出ました。昨晩の補助者さまとの打ち合わせでは特急料金(10万円)をとったらどうかと言い合っていたのですが、遅延そのものは敵にも理由があるのでまぁ急行料金(3万円)にしとけばよかろう、ということで。

今回の出張とは別のお客さまがそんな遅延を発生させまして、午前3時過ぎまで仕事をしておりました。

次それやったら負けるからね、と通告して対応を終え、風呂に入り晩ご飯を食べて午前5時に眠り、朝7時過ぎに起床します。

9時38分名古屋発のこだま710号を予約してあるのですが、乗り遅れると完全に無効になる企画旅行商品を使うのです。

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もっともこの旅行商品ではこだま号ではなくのぞみ号の指定席を選ぶことができ、そちらは乗車一回につき飲み物1本の引換券が付属しないかわりに乗り遅れ後は同じ区間の全列車の自由席を使っていい、というルールになっています。

つまり上記写真で僕の行動を決定づけた一番重要な要素は缶コーヒーだったりします(苦笑)

さて、今日から出張です。コーヒー飲んでも眠いです。

打ち合わせは午後から入っています。結局のところ高速バスのほうがゆっくり寝られてよかったんじゃないか、と思いつつ、列車は掛川までやってきました。速すぎです(←言いがかり)

 

軽い荷物と空いたバスで行く福井日帰り出張

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天高く馬肥ゆる秋。そんなことばが似合う気がします。

馬なんか身近にいないのに(苦笑)

乗客3名の福井行き高速バスは木曽川を渡りました。日帰りの出張です。

とはいえ日のあるうちに帰れるでもなく、出発直後に電話での打ち合わせを希望してきた別のお客さまには躊躇なく23時からの開始時刻を提案しました。

みんなそんなに都合よく希望が通るはずないのにね、ということなんですが。

昨日12月号の原稿をお渡しした某業界誌の担当者さんから、1月号にも書いてくれないかというお返事が来ています。

3ヶ月ごとの執筆ね、と言われて寄稿するようになったのはもう3年も前のこと。どうもこの編集担当者さんには、ネタを小出しにする駆引きが効かない気がします。

今回提案したのは、全国で推定20人くらいの県職員が随喜の涙を流して味読するが残りの数千人の読者は完全にスルーする、そんなテーマであるはず。想定読者数は文句なしに最低を誇るつもりだったのに。

だれか別の大先生が原稿飛ばしそうなのかしら、なんてかんがえてもいませんが。それこそ下衆の勘繰りというもの(棒読み)

さてさてどうしてくれようか、一杯奢ってもらってから応じてあげるくらいがちょうどいい要請なのですが、あいにくこの法人の編集制作部は東京にあるのです。お返事が来た時刻が22時56分、といういかにも雑誌編集者的な時刻であることも気になります。

少なくとも、明後日からの東京出張で会食の希望をぶつけてはいけないお相手ですよねきっと。

ただ、その法人で取り組んでいるといわれた案件にはちょっと興味があるのです。むしろこっちが知りたい(笑)

考えるうちに、バスは関ヶ原を越えて近江路に入り、北に針路を変えました。

1勝1敗1引き分け:今月の電子機器修理改造実績に関する件

先日、成功裏に終わらせた中華プロジェクターの静音化改造に続いてこの週末は電子機器を二つ分解しました。

まずは失敗に終わったほうから。

半年ほど前になるでしょうか。メルカリでジャンクなデジカメを買ってあったのです。いま使っているRICOH CX5の後に出たCX6という機種で…でも発売から9年ほど経っている機種を。

2500円なら、本体が使用不可でも付属しているバッテリー+充電器+SDカードが手に入ればそれでかまわない、のですが『画像にゴミのようなものが二つ写る』という出品者の説明が気になったのです。

気に入った、というのが正しいかもしれません。

そのゴミのようなものが、単に撮像素子上にホコリが乗っただけならCX5のほうで分解修理に成功した経験があります。調べたところ、CX5とCX6の内部構造はだいたい同じ、ということで運良く直せればラッキーだと考えました。

昨晩6時間を費やして取り組んだ結果、ゴミのようなもののうち一つは除去に成功。

一つが残りました(゚◇゚)ガーン

とりあえず、撮像素子以外は問題はないことを確認し、本体は部品扱いとして保存することを決めました。

メルカリでディスプレイに故障があって撮影に問題がないジャンクなCX6があれば、保存した部品と組み合わせて修繕できるだろう、と思っています。諦めてはいけません(笑)

つぎ、引き分けに終わったもの。

それは、Victorがまだ携帯型オーディオプレーヤーを売っていたころのことです。

と書けばわけもなく昔に思えますが、このたび分解したAlneo XA-C110は2007年の販売開始だとか。

…あ、昔だ。

カタログスペックによれば19時間の再生が可能な本体内蔵バッテリーがいささか老衰気味でして、最近では名古屋から東京まで高速バスで5時間使ったら帰りは諏訪湖辺りで…3時間くらいで電池切れになります。もちろん交換部品なんかもう販売されておりません。

とはいえ、分解してしまえば基盤に両面テープで貼り付けられているのはごくふつうの=出力3.7Vのリチウムポリマー電池です。

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ならば適当な汎用部品を買って配線をつなげば蘇るに違いない、とは思ったものの、一番適合的な厚さ4mmで35mm×30mmの製品=403035と呼ばれる製品だけが高い。厚みが大きい503035シリーズや縦横がもう一回り小さい402535シリーズは探せば数百円で手に入るのに403035シリーズは2千円もするのです。

文字通り安きに流れた選定をおこなったのですが、これで交通機関乗車中に発火炎上なんてことになったら社会的に抹殺されるんだろうな、とは思っています。

ともあれ、新しいリチウムポリマー電池がやってきました。純正バッテリーにつながっていたコネクタは使わなければなりませんので、バッテリ-からコネクタの間のどこかで適当にケーブルを切って被覆を剥き、半田付けして絶縁して仕上げます。作業自体はプラスドライバーと半田ごてがあれば終わる作業で、どうということもありません。

注意するのは常に絶縁を保つことと、初回の充電完了の表示が本体ディスプレイに出るか確認することぐらいだと思います。

作業自体はつつがなくおわったのですが、一つ気になることがありました。

新しいリチウムポリマー電池、容量が若干少ない気がします。

今まで5回ほど満充電と再生停止するまでの放電を繰り返したのですが、再生終了までの時間が8時間から13時間半まで幅がある気もします。信じていいかどうかは不明ですが、今回の製品は320mAhの容量をもっており、本当なら適合しただろう403035シリーズは450mAhであるのが一般的です。

念のため再確認すると、純正新品のカタログスペックによれば19時間の再生時間(苦笑)

交換前の約8時間より交換後の再生可能時間は伸びることもある、という程度に理解しておけばよいのでしょうか。成功とはいえないような気もします。

まぁその気になれば何度でも汎用品の交換はできますので、また気が向いたら試そうかと思っているところです。

 

来週は福井・東京に出張します

希有な経験をしました。

守秘義務に反しない範囲で申しますと、集団的労働紛争が発生している状況下で就業規則の立案→団体交渉指導→過半数代表者選挙→意見聴取して完成までの一点の手続きを使用者側社労士としてやりきったのです。

集団的、というのがミソです(苦笑)

個別的、だったらいつものフィールドでして、邪魔する奴はやっつけてしまえ(労働審判ってそのためにあるんでしょ)というのを基本方針としていいんですがそれは司法書士の仕事です。

ただ今回の事案では対峙した労働組合の上部団体になかなかの人物がいたようで、この労組は僕のホワイトリストに登録しても良さそうだ、と思っています。当地には労働者をカモにして活動家が食べていくためにあるとしか思えない合同労組も存在しますので…今時流行りのなんたらユニオン、とかじゃない古き良き労組では、たまーに真っ当な方に出会えることがあるのです。ごくたまーに、ですが。

これらの知識は労働側の相談でまた活用するとして、表題の件。

歯ごたえのあるご依頼も終わったことですし、また旅に出るとしましょう。まず10月20日は高速バスに乗ってきます。

あ、バスに乗るのが重要なのではなくて福井への日帰り出張です。現地で出張相談1回程度の余裕を残しています。

こちらは幸か不幸かGoToトラベルが使えるような交通機関とホテルのプランがなく(あることはあるのですが、JRの特急を利用するため割引を効かせてもバスより高いのです)、素直に行って帰ってくるつもりです。

21日は事務所で仕事して、10月22~24日は新幹線に乗ってきます。

あ、新幹線に乗るのが重要なのではなくて東京への出張です。こちらは偉大なるGoToトラベルのおかげで、往復新幹線使って都内で2泊してドリンクの引換券を2枚もらっても(←というオマケがJR東海ツアーズの新幹線利用商品にはついてきます)合計で1万4千円におさまります。

地域共通クーポン?あ、あれはオカネじゃないし滞在期間中しか使えないし都内と隣県でしか使えないし1000円刻みでしか振り出せないし(と、言い訳を並べてみる)

これは日当というかご飯代に充当することにして、あとは地下鉄のぶんを加えてお客さまには1万5千円を交通費として申請、承認を得たところです。

都内での出張相談は10月23日金曜日に浅草~上野付近で対応余力があります。

対応可能分野は労働紛争労働者側、民事家事関係裁判書類作成、おそらくないのですが山林の相続・名義変更に関する相談等々、です。費用は原則税込2時間5500円で変更ありませんが、例外として労働紛争使用者側その他事業経営に関する相談その他一部の相談は1時間6600円としています。

コスト面でペイするかどうかはお客さま次第なのですが、ご興味のある方は当事務所ウェブサイト備え付けの送信フォームからご連絡ください。

1時間6600円でも十分安い、と思われる方と2時間5500円あっさりドブに捨てる方と、それぞれどちらもいらっしゃいますが…そういうもんです。

中華プロジェクター静音化改造実施報告(使用機種:FunLogy FunHD)

この夏に老眼対策として導入したプロジェクター。フルHD対応でお値段2万円台、ただし生産地は中国という中華プロジェクターの仲間です。僕が買ったのは、メーカーは一応国内にある(が、設定を日本語にしてもところどころ変な中国製)、言ってみれば半中華プロジェクターという位置づけでしょうか。気に入ってはいます。

メーカー名はFunLogy、形式名はFunHDといいます。

 

当事務所ではめったに買わない新品の備品(補助者さまの認識によると、壊れている中古を買うか壊れていない中古を買って壊すかしてブログのネタにするのが当事務所の物品調達基準と考えられているようです)、当然ながらついている1年保証、そんな法的地位を放り捨ててこのたび、表題の改造を実施しました。

動作音がうるさいのです。それが理由です。

中華プロジェクターとはそういうもんだ、というのはamazonのレビューを見て回れば普通に納得できるしそうでなければ買ってはいけないのが中華プロジェクターというものなんですが、台所にある換気扇を最大風量で回したような音がするのは事務機器としてはよろしくありません。1.5m向こうのテーブルの反対側に設置して、透過型のスクリーン(模造紙ともいう)で運用してみたりもしましたが、これだと当然光量が落ちて昼間の作業はあまり快適ではないのです。

で、体の近くにプロジェクターを置くとやっぱりうるさいのです(苦笑)

対策はウェブに公開されています。ファンを静音型のものに交換するか、ファンの動作電圧を落として減速させることで静音化する、と。

双方とも改造の痕跡を残さずに済めば…改造箇所以外のところになにか起きても知らない顔して現状復旧して保証をうける、などということは僕はやりません(棒読み)

僕は最終的に、上記両者を併用することになりました。いずれも元ネタはYouTubeに公開されていますが、上記機種での情報はないようです。

○作業にあたって必要なもの

・少々長いプラスドライバー:穴から深いところにあるネジを外すため、軸の長さ8cmあるものを使いました。

・金属面の温度を測れる温度計:温度としては70度まで測れればよく、最近はやりの非接触の体温計なんかが使えそうです。これでヒートシンクの温度を測りつつ、性能を損なわないギリギリまでファンの回転を絞ろう、という計画です。

○このほか役に立ったもの

・直流12Vが出力できる電源装置とテスター:なくても大丈夫ではありますが、ないとamazonで買った中国製電子部品(後記)が故障しているのか正常動作しているのかがわかりません。

電源装置は出力9V~15VのACアダプタの端子に適当に導線を結びつければできあがりです。

僕は作業中に一回ショートさせて電源装置のブレーカーを作動させましたので、ACアダプタの流用に際しては安全装置がない点には留意すべきですが。

○購入した部品(電源モジュール)

まず発注したのは直流電圧を下げるための部品です。回路素子としてLM317を含む降圧用安定化電源、になるのでしょうか。このブログでは電源モジュールと呼びます。

 

リンク先をご覧になった方へ。不動品が混じってた、とかそういうレビューは一切気にする必要はありません。

どうせ3つで630円。多めに買って動く奴を使えばよいのです(キッパリ) 

…などという発想は、我が国ではレシプロ戦闘機の生産とともに終わったはずなんですがね。

僕の場合はこの部品、3つとも動作しました。僕の日頃の行いがよかったからかもしれませんし、この製品の品質が十分高かったからかもしれませんし、そうでなければ従前のレビュー投稿者のレベルが低かっただけかもしれません。

本品、確かに出力調整用のトリマーを派手に回さないと(右回りにひたすら回します)出力電圧が落ちませんでした。

○準備と観察

これが到着したところでプロジェクターの上ぶたを外します。製品下面にあるネジのうち、銀色のものはヒートシンクを固定しているので外さなくても大丈夫です。このほか中央に見えているフタを固定するネジ、レンズのすぐ近くにある二つ並んだネジも外す必要はありません。これらに該当しないネジを7つ外します。

上ぶたは上に引っ張れば素直に外れますが、上ぶたのスイッチからの配線(導線を束ねたもの)が本体側の基板につながっているので注意します。ヒートシンクがある側の側面カバーも外します。

この状態で電源を入れて平常運転させ、数分経過して温度が上がりきったヒートシンクの温度を測っておきます。

僕は金属製プローブを持ったデジタル温度計付きサーモスタット(普段は炊飯器を制御下において低温調理に使っている機材)のプローブをヒートシンクを少し曲げて突っ込んだだけなので低めに温度が出ている可能性がありますが、LED光源の裏側にあたる位置にプローブをつけて測ったところ、49.4~50℃を示しました。

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※上記は緊急冷却用のサーキュレータを待機させておこなった測定風景です

これを基準温度とします。改造後はこの温度を10℃超えないこと、できれば10%程度の増加=55℃程度にすることを目標とします。

ちなみにLEDが故障する温度は80℃ということですが、それよりは余裕を持たせます。いくら僕でも。

それに、測っているのはヒートシンクの温度であって光源本体の温度ではないですからね。

フタを開けたり内部部品を取り外したりするのは比較的簡単でした。特に注意することもありませんが、強いていえば基板に接続しているファンやスピーカーのケーブル(赤と黒のケーブル)のコネクタが、外そうとすると基板側にあるべき部品ごと外れる(基板にはコネクタのメス側が残るべきところ、メス側の部品とオス側の部品が一緒に外れてピンだけが基板に残る)のは注意が必要です。

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上の写真中央に断面が写っている基盤のうち、上の大きなコネクタの下に『ピンだけ』その下に『コネクタ二つ』が写っています。

これらは本来同じ3つのコネクタで、うち一つがコネクタのメス側が外れたところです。

中華プロジェクターとはとにかくそういうもんだ、と了解すれば別に問題ではありません。

配線と部品を追った結果、上記写真の3つ並んだDC12Vのコネクタから13.5~13Vが出ており(苦笑)これらに定格12Vのファンが接続されて全力運転していることがわかりました。

各ファンのケーブルは2Pin。つまり、ファンが故障で全部止まったってプロジェクターそのものの運転は止まらない…という回路構成になっています。まぁそれが中華プロジェクターというものです。

上ぶたを外した結果、ファンのうちの一つがいかにも間抜けな位置についていることもわかりました。そのファンは筐体の隅っこに配置された関係で一回り径が小さく(小径ファンは高速回転で風量を確保するため、騒音源になりやすいのです)、しかもヒートシンクの斜め後ろから風を送ることになっています。上記写真で筐体右上にあるフレームが、そのファンを支える部分です。上の写真では右下方向から左上方向に風を送る、という構造です。下の写真だと左上方向から右下方向に風を送ります。

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このファンはリストラ候補です。そのまえに、各ファンを一つずつ止めて温度の上がり具合を見てみました。

筐体内に空気を吸い込んで液晶パネルに空気を送るブロアーファンが割とうるさいので真っ先に止めたところ、動作後数分で液晶パネルに=出力画像の中央に黒いシミができ、徐々に広がりだしました!

このファンはどんなときも絶対に止めてはいけないことがわかりました(苦笑)

怖いので再現写真を撮ってブログにアップする、などということもしません。

※調べたところ、液晶パネルは60℃を超えたあたりでこうした故障が生ずるとのことでした

ヒートシンクを冷やす二つのファンは、止めてもヒートシンクの温度が上昇するだけです。

ほかのやり方でヒートシンクを冷やせれば問題ない、ということは濡れ雑巾をヒートシンクに当ててみてわかりました。

そうすると、液晶パネルに風を送るブロアーファンとヒートシンクに風を送る軸流ファンは静かなものに交換するのもよく、交換の有無にかかわらず回転数を落とすことはできることになります。ところで。

○代替ファンの入手と加工

今年はデスクトップPCのケースを交換したことを思い出しました。カテゴリーとしては正しくリサイクルせねばならないパソコン(ただし中身はない)として押し入れに突っ込んであったのを掘り出して再確認したところ、ファンが二つ残っています。

さらに、ケース本体の電源スイッチ・LEDからマザーボードへ配線されていたリード線とコネクタが少し細いかもしれませんが2セット使えそうです。

試しに取り外したファンを定格で運転させたところ、10年ものの中古ケースから引き剥がしたこちらのファンのほうが静かです。これを使うと決めました。

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ケースから取り外して初めてキレイにしてみたりします。

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ただ、軽加工が必要でした。純正のファン(ヒートシンクを筐体内部から風を送って冷やすもの)は筐体の隅に当たる部分に切り欠きがあります。これに合わせて金鋸で切断するのは適当にやっても大丈夫です。

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二つ目の中古ファンは筐体外部に設置することにします。ヒートシンクがある側の側面カバーだけ外してしまって、増設した低速ファンでの冷却を優先することにしました。筐体内部にあった小径ファンは取り外して、かえって風通しがよくなっています(苦笑)

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2台目のファンを仮設したところ。ヒートシンクの下にあるのが電源モジュールです。写真に見えるヒートシンクの部分だけは内部からの空気が通る構造になっているため、筐体内部に残したファンで排気・冷却を行います。筐体外部にあるファンの裏側にはちょうどLED光源が配置されていて、この部分をできるだけ冷やそう、という発想です。

○電源モジュール設置と調整

あとはamazonで購入した電源モジュールへの配線です。本品には説明書などという軟派なものは付属してないのですが、Vin とGNDのある側が入力、VoutとGNDのある側が出力です。元々の基板-ファンの配線についても単純に黒い方がGNDですので間違えることはないでしょう。基板へのコネクタとファンとのあいだで適当にケーブルを切ってパワーモジュールを入れてもいいですし、さらに適当な導線を継ぎ足しても別にかまいません。

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緑色の端子台の脇に、Vin Voutの表示が見えると思います。右側のケーブルがファンに接続されています。

加工が済んだら元通りに配線して電源を入れると、最初は入力された電圧とほぼ同じ電圧が出力されます。マイナスドライバーでトリマーを右にひたすら回すとどこかで出力電圧の降下がはじまり、ファンの速度が落ちて静かになってきます。電圧が調整できるところまでトリマーを回すと、だいたい半回転で1V程度の電圧降下が生じます。各ファンとも10Vを超えたあたりでうるさくなり、6Vを下回ると冷却能力に支障が生じることがはっきりわかる、そんな傾向を持っています。

試行錯誤したところ、ブロアーファンの電圧は8V(主たる騒音源はこいつです。10V超えたあたりで露骨にうるさくなってきます)、軸流ファンの電圧は10V程度で運用でき、ヒートシンクの基準温度は55~56℃(室温23~27℃)で安定することがわかりました。

出力電圧の調整を終えた電源モジュールは筐体内の適当なところに、両面テープかなんかで固定しておきます。13V入力/5V出力で運用してもヒートシンクは大して熱を持たないので、出力電圧が5Vを超えるなら筐体内のどこにおいておいても排熱の問題はないはずです。

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※なぜか本品のヒートシンクは基盤に対して斜めに立っています。わざとそうしたのか…謎です。

○効果

控えめに言っても劇的です。

改造後のプロジェクターは、部屋の中で動作させながらふつうに安眠できるくらいの音になりました。風量最大の扇風機が二つある状態から風量弱の扇風機一つになった、くらいの改善です。静音化を考えていないデスクトップPCのほうがまだ賑やかだろうと思います。

これで、YouTubeで適当な環境映像を壁に映しながらのんびり読書する、というような目的にも使えますし、体のすぐ後ろにプロジェクターを置き反射型のスクリーン(模造紙ともいう)に投影してディスプレイの代わりにつかっても、ほんとうに全然気になりません。

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LDKの壁に囲炉裏を映してみたり。薪のはぜる音が聞こえてきます。

このプロジェクターからは、裁判書類作成作業に没入すれば気にならなくなる程度の静かな音しかもう出ないのです。

ヒートシンクの温度を測りながら6時間ほど連続運転させてもなんともなかったので、たぶん一晩動かしっぱなしにしても大丈夫だと思います。あとは夏になって気温が上がったときに、ファン駆動電圧を再調整する必要があるかもしれません。

○失敗

1.作業中、一回感電しました。ビリッとした程度ですが。ファンへの12V(実際は13V)出力がある茶色い基盤を触るさいには気をつけたほうがよさそうです。

2.筐体外側に増設するファンの回転数をどれだけ調整しても、ヒートシンクの温度が65℃まで上がって実験中止、になることがありました。

補助者さまが退勤したあとで気づいたのですが、ファンを裏表逆に設置していてヒートシンクと反対方向に全力で風を送っていたことがわかりました。一部始終を彼女に見られてしまいました(苦笑)


以上のとおり、これは大いにおすすめできる改造だと確信し本記事を公開するものであります(強弁)

ただ、これをまじめにやってしまえば打ち合わせ時にテーブルに置いても大丈夫な静音プロジェクターが3万円ほどで手に入るので、むしろビジネス用途にもよいのではないかと考えているのです。

他人がいる場で運用する際には、筐体側面でむき出しになっているヒートシンクとファンには気をつける(見ないふりしてもらう)必要はあるのですが。

6665、ですって(零細事務所の日常と受付停止のはなし)

先ごろ無事に終わった、有限会社の役員変更登記の受付番号なんですがね。あと10分ほど遅れて出せば6666だったのかな、などと思ってみたりします。登記事項が取締役死亡/代表取締役の氏名抹消/取締役辞任/新取締役就任と並んでおりまして、申請書の提出からしばらく補正指示の電話に怯えて過ごしておりました。

今日の電話相談は2件。一件目が11時から12時13分、二件目は22時から22時51分(苦笑)この電話相談終了後にさらに仕事があるんですー、と乾ききった笑いを交わして相談を終えました。

仕事ないよりいいよね、という話は補助者さまとしているのです。確かにそのとおりです。今年は使用者側の社労士業務とか県林業研究所から来た講師の仕事など、これまでとはちょっと変わった(でも結構な報酬額の)仕事がありまして、ヒマではないのです。

いま進めている就業規則作成案件は、一件は個別的、もう一件は集団的労働紛争がセットになっているんですがゆっくり進めているうちにどっちの紛争も解決または終息しそう。なにやら裁判なんか全然無縁なふつうの社労士さんになった気分がします。

裁判書類作成は今のところ2件、登記は…登記は抵当権抹消が1件と相続登記が1件。

ただし相続登記は、役場の税務課が評価証明書にちゃんと建物を記載してくれなかったためにあとから追加で相続登記することになった関係で…

報酬額は、当事務所の基準からマイナス80%とする減額調整を申し出ました(わらうところ)

このお客さまからは、数ヶ月前に相続登記のご依頼をいただいておりこれが完了していたのです。このときに今回の建物も申請していれば、当事務所の報酬基準では不動産1件の加算2千円の増加で済んだはず。ですが役所が課税明細書に家屋番号を書き漏らしたため未登記建物と思った僕は登記情報をとれず、従って登記申請する気にも全くならず、第一回目の相続登記で所有者が変わった連絡を法務局からもらった税務課が

  • やらかした ことに 気づいた

そういう事案がありまして。

しかたがないのでそのお客さまからは、報酬4千円だけもらって所有権移転の登記をすることにしました。通常は2万円ですが(汗)

まぁ、今月も登記のご依頼があることに感謝しましょう。

きっと新型コロナウイルス騒動が収束して世の中が好景気になったら一気にヒマになり、きっと景気回復から取り残されるだろう、と思ってはいます。ただ毎日晩ご飯が21時だの22時だので落ち着いて就寝できるのが2時だの3時だの、という生活はあまりよろしくないな、とも思っています。

どこかで状況を整頓しなければなりませんので、例によってご依頼受付の停止をかけようか検討しています。期間としては1週間程度を想定しています。

無駄な動揺を招いてはいけないので申しますと、すでに相談を受けているお客さまへの対応には影響ありません。むしろ、皆様方からご依頼もらってデスマーチになるのが怖いので事前に机の上をきれいにしておきたい、そうした思惑でときおり受付停止をかけています。

今月の修理改造3題

出張から戻ってきまして、今月は概ね平和なスタートです。仕事は一応あるのですが、私的な作業もできそうです。まず。

1.もう10年ほど使っているVictorのオーディオプレーヤーのバッテリーを交換すること。もちろん純正品の供給なんか過払いバブルの頃には終わってますんで、社外品のリチウムイオン電池で。

2.この春、メルカリで買ったジャンクなRicohのデジカメの分解掃除。もともとイメージセンサに大きなゴミが二つも載ったのを買ったので、失敗全損させても、充電器とバッテリーだけで元は取れてるんですが…修理できたら、修理済みのCX5とCX6を保有できることになります(苦笑)

もともとはCX1を気に入ってしまったところから始まってCX5に移行し、これが光学系にゴミが入ったのを修理できたので今度は積極的にゴミ入りのジャンクを買ってみた、というわけです。もっともこのシリーズはCX6で打ち切られており、発売からもう9年ほど経って…やっぱり交換部品なんかはもうないはずですが。

3.次に、この夏せっかく新品で買った中華プロジェクターの保証を放棄して改造すること。ファンを静音なものにしてみたいのです。

実は1.2.3.とも仕事に関わるものだったりします。Victorのプレーヤーはいまでも優秀と思えるステレオ録音機能を維持しているのですが、動作時間が新品時の3分の1程度になってしまったのを元に戻したい。

CX6はデジカメというより望遠鏡としても使えます。現場に近づけない悪条件下での現地調査&測量作業での運用に最適(苦笑)

中華プロジェクターは通常のPC用ディスプレイを代替するものとして導入したところ、運用成績は良好なのですが唯一うるさいのが難点なのです。新品購入時の保証を棄てても改造に踏み切る価値はあると見ました。

これらが一通り終わって執務環境が向上したら、月末にはまた長めの愛媛出張に出ようと思っているところです。

 

消化不良の一日になる…はずだったんだけど(やっぱり愛媛がお気に入りの3泊4日 最終日)

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朝飯を残したのは、久しぶりです。

道後温泉にあるちょっといい宿の朝食着きプランを取りまして、朝湯して散歩してさぁ飯だ、と意気込んで出掛けた朝食会場。ホテルの都合で今日はカフェ兼用のラウンジに朝食の席を準備されたのです。


ご飯そのものは順当に美味しく、最初の一箸を着けた時点ではご機嫌だったのですが…

気になる点はあったのです。
向こうのフロント前で、くたびれ果てた初老の男がフロントの女性従業員にひたすら絡んでいます。

雰囲気台無し。
飯が不味くなりはじめます。

くだらない説教を終えて満ち足りたのか、この男がラウンジに=こっちにやってきます。

窓際には4卓あるテーブルのうち、僕は一番端に配席されています。

フロントのほうにもテーブルはあり、ラウンジ内に大小10卓ほどあるテーブルは僕以外誰も使っておりません。それなのに。

いえ、心理的には『それだから』というのが正しいのですが、その人生終わりかけた男は僕のすぐ隣のテーブルに、僕の方を向いて着席します。

で、その位置からこちらをじろじろ見ながら今度はラウンジ担当者を捕まえて自慢だの説教だのを始めるのです。コミュニケーションが誰とも成り立たないことに気づかずに漂流していつの間にか社内を敵だらけにする(で、自分こそがパワハラ被害者だと騒ぐが順当に負ける)メンヘラ社員みたいなじいさんが。

もうダメ、そういうのは相談中だけにして、という気分になって、砂を噛むような朝食を終えました。

この迷惑じいさん、結局僕がチェックアウトするまで一時間半に渡ってフロント前に居座り続けたようですが…

道後温泉までそんなことやりに来たなら随分な人生だ(友達減るだろう)、と思わされました。

気分わるいまま法務局に向かい、登記申請書を出して、ともかく今回の出張の用事は終了です。法務局最寄りの宮田町から路面電車に乗り、松山市駅まで戻ってきました。

ここにはデパートと、ちょっとした地下街があるのです。

高知行きのバスまで50分ほどあります。ここでランチにしたいのです。

できれば言動のおかしな客がいない店で(苦笑)

あれこれ眺めつつ歩くうちに、不意に声をかけられました。

ワインを一杯飲んでって、と(呆然)

そんなに飲みたげな顔してるかな、と首をかしげつつ二杯飲んで、結局のところいい気分になってしまったのです。お昼ご飯はデパ地下のお弁当に切り替え、声をかけてくれたお姉さんには再訪を約して高知行きのなんごくエクスプレスに乗り込みました。

さて。
つまり僕は程よく酔ってお腹もいっぱいになって高知に着くわけですが。

飛行機の出発までに高知市街でやろうとしていたことを先にやってしまった感があります。

別にそこまで高知での買い物や飲食を避けたいわけじゃないつもりですが…

まぁいいか。
次回はまたなにか、高知でできることも考えます。

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