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思考停止したら負け、なゲーム

-二日前のこと-

理性は、『やめろ』と告げている。

自傷行為じゃないか、とも思う。

しばし考えたのち。

震える手で包丁を取り上げ、その肌に突き立てた。


賞味期限を9日ほど過ぎた豆腐で麻婆豆腐を作ったのです。美味しゅうございました。冒頭の記述はたんに調理風景を述べたものに過ぎません。

さて、今日も元気に旅行書士雑記帳をお届けします。

今日は裁判書類作成の作業をして過ごしておりました。実は法律をどうこうするというより事実とそのかけらを拾い集めてつなぎ合わせてなんとか読み手が納得するストーリーを作り上げる、時々は図面が引きたくなって機材を担いで現場に乗り込み警察を呼ばれてみたりする、僕にとっての裁判書類作成とはまぁそうした活動です。

書類作れば確実に成果があがる熟慮期間内の相続放棄なんかはこのほど初めてご依頼を受け、実は返って緊張などしていたり(だって敵がいないんですよ裁判所への申し立てなのに!と逆ギレしてみたくなるのですが誰も理解してくれないと思います)。

冗談はさておいて、ウソも不正もやってよし、というルールが裁判手続きにおける敵側には実在しています。締め切りを守れない弁護士とか何をしてるのかわからない司法委員とか面倒な事件はすぐ地裁に裁量移送する簡裁判事とか無意味な手荷物検査とか(苦笑)まぁ裁判所のなかには納得できないことがいっぱい。こっちはそうした実情を熟知しつつもおかしなことには手を染めずになんとかせねばならず、仕方がないのでお客さまを督励して有利な事実とその痕跡を探し出すのですが…表題の件。

依頼人としてまずい対応なのが自分の頭で考えるのをやめてしまうこと、です。思考停止したい理由はいろいろあって、それがご自身には当然のことだから・偉い人がそう言ってるから・言ったら不利だと自分の中で決めつけた・何をするのもめんどくさい・忘れてた、などなど。

で、そうなりかけた人の一部には必要は事実を見落とす人、有利な書証を忘れてる人、敵から思いもしなかった反撃をくらって炎上する人などなどがおり、僕は時に『それじゃ(訴訟に)負けるから』などと言い放ったりするわけです。

逆にうまく立ち直ってきた方からはお話を聞き直しているうちに、僕がご依頼受託数ヶ月を経て初めて耳にする新しい話がほんとうに出てきたりします。この仕事のやりがいでもあり怖いところでもあります。

今日は敗北の可能性を示唆した事案も新たな事実を初めて知ることができた事案もあったのですが、よく考えてやった結果が常によいものだとは限りません。

冒頭でお話しした豆腐を食するかどうか、僕もよーく考えて決めた(つもりな)のです。

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