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2018年4月

行き暮れて、黄金週間

夕方になり、とりあえず散歩に出ました。

どうしたらいいか、わからなくなってしまったのです。

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…というのは若干大げさなんですが、前回の記事で取り上げた全文検索ソフトが思い通りに動作しないことに気づかされ、この週末の自由時間をあらかた突っ込んだところです。

※上の写真は、天白川の対岸から当事務所入居物件を撮ったもの。そこ本当に名古屋市なのか、という突っ込みは一応歓迎です。

さて、現在の状況です。

  • 当事務所では過去の仕事で扱ったファイルを一案件一フォルダにまとめています。
  • ファイルは一太郎・PDFのほか、やむを得ず受け入れたWord・Excel、最も重要なものとしてDocuworksの文書・バインダーがあります。
  • これらが44GBほどあり、ファイル数は約2万7千個、普段は容量64GBのUSBメモリに入れて暗号化後、PCに挿しっぱなしにしてあります。

これを適切に、検索・参照できるようにしたいわけです。具体的には「名古屋簡易裁判所」といった語句を入力したら、それを内容に持つ各ファイルが検索にヒットするようになってほしい。

内蔵のHDD・SSDなら運用可能なのはWindowsが標準で持っているインデックス検索なのですが、当事務所のWindows搭載機からは内蔵HDDを撤廃しSSDに置き換えた関係で容量は常に逼迫気味です。

加えてWindowsのインデックス検索は検索値の入力方法についてわかりやすいヘルプが標準装備されておらず、しかも入力した語を勝手に分解して検索結果を出したりします。「東京地方裁判所」と入力すると、「東京 and 地方 and 裁判所」のような検索結果を出してくる(^_^;)

そんなこともあって代わりのインデックス検索ソフトを常に探していたところ、たまたま見つけたのが前回の記事に出たSAVVYでした。

導入して試してみたところ、Docuworks以外の各ファイルに対しては大変良好な挙動を示すのです。検索値を内容に持つファイルを迅速に探し、ファイル名と該当箇所のハイライト表示を出してくれ、検索結果から場所・ファイル名等でサクサク絞り込んでいけます。

でもDocuworks形式のファイルのみ、中身を読んでいない…検索できないのです。

ファイル名でだけは検索がかかるので思わず有頂天になってしまったのですが、実はそうだった、と(苦笑)

ただ、この支障は開発者が想定したものではないようです。むしろDocuworksのファイルもインデックス化され内容も検索対象になる旨の説明が提供者のウェブサイトに出ています。

念のためWindows10の64bit、Windows7の32bit、ファイルの場所も内蔵SSD・USBメモリ等々試してみたのですが、やはりDocuworksのファイルの内容だけが認識されていません。PDFも一太郎もWordもみんなインデックス化されているのに。並行して試したWindows純正のインデックス検索ではしっかりヒットしているので、iFilterの導入が不適切という可能性もありません。なぜか当事務所のPCでは、SAVVYはDocuworks文書の内容を拾ってくれないのです。

ここまで気づいたのが昨夕のこと。

ただ、ここで引き下がったらゴールデンウィーク前半の成果は風呂桶と床の黒ずみをとっただけ、ということになりかねません(汗)

どうせいつかは導入せねばならないシステムではあったので、いくつかのソフトを入れてみました。

大量のファイルがあるフォルダを探させるとハングアップする有料の○○検索くん、挙動は安定しているがGrep検索(インデックスを作らない)なので検索に対する応答に常に10分以上かけてくるK○IC、こういったところは有名ですが不採用。その他諸々も不採用。

なんとか使えるのは、「butterfly search」ではないか、ということになりました。今はこのソフトの運用を始めています。

少なくとも、Windows純正の検索機能で捕捉されるファイルをbutterfly searchが発見できない、ということはないし、その逆は普通にある(笑)ということでWindowsのインデックスサービスを置き換えられるものではあるようです。

不便といえば不便なのが、検索の起点になるパスを一箇所しか設定できないこと。CドライブとDドライブを同時にインデックス化・検索対象にはできず、ショートカットをどちらかに置くなどの工夫を要するとありました。いまのところはUSBメモリの中身がまるごと検索対象にできればよいので、この点は大きな支障とは考えないことにします。仮想ドライブなりどこかにUSBメモリをまるごとマウントしてしまうなりといった対処ができるかどうか試してみるつもりです。

各ソフトの挙動の違い。

USBに入れた2万7千ファイル44GBのファイル群から「除籍」という語を内容に持つファイルを検索させました。

ハングアップしたもの…○○検索くん。これで税別3千円は反則です。

3時間経過後、終了せず…Windows標準の検索システム。「インデックスが作成されていない場所」で「ファイル名と内容を検索する」のオプションをつけて検索させると、DocuworksのファイルもOCR結果などに「除籍」という語を含めば該当として出してくれるのですが、6時過ぎに検索開始したのに10時前になっても候補を74個出した状態で絶賛検索中、という現状です。もういいよ、ということで終了させました。

応答無しにならなければ20分程度…K○IC。翻訳業界では人気があるらしいGrep検索ソフトですし検索値・場所の入力方法も厳密にしやすいので嫌いではないのですが、遅いです。バンドルされているインデックス検索ソフトはなぜかUSBメモリをインデックス化の対象にしない(エラーはログに残るので、何かしようとして失敗したことはわかる)、ということでこれもアンインストール。

で、butterfly searchは15秒ほどで、350個あまりの該当を検出してきました。引っかかったのはHTML・PDF・一太郎・Word・Docuworksなどなど一通りのファイルは内容を読んでいるようです。その前段階で必要なインデックスの作成も、上記の環境では1時間かかっていません。

そんなわけで。

明日・明後日はまじめに仕事して、連休後半はbutterfly searchをいじって過ごそうと決めました。

今週は、29・1・2・5日に相談の予定が入っています。引き続き、3・4日の相談のご予約も受付中です。

期待のインデックス型全文検索ソフト、導入の件

当事務所では過去に作成・収集した文書ファイルを暗号化したNASに蓄積しています。

LAN環境下においたデータはWindows純正のインデックス検索にかけられない(Windows7の頃、Truecryptで暗号化してマウントしドライブ名を付与したデータにだけは対応できたことがありました)、という点に問題があったのですが、どうやら解決できるソフトが個人向けに提供されだしたのです。

今回導入してみたのは「デスクトップ検索 SAVVY」です。開発会社がもともと企業向けに(おそらくは、結構なお値段で)提供していたシステムが元になっているのですが、無料です(ええ、やっぱりここが重要です)。

昨日から様子を見ていたところ、このソフトはWindowsのインデックス検索で設定できない以下の場所にデータがあってもインデックスを作成し検索にかけることができる点で大きく優越していることがわかりました。

  • ネットワークに接続したハードディスク(ドライブ名付与の有無は無関係)
  • 仮想ハードディスクとしてマウントしたボリューム
  • USBメモリ
  • 暗号化ソフト(Veracrypt)でマウントされたドライブ
  • 上記の各所に配置したデータをBitrockerで暗号化したデータ
  • 上記の各所のデータを、いったんアンマウントしたり接続を外したりしたあとで再接続等したデータ

これだけでもう十分幸せになれると思うし、中小零細の士業の事務所ではデータを適当に放り込んだNASの価値が大きく上がりそうです。

さしあたっては、3万5千ファイルほどをインデックスさせていろいろと検索を試しているところです。非常に良好な成果を収めているため、Windowsのインデックス検索のサービスを止めてもよさそうに思えてきました。しばらく使い方を探ったら、またブログで記事にするつもりです。おそらくは今日より明日のPC環境のほうが確実によくなっている、久しぶりにそんな期待をさせてもらえるソフトに出会いました。

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明日は大阪へ、日帰りの出張に行ってきます。10年前ならホイホイ非開示決定を喰らった労基署関係の個人情報開示請求、出せば通るようになってきた…ということで、こちらもゆっくりですがいい時代になってきたものです。まぁ改ざん云々はさらにハイレベルな世界の話でしょうから。

来週は大阪へ出張します

昨日までの雨も上がって、名古屋はこの季節らしい陽気です。

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カメラを持って相談室の窓へ。雲がなければ御嶽山が見えるのですが。

さて表題の件。4月26日、大阪出張の予定です。

役所が出してくる書類を前日までに手に入れられなければ延期…としてはいるのですが日程上は大丈夫そうなので、実施はほぼ決まりと言っていいでしょう。

出張相談は一応可能で、難波付近で昼前・夕方のいずれか1件の対応余力があります。場合によっては26日泊まりにして、また別件に対応してくるかもしれません。27日ご希望の方がいらっしゃいましたら検討します。

同日の出張相談は難波で行う場合交通費不要とし、相談料金はこれまで通り、2時間税込5400円です。

同日に連続する日程で大阪以遠での出張相談を行う場合は、交通費の起算点を大阪駅とします。

関東あるいは関西その他遠距離での出張相談ではよくある展開ですが、特に上位互換なあの士業をはじめとする他事務所で費用倒れの見積・請求額過少との指摘・明確なたらい回し等々の対応を受けられた方のご利用を、特に労働側の労働相談ではお待ちしています…最近お客さまから聞くのは、

「●●士事務所で断られて、ようやく(当事務所ウェブサイトに)書いてあることが腑に落ちた」

という言葉(^_^;)

文字通り苦笑せざるを得ないのですが、ネットやSNSがこれだけ発達してもまぁ世の中だいたいそんなもんよ、と納得できた方には、たぶん相性のいい事務所だと思います。

とはいえ、そうした方々のごく一部には敗北への坂道を駆け下りていく方もいたりします…止めに入るか黙って見送るかはさておいて。

そうしたわけで、ご興味のある方はお問い合わせください。
他事務所に一度か二度問い合わせをかけた後なら、さらによいかと存じます(遠い目)

出張相談3時間前の寄り道

  • 1日目の飲み会。「(それで)サステイナビリティはあるのか」と弟子が言う。
  • 2日目の飲み会。「(それで)損することはないのですか」と寄稿先の編集担当者さんがおっしゃる。
  • 3日目。寝坊した。

そんな当事務所の事業活動である出張相談の予定が午後に入っている、東京出張3日目。チェックアウトの時間を若干過ぎて、南千住から行動を開始します。

待ち合わせ場所は東京駅。時間は3時間後。お天気は薄曇り…ということで久しぶりに上野の国立博物館にでも寄ろうかな、と思って地下鉄の路線図を眺めます。

気づかなかった終端駅が、近くにありました。

都電荒川線 三ノ輪橋、です。

なるほど、地下鉄なら南千住は三ノ輪の隣の駅で、都電三ノ輪橋は南千住と三ノ輪のあいだにあった…んですね。ならば今日の寄り道はこれで決まり、です。

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初めて降りた三ノ輪橋一帯はなかなか味わい深い街でした。長いアーケードのなかに、刀削麺のお店・ふつうの中華料理店・なぜか豚まんを売ってる和菓子屋さん・カレーパンがおいしそうなパン屋さん・1本100円からの焼き鳥屋さん・ポテトコロッケ90円クリームコロッケ100円の揚げ物やさん・イワシの焼いたの3匹100円の魚屋さん・チャーハン170円のお総菜屋さん等々が点在しています。

それに、当事務所の収益性を心配してくれる誰かと昼から沈没できそうな呑み屋さんも。

あとはナンとカレーのお店があれば言うことありません。

迷って迷って選んだのは、カテゴリーとしては昭和風のパン屋さんになるお店です。ガラスケースに品物が並んでおり、商品紹介を書いた赤い短冊が店先にぶらさがっています。

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期待に満ちて声をかけた瞬間、言下に「ちょっと待っててください」と言い渡されました(汗)

ずいぶん昭和風な対応だな、
それともアレか、労働審判手続申立書の起案中に依頼する気皆無な住宅購入登記の相見積もりを求められた代書人が知り合いにいたりしないか
(僕は彼らと違って売り上げには貢献できるはずだが)、と苦笑しつつみれば店の奥ではドーナツが油の中で、色よく揚がる真っ最中でした。

あ、これはおとなしく納得して、しばし作業終了を待つことにします。ドーナツ美味しそう(笑)

そのお店、とんかつやコロッケを揚げたそばからパンに挟んで売っているのです。コロッケパン130円を一個お願いして、駅まで戻ります。写真では店舗名は一応修正してありますが、別にこのお店がイヤなわけではなく、次行ったらとんかつパンを頼もうと思っているところです。

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徒歩圏内の三ノ輪にこれだけ充実した飲食街があるなら、東京への出張では南千住での宿泊をもう少し増やしていいかもしれません。幸せな気分になって電車の一番前の席に座り、前方の景色を楽しむことにしました。

三ノ輪橋から40分ほど、地下鉄に乗り換えられる鬼子母神前まで乗っても都電は一乗車165円です。時間調整を終えて東京駅に戻ると、相談開始25分前になっていました。

2件の飲み会と1件の労働相談を無事終えて、事務所に戻ってきました。

4月も後半です。来週に大阪出張の予定が入りそうで、調整を始めています。

空席照会を繰り返す東名ハイウェイバスの旅

土曜日に都内で設定された飲み会に出る。

これが、今回の東京出張最大の用事です。

…まぁよいではありませんか(笑)
昨年来の大仕事の打ち上げをやろう、ということなのです。

で、今日8時07分本山発の東名スーパーライナー56便に乗車中です。

空席照会を繰り返す東名ハイウェイバスの旅

…この点にはあまり正当性はないことは、重々自覚しております。
明日土曜日の天気が悪そうだとか、平日よりバス混んでるし運賃高いから…といった薄弱な根拠はいくつか並べることは一応可能です。

いつも使わない早売3(土曜の早売1より1200円安い)で、予約を入れました。わざと4Cの廊下側にしたのは、隣席に人が座る場合は廊下側に身体を出すことができるからです。

この判断は裏目に出たあと、さらに裏返しになりました。

  1. 予約時点で4列ABCDいずれも空きを確認して4Cを取ったところ、その後に4Dだけ予約が入りました(-_-;)
  2. 当日バスを見たところ、車両の後ろ半分には誰も乗っておりません。
  3. 僕の隣席にはうるわしい若い女性がアサインされておりました。

ちなみに廊下の向こう、4ABは空いてます。前の3CDも。

早売3で予約をいれると、たまにこうした妙なことになるようです。

このバスは東名高速のいくつかの停留所で客扱いがあり、原則として全席指定制で、空いてる席に勝手に移るのは具合が悪い…と主張して4C席で5時間半過ごすのは簡単ですが、お隣の娘さんに少々申し訳ない気がします。

混雑したら戻ってくるかもしれませんが、と断って4B席に移り、高速バスネットにログインしました。

空席照会を繰り返す東名ハイウェイバスの旅

少し先の停留所から乗る設定で空席をチェックしたところ、まだこちらの席は人手に渡ってないようです。しばらくこちらでくつろぐことにしましょう。

自動貸金庫の基本的な盲点

某月某日、ある銀行でのこと…とさせてください。例によってお客さまから預かった登記識別情報通知を、貸金庫に収納しに行ったときのことです。

僕が借りている貸金庫は自動で出庫され、小さな個室のなかで箱を開けて収納物を出し入れするシステムです。

金庫が出てくる扉の奥に、その日に限ってなにか置いてあります。手のひらに乗るほどの、小さな立方体。紙の箱、でしょうか。

妙なところに朱肉を置くようになったんだな、と突っついて、思わず手を引っ込めました。

※金庫室のなかには朱肉と印台とボールペンが常備されているのですが…それではありません。

  • 誰かの、何か。

もう少し正確に言ってみます。ことがらの性質上、守秘義務には触れないはずなので。

  • 僕ではない貸金庫利用者の、おそらくは財産(^^;)

貸金庫利用歴8年を経て、初めてインターホンで係員を呼び出します。このまま放っておいて退出したあと、その残置物の全部または一部がなくなっていたりしたら僕に嫌疑がかかりかねません。ここはイヤでも善人として振る舞わねばならないタイミングです。

そんなわけで係員氏に残置物を引き継いで自分のための出納作業も終え、いつもより念入りに振り返ってから金庫室を出てきたことであります。

さて、残置物のなかに何が入っていたかは当然知りません。

1辺8cmの立方体のなかに収納できる、大事なもの。想像するだけなら楽しそうです。

一円玉なら848枚入ります。直径2cmなので一面に4×4=16枚並べて、厚さ1.5mmを53段重ねたら79.5mmです。重さは当然、848g。

比重19.8のプルトニウムがきっちり入っていればその寸法で10.1kgの重さになるそうです。

あと、形状によっては臨界に達するかも、とwikipediaには書いてありました。

もっと軽い白い粉の重量とその末端価格を妄想するのもいかがなものかと思います。

もっと凡庸なもの、実印とか金貨とか貴金属とかそういったものの可能性は考えるだけ野暮、というものでしょう。

いっそ、よく冷ました米飯に梅干しが一つ(箸は別に持参のこと)とか、50年前に息子が母親に発行した肩たたき券80枚(ただし消滅時効の可能性あり)とか、そんなものが入っていてほしいです。

そんなわけで、せっかく貸金庫を使っていても出納の際に忘れて出てきたらダメじゃん!というお話でした。

ちなみに、ここの貸金庫室に出入りした回数は8年で約●回。

となると。

ヒトが貸金庫室にモノを忘れる頻度は、案外高いのかもしれません ┐(´-`)┌

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