« ウェブの続きは…受託後に(遠い目) | トップページ | 図書館帰りの楽しみ »

今から12年、自称中堅代書人ということで(本日創業13周年)

先月末で購読を打ち切った中日新聞の朝刊が、今日も入ってた。

すずき事務所創業13周年を伝える記事でも載ってるかと思って広げたが、そんなことはなかった(そんなプレスリリース出してもいない)。

今日の有料相談は1件1時間。売り上げ1080円。
でも不動産登記のご依頼につながることになった。

苦笑気味に始まった8月1日は、僕が社会保険労務士として登録を受け当事務所を創業してから13周年の記念日であります。

これまでご依頼をくださったお客さま方、飽きずに当ブログの閲覧をお続けの様々な属性の皆さま方(で、迷惑コメントの投稿やら業界団体への苦情申し出、管轄官庁への懲戒請求等々を思いとどまってくださった方々)には、おかげをもちましてこの一年事務所を潰さずにこれましたことにつき、あらためて深く御礼申し上げます。

…ええ、この一年も、事務所を潰さずにすみました(笑)

付け加えていうなら、業界団体からの苦情確認の電話も紛議調停の申立も、当然ながら懲戒請求の予告(←敵対側代理人や敵になった元依頼人から時折なされますが何か?)もこの一年はゼロでした。当事務所第12事業年度はおおむね平和に過ぎた…はずです。

そろそろこのレベルで勝利を謳うのをやめようと思うのですがなかなかやめられません。

個人事業主としての会計年度の区切りである1月1日と司法書士登録記念日である3月23日と創業記念日である8月1日に分けてほぼ一年中定期的にこんなこと言ってるのもいかがかと思うのですが…これもやめられません。むしろ楽しい年中行事と化しております。

さて、この事務所を創業するとき、僕自身の思惑としては向こう10年鳴かず飛ばずだろうな、と思ってはいたのです。他士業での丁稚奉公の経験は若干ありましたが、社労士や司法書士としては実務経験/人脈/営業能力いずれもゼロでのスタートでしたので。

10年どころか12年経ってもそんな状況を脱したわけではないのですが…そろそろ人生の終わりから逆算していろいろ考えねばならない時期になってきました。公的年金制度がまだ破綻しないと仮定して、66歳まで36年間事務所を開けていられるならその前半3分の1が終わってしまったことになります。

で、表題の件。そろそろ自分、中堅どころということにしたほうがよさそうです。

先月、業界団体連合会が出した妙なガイドラインに流されたとはいえ『労働者側の社労士』を自称するのをやめてしまったのがなかなか居心地がよく(事業主側の問い合わせとそれを蹴る回数が増えてきましたので、いずれはちゃんとしたご依頼も増えると予測します)、僕はまずみかけを変えることで中身も変わってくる傾向があるらしい、と気づかされました。

ではその自称中堅代書人として何をするか、を考えています。

労働者側での労働紛争ではしばらくおとなしくしていようと思っています。

この分野は今から何年間か市場が荒れる、具体的には過払いなきあとの定型的業務の夢を追って参入してしまった人たちが競争を激化させたり撤退したりする動きが、過払いバブルのときより速いペースで進むとみています。

ですので残業代請求のような激戦区に無理に割り込もうとせず、これまでどおり少額の給料未払いや会社から辞めさせてもらえない問題(地味な割に深刻な問題と考えています)への対処に取り組めばよし、としましょう。辞めさせてもらえない問題については、コンテンツの増強に向けて資料を集めています。

使用者側での労働紛争への関与は行うと明確にします。

推測ですが、市場が荒れていく過程で一部の士業やNPOが無理な請求や依頼誘致を行っている動きがあります。これは使用者側で迎撃すべきものと考えています。

当然ながら、やるからにはハイパフォーマンスを使用者側で目指すし、労働者側の請求が過大または不適切なものならそれは吹き飛ばして勝利を目指すべきだ、ということになるのですが(笑)

不動産登記は、特に個人に対するファイナンシャルプランニング業務の一環として興味深いと思っています。銀行やハウスメーカーから定型的依頼が継続的に来る、などというファンタジーはもう望みもしませんが(笑)

債権の担保や譲渡後の不動産の勝手な処分の抑止、相続における被相続人の意思の尊重など不動産登記を使ってできることをお客さまの意向に応じて探すのは、なかなか素敵な営みだと思えてきたのです。

業界平均比10分の1程度の受託件数しかなかったため、その意義に気づくのが遅れた分野かもしれませんが(笑)

個人が個人に対する債権者として抵当権者になれる、当然ながら債務者・設定者との合意があれば抵当権設定登記もできる、ということについて、ウェブサイト上で司法書士からの情報提供はあまり多くないのではないか、僕にはそう思えるのです。そうしたことができる、という情報が広まったら個人間でもそうしたい、ということになるかと期待しています。

当事務所でこれらのことを実現するためには引き続き、ウェブサイトのコンテンツの増強に邁進するしかないわけですが、労働紛争・裁判事務での電話での問い合わせを抑止することでその時間を捻出しようと考えている…くらいまでならブログで言ってもよかろうか、と思っているところです。あとは、わけのわからない請求(根拠不明な慰謝料請求など)をかかげて相談を繰り返す一部の類型ではタイムチャージ制を導入したり、相談料金を値上げしてしまうつもりでいます。

こうしてみると。

結局どの分野でも、まず大量の情報を流してそれを読み込める人しか来ないでいい、という方向に行くんでしょうね。僕の事務所。

さて、2ヶ月ちょっと前のブログの記事が少々気になっていた同業者さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございます。

司法書士とはどうあるべきか(笑)と天然○○さんの事務所の状況について、では一杯やりながらお話しを伺うとしましょうか。

明日にでも別にメールをお送りしますが、日のある内に飲み始めるお酒と真夏のおでんはいかがでしょうね?

« ウェブの続きは…受託後に(遠い目) | トップページ | 図書館帰りの楽しみ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰しています。東京でお世話になりました、少額未払い給与に泣いていたわたしです。
暑いですがお変わりないですか。ブログ読む限りはご健在のことと拝察し、嬉しく思っています。13周年、おめでとうございます!
その後のわたしはというと、目標を先延ばしにせざるを得ない状態(一時社畜化)になり、仕事で夏を終えそうでくさくさしていたのですが、久々に先生のブログで事務所の展望や指針・士業の将来について書かれているのをよんで、ちょっと何かを取り戻せた気がしています。元気とやる気をもらえました。ありがとうございます。
残暑厳しいですがお身体にお気をつけてください〜

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/154408/64000296

この記事へのトラックバック一覧です: 今から12年、自称中堅代書人ということで(本日創業13周年):

« ウェブの続きは…受託後に(遠い目) | トップページ | 図書館帰りの楽しみ »

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

最近のトラックバック