【今年も低調】第11次開廷表調査、開始の件【やっぱり泣き寝入り?】
レトルトのおでん。しらたきの旨さに、思わず震えた23時半。
検索エンジンからの流入と新件のご依頼は減ったはずなのに、晩ご飯は今日も遅くなりました。21時から相談があり、これが終わって訴状案の最終チェックをし、説明をつけて送信したらこの時間になってしまったのです。
昼間余計なことをしているからかもしれません。最近は午前中のいちばんいい時間をプログラミングの学習に充てています。たぶん明日、SQLのコースが終わるはず。午後からは表題の件、今年で11次になる開廷表調査の季節がやってきました。
例年10月の4週間または2週間、名古屋地裁・簡裁に通って開廷表を閲覧し、労働関係訴訟の有無をチェックし発見できたら記録閲覧に必要な事件番号当事者名等のデータを取ってくる…というこの調査、副産物もあります。
士業が依頼人を訴える訴訟ならもう普通に見つかるほかに(一昨年は正義の司法書士を自称する他県の同業者さんの訴訟がありましたが…関西からわざわざ名古屋簡裁に来られるのは正義なんでしょうかね)、士業対業界団体、弁護士対弁護士法人(著書をパクった、とかそういう案件)、労働者対労働組合、どうしようもない本人対どうしようもないかどうか不明な誰か(事件名の付け方が滅茶苦茶なんで原告側のどうしようもなさは容易に推測できるんです)等々、そうした他人事なら興味深い訴訟をときおり発見することができます。よさそうなものは後日、閲覧申請をかけていたりもします。
今なら言ってもバレないはずなんですが、上記のどれかの訴訟を酒場で隣り合った新聞記者さんに情報提供したらほんとうに記事になったことがあります…訴訟終結の数年後に炎上するなんて、可哀想に(と、他人事の顔で言ってみる)。
※誤解されないように補足しますと、この調査は誰かから依頼を受けて実施しているものではないので守秘義務で保護される人もおりません。訴訟の傍聴をやって漫画を書いてる人と大体同じような世界に足を突っ込んでる、というだけだ、と考えてください
そんな感じで仕事とは別に、いろんな自然人や法人や士業事務所の裏側を偶然覗けるこの調査、本来の意義とは別の理由でなかなか止められずに現在に至っています。第1・2次の開廷表調査は業界団体の研修教材に供するため同じ年に行っており、この調査は今年で実質10周年となりました。
いっそ補助者さまに無理を言って祝ってもらうとか、してみたらどうだろう(笑)
冗談です。
ただ、情報を足で稼ぐタイプの個人運営型ウェブサイトやブログは分野にかかわらず、googleではほんとうに発見しにくくなった気がしてなりません。
今年の調査は2週間。第一日目の今日は高裁/地裁/簡裁とも労働訴訟は無し、労災不支給処分の取り消し請求が1件あったのみとなりました。ちょっとどんよりしながら、調査開始です。
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