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便携式計算机 使用開始の件(One-Mix 1sを導入しました)

金で時間を買う、という衆生は得てして時間もお金も無駄にしている、と思うのです。投じただけのお金に対応する時間を有効に活用できている奴を見たことがありません。

さてこのたび、新しいUMPCとしてOne-Mix 1sを導入しました。今回は保証重視で、国内の代理店から。

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これで移動時間を有効に使ってプログラミングの学習なり仕事なりができ、お金で買った時間を有効に使えるだろう…と(笑)

冗談です。今回の購入費用は専用のスタイラスペンを含めて総額5万7千円弱、先月まで2年間使っていたNECのノートPCが5万円で売れてしまえば差額は当然その程度、ということでお金が無駄になるとしても7千円には達しない、という計画です。

One-Mixのラインナップ中、最も安価(CPUその他の装備も相応)なグレードである1s、購入者の関心も相応なのかレビューをウェブに放ってくれている人がいません。

2sや3sじゃなくても、動画や音声を扱わない事務系日常業務には十分使えるよ、というのが本稿の結論です。

○大きさ・重さ

概ね新書判の大きさに文庫本程度のディスプレイを搭載し、本体重量は510g強、となっています。

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先月まで保有していたノートPCも11インチ級では日本最軽量をうたっていたのですが、それでも800g弱ありました。

※開業時点で保有していたのはCASIOのFIVA-102sで、これも重量800g台だったはずです。1kgを越えるノートPCを普通に持ち歩く人、凄いと思います(苦笑)

今回の新機種導入で、本体重量が明らかに軽くなったほかにも波及効果が出ています。

ACアダプタが専用のものでなくてもよくなりました。本機にはPD対応のUSB-Cの小さなACアダプタが付属しており、当然ながらスマートフォンも充電できます。MicroUSBで充電するモバイルルータへは、One-Mix 1sが一つだけ装備しているUSB-Aの端子から給電してしまえるため(あまりいいことではないですが、One-Mix 1sは一種のモバイルバッテリーとしても使えます)、ACアダプタの分で200g弱、携行品の重量が減ったのです。

狙って買った小ささではありますが、ここまで小さいとオペレーションには支障が発生します。

まず電車内など膝の上で使いたい場合、膝をきちんと揃えてないと本機がその上に乗っからない(失笑)

画面も小さいため、Windowsの設定などで『OK』や『適用』のボタンが画面下部に見切れてしまって困惑することもあります。あるべきボタンがない、ということになったら、いちど画面を90度回転させてみるとよさそうです。

小さい画面ではありますが、ブラウザの全画面表示を使うとA4判雑誌を縦の画面で1ページに展開して読むか、そうでなければ横の画面で1ページの半分ずつを読んでいくかすることができます。

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高速バス乗車中に、オンラインのサービスでプログラミングの学習を進めることも…可能でした。一応。

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お金で時間を買ってると言いながら、視力を落としている気もするのですが。まぁ金で時間を買うなどという凡俗のやることは、せいぜいその程度なのです。

○キーボード

司法書士の仕事=HTML作成…じゃなくて日本語横書きの準備書面作成(登記申請書作成、と言えるだけの登記申請事件数はない)であれば、慣れれば支障なくブラインドタッチで入力できます。ただ、句読点のキーが近接しすぎているためここで文章入力が止まります。

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『半角/全角』キーがないためIMEを起動するのは『Alt+~』のキーだと真っ先に、それこそ呪文のように覚えさせられますが別のキーを割り付ければいいだけのこと。僕もCtrl+スペースキーにしています。

一太郎使いにとって地味に重要なのはInsertキーが健在であることです。最上段のど真ん中にあるんですが(苦笑)

一太郎で一行挿入するのにInsert+Shiftキー、という操作もふつうに行うことができます。実はこれが、本機を選定する理由の一つになりました。

あとはバックスペースキーがPのキーの横にあるのが変な感じで、いつもその上にあるDelキーを押してしまう癖がまだ直りません。

プログラミングの学習をするようになって気づいたのですが、本機のようにコロンとセミコロン、ダブルクォーテーションとシングルクォーテーションのキーが一緒、というのは時々困惑させられます。言語にもよるのでしょうが、これらの両キーは結構出現頻度が高いのです。

○ポインティングデバイス

タッチパネルと専用スタイラスペンには何の問題もありません。

光学式のポインティングデバイスは、画面を縦にしたときに画面の上下(つまり、回転させる前の画面では左右)とポインティングデバイスを動かす方向が一致しなくなります。画面を縦に回転させた場合、ポインティングデバイスを上下に撫でても、カーソルは左右に動きます

○バッテリー

Wi-Fiに接続しつつブラウザからプログラミングの学習サイトを利用する、という程度でしたら1時間に10~15%弱しかバッテリーを消費しないように思えます。断続的にこのサービスを使いながら高速バスで東京-名古屋(片道所要6.5時間)を往復したところ、フル充電で家を出て名古屋から東京に行くまでにバッテリー残量が30%内外になる感じです。

※これは画面輝度をかなり絞ってバッテリー節約機能も使い、本機独特の設定として『Fn+Esc』を長押しする(ファンの回転数とCPUの動作速度がそれぞれ落ちる設定だとのこと)、という操作も併用した状態です

充電時間は本体付属のACアダプタ経由で、1時間で70%程度の充電ができます。

充電器はかなり選ぶらしい、という印象があります。5V1.0AのUSB-A端子を持つACアダプタが二つあったのでUSB-A→USB-Cのケーブルを使って充電を試してみたのですが、どちらも充電できませんでした。

普段は携帯電話を相手にしている程度の凡庸なACアダプタではだめだ、と覚悟しておかねばならないようです。

突き詰めていくと我が家の環境では、USB-Aの端子で本機に充電可能な穴がない、ということがわかりました(愕然)

PCに負荷が強くかかった状態になると、ファンの音が少し聞こえてくるのですが特に気になる音量ではないと思います。風量最弱の扇風機程度の音しかしません。

○BIOS

びっくりするほど設定変更の余地がありません。BIOS設定を細々と調整してなにかしよう、という人がいるなら本機はおすすめできません。

以上、使う人を相当選ぶマシンではあるのでしょうが本機を導入して、僕は大変満足しています。

願わくばこれをCASIOが出してくれていたなら、喜んで10万円出したのに(嘆息)

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