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みんな大好き、埋没コスト(苦笑)

1.二人でやりましょう

昨日は準備書面の納品日でした。先週末の連休をまるごと突っ込んで仕上げたこの書面、本職・補助者(さま)合計で25時間ほどを投入しています。

年間受託件数では片手で数えられるほど…たまーにやってくる、労働紛争使用者側で労働者に反撃を試みる事案です。

どんなにろくでもない奴でもあれやこれやの法律で守られてる(←って普段は逆から考えてるわけですが)部分をはがして叩く必要がある、ということでまじめに仕事した場合の難易度はひょっとしたら労働側より高いのかもしれない、と思えてきました。

とはいえ報酬を後払いにするほどのめり込めるわけでもありません。当事務所報酬額基準にしたがって、まずは費用を計算します。

第一準備書面作成 70000円 文案を要する書類。正本14枚。

証拠説明書(1) 15000円 文案を要する書類。 正本3枚。

証拠書類調製 14800円 乙1~4○号証 74枚(1枚200円)

副本調製 36400円 上記合計91枚について、各2部182枚。

送付書 500円 文案を要しない書類。1枚。

さて。思いついて付け加えます。

減額調整 -86700円

以上小計、50000円(笑)

ええとこれは正義感の発露でも不当誘致でもなんでもなくて…見込みで設定した報酬額上限の誤りだ、と。労働時間数で上記の金額を割り算したりしてはいけない、と思っています(^_^;)

実は本件、当初はお客さまが作成した書類の添削から始まったのを引き取っていたのです。

お客さまはそれなりの費用を投入し、僕もそれなりの手間をかけ、お互いに引っ込みがつかなくなっちゃった…と。

ただ、僕の立場を擁護するために補足で説明すると、「あくまでもご自分で作成続行」という案も投げてはいたのです。方針を決められたのはお客さまです(遠い目)

2.お一人でどうぞ

別件。

よくある、そして僕には少々困るお客さまの発言の定番。

(職業代理人に費用を投入し尽くしたあとで)「裁判が終わるまでに●●●万円もかけてきたんで…」

このあとの発言はいろいろなんですが、こうしたお客さまには意図して冷たく当たるようにはしています。

上記のことで方針を誤ると、損失を拡大させますから。

一つあるのは「だから後は自分で裁判書類を作りたい/とにかく安いのがいい」というもの。とはいえ下手なものは下手にしかできてない、ならば目的を達する可能性はさらに下がる、ということでここは厳しいコーチに徹しなければいけません。

もう一つは「相手からお金が取れるまであれやこれやの手続きをし続ける!」というもの。

これも危険です。「負けが込んでるギャンブラーの心理ですね/負けるごとに次は勝てると信じ込んで掛け金を大きくなさる、ってやつですか?」などと思い切り言い放ってとにかくいったんお客さまを止めることを目指すのですが、動きが止まったついでに当事務所への依頼も止まることがあったりします(笑)

誰が、どんな、とは申しませんが…最近もそうしたお客さまがいらっしゃいました。こうした場合、すでに費用負担能力があることは(●●士には成功報酬、成果がなくても払ったわけだから)見えてるので、相談担当者としてはまず過去に投じた費用を忘れてもらうことに力を注げばよいようです…そこにはお一人で向き合って貰いましょう。僕は知らないふりをさせてください。

いっそあの士業が悪い、と言えたらラクなのに(苦笑)

3.僕も好きです、埋没費用

以前のブログで少しお話した続きです。

先頃運転席側のドアが開かなくなった、僕の軽自動車。平成11年に中古で買ったもので取得価格75万円のところ、取得3年ほど後に橋の欄干にぶつけました。

修理費用、65万円。専門用語では全損とか言うらしいです(遠い目)

普通の人なら手放すらしいのですが、当時入っていた手厚い車両保険のおかげで前よりキレイになってしまい(笑)以後十数年、僕のところで8万数千kmを走ってきたのです。

3年前の車検で二十万円余の修理交換費用がかかると発覚してもまぁ、それはブログのネタだと思っておりました。

その程度で、僕の心が揺らぐことはなかったのです。

ですが最近になっていよいよ部品の供給が途絶えだしたらしく、今般の修理では自動ドアロックの機能を構成するアクチュエータの新品がないから中古のドアを丸ごと買って云々、足りない部品は溶接してどうこう、といった独創的な見積書が上がってまいりました。

費用、18万円。

もちろんこの程度で、僕の心が揺らぐことはないのです。

で、しっかりと直った車を取りに行ったら担当者さんが別の見積書をくれるのです。

社長から伝言があります、と。

そろそろ全塗装をなさったらいかがでしょうか、と。

いまならまだ、部品が残っているようですから…と!

費用、86万円。

そんなわけで、今年は夏が終わるまでキリギリスではなくアリとして過ごすことは確定なのですが、ご依頼を断らないキャンペーンを来年の春ぐらいまで延長して頑張ろうかな、と思っているところなのです。


上記に関連して、関東地方のみなさまへ。

7月22・23日実施予定の東京方面出張は、24日まで滞在を延長します。

いまのところ出張相談の余力は23日に1件、24日はわりと余裕、あとは22日と23日の夜どちらかで可能になりそうです。

最近のパターンとして、よその事務所でなんらか否定的・消極的・費用倒れの示唆等の対応を得た労働紛争・裁判書類作成・込み入った不動産名義変更計画などのご用があるお客さまには、出張相談でも好評をいただいている…ようです。

出張相談に際しては、できればこれまで投じた埋没費用は参考としてのみお伝えください。

あまりこだわらないでもらえると、こちらが提案可能な選択肢が広がります。

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