フォト
無料ブログはココログ

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月

八月下旬の冷や汗(東京出張の日程が決まりました)

青春18きっぷを4日分残してしまいました!

…本日、8月31日。夏の青春18きっぷは利用期間が9月10日までです。

ならば仕事をかなぐり捨てて、などとは言えなくなってしまったのが少々寂しい気はします。

さて、予定では今週おこなうつもりだった東京出張、日程が決められないでいるうちに日月火水と相談の予約が入り、さらに土曜日と日曜日もふさがりました。

ブログのネタはさらに用意されていました。

水曜日のご予約を入れたお客さまが木曜日に来られたのです(苦笑)

全然大丈夫です。何の問題もありません。なにしろ不動産登記のお客さまです。

来月の売り上げも少しずつ見えてきたところで、遅れ気味の夏季休暇をとろうと思います。

日程は9月6日都内泊、7日に帰ってくるか8日にするかは未定です。

都内での出張相談は7日の日中に可能です。

9月6日は、お天気が悪くなければ中央本線経由にするつもりです。

同線沿線での出張相談は対応可能です。中央東線沿線では昼前から午後の早い時間に限られますがそこはご容赦ください。

もちろん労働紛争または裁判書類作成のご相談を歓迎しますが、ご予約の日程を間違えるとそのまま二度とお会いできなくなります(不動産登記のお客さまだったら復路でリトライするか、と聞かれたらどう答えるか自信がないですが)

できれば7日は、上越線か小海線、そうでなければ飯山線に届くような場所で一泊できればいいな…とかいいながら米坂線も気になってはいます。

いえ、先日の記事のように立位で作業していると、カレンダーの目線の高さのところに笹川流れがあるんですよ。北東北や北海道は見上げるかたちになり、心理的にもちょうどこのあたりが進出限界点、というわけです。

どなたか出張相談ご希望の方、いらっしゃいましたら考えます。陸羽東線/西線より南ならだいたいどうにかしてしまいますので、ご興味がありましたらこの週末中にお問い合わせください。

案件にかかわらず、上記で記載した路線/場所がわかる方の相談を受け付けております。

交通費はもちろん、順路にしたがって青春18きっぷの利用を前提に計算します。そういう季節ですから。

20世紀型炊飯器は低温調理の夢を見るか?

両親にはずいぶん物持ちよく育てられまして。大学入学時に買ってもらった炊飯器が今も使えています。

あ、さきごろ45歳になりました。
大学に入学するまでに浪人20年やってた、ということでもありません。

当然ながら内釜のコーティングがあらかたはげ落ちまして、実際にはガス機器メーカー純正の炊飯鍋を使ってガステーブルでご飯を炊いています。

Dsc_0031

そろそろ引退させようかこの炊飯器、と思い立って代替機の検討を始めたのはだいたい一昨年ですが、なかなか決められずにおりました。タイマー予約さえ使わなければ、ガスでご飯を炊けばいいわけですから。

そうしたわけで今では若干持てあまし気味の3合炊き炊飯器を低温調理器に転用しようとしたのは以下の参考文献を図書館で借りだしてきたからです。

あ、左のほうは週刊新潮に食べ物のエッセイ書いてる人の本でした。

同時に予約をかけたため、カウンターでの借り出しが若干恥ずかしい感じはしています。

右のほうは『ごく普通で好奇心が強く、キッチンでもっと面白いことをしてみたい人たち』(初版まえがきより引用)のための料理本です。

食品添加物の使い方に1章60ページあまりが割かれているほか、『キッチンの初期化』『入力の選択:風味と食材』『時間と温度:料理の主要変数』『ハードウェアで遊ぶ』といった章立てになっております。

よく見ていただけるとわかるのですが、オライリー・ジャパンの本だと言ったら当ブログ読者のごく一部の方々=Web関係の仕事をしておられる方にはご納得いただけるか一層ドン引きしていただけるかするとは思います。本書の活用にはプローブ式のデジタル温度計の活用がほぼ必須らしく、僕も最終的には若干引き気味にこの本を読みましたが。

同書で強調される『154°F/68℃ I型コラーゲンが変性する』(目次よりそのまま引用)温度を超えないあたりでの肉の連続加熱=低温調理を、ウチの炊飯器で試してみたかったのです。

プローブ型温度計はありませんが理科室にあるような棒温度計は当然のたしなみとして所持活用しております(補助者さまによれば、当事務所にいくつかある理解不能なアイテムの一つではあるようですが)。まずこれで、炊飯器の保温能力をみてみます。

一般書によれば炊飯器の保温は70℃内外でご飯の温度を均衡させるとのこと。僕のところではお湯を入れた場合、これより低めの69℃あたりで安定するようでした。

最初は素直に炊飯器のふたをあけて温度計を入れていたのですが、思い立って内蓋を外側のふたに固定するゴムを外しました。

Dsc_0032

…まさにちょうどいい、温度計挿入口ができました(笑)

ポリ袋料理に使える(湯せんができる)ポリ袋に鶏むね肉を適当に切って入れてみます。

Dsc_0034

温度が47℃まで下がりました。

さて。この温度を上げるには?

この炊飯器、タイマーはゼンマイ式、スイッチは機械式で炊飯が終わると跳ね上がって保温に入ります。

保温状態からスイッチを押し下げれば炊飯モードに入ります。

つまり、内釜のなかの水温100℃を目指して加熱を開始する、と。

これが毎分5℃くらいのスピード(40~70℃に限る)で水温を上昇させることもわかりました。温度計を使って湯温を測定しつつ、70℃くらいになったところで炊飯から保温に戻せばよいようです。

そのまま1時間ほど放置してふたを開けたところ、鶏むね肉からは若干の肉汁が出ておりました。熱は充分通ったようで、これをいったんフライパンで軽くあぶって『310°F/154℃ メイラード反応が顕著に現れる』(目次よりそのまま引用)状態を作ってからいただくことにしました。

外はパリパリ、中ジューシー、などとクックパッド的軟派表現を一切排すれば、やってることは鶏むね肉のソテーの調理です。

I型コラーゲン変性温度の若干下で長時間加熱することで肉汁の逸出を最小限に抑え、最後にメイラード反応を発生させて仕上げました、と。わーい美味しそう(遠い目)

ちなみに余ったお湯は、賞味期限切れのお茶を入れるなり味噌を溶くなり、人体への影響を気にするなら風呂に入れるなりして有効活用できます。

低温調理に使う、万円単位の値段がする調理器具もでているのですね。お鍋の中で一定温度を保持する機能を持っている、一種のヒーターであるようです。

それを見て、思ってしまったのです。

僕の炊飯器、炊飯モードのスイッチは機械式です。

コンセントの電源を入/切したら加熱/放置を繰り返せます。

※当然ながら、煮汁がなくなったら異常加熱し、温度ヒューズが作動します。コンプライアンス上も問題ない機器利用ができるはずなのです。

最近ではスマートフォンで制御できる、いわゆるスマートコンセントが何種類も発売されています。

これを使ってプログラムを組んで数分ごとに電源入/切を繰り返させれば、室温~100℃までの任意の温度を維持する低温調理装置が数千円でできるのではないか、と思ってしまうのです。

より積極的には温度センサとRaspberry Piを組み合わせて(以下略)

20世紀型炊飯器のIoT化はもう少し事務所がヒマになったら考えるとして、しばらくはI型コラーゲン変性温度ギリギリの低温調理を試してみるつもりです。

少しだけ低めなスタンディングデスク、導入の件

この春から、机をスタンディングデスクに替えました。非常に快適に執務しています。

本の執筆作業が続いた冬の間は、立って仕事したくなると台所用のカウンターテーブル(高さ101cm)をLDKから持ってきていたのですが、もうそうした必要はなくなりました。おかげで、一日のうちに何度も立ったり座ったりしながら執務できています。

高さ可変の範囲は65~95cm。ガススプリングでなめらかに無段階に変化します。体重をかけてもしっかり固定され、安い事務用家具にありがちながたつきは皆無です。

天板の裏には高さ変更機構を覆う鋼板が端から端まで実装されており、おそらく天板の上に人間が乗っても大丈夫なはずです。

一般的なPC作業用のものと比べると、最大高さが20cm程度低いかもしれないのですが僕の身長は平均以下なのでこの高さでキーボードがちょうどいい位置にきます。一杯に下げると65cmになるのは一般の机より少し低く、やはりこれくらいのほうがキーボードの打鍵は楽なのです。最大高さ・最低高さいずれも、キーボードに手をそえたとき肘がおおむね直角になっている感じでしょうか。

ずっと使うものではありますので、中古ながら国内一流メーカーのものを手配しました。作りは非常に堅牢で、好感が持てます。キャスターとそのロック機構を持っているため、隣の部屋に移動してそちらの作業卓と高さを合わせれば会議用のテーブルにもなるはずです。

これをディスプレイアームと組み合わせると、さらに便利になります。

座位。

Dsc_0031

立位。最大高さです。

Dsc_0032

座位-立位の変換は3秒あればできます。

…よくできた昇降機構をもつスタンディングデスクは、わざわざ電動である必要はまったくないようです。むしろ高さ変更に時間がかかるだけかもしれません。

イ○アの昇降式デスクはハンドル回して高さを変えるのだそうですが、これと比べればなんだか間抜けな感じです。

この国内一流メーカー製スタンディングデスク、中古品ですので取得価格は送料込み1万円を割っています。

メーカーのウェブサイトには代替わりした現行機種が表示されていますが、品物の特徴はだいたい同じです。

Photo

ええ、パラマウントベッド社の在宅介護用製品、オーバーベッドテーブルを導入しましたが何か(遠い目)

もともとはベッドで長い時間を過ごす方々のために、ベッドにまたがって設置されるこのテーブル、最大高さが別に健常者の事務作業を想定しているわけではない点を除けばスタンディングデスクへの転用にちょうどいい寸法、そして充分な頑健さだったのです。

商品説明にもありますように『テーブルの縁は、優しい感触の軟質ウレタンのエッジを設け、小物が落下しにくいように、テーブル面より少し高くなっています』ので筆記具が転がり落ちることもありません。実は健常者の事務作業にちょうどいいコンセプトだったりします。

とはいえ基本的には介護用品ですので本体左右にはタオル掛けなどついておりますが本体に収納できますので、使わなければ邪魔になりません(苦笑)

で、同じような特徴を持つ何代か前の機種が(リース上がりかなにかでしょうか)ヤフオクにはときどき数台まとまって出品されます。

タイミングを見計らって買えば送料込み1万円弱でシアワセになれる、というわけです。

以上、身長165cm以下の方には自信ををもっておすすめできる事務用スタンディングデスクの話です。

…ええ、何度も言いますが事務用スタンディングデスクの話です。

別に意識しているわけではありませんが、イケ○の昇降デスクより安価に調達できはるかに頑健で信頼性に優れる製品だと確信しておりますよ(遠い目)

法定後見制度の社会問題化を願う件

この本は同業者さん、というよりはこれから司法書士を目指す人におすすめしたいと思います。

現時点で業界が積極的に関与を進めている業務が、ここまでマズイことになっていると指摘した本が他にないから、です。

これと比べれば過払いバブルに踊っていた大規模法人などただのチンピラで、こっちのほうは…国家権力と結託していらっしゃる。言ってみればマフィアだ、と言わざるを得ません。

成年後見制度はそのような化け物に育ってしまった、ということなのでしょうか。今日はこの本の紹介です。

成年後見業務に携わっていない(名簿に名前を載せておけば裁判所から仕事が降ってくる仕組み、ってところになんだか胡散臭いものを感じた/よく考えたらお金を出す人と仕事を出す人にズレがある、という点で金融機関や不動産業者への登記営業と同じだと気づいた)僕には弁護士やら司法書士がなる職業後見人、なんとも不可思議な存在に思えていたのです。

だって一回後見人を据えてしまったら滅多なことではクビにできず、本人が死ぬまで報酬は取られ続けるんですから。

場合によっては本人の財産を百万円単位で減少させてまで選択するメリットってそんなに(小市民の家庭では)あるの?とファイナンシャルプランナーとしては口にしていたものの、これからはもう少しおおっぴらにそう言ってよさそうに思えてきました。

この本『成年後見制度の闇』は本年3月…僕の本と同じ月の刊行です。

内容は強烈です。

●弁護士・司法書士は良くて寄生虫、悪くすると犯罪者として扱われています。いずれにせよ社会の敵、という評価です。

 そして問題は犯罪者ではない方=横領だの親族への暴言だの本人への暴行だのに走らない、一見まじめな大多数の方にあるようで、ここがまさに大問題です。

年間では十万円単位の報酬を合法的に本人の財産から抜き去り(報酬付与の審判は申し立てますが)、不動産売却やら後見制度支援信託の設定といったイベント発生ごとにさらに十万円単位の稼ぎが合法的に挙げられる、と。

で、このお金はもちろん本人の財産を減らして職業後見人に支払われる…と。

そりゃ怒るよ、親族一同。

改めて思ったのは「後見人になりたいな」などと呑気にいう同業者からは一歩遠ざかったほうがよさそうだ、とも。今までもわかりやすい人は「あれ10件集めたら月20万(の売り上げ)だもんねー」などと節操のないことを言ってはいましたが。

ああいう人とお友だちにはなれないな、と思っています。

●家裁は士業と結託しつつ「手続き飛ばし」(←本書目次より引用)に邁進しているそうな。

 裁判所がやる『手続き飛ばし』。もうそれだけで充分怖い。

こちらも利用者不在の制度運営に大きな役割を果たしているようです。

文中でひどく気になったのは、親族の意向を無視して後見開始の審判を出すときにその審判書を本人に送らない、さらには申立代理人ではない士業のところに審判書を送達してそれでよし、にしてしまっている事例がある(らしい)、という記載。

らしい、というのは僕が補っています。そこまでひどいとは思いたくないのですが、これで後見開始の審判に対する即時抗告の可能性が閉ざされている、と指摘されています。ひどすぎます。

あと、最近家裁が進めているのはなんの罪もない親族後見人の上に士業の後見監督人を押し売りして、そいつの報酬を払わせる、そういうビジネスなのだとか。

これで報酬取って嬉しい、と思える時点でその士業、士業ではなく人としてどうかと思うのですが。

有力な敵キャラが、制度発足時と比べてもう一人増えたようです。

●市町村。確かに統計では、彼らの申立も増えています。

 こちらは昨年名古屋高裁管内でニュースになりました。本人&親族の意思を無視して市町村が後見の申し立てをし、親族側の反撃にあって見事に失敗した事例です。

この集団、気がむくと(虐待の疑いをかけると、というべきかもしれませんが)親族から老親を隔離し、勝手に後見の申し立てをするのだとか。

拉致じゃないのか、と素朴に思いますし親族側の対抗手段として人身保護請求が挙げられている、ということは実際にそうなのではないかと(愕然)

そうしたわけで、どうやら海の向こうの大陸国家を笑えない人権状況が司法-行政-民間のトライアングルのなかでできてしまっていたのです。怖すぎです日本。

制度の運営者がみんな悪い人!という構図なので表面化は遅かったものの、知ってしまえば誰もが驚く不都合な真実というべきでしょうか。そのうちNHKあたりで取り上げてもらえればきっと面白くなるのにな、と期待せずにはいられません。

さしあたってどうするべきか、可能性のいくつかは示されています。

1.順当なのは全力で法定後見を避けること=任意後見契約を準備すること。

身もふたもないが適切な助言はしばしば笑えるものだ、と思ったのは本書によれば

2.申立前に被後見人の預金残高を減らしてしまうこと

だそうです(ええ、爆笑しました)

  • 金融資産が少なければ敵キャラ1号=士業の報酬が減ります。
  • 敵キャラ2号=裁判所から見ても、あれこれかまってやる理由が減ります。

かくして、仮に職業後見人が選任されても報酬は少なく済むし、親族後見人が選任される可能性もまだ少しは増えるだろう、とのこと。

ひねってあるな、と感銘を受けたのは、上記で減らした預金残高は当然現金になってしまうわけですが、この現金を親族を受託者とする民事信託を設定して保全する策がある、とのことです。

後見制度支援信託なんかイヤだ、とものすごく念入りに宣言されたような気がしまして…不謹慎ながらここでも笑ってしまいました。ただ、委託者(成年後見の申立を要するということは、契約締結能力が少々怪しいひと)との関係でどうなのか若干気にはなります。

もしこれが機能する場合、被後見人のためにお金を貯めておいてあげるのではなく、むしろ見かけ上減少させることが必要だ、という点で成年後見制度(財産管理の制度ですが何か?)への凄い批判にもなっているのですが。

そうしたわけでこの本、当事務所では(まちがって)成年後見制度の利用を検討しかけた善男善女にはかならず読ませる、もう絶対に読ませると決めました。

残念だったこと。

同時期に出てしまった僕が書いた本では上記の問題点、原稿執筆中に雑誌記事では読んでいましたが、婉曲にしか表現できていなかったのです。

『成年後見の申立をへて親族でない人が後見人に選任された場合は、後見人への報酬が被後見人の死亡までずっと発生します』とか

『後見人への報酬は家庭裁判所が決め、本人の財産から支払われるのですが(中略)つまり、本人の財産が減少する可能性があります』というように。

今だったら「成年後見の申立では申立件数の約4分の3について親族以外の後見人が選任されます。彼らが毎月1~2万、財産額によってはそれ以上の報酬をとることで本人の財産が毀損されます。これを上回るメリットが事前に発見できないかぎり法定後見制度の利用は推奨できませんし、県市町村担当者には公用地を買収したいという程度の理由でこの制度の利用を提案すると親族から一生恨まれる恐れがあります」と書いて参考図書に本書をくっつけるだろう、と思っています。

なお、僕の上記の言説はいわゆる家族信託の利用を促進しようとする意図でなされてはおりません。

家族信託業界側があれこれ成年後見制度を批判するのも一種のポジショントークですし、民事信託については『委託者とその財産を囲い込んで長期に拘束するようにも設計できる/不利になる他の相続人と紛争を起こす可能性がある』と僕の本では説明しています。

…つまり僕、どちらの業界からみてもかなりイヤな奴です(苦笑)
いいんです。僕が書いたのは士業向けの本じゃなくて山林所有者向けの本なんですから(強弁)

ところで、成年後見人の候補者ってのはリーサポに入ってなくてもなれる(制度の見かけの問題ではなく、実際の運用として)ものなのでしょうか?あまりなされていない調査として、その傾向を知っている人はいるのでしょうか?

まだこれが可能だとしたら、大した仕事をしない実情にもとづいて年間1万円くらいしか報酬を取らない成年後見人やら後見監督人業務、ってやつを始める士業が現れたらそいつはヒーローになれるのに、と思えてしまいます。

いまどき大部分の預金口座の動きはクラウド会計サービスを使えばリアルタイムに把握できるのだから、親族後見人による不正支出が今日あったら明日電話して警告するくらいはそれこそ寝ててもできるはず。あとは特別な仕事があったらそのつど調整してお金がもらえればそれでよさそうな気がします。

業務の継続性を重視すると法人化している事務所が関与する必要があるでしょうが、もしそういう人が現れたら応援したいものです。

僕がやる、とは申しておりません(いろいろな意味を込めて、遠い目)

静かな8月の日報 3 一生○○に困らない生活を妄想する件

我がベランダ菜園は実りの時期を迎えつつあります。
活動開始一ヶ月半を経て、まずはミニトマトの苗が順調に育ってきました。

Rimg0007

もともとは見切り品7割引で買った苗が(笑)

適当な(見切り品の)苗を買ってきて実家からもらってきた中古の鉢を用意し薬局で買ってきた土(←ホームセンターより培養土が安く売ってるんです/別にブログのネタにできるような特殊物質を混ぜ込んだりはしてません)に植え、あとはほどほどに水やりをしたらこうなった、ということで…

欲がでてきたのです。先月中旬、実験を始めました。

枝分かれしつつ高さ1mほどに成長した先端部を10cm・5cmほど切ったものを3本用意し、500mlのペットボトルに水を入れて1週間ほど室内に飾っておきました。

うち2本からは根が生えてきたため、さらに数日根を伸ばして

ミニトマトのクローンが2個体できました。

これを秋まき用に待機させていた鉢に植えたら、しっかり定着してくれました。

さて、そうすると。

今後は好きなときに好きなだけミニトマトを増殖させることができ、ことによると僕は一生ミニトマトに困らない食生活を送ることができるようになった…のかもしれません。

資格なんか持ってたって、一生食っていけるとは全然限らないこの世の中。

せめてなにか一つくらいは一生困らないなにかが欲しいと常々思っていたのです。

あとはミニトマトの実の中の種を発芽させられれば、夢のミニトマト永久循環システムが作れるはずで、これもやってみることにしましょうか。

この週末までは、周りの工場もお休み。土曜日には補助者さまもやってきて、静かな8月はそろそろおしまいです。

最後に、現在の仕事の状況。

今月は不動産登記だけでやっていけるのかもしれない…ただ、これで一生食っていけるはずがない。

向こう数年を想定して、ということなら仮登記とその抹消には興味が出てきました。

…今さらそれか!とご同業のみなさまにはお思いかもしれませんが。

これと即決和解を離婚の事案(正確には離婚そのものではなく、離婚後の財産の後始末)にうまく使えないものか、あれこれ考えているところです。即決和解は期日がすぐ入らないことを除けば公正証書を作るより使いでのある制度に思えてなりません。すぐ何かが見えてくるものでもないでしょうが、次の国会図書館での書見のテーマはこれです。

裁判書類作成・労働紛争関係の仕事はお盆前までに落ち着いて、こちらは余裕がある状態です。今月下旬から始まりそうなものが片手で数えられるほどあり、お客さまの準備状況を息をひそめて見守っています。

あとは、理想的には山林の登記と関連する裁判手続きについて、コンテンツを作ってしまいたい。この分野、特に過去の登記の後始末は登記と裁判手続きがかかわる複合的な面があり、上位互換の他士業が代理したらさぞ報酬が膨らんで一生食ってけるだろう…いえ、利用者側からすれば費用面で引き続き制限がかかるだろう、と思っています。

森林経営管理をめぐってあっちこっちで開かれ出したイベントやシンポジウムに顔を出すようになった上位互換の先生を見ていると、きっとそういう狙いだろうな、と思っています。

この分野も、大規模所有者と自称意欲ある担い手だけを相手取るならそれは素晴らしく妥当な経営判断でしょうよ(遠い目)

※ただ、ご同業の皆様にはこの分野、いずれ『儲け重視の事務所が社会正義を気取って参入できる草刈り場』に化ける可能性が出てくると申し上げます。残業代請求業務がそうなったのと同じように、僕はそのときにはあっという間に周回遅れになって他の仕事を探すでしょうが。

僕は当然ながら『自分でできる手続きは自分でしてもらう』方針を採るので、注意喚起と情報提供をコンテンツ構築でやりきるならそれこそ本一冊書くだけの(つまり、1~2ヶ月時間を突っ込めるだけの)余裕が必要です。

ミニトマトの栽培面積を拡大してそんな余裕を作るのは、ちょっと無理みたいです。
司法書士が種苗法に抵触して懲戒処分、なんてイヤだし(苦笑)

東京出張の日程調整をはじめます

ひさしぶりに、国会図書館でゆっくり書見をしようと思うのです。

今月も東京出張の日程調整をはじめます。時期は8月最終週の平日または第4週の後半を考えています。

6・7月の東京出張は交通費・宿泊費をおぎなうだけの出張相談があり、それはもちろんありがたいのですが書見の時間はあまりとれませんでした。

今回はそうした出張相談のご希望はつゆほどもなく(笑)10日前くらいから告知を始めて一件あったらいいな、くらいの気分でいます。

さて、名古屋に事務所持ってる人が都内で相談やって日程がうまくあえば2時間5400円、ということで常識的にはありえないと最近気づいたこの出張相談、今回もルールは同じです。ただし今回は一泊しかできないはずなので、夜間は日程がふさがります。

基本的には平日昼間、国会図書館内喫茶室を相談場所にできればお客さまが負担する費用は2時間5400円だけで済みますが、土曜休日・平日夜間・永田町から遠い場所などのご希望に応じるほど費用は順当に増えます。そこには種も仕掛けもありません。

宿泊場所は京王線府中・京浜東北線鶴見・東京メトロ浅草線浅草・常磐線北千住あたりにしています。運のいいお客さまにはお住まいの若干近くを相談場所にできることがある一方、23区内を突っ切って相談にくる羽目になるかたもおられます(すいません。そこは早い者勝ちということで)

…意外といいかもしれない、と思ったのは本体の出張を月~火曜日の一泊二日に設定し、休日相談のご希望があれば増加する宿泊費をご負担いただいて日曜午後か夜間の相談を入れるパターンです。

日曜のビジネスホテルはずいぶんと安いので日当込みでも6千円追加でだしてもらえればよく、実質1万2千円弱で2時間の相談ができることにはなっています。

さすがに5千円ではキビシイ、日曜日の夕食をスーパーの見切り品で調達する必要がある、とも気づかされました(苦笑)

相談に応じる案件としては労働者側での労働紛争・その他裁判書類作成の相談がメインです。

不動産登記の相談がほしいと願っていますがここ1年ない、というのが実情です。

東京より遠くにいく相談がほしいと願っていますがおなじくここ1年ありません。

…そっちから来てもらわなくても…こっちだって青春18きっぷ持ってるんだから

とか考えていたりはしません。どこか遠くへいきたい、と漠然と考えているだけです(遠い目)

そうしたわけで、ご興味のあります方はお問い合わせください。来週明けくらいまでにお知らせいただけると、早い者勝ちであることがきっと有利に作用します。

静かな8月の日報 網戸張り替えの件

補助者さまのいない8月。年末とならぶ最閑散期。

amazonを見ると、ブログで紹介したとたんに在庫が消えた僕の著書は絶賛在庫中(笑)

よくあるランキング偽造のテクニックで一斉に大量注文入れて(一時的に高順位にして)のちキャンセル、というのがあるそうですが、僕は単に翻弄されているだけです。

追加で高評価なレビューをくださった方には心よりお礼申し上げます。ただ、直接お礼に行ける方のようにも思えます(遠い目)

Photo

電話の受付表示は一応出していますが、風以外の何かが動く気配はない週明けの零細事務所です。網戸を張り替えてしまうとしましょう。

実は日曜日に、すでに破れていた一箇所を張り替えました。そうしたら、

Rimg0002_2

ものの見え方が変わってしまったのです。

上、旧網戸。色は灰色です。

下、新網戸。黒い網を使っています。

外が明るい状況では黒い網のほうが外が見えやすいのです。写真で上側の網戸は明るく見える、というより白ボケした感じがしています。

この網戸張り替え、慣れれば1枚20分程度でできることもわかりました。ゴムと網は消耗品で1500円程度で今回3箇所5枚を張り替えられたので、業者に頼んで材料代込み1箇所2~4千円払うよりはよかったと思っています。

網戸固定用のゴムを網戸の溝に押し込むには専用のローラーがあったほうが作業性が格段に上がります。とはいえ一度や二度使ったからといって劣化するものでもないため、メルカリで中古を買って使用後に再売却するのが正解らしいです。こちらの費用、転売前時点で500円。

さてそうすると。これをものすごく手際よくやったとしても、網戸を外して交換作業を終えまた網戸をはめるまでには写真の網戸(ベランダ側に十分な足場があり、外れ止めをドライバーで外す必要がない)でも10~15分かかるはずです。

資材は素人の3分の1の値段、、作業速度は素人の3倍と考えれば経費500円作業時間1時間、これで売り上げ9千円だったら一応商売にはなるものの、ドアtoドアの移動時間が往復1時間を超えるとかなり厳しいな…と思います。

じゃぁ、検索エンジンで引っかかってくる網戸修理業者紹介サイトで知多半島や一宮市、それどころか浜松や岐阜の業者が引っかかってくるのはどういうことでしょう?

ウェブサイトは出しておくが儲からない依頼でないと受けない、というなら上位互換なあの士業が新規参入しておこなう残業代請求業務と同じ気がします。どこか見えないところに行ってほしい(あ、網戸のほうの話ですよ)

網戸修理業務になんらか思い入れがあって県外から平然とやってきて仕事し、低価格でも耐える…そんな旅する網戸修理やさんがいる、というならそれはそれで楽しげですが、そいつの事務所経営はかなりヒドイ状況であることも想像できます。

むしろ、ナニカウラガアルハズダと見るべきでしょう。

そう。ここまで書いていて気づいてしまったのです。

名古屋から東京行って出張相談2時間やって必要な費用が相談料金5400円だけなどという士業の事務所が仮にあっても、世の人の圧倒的大部分はそれを信じないだろう、ということに(苦笑)

そんな教訓を得た網戸修理プロジェクトではありました。

今回使った網は下記のもの。販売業者と送料の変動は激しいようで、20~24メッシュの6m、黒いやつを買えばだいたい同じ結果にたどり着くように思えます。

静かな8月の日報

今月10日までに、当事務所には3件の不動産登記のお問い合わせがありました。

うち1件が11日、ご依頼受託となりました。

Rimg0065

街ではこれを祝して花火が打ち上げられています。

…というのがオルタナティブ・ファクトってやつならば(苦笑)

第49回東海まつり花火大会です。毎年8月上旬の土曜日、当事務所執務室から一番よくみえる花火大会を今年も一人で眺めています。

フェイクニュース(あ、記事中の言い方としてはオルタナティブ・ファクトが適切です)一つ作るのにわざわざ室内に三脚据えてコンデジの長時間露光で花火を狙いながらHTMLファイルの修正を進める程度にはヒマ、いえ余裕があるお盆の週末の当事務所。補助者さまは海の向こうにある北の国に帰られたため、取り残された僕は(←あ、オルタナティブ・ファクトに該当する表現です)来週末まで一人で仕事をすることになりました。

さしあたっては土曜日と月曜日、それぞれ打ち合わせが入っています。ウェブサイトへのアクセスが減っているのは例年通りです。電話の受付はする表示を出してありますが、通常期でも電話はかかってこない(お問い合わせの大部分はフォームから来ます)ので、午後になったら必ず昼寝をしてやろう、非冷房の部屋で、そう思っています。

暑さが苦手な補助者さまや普通の司法書士事務所があると期待して来られる(だろう)お客さまが来る日だけ冷房を終日入れて、あとはまだ夜だけ冷房すればいいや…と、まだ思っているのです。

補助者さまがいないうちに、なにかイケナイことをしたいところです。

食品棚を探していると、金粉入り抹茶の缶が出てきました。土肥金山の土産物、と書いてあります。

2008.2.10.

というシールがはってあります。

ふたを開けると鮮やかな緑…ではなく、戦時中なら国防色と言ったであろう色合いの落ち着いたお茶が出てきました。

当然ながら、お客さまにはちゃんとした麦茶をお出ししています。

まずは52分から -山の登記相談、あります-

昨年からおつきあいのあるNPOの代表者さんが、また歯ごたえの…いえ、やりがいのある案件を紹介してくださいました。

一般化して言うと、共有状態にある山林の持分を引き取りたいというもの。最終的にあるべき姿への到達には複数回の登記申請が必要です。

…で、本件手続きにおける最大の費用発生源は司法書士への依頼費用だ(苦笑)
しからばこれをなんとかしようではないか(遠い目)、そういう案件です。

……そういう、案件なんです。

自分でできる登記は自分でやればいいよ、といった本を書いてしまった著者のところにその本を読んでしまった人がやってきた関係上、著者としてきわめて順当に引くに引けなくなった…そういう案件です。

でも、うまくいったら地域で横展開できるんじゃないの?といった声もテーブルの向こうから聞こえてきます。

あとでそっと会員名簿を確認し、同地周辺の同業者さんの人数を確認しました。まぁ、いままで停滞してた登記を促進するだけなんで彼らの売り上げを奪うものではないはずだ…と思っています。

そうしたわけで、中山間地の山林共有状態への対処についてなるべく登記本人申請により費用を最小化しつつ、これを継続的に支援する活動を今週から始めます。

儲かりませんとも(断言)

ただ、この次似たようなご依頼がくる場合に備えておかなければいけません。

最初にやってみる仕事のお約束として、費用度外視にはしますが作業時間記録をしっかりとって次の仕事に反映させようと考えています。

お客さまとのやりとりは主にメールになるので、僕から発する助言で守秘義務に関しないものはいずれコンテンツのもとになるだろう、という期待もあります。

ひょっとしたら、僕の著書の記載を参照しながら補足説明をウェブでおこなうような何かに育つ可能性もあるような気もするのです。

まず1件目のメールが昨日、お客さまからやってきました。この回答にまず52分を投じて、作業時間の記録を始めたところです。

僕の本、買ってくれた人には一部の相談料を減額するつもりなんですが…もともとamazonには3点しかなかったところ、このたび在庫切れになりました。版元からの直接購入もありなんですが、送料が別にかかります。急がないならamazonの在庫回復を待ってください。

2

3人の購入者のみなさま、どうもありがとうございます。うちお一人は同業者さん、と通告されておりますが、同業者さんから見たあれやこれやの不都合な記載にはどうぞ目をつぶってやってください。今回の案件も、移転する持分の価格より司法書士の報酬のほうが高くなってしまうような話です。

コンテンツマーケティングの彼岸へ

8月1日。補助者さまがケーキをもって出勤されました。

当事務所はなんとか無事に、創業15周年を迎えることができたのです。

…そういえば彼女ももう、勤続10年なんです。

これからなにをしようか、ケーキを食べながら聞いてみます。

(事務所)辞めますか?

と言われたようなそうでないような気はするのですが(苦笑)いちおう継続を前提に。

厳しい話ですが、手がかりはいくつかあるのです。

○google検索で地元の網戸修理業者が発見できない件

実はその前の日に網戸が破れました。

例によってこれを直してくれる業者とその値段をググってみたのですが…ずいぶんと難しいことになっています。

どこに孫請けに出すのかわからないようなキレイな全国系網戸修理サイトと素人が書いた網戸修理のウンチクのサイトばかりが検索上位に出てきます。『名古屋市緑区』で絞ったつもりでも、各地区用に表示をチューニングされた全国系サイトのページが出てくるだけ。

どうやら網戸修理の世界では「地元の業者がふつうにやっていて、その業者が直営しているウェブサイト」は検索上位30位からほぼ消滅しつつあるようです。

個別の業者は全国系の広告サイトの配下に入っており、そこから検索すればようやく出てくる…知多や一宮の業者にまじってようやく発見できる、と(嘆息)

とりあえず、メルカリで修理用のゴムと網を手配しました。業者を探すよりDIYのほうが確実だから(笑)

○執筆への反響が本文に対するものではなかった件

昨年から、林業関係者向けの月刊誌(『現代林業』全国林業改良普及協会)の相談室の執筆を担当しています。といっても所定は3ヶ月に一度、これがいろんな事情で3ヶ月連続になったり5ヶ月開いたりするのですが。

そんな相談室、6回目の執筆にして初めて読者の方から反響があったと報告をいただいたのです。

…僕が相談室で紹介した(他社の!民事法務研究会の!)書籍を買いたいがどうすればいいか、と聞かれ、書店で購入できると案内した、と。

……

………がっかりなんてしてませんから(と、うなだれながら言ってみる)

この相談室、いくつかの質問を編集部から示されており、それを選んで本文2700字ほど執筆するという企画です。

言ってみればこれだけがルールです。

執筆字数が多すぎると僕のプロフィール欄が吹き飛ばされるというルールもあったりしますがそれはさておいて。

何かしたくてたまらない回答担当者として今までもルールの枠内外でいろいろ試してきたのです。林業の雑誌なのに山林の相続登記したくないけどどうすれば、といったテーマからスタートしてみたり僕がほかの同業者さんに相談に行ってその回答を掲載してもらったり、あとは地味な施策ながら時流にのった質問をなるべく選んだり。で、今回の工夫は山林の共有状態の整理に関する質問の最後に、昨年出た実務家向け参考文献を紹介してみたのです。

ラスト2行にキレイに詰まるようにして。次の行=見開き下段最終行が僕のプロフィールだったんで(苦笑)

もともと僕が紹介することにした本は、僕の著書執筆の過程で読んで推奨したいと思っていたものです。

ではありますが読者さん、本文ではなくここに反応してくれるんだ…嬉しいなー(遠い目)

ただ、出版の世界もウェブほどではありませんが玉石混淆で、いい物を選んで読者が興味をもつように紹介するのはなかなか難しそうです。引き続き、挑んでみたいテーマだと考えています。

○検索エンジンと人間とのあり方を勝手に予測してみる件

多すぎる情報に晒されて、人はかえって思考停止する。確かにそうだと思います。

かつては検索エンジンの上位10位以内(ブラウザで最初のページに表示される)に入っていればいいと思われていたSEO施策、表示回数に対するクリック率を見ていると5位以下で急激に降下する傾向が出てきています。

これは画面の狭いスマートフォンの利用拡大もさることながら『そんなに落ち着いて探さない/探せない』利用者の増大によるのではないか、と考えています。先に挙げた網戸の検索で、僕も思考停止しかけていることに気づかされました(苦笑)

ただ、検索エンジン側がいつまでもこの状態を放置していない気はするのです。

人間の能力にもともと限界があるから当初は検索エンジン上位10位以内への表示を目指してSEO施策を講じていた、検索エンジン側はコンテンツの内容をあれこれ評価して順位をつけていればよかった…これが現在までで、質の怪しいコンテンツを大量に作って上位表示を目指すコンテンツマーケティングの隆盛でこのシステムが理想的に機能しなくなってきました。

同業者さん方には、たぶん『凡庸なコンテンツを作るだけならやっても無駄=他に埋没するだけ』な時代が来た、という話です。これは向こう数年間、ウェブからのマーケティングを制約する要件になります。

ではどうするか?なんですが。

実は施策の方向はこれまでと変わらず、独自性があり人の役に立つコンテンツを淡々と作る、ということなのだと思います。

ただ、それを短期でSEO施策につなげる発想はしない、ということになりそうです。

人の情報処理能力が上がらないまま同じようなコンテンツが増えてわけがわからなくなった、この状態は今後しばらくのあいだ続くはずです。

だとすると、検索エンジン側の能力がさらに上がって閲覧者の能力やら指向に応じたコンテンツを取捨選択するような形でしか状況が打開されないように思えてなりません。

仮にこれを想定していいならば、いまgoogleがつける順位は低くてもちゃんとしたコンテンツを上げておけ、そしてしばらくの間耐えろ(笑)ということになろうかと。素人がコピペで作ったコンテンツが排除され、閲覧者のレベルに応じた検索結果が表示されるようになる数年後まで耐えろ、と…

苦痛に満ちた営みなんですが、可能性はあるようなのです。

当事務所ウェブサイトでは先々月から『いたずらに上位表示を追わない・アクセス数を増やさない』SEO施策を試行しつつあり、ページビューの数は1ヶ月で3割程度減りました。

ただ、問い合わせの件数は6月より7月のほうが少しだけ増えています。検索順位を無視して内容を濃くしたコンテンツに、限られた数ではありますが一部の読み手が反応してきているように思えるのです。少なくとも、やっても損しない施策だと思えてきました。

そんなわけで。結局のところ『はるかな理想を追ってみる』というのが引き続いての基本方針になりそうだ、やっぱりすぐには儲からんぞ、という話でした。

さて、久しぶりに昼間からブログなど書いてみました。午後からのんびり裁判書類を作るとしましょう。

このところのWEB施策のおかげか、なぜか電話による問い合わせもひどく減ったのです。

うまくやれば「電話による問い合わせ対応の全廃」が実現できるかもしれません(遠い目)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック