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2018年12月

30年ぶりの善光寺とおみくじの文理解釈に関する件

平成30年最後の出張先は、雪の予報が出ている長野県佐久市となりました。

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雪は翌日からということで、善光寺平から佐久平まではいい天気。佐久平の宿は南北に客室を配しており、南側は市役所ビューのお部屋です。

いえ、八ヶ岳ビューのお部屋というべきですね。庁舎の後ろによく見えます。

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出張二日目、法務局に書類を出してしまえばフリータイムです。長野駅発のバスは15時過ぎに予約を入れており、市内で時間ができました。雪はまだ小降りで、寒いのが嫌いな僕でもその気になれば歩ける程度です。

中学生時代に一度訪れた善光寺を再訪することにしました。以前ここにきたのは、ギリギリで昭和時代だったかもしれません(苦笑)

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年末ということで戒壇巡りはできなかったのですが一通りの参拝を終えて、おみくじをひいてみます。

吉。そして妙なことが書いてあります。

  • 願望 叶う しかし異性の問題に注意

……さしあたっては補助者さま(女性)へのおみやげを若干増強しました

彼女とのあいだに問題があるか否かはコメントしませんが、異性がいないことが問題なのかもしれません。次。

  • 旅行 一人旅でなければ吉

……ヒトリタビ・デ・ナケレバ(棒読み)

一人旅であれば凶、そう考えてはいけないはずです。
規定ぶりに問題のある就業規則を労働者側で解釈するのと同じ思考が必要です(苦笑)

この場合、「規定がない。ゆえに定義されていない」と認識するのが正解のはず、なのです。

そんなわけで、平成31年も県外・遠方のお客さまからご依頼をうける可能性を追求しつつ、一人での出張とその記事化を続けたいと思っております。

旅の吉凶は、示されていないわけですから(遠い目)

若干の緊張をはらむ長野出張一泊二日

若干の緊張をはらむ長野出張一泊二日
愛知県内だけは好天に恵まれて、旅の始まりです。8時10分発のバスは一日に2本しかない長野行きですが、慎重に席を選んで隣に誰もいない8C席を押さえてあります。

おそらくは今年最後の宿泊出張、目的地は小海線佐久平です(関係者は駅所在の町と関係ありませんので、こう言っても守秘義務には抵触しません)。

宿は以前泊まった温泉ホテル、交通手段は青春18きっぷではなく高速バス、ということで大変ステキなこの出張、懸念事項があります。

…あっちはきっと寒い、どうやら雪も降るらしい、ということです(苦笑)


あとは、労働紛争や裁判事務ではなく不動産登記のご依頼なので、邪魔する人は被告に加えろ(どうせ実費はそう増えぬ)、という態度をとれないことでしょうか。

お行儀よくしなきゃ、といまから自分に言い聞かせているところです。

(少し早いですが)年内の一部業務が終了しました

当事務所は平日、午後10時までは電話の受付をしています。最後の電話を受け終わって、午後9時。

そういえば、明日・明後日は出張です。そんなわけで。

当事務所の今年の電話受付はさきほど終了しました。受付再開は来年1月7日です。

別に怠けているわけではありません。送信フォームからのお問い合わせと電子メールには年末年始も平常通り対応しています。

それと…12月31日の来所相談のご予約が、二つ入っているのです。越年してよい代わりに報酬を若干割り引く裁判書類作成は合わせて二件になりました。あと一件ならお受けできる、ということにしておきましょう。

一通り事務所内での仕事も落ち着いて、明日は今年最後の出張です。

行き先は長野県。天気予報では今年一番の寒さとか言ってます(苦笑)

長野県への出張が決まりました

掲示板より見ている人が多そうなのでこちらでご案内します。

12月27・28日、長野県東部への出張が決まりました。宿泊地は小海線沿線です。

上記の日で長野県内・山梨県内の出張相談が一応可能です。

相談料金は2時間税込5400円です。交通費は中央本線(中津川~甲府)・篠ノ井線・しなの鉄道(長野~小諸)・小海線沿線では、不要または減額します。

ご興味のある方は12月26日夕方までにお問い合わせください。

会って話して飲むのが大事(東京出張、一泊二日)

会って話して飲むのが大事(東京出張、一泊二日)
山から雪が舞ってきます。
昼下がりの中央道、小黒川PAでバスは二度めの休憩になりました。

さて、おそらく年内最後になる、仕事での旅です。

と言っても仕事は明日、ちょっとした調査が二つあるだけ。数ヶ月ぶりに、出張相談が1件もない東京出張になりました。

そんなわけで、出発も遅らせて栄10時33分発のJRバスを選んでいます。府中に夕方着いたら、そのまま古いお客さまと忘年会、それが一番重要だったりします。

(こちらの都合で恐縮ですが)越年するご依頼の費用を減額します

来月出る雑誌への送稿を昨日終えて、今月出さねばならない裁判書類はあと1件。閑散期がそろそろやってきます。

より正確には、収入減少の時期が(苦笑)。年末年始に心浮き立つものを感じなくなったのは、いったいいつからでしょう。

昨年はこの時期、著書の初稿に赤入れをして年越しを迎えたので小人閑居して不善を為す、などということはありませんでした。今年はなにか工夫をしようと思いまして、表題の件。すでに一件、お客さまに提案を採用されたところです。

かんたんに言うと、今年中にご依頼があって1月第2週以降に納期を設定してよい裁判書類作成のご依頼費用を若干減額することにしました。

冬休み中にゆっくり起案や書証の整理をしてよければ、少し安めの報酬でもいいかな、ということです。まさにこちらの都合ではありますが。

採用された提案では、原則的な費用計算では5万円台でできあがる申立書類について上限4万円と定めて受託することにしています。

報酬をちまちま削るために文案をPDFで納品して捺印やホチキス留めの箇所を丁寧に指示したり(副本作成の費用が減るが、実はこちらの手間がかかる)、文案の一字一句を削って詰めてページ数を減らす(正本作成の費用が減るが、実はこちらの手間がかかる)ような操作をするより、のびのび書いた成案を自分のところでゆっくり印刷して送った方が実は作業として簡単だったりするので、実は見かけほど損してない取引だったりもします。

そうしたご依頼を、もういくつかいただけるといいかな…ということで追加の募集をはじめます。条件は以下の通りです。

○事務所内で完結し、継続的ではない案件の裁判書類作成であること

 簡裁訴訟代理や地裁通常訴訟の訴状作成は除く、とさせてください。通常訴訟でも、一回だけ作成すればよい答弁書や準備書面の作成は可とします。主に想定するのは強制執行・労働審判・民事あるいは家事調停等の申立書です。

たぶん、上記各種の申し立てでは法律扶助の水準より安くなるでしょう。実費を万円単位で別立てにする、ということがないから(苦笑)

○12月28日までにご依頼を受託していること

○第一回目の文案を提示する時期が、1月6日以降で差し支えないこと

以上の性質をもつ裁判書類作成のご依頼については、当事務所ウェブサイトに掲出している裁判書類作成の報酬額(書類作成枚数で計算される、原則どおりの額)から3割程度を減じた金額に費用上限を設定したうえでご依頼をお受けします。

本件に限り、受託時には費用の上限を必ず設定してこれに従います。想定した上限額が過大であった場合に値引きする最少額は、副本および証拠書類調製の費用全額です。

想定した上限額が過小だった場合…僕が粛々と苦労します(笑)

いずれにせよ、ご依頼のときに示した費用より増加させずに作業終了となるようにします。

愛知県外の方について依頼受託時に直接の面談を要するのは原則通りとしたいのですが、なにか個別の事情があれば考えます。

ご興味のある方は、12月26日までにお問い合わせください。

この日以降、僕は床のワックスはがしとワックスがけに忙しくなるかもしれません。

再考:登記識別情報通知のセキュリティ

登記識別情報。所有権移転の登記完了時に発行されるそれを、僕はお客さまに次のように説明しています。

銀行預金の口座番号と暗証番号のそれぞれ悪い特徴を併せ持ったどうしようもない何か

自分では選べない(口座番号)・他人に知られたら困る(暗証番号)、桁数が長いので覚えられない(どうしようもない)そういう何かだ、と(苦笑)

そんなどうしようもない登記識別情報を法務局が登記申請人に通知する紙、それが登記識別情報通知です。写真は制度発足から数年後にバージョンアップした二代目のもの。

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初代のものは大事な取引のときほど目隠しシールがはがれない、という無差別テロの加害者に法務局がなったとしか思えない物体でありました。

様式が変わって安全になったのか、といえばそうでなく、我々は引き続き財産管理上の脅威にさらされている、というお話しです。

この登記識別情報、権利者がその権利を譲渡するか抹消する登記申請の際に、目隠しされている英数字の羅列を提出する必要があります。通常は、目隠し部分を取り去ってコピーを提出する、というのが作業の流れ。

ある登記でその目隠しを取り去ろうとしたところ、妙なところが取れたのです。

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見れば黄色い部分はおそらく粘着剤で、登記識別情報を印字後に紙を折って黄色い部分を重ね、おそらく加熱(加圧だと紙がへこむはずだし、紫外線だと物騒なキカイを法務局局舎内に置く必要がある。その他の接着方法は手がかかるか費用がかかりすぎるから…という推定ですが、間違ってたら笑ってください)して接着=封緘しているのだと思います。

で、それがしっかりくっついておりません、と。

ですので、くっついていないところをよく探すと

そーっとのぞいて、みてごらん

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なんてことができたりしかねない、そんな個体も混じっているということがわかりました。

あ、これは勇気ある告発です(遠い目)

もっと進んで考えます。

熱で接着できる樹脂は当然限られておりますので適当な薬品を加えて加水分解するとか、ちょっと考えてしまいます。

そうでなければ…紙の発火点は450℃あたりにあるはずなんで、家にあるオーブン、というよりグリル機能(最大約300℃)か何かで加熱したら破壊できるのかもしれません。この粘着剤。

で、紙を変色させずに粘着剤を無力化できれば(以下、自主規制)

などということをさせないように、当事務所では登記識別情報通知を専用の封筒に入れてお客さまに交付し、受領後は封筒を封印してしまうように強く勧めています。

この場合、まず封筒を破らなければ登記識別情報通知に手を触れることができないので、紙を変色させずに粘着剤を無力化できるしほ…いえ、悪意ある誰かが現れたとしても作業のハードルが上がります。

紙の登記識別情報通知を昔の登記済証とおなじように厚紙の表紙に綴って渡すのは…ちょっといただけない、というより恐すぎる、というお話しでした。

Webライターの人生すごろく

当事務所ウェブサイトのコンテンツは全て僕が作っています。
ウェブ制作業者にお金を払ったことはない一方で広告収入が年数千円発生する…のはあくまで副産物で、大目的は検索エンジン経由でやってくる方からの依頼誘致にあります。

リアルな世界の営業活動をせずにウェブサイトでの情報を作っては出し続けるうち、一応は事務所が潰れない状態には数年でたどり着きました(まだ潰れてないだけかもしれませんが)。過払いバブルの崩壊・その後の競争激化・素人さんたちが作るゴミコンテンツの氾濫等があって長く停滞したのですが、昨年に入って動きが出てきたな、と思っています。

ただし、依頼が来る状態にはなっていないので以下の記事は笑ってご覧ください。昨年冬、たまたま止まった人生ゲームのマス目に
知らない雑誌の取材依頼が来る:応じる/応じない
というイベントがあったところからのお話しです。


メールの記載を見る限りでは知らない雑誌、だった=最初は広告費を僕に出させる話と間違えかけたのですが(関係者の皆さんすみません)実は自分が学生時代に研究室で読んでいた林業関係の雑誌を出している団体からのご連絡でした。

当然ながら僕がお金を出す話であるはずもなく、謹んで取材に応じることにしたのです。

掲載に当たって身上調書を作成し、担当者さんに送りました。農学部林学科=三重大学の名称では生物資源学部生物資源学科森林資源学コース、というお経のような名前の専攻を選んだ理由を

今となっては恥ずかしいような話ですが、高校生時代に旅先で杉の単木一斉林を見てその美しさに心惹かれるものがありまして云々」

と書いて出してしまったのです。上記の部分が赤字になっているのは、同じ樹種同じ樹齢の人工林の育成は現在の林業界ではあまりいい施業形態とされていない、そうした共通認識がある方に向けてそう書いた、と。

業界外の人に言い換えると、いやぁ若気の至りです、でも取材には誠心誠意協力しますんでどうか許してください…という意味だったんですが。

このデータの提供をうけて人生ゲームのサイコロを振ったのは編集担当者さんです。上記赤字部分をカットして僕のプロフィールを作成されました。

修正希望を遠回しに遠回しにあげてみたのですが、通らず(汗)

この記事の読み手にいろいろ深読みを許す言い方をすると、担当者さんがおられる編集制作部、というところは熱心に仕事をすると次の仕事量で報いてくれる特徴があるようです。

担当者さんからはときどき、23時半過ぎに公用のアドレスから連絡のメールが入ることがあり、もし当事務所の最重点業務のほうでご依頼があったら版元よりこの担当者さん個人に味方すると決めております。カンリカントクシャとかそういう法的主張は破るためにあるのです。

冗談は半分だけにしておいて、お話しをもどします。

当初は月刊誌1回分の取材、だったはずでしたが掲載はなぜか増え、2ヶ月にわたっておこなわれました。昨年春のことです。

この人生ゲームで、実はちょっと残念なマス目に止まっていたのです。

雑誌に出してもらう:ただし国会図書館の雑誌記事検索にはかからない

というマスに。毎月行ってる国会図書館、僕もいつかはあの検索にかかるような情報を世に提供できるようになりたいと思っていました。その時点ではささやかな夢の実現はおあずけ、となったわけです。

なまじ実現できそうな局面に経たされると、かえってストレスになりますよねこういう希望って(苦笑)

掲載後数週間を経て、読者さんからの反響がある→相談が増える→登記のご依頼につながる、という人生設計は考えなくていいんだ、と悟りが開けたころ、もう一つの提案が振ってきました。

同協会が出している別の雑誌に定期的に寄稿しないか、頻度は3~4ヶ月に一回だ、と。

こちらは応諾しました。国会図書館の雑誌記事検索に載るからだ、というのが実は非常に大きな理由ではあったのですが、今なら言っても許してもらえるはずです。

補助者さまとはこの話題(今度は国会図書館のOPACに名前が出るよ!出るよ出るよ出るよ!)でしばらく盛り上がれたのは当時のヒミツです。

少年漫画雑誌によくある『一つの戦いが終わったとたんに現れる、より強い敵の出現』という法則は編集制作部のなかにもあるのだと理解したのは昨年秋、雑誌への寄稿もようやく最初の1回を終えた(ばかりの)ことでした。

本を出さないか、というご提案をもらったのです。

…ずいぶん展開の早い人生ゲームです(汗)

当時の僕と補助者さまの妄想では、雑誌への定期的な寄稿の仕事を数年続けた後でなら、そういう話がくるといいねー(遠い目)とは思っていたのですが。

本職補助者合計して延べ二百数十時間の作業を経て、本が世に出たのは今年3月です。

発売開始後数ヶ月を経て、読者さんからの反響がある→相談が増える→登記のご依頼につながる、という人生設計はやっぱり考えなくていいんだ、と悟りが開けたころ、もう一つの提案が振ってきました。余所から。

著書の一部を転載させてくれないか、という話です。

広告費を出せ、という話ではないことを確認するのはお約束です。

で、昨日。

リンク先のウェブサイトに僕の著書『そこが聞きたい 山林の相続・登記相談室』(全国林業改良普及協会)の一部が転載されはじめました。

予定では来月まで週1回ずつ公開箇所を増やし、最終的には著書のうち1割強、約30ページ分についてどなたでも読めるようになります。

以上、ウェブから始めた仕事が回って回ってウェブに帰ってきちゃった、というお話しでした。ただ、ひねりは効いています。

記事掲載の提案が来た『幻冬舎GOLD ONLINE』、富裕層向けの情報提供サイトなんだそうです。

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…ふ、富裕層向けの。

そんなわけで、当事務所へ労働紛争・裁判事務を依頼されたみなさまにはお声を合わせてどうぞ。

お前がそれ(富裕層向け)か!

……ご唱和ありがとうございました。

ただし掲載箇所選定に際して先方から出てきた希望を見ていると、著書を読んだんだろうな、ということは推測できました。ですのであちらのウェブサイトに苦情を申し入れたり善意の(または、正しい)指摘をしたりするのはやめておいてください。

今回通過した人生すごろくのマスが、富裕層からのご依頼につながっているとは思っておりません。だって、相続登記の費用を出しにくいひとに登記本人申請を推奨することを目的として、普段は労働者側で賃金未払い請求の仕事してる人が書いた本ですよ、これ。本件、ブラックユーモアになりかけてますよ。

それはさておいて、さすが幻冬舎系のサイトです。掲載開始当日の時点で、もう当ブログで著書を紹介したページより高い検索順位にヒットしてきました。

問題はこの先なんですが、この先掲載範囲が増えて=ウェブサイトに公開される情報が増えて、そこから貼られるリンクが当事務所ウェブサイトにつながって、ということだけはもう既定路線です。

おそるべし幻冬舎系、と言わねばなりませんが別の大きな検索サイトにも載っかる手はずが整っています。

関係者のみなさまはといいますと

本件提案を受けて著書の担当編集者さんからは、

  • 晩酌が一回、おいしく飲めそうだ

というコメントを頂戴しました。よかったです(笑)

一方で、著書の初稿から付箋を乱打し「補助者の付箋」(不適切箇所の指摘)という表現が著者-担当編集者間で通じるようになってしまった補助者さまからは本件、特段のコメントが出ていないのです。

  • 努力(付箋)の成果を余所へ持って行くの?

という雰囲気は足下から冷気のように伝わってきます。
次回東京出張、お土産を用意して帰るほうがよさそうです(汗)

本がもう100冊くらい売れて当事務所には相続がらみの本人訴訟の案件が来たりするようになれば、お二人にはもう少し具体的に喜んでいただけるかな、と思っています。

僕の人生すごろくは、「なにかの間違いに巻き込まれる:登記の依頼は増えない」というマス目に止まったのかもしれません。

創業初の依頼経路

余所ではどうか知りませんが、本県の業界団体では一般の方からの相談に対して、会員を依頼先候補として紹介する制度を持っています。

この一ヶ月で2件、それをきっかけにご依頼をお受けできました。

今年に入ってからで言うと、2件なんですが。帳尻は合ってるはずです(遠い目)

そうである理由を改めて理解した、というのが今日のお話です。

まず1件目のお客さまは、僕が事務所を構える名古屋市緑区の南の端からやってこられました。

ちなみに僕の事務所、緑区の北の端。

で、お客さまが業界団体から聞かされたこととして、言うのです。

「(候補として提示できる事務所が)3件ぐらいしかない、と言われたんですが」と。

当事務所と合わせてもう一カ所提示された事務所は…午前中は電話がつながらなかったんだとか。

「ああ、それは不動産登記をやってる方だと順当にそうなります。金融機関で取引の立ち会いをなさるのが重要な仕事なので…ウチではやりませんが」

思わずそう付け加えました。当然ながら、紹介されてきたご依頼は登記事件ではありません。この事務所で順当にやってる、と僕は認識している仕事です。

しかし、業界団体がその分野で一般市民の方々に区内で紹介できる事務所が三つくらいだったとは…初めて聞きましたね(苦笑)

2件目のお客さまには、思わず電話で聞き返しました。

取り乱した、と言っていいかもしれません。相続登記のお客さまが業界団体からの紹介で来られたのです。

創業以来14年9ヶ月、業界団体から登記のお客さまが紹介されるなんて思ってもみませんでした。

これであと数年は絶望せずにやっていけそうな気がしますが、あと5年3ヶ月以内にもう1件登記事件の紹介を受けられる気がしない、それこそ全然しないのはなぜでしょう(笑)

理由はありました。今回おいでの方はほぼ徒歩圏内にお住まいだったのです。

もともとこの事務所は家より工場が多いような地区内にあります。

どうやら住所基準でお客さまに近めなところを紹介する方針らしい業界団体の相談を経由してご依頼を受ける、ということはそれ自体、ひどく珍しいのです。

その「ひどく珍しい」ことが可能になる条件、というのは依頼類型による…つまり登記じゃなくて裁判事務、しかも誰かと正面から争うような案件である、ということで

  • 裁判書類作成…区内全域からの紹介があり得る
  • 不動産登記…徒歩圏内かつ同区内の方に限る(苦笑)

ということになってるのだと得心しました。そういえば本当に普通の家、近くにないよな…

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いよいよ冬の夜空になってきたよな、と独りごちながら、露光時間2秒の終了を待っています。

教訓。

名古屋市において事務所の開設場所として好ましいのは、きっと各区内の中央部、しかも居住人口が多そうなところ、さらにご同業の事務所が少なければなおよい、ということかもしれません。

緑区と南区の境の川まで徒歩1分、緑区と天白区の境の川まで徒歩5分、周りは工場だらけ、などというところに事務所を持ったら他県のご依頼を増やさざるを得ないよね、というお話しだったのかもしれません。

そうしたわけで来週19・20日実施の東京出張では、引き続き出張相談をお受けできます。東京からの復路で甲信越方面に足を伸ばすことも可能ですので、ご興味のある方はお問い合わせください。

東京出張の日程が決まりました

今回の出張では、会食の予定のみが決まっています。秋に入ってここ3回ほど十分な書見時間がとれない東京出張ばかりだったので、2日目はのんびり本でも読んでこようと思っています。たぶん。

次の東京出張は、12月19・20日となりました。

出張相談は12月19日午後を中心に歓迎します。この日は第三水曜日=国会図書館が休みです。繰り返しになりますが主にご利用いただいている分野は、労働者側の労働紛争・裁判書類作成(本人訴訟)です。

そんな本人訴訟の相談。守秘義務に反しない範囲で申しますと、ある書類作成をめぐって以下のような要望事項を僕から出しました。以下は、ほぼ原文です。


具体的な改稿をご自身でおこなうに際しては、次の点に留意してください。

  • 登場人物に原告A原告B、といった符号は使わない
  • 誰かが何かをした、という説明では、「いつ」したのかを必ず付記する
  • 数値を参照する説明では、契約書等のどの部分に記載されているか・どう演算すればそうなるかを付記する
  • 一文を2行=74字以上にしない

当事務所はいろんな意味で依頼人に厳しい、少なくとも表面的な優しさはないのが売りの事務所です。わかりやすい書類を作り最終的な目的実現につなげるためには、敵より先にまず依頼人に筆誅を加えることもあります。

そんなわけで、ご自分が虎の穴に片足を突っ込んだと気づくタイミングが少々遅れた方からはご依頼の受託に至らないこともままある…ようですね。おかげで、いっこうに儲かりません。

さて、来週の東京出張では引き続き、本人訴訟に関する相談に対応します(遠い目)

万人向けの事務所や相談ではない、というのはどれだけ強調しても足りない点ですが、少なくとも初回の相談費用はそう高くありません。引き続き2時間税込5400円です。

不出来な文案無謀な訴訟非常識な目標設定その他諸々の戦略的戦術的失敗に関する相談は最初からできりかぎり指摘させていただきます。

ですので少なくとも相談担当者から耳ざわりのいいことだけ言われてお金をたくさん取られる・依頼を誘致される、ということにはならないかと思います。

その代わり、相談後に法律に関する参考文献でなく作文に関する参考文献を紹介することがあるかもしれません。相談前に提訴・応訴された一部の方には「お前はもう死んでいる」と申し上げたいこともありましたがここ数年はそこまではっきりした発言はしておりません。

一言で伝えられる失敗の要約として、わかりやすくはあるのですが。本人訴訟の相談ではたまに、スタートダッシュでゴールと逆方向に加速している人に出会えます。

そこまでひどくはない大部分の本人訴訟で重要なのは法律や裁判に関する知識より先に、事実を十分に把握しその事実に対応する証拠を確保することと、それらをわかりやすく説明する文章が書けることだと考えています。

中学生レベルの文章でいいはずなんですが…当事務所に本人訴訟支援を依頼される方々のうち数人に一人くらいの方には、まさにそれこそが難しいらしいのです。

相談現場への音声入力の利用を考えてみる件

先月自転車で転倒して痛めた右手首の調子が、まだよくありません。

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夕方からの相談に備えて、相談室ではなく執務室の作業卓を90度回すだけでも手首が痛い、そんな週末になりました。裁判書類作成のために少々込み入った事情を聞き取らなければならない今回も、音声入力に頼ってみようと思うのです。

ふだん補助者さまが使っている作業卓には、ツインモニタを装備してあります。

これを拡張デスクトップからクローンディスプレイに設定変更して同じ画面が双方のモニタで見られるようにし、ブラウザからgoogleドキュメントにアクセスして音声入力の状況を僕とお客さまが同時に確認できるようにしておきます。

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作業の流れとしては、マイクは僕のほうに向けておきお客さまから聞き取ったことを即時に整理して僕のほうで発声→音声認識→表示される文字をお客さまと確認しながらキーボードで修正しつつ聞き取り続行、といった感じになっています。

最初っから上手くいくはずがありません。だったらブログのネタになんかしません(苦笑)

失敗点1.音声入力を受け入れる(マイクがONの)ときお客さまがしゃべると、その声を拾います。

編集作業等でカーソルがどこにあっても、その位置から認識した文字をどんどん突っ込んでいきます(愕然)

だからといってお客さまに「黙ってろ」と申し上げるわけにはまいりません。慌ててショートカットキー(shift+ctrl+s)を押し、マイクをOFFにします。

失敗点2.これは予想していませんでしたが、この形態をとるとお客さまの目線がディスプレイに向いてしまいます。表情など微妙な変化を見失いそうな気がします。

だからといってお客さまに「オレの目を見ろ」と申し上げるわけにはまいりません。慌てずに入力を終え、少し間を空けてから質問を再開するとよいようです。

そうではあっても、今の僕には全面的手書きより苦痛が少ない気はしています。

もう少し先の可能性があるような気もするのです。

注意深くしゃべった場合の反応速度としては手書きを超えるこのシステム、相談担当者の側では筆談を代替するものになるのかもしれません。この点は少し真面目に考えておく必要がありそうです。

さて、手首が痛い痛いとはいいつつも訴状を一つ答弁書を一つ、同時に晩ご飯のブリ大根を一食分作ってこの週末も終わりました。いよいよ寒くなってきたこともあり、台所では今年導入したシャトルシェフが活躍しています。

どうも圧力鍋よりこっちのほうが、食材に破壊的な振る舞いをしないようで安心です。具が煮崩れるとか肉がぱさぱさになるといったことがありません。

保温調理器で作る煮物は設備の拘束時間こそ数時間かかるものの、沸騰時に自動停止するガステーブルを使えば数分ずつの加熱と保温を1~2時間ごとに繰り返すだけなので裁判書類作成の仕事にはよく合うメニューの一つなのです。

不動産登記商業登記の仕事ではそこまで要領よく振る舞えない、そもそも一件あたりにそんなに時間をかけていいはずがない、という現実からは目をそらしてお話しを続けます。

この週末でだいぶ仕事が落ち着いて、労働紛争および裁判書類作成の仕事の受託余力が復活してきました。

来週実施予定の東京出張はそろそろ日程を決めてしまうつもりでいます。東京方面でこちらからお声かけしているお客さま方には、火曜日以降はこちらの好きなようにさせてください。

東京出張とは言いますがすでに冬の青春18きっぷ利用期間に入っています。南東北~関東甲信越一円への出張相談も歓迎です。順当なところでは労働紛争労働側、そうでなければ民事関係裁判書類作成、ごくまれにしかないと承知している不動産登記、などのご相談をお待ちしています。相談料金はいずれも2時間5400円です。

一つ、扱いを迷っている分野があります。受けたくないわけではないのです。

今年本を出した山林に関する相談なんですが、これはどんなご相談にどう対応するか模索が始まったばかりです。さしあたっては、僕の著書を新本で買ってくれた方が県外から出張相談を希望された場合、お客さまの負担としては交通費の実費のみで対応するということにはしましょうか。当分の間、ですが。

…それでも裁判書類作成の相談が来そうな気がするのです。地上権設定登記の抹消請求訴訟とか(苦笑)

12月も、東京出張の日程調整を始めます

昨日までに受けた裁判書類作成のご依頼。作業が残っているのはあと2件となって12月に入りました。作業開始が来週からになったものが2件あり、12月中には始まるものがあと2件。

お話しが大きくそれますが今年は商業登記が3件もあり、創業以来の記録更新となりました。

悲しくならないうちに話題を戻します。

いまのところ今年の冬が越せるかどうかは不明なので(商業登記のご依頼が少なすぎるからかもしれません)、引き続き積極的にご依頼を誘致しようと思っております。10日からは冬の青春18きっぷ利用期間でもあります。

そうしたわけで、今月もまず東京出張の日程調整を始めます。

日程は商業登記のご依頼をくださる方が最優先、としますがそんな方はまず現れないので労働紛争労働側・一般民事関係裁判書類作成をご希望の方々からお問い合わせの早い方のご意向にあわせてみましょう。

都内滞在の候補日は12月17~22日で連続2日とします。

この日程に連続する南東北・甲信越・東海北陸一帯からの出張相談はさらに調整して対応できるようにします。

こちらは東京を起点として別に必要な交通費を見積もりますが、基本的には青春18きっぷか高速バスの利用を前提としますので上記の地域であればどこでも大体1万円台、といったところでしょうか。

相談の料金は例によって、2時間5400円で変更ありません。

ご依頼をえり好みするわけではありませんが、比較的やりがいを見いだせるのは

  • 不法行為の加害側

でしょうか。

不倫がバレた・詐欺に荷担した・車検切れの車で事故った、等々。

そうした事案で相手には正義感か権利意識満々の弁護士が着いている、そうした事案をコスパよく軟着陸させるのに司法書士の書類作成は向いていると思っています。

請求額が過大になりやすいため、加害側で弁護士を立てようとしても必然的に着手金が上がる一方、裁判書類を作るだけなら請求額は関係ないためです。

ただ、この集団には芯から間違ってる相談者が時折存在しているので相談段階で慎重な対応が必要ではありますが。不法行為加害側でも、やっちゃったことを反省している方は大体の場合、よいお客さまになります。

被告側、という点で共通なのは

  • 個人版スラップ訴訟への対応

だと思います。個人でも会社でも、もともと何らかの関係(たとえば、労働契約)があった人が対立する過程で立場の強い方・カネがある方が弁護士を動員し、根拠なき過大請求をぶつけてくることがあります。

こうした恫喝訴訟をやっぱりコスパよく、こちらはきっちり撃退する(可能なら反撃につなげる)のも僕にとってはいい仕事です。

恫喝された側で弁護士を依頼することが、見かけ上の請求額の大きさ=必要な着手金の多さに妨げられて上手くいかない、という点も共通です。

そんなわけで今回の出張では第一に商業登記、いえ裁判書類作成のご依頼を検討されている方からのお問い合わせをお待ちしています。当事務所ウェブサイトに備え付けの送信フォームからお知らせください。

もちろん労働紛争労働側でのご相談は、いつでも歓迎です。

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