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2016年7月

ウェブの続きは…受託後に(遠い目)

僕の仕事で肝心なことは結局、人から人への紹介か口伝で伝わるものなんじゃないか?

先週お会いした複数のお客さまとの会話の中で、そう気づかされたことがあります。

創業以来12年ウェブサイトに依存して営業してきて今更それかよ、とも思います。いささか身勝手かもしれません。

でも、ふと周りを見回すと、かつては目を引いた同業者さんのブログが軒並み消えるか更新頻度7割減のこぎれいで無難なものに生まれ変わっていることに気づきます。同業者さんのブログの話題で補助者さまと盛り上がることも、随分減りました。事務所そのものが消えた、というのも結構あります。

人のウェブサイトやSNSの記載内容をあげつらってどうこう言いあってるうちにウェブ担当者の活力や独自性が消えていき、手法としてのコンテンツマーケティングの一般化で『どこにでもある情報ばっかり』が検索結果にヒットするようになってきた気がするのです。

だからといって従業員を退職に追いやる方法をウェブに放っていいわけではなく(会員制のセミナーとか、ある程度閉じられた範囲に発信を限定しなかったのがあの同業者さんの失敗です)、対立側の職業代理人とかクレーマー気質の元依頼人とかどこにあるのか不明な業界団体連合会などの状況を上目遣いでみながらみんなが微妙な自制をしているうちに…同じようなウェブサイトがいっぱいできてきた、ということでしょうか。

債務整理で、相続で、離婚で、交通事故で、あるいは残業代請求で。

だったらこれからどうしよう、というのが次の一年の課題なのです。

実は読み手の体力も減っている印象があります。

年々、閲覧者の当事務所ウェブサイトへの滞在時間が減少しています。コンテンツを増やしても読み切れない方が増えていることを示唆しています。

もっとも、どんな分野であれ素人として調べ物をスタートする人がつぎつぎに検索結果を流し読みしても、幸せにはなれなさそうです。

読み手に応じて書き手もスポイルされてきます。
明らかに対応しても無駄な問い合わせを減らすことは実現できてきました。

より具体的には、『電話で無料労働相談をいますぐやってくれ』という問い合わせはこの一年で8割以上カットできるようになり、売り上げは減ってない、少なくとも減ってはいない(笑)状態は作れています。

ただ、この部分でも素人の皆さんがなかなか洗練されてきています。

最近みかけたのは、他事務所の送信フォームに問い合わせをかけて自動返信された問い合わせ本文をそのままコピーして僕の事務所に送ってきた、というもの。

他事務所さんが問い合わせ内容につけた記載だと読み取れる記号が当事務所への送信事項に紛れ込んでいてわかった、というわけです。

同業者の皆さまには、先生方がお持ちのウェブサイトに誰かがしっかりした文章で長文の問い合わせを送信フォーム経由で送ってきたからそれは真剣だ、と考えてはいけない世の中がきたようです。むしろそれは、単に送信者が送信事項を流用して同時に複数の問い合わせを放っているだけだと考えるべきなのかもしれません。

年々付き合い方が変わり、しかも難しくなってきたウェブサイト(あるいは、事務所そのもの)の運営、僕はまだコンテンツを増やす方向で進めてみようと思っています。

ただ、本当は言えない肝心なことがそのずっと向こうにある、時には一回相談やったくらいでは開示できない、ということに気づける人には気づいてもらう、という操作がひどく難しい気はしています。

もっとも、書きたいことをたくさん書いているうちにきわめて自然な形でそういう境地にたどり着く…のかもしれませんが(遠い目)

それでも肝心なことの2割も書いておらず、さらには受託時にもお知らせせず、一件ご依頼が終わって次のご依頼をお受けしたときにようやく思い切ったお話しができることがある、ということはあるかもしれません。

さて、8月1日をもって当事務所は、創業13周年を迎えます。

35年ぶりの聖地

35年ぶりの聖地
青梅市役所はなかなか便利です。
道の向かいに集配郵便局があり、お客さまにはここへ局留めで委任状を送っていただければそれを僕が受け取って評価証明書が取れます。

…だから便利だ、という人がどれだけいるかはさておいて。

この作業が終われば、あとは別件の相続登記で使う戸籍謄本を文京区役所で貰って出張全日程終了、という状況です。

小学生時代に父に連れてきてもらった、あの公園に寄って帰る時間は余裕であります。

11時21分発の成木循環で3つか4つ先のバス停で降り、西へしばらく歩けばよさそうです。帰りは坂を下って青梅駅に降りるとしましょう。

35年ぶりの聖地

元『労働者側の社労士』の東京出張2泊3 日

元『労働者側の社労士』の東京出張2泊3<br />
 日
小牧山をみながら、うとうとして。
恵那山トンネルで、うとうとして。
諏訪湖を出たら、少しうとうとして。

目覚めれば、甲州の深い青い空。

今日から2泊3日の夏の旅、いえ東京出張です。

オーディオプレーヤーには渡辺美里のベストアルバムを、書類かばんには最終確認未了の登記申請書を積み込んで、中央道を甲府盆地までやってきました。

さて、今回の出張では出張相談と面談が三件、書類取得代行が二件あり、一泊だけお客さまの交通費負担を要請しています。

…と言っても、お仕事終了後に指定場所に司法書士を呼んで本人確認と手続きの説明をさせて費用増加が1万円を下回る、ということであればそうご迷惑な話しではない、と思いたいところですが。

いつもの場所で出張相談を行う二人のお客さまからは2時間5400円の相談料金をいただくのみ、ということで30分5千円の他士業よりましかもしれません。労働側でも経営側でも大事なことなら会って話せるようにしよう、という原則を大事にしたらこうなった、のですが登記のご依頼で延泊になったところに特色があります。

今回、労働紛争の相談は一件のみ、もう一件の相談は事業主のお客さまです。最後の一件が、登記のお客さま。

業界団体が決めた妙なガイドラインのせいで、ウェブ上で労働者の味方だのなんだのと言うことが危険になった…ということで『労働者側の社労士』という記載を取っ払ったのは先日のことでした。

この立場が案外居心地よさそうなのです。
素人向けのわかりやすさが減った関係で無駄な電話がさらに減り、加えて経営側で仕事しても妙な良心の呵責を感じずにすみそうだ、と。

あとは労働者側の労働相談でコンスタントに『社労士がやってる労働者側の活動』がなにか変だ、と聞くようになった実情も、『労働者側』と標榜することをやめていいと思えた理由になっています。

とは言え、見かけを変えれば中身も少しは変わるものです(遠い目)

できれば登記・事業主側での出張を増やせるよう、研究してみたいところです。国会図書館での書見のテーマはこれで行きましょう。

※言い訳をしておきますと、ウェブサイトの記載をしっかりお読みになった方からのご依頼は、労働者側でもこれまで通りにお受けしています。単に素人向けのアピールポイントが減った、というだけでやる気や技量が落ちたわけではありません。

出張前の一仕事

明日から東京出張です。今回は2泊3日、前回に続いて出張費用を出張中の面談・相談料金等で補えるようになりました。

そのかわり、日程が前日まで決まらないことになりました(汗)

23時57分、夏休みとは思えないほど空いてる高速バスの予約をとってどうにか形をつくったところです。

その前に、今日はお客さまと会食の予定も入っていたのです…その前に。

大仕事が控えている、というのがお約束です。今回のは少々毛色が変わっています。

執務室のデスクトップPCを、Windows7からWindows10にしようと思っていたのです。

自分には選択権がある、と信じ込んでぼーっとしてるうちに時間も選択権も失うダメな人になりかけて、もう少しで7月29日がやってきます。

7月28日21時(!)に面談が設定されたため、出張最終日が29日になってしまいました。

しかし相手は登記のお客さま。東京23区外での面談とはいえ、文句のいいようもありません。なにしろ登記のお客さまです(揉み手)

そんなわけで。昨晩はWindows10への移行作業を数時間かけておこなっていたところです。

同時に作業に入った富士通製のデスクトップPC(相続登記をお受けしたお客さま宅に2年ほど放置されていたもの)は1時間弱でつつがなく、まことにつつがなく終わったのに対して僕が普段使っている自作のデスクトップPCは、作業完了までに4時間超を要しました。作業中に日付が変わりました(苦笑)

Windows95時代から使っている(ひょっとしたらWindows3.1からだったかもしれないし、対応OSとしてはMS-DOSも挙げられている)CanonのBJC-465JもしっかりとWindows10環境下で稼働しています。

Windows7で本機を稼働させるより簡単でしたが、これは別に記事にしたほうがよさそうです。

こいつで刷ったWeb乗車券を持って、明日も栄発7時25分新宿行きのバスに乗るとしましょう。

実は帰りの便の予約が、まだなんですが。

東京出張の日程調整をはじめます

ちょっと心配になる問い合わせ。

移転-設定の立会を要する(おそらくは、ごく一般的な)登記申請で見積をしてほしいとのことですが…実施が数日後ですって。

いったい今までに、なにがあったんでしょう?

この手の申請ではだいたい決済の日の一ヶ月前からお問い合わせが入り出し、2週間くらい前までには担当司法書士が確定しているものだと考えています。

僕のところのように不動産業者からも銀行からも推薦がとれない泡沫司法書士ですと…せめて直接の依頼人からは早めに候補者としていただけないと他の誰からも相手にされない(笑)ことになりかねません。

そうしたこともあり、出張日程にかかってくるという理由もあってそのお問い合わせ、見積回避といたしました。

フットワークとバイタリティに自信がある大都市の同業者さんは、こうした「期日直前になってしまった抵当権設定専門のウェブサイト」なんかを作るとご依頼を集められそうな気がします。こうした問い合わせ、少しずつ増えている印象があります。

依頼者に厳しい言い方をすると、「自分にはいろいろ選ぶ権利があると思って過ごしてるうちに、残り時間と選択権とを失った」人のためのサービスを少々高めの報酬で提供する、そうした可能性が開けていそうです。

さて、誰もが急いでおらず申請日程はこちらで選ぶことができ締め切りはおそろしく余裕がある、僕には夢のような登記申請事件=●●金庫さんの抵当権設定が完了しました。このほかの登記申請たちも法務局からもう補正の電話は来ない時期に入って、あとは申請完了を待つばかり。

事務所を早じまいして、夕方から古い悪い友人とお酒を飲んでこよう、そんな平和な一日です。

いい状況になったところで、今月も東京出張の日程調整をはじめます。

候補日としては7月27日から29日までの連続2日間または3日間、状況により静岡県西部(浜松-掛川一帯)での滞在時間を長めに取ります。別のお客さまへの対応のために一週間程度後ろにずれるかもしれません。7月中に出張できた場合は8月の東京出張を無しにして、9月上旬に次の東京出張を設定しようと考えています。

明日は豊川まで行ってきます。

いまどき登記済の書類を引き上げるのに本職が自分で行ってくるのも呑気な話しですが…電車賃を加算する以外は名古屋市内で完結する仕事と同じ料金なので、あちらにある事務所さんと比べてもらっても受託の余地がある、そういうものらしいのです。こうした電車で動ける仕事は少しずつ増やしたいところ。

オンライン申請?それはきっと、持ってても知らんぷりしてたほうがいいヒミツの特殊装備だと考えています(遠い目)

もう少し県外の登記申請のご依頼が増えたら電子証明書もらおうと思ってるのですが、この事務所の登記事件は財産分与や相続や、たまにくる夢のような●●金庫さんの抵当権設定登記が中心になっていきそうです。緊急性の薄いものばかりなので、郵送が絶対に必要な現状のオンライン申請を急いで導入することないな、と思ってもう10年余が経ちましたか、不登法大改正から(汗)

来月にかけて、三重県内・京都府内までの日帰りの出張を入れようか考えています。

出張相談では従来積極的に対応してきた本人訴訟・労働紛争(労働者側)に加えて不動産の名義変更のご用がある方の相談を受け付ける、と言うことにしました。

基本的なことなんですが、登記やってるよと言わないとご依頼がこない(この調子で13年事務所潰さずに過ごせたことも凄いとは思いますが)

-特に労働紛争のお客さまには、この事務所が不動産登記やってると気づかない方がおられるようなのです。すみませんがブログではしばらくこの点を強調させてください-

不動産登記の相談にあっては、関係者や不動産が同じ県内にないことでお困りの方にご利用をおすすめします。この事務所では、名古屋から東京へはほぼ毎月、関西方面には2ヶ月に一回程度の出張を設定しています。近県の方には、休日に司法書士事務所に行けない方のご期待にもそえるかもしれません。

費用は2時間税込み5400円で、出張の経由地周辺で日程調整できた場合は交通費の負担を抑えることができます。ご興味のある方はお問い合わせください。

7月のラスイチ

一昨日のこと、作業室でお客さまのズボンにアイロンをかけています。

周りにはほかのお客さまのところで引き取ってきた家電品および付属品が五十数点ほど、掃除と動作確認とネットオークションへの出品支援を待っています。

えーと僕の仕事、なんだっけ(苦笑)労働者側の社労士ではなくなったはずだけど(遠い目)

今月作成する裁判書類は三つ。係属中の事案の準備書面二つと新件の労働審判手続申立書一つとなっています。

新件の作業が遅れているうちに係属中の=上位互換なあの訴訟代理人どもと違って締め切りは守るべき訴訟での準備書面提出予定日が近づいてきたのです。この週末にまとまって。

うち一件を金曜日に、もう一件を今日出して、なんとかこの二つの準備書面作成を終えました。

この一件が、能力に大きな問題がある仕立屋が作った洋服の瑕疵を争う損害賠償請求でして…僕は今回、このロクデナシの能力に問題があることを立証するため、

ズボンにアイロンをかけているのです(笑)

正確にはアイロンをかけたあと、各部の寸法を比較して他業者で適切に作成されたものと比べよう、というコンセプトになっています。

まさか司法書士になって他人のズボンにアイロンかけるとは思ってませんでしたが、とにかくそうだ、と。こじつけと言いがかりが得意な被告代理人からは「原告は異常に数字に拘る云々」とか言われていますので今回も数字を並べてみようと思っています。

業者名を特定すると名誉毀損になってしまうので言いませんが、二十三区内で個人経営の紳士服製造業者で親は他の地方で同業をやってるのにそれを通算して開業年数を水増しして広告活動している仕立屋がもしあなたの前にいるとしたら、そいつの能力は慎重にはかったほうがいいと思います。

コミュニケーション能力に大きな問題があるはずですので、少し長めに話しをしてみてください。

間違って依頼を出してしまったら、そいつのところの仮縫いでは奴が「直立不動でじっとしてろ」と言っても絶対に逆らって各部の可動域を入念にチェックしたほうがいいでしょう。

きっとどこかで破綻がでます。そうなっても僕のところでは依頼を受けたくありません(笑)

あとは名古屋で何番目かにマジメだと自称するがたかだか10ページのサイト作って160万の請求ぶつけるウェブ製作業者とか都内で自費出版&クラウドファンディング名目でカモを集める元詐欺師(そのうち現職の詐欺師、になるかも)とか…見かけは綺麗なウェブサイト持ってクライアントに害悪を与える業者が増えたような気がする今日この頃です。

お話しがそれました。そのうち、ウェブサイトの信用性って暴落するのではないかと危惧しています。

ウェブで依頼を集めるものの、そうした怪しい連中の仲間入りはしたくない状態で創業13周年を迎えようとしている当事務所、この週末のもう一つの大仕事は「相続したお家の残置物件の整理」です。

まともにやったら絶対報われないのですが、所要時間を計ることと今後の課題を見いだすことを目的に、もう十年以上のおつきあいのあるお客さまということもあって介入することにしました。

相続されたお家にのこっている家財について物品をリスト化し

  • ヤフオクで再販価値があるもの/ないものを切り分け
  • なさそうなものは修理等で価値を与えられるか検討し
  • 再販できるものはこれを支援する
  • できないものは処分する

そんな仕事です。以前これをやったときには新品の割り箸1千本(100本のパッケージ10個以上!)とか中古の裲襠(うちかけ、ですマジで)とかに遭遇したこともあり、それはそれで思い出深くなる仕事だったりします。

今回はPC・家電中心なので、僕の得意分野におさまっています。

しかしながら、預かってきたパソコンのマウス3点がいずれもひどく汚れており、亡くなられた方のなさったこととはいえ文句たらたらで雑巾をごしごしかけていたら

右手の親指が一瞬、可動域の限界を超えて手の甲の側に曲がったのを見たのです。激痛とともに(大汗)

僕の目の錯覚でなければ、親指がいつも曲がらない側に曲がったと。もう見たくありませんが。

お医者にかからずには済みましたが、これで事務所の全業務に一日の遅延が生じました。

本当なら日曜日にできているはずの準備書面を今日出して、残りはあと一件。月内に新たなご依頼を受けても今月中に書類は完成しないので、これが今月のラスト一件、ということになりそうです。

登記の仕事は、なぜか今月は財産分与が集中してきています。

現時点で財産分与の登記を2件申請中、今月はあと2件受託予定です。この手の仕事は「依頼を受けている」と言うほどご依頼がつづくもの。未婚の僕としては、嬉しいようなそうでないような気分ですが来月もご依頼はいただきたいところです(揉み手)

来週は東京への出張を設定します。

岡山のお客さまから頼まれた静岡の土地建物の相続登記の準備の関係で、静岡県西部の市役所をいくつか巡ってくるつもりです。同地周辺で出張相談ご希望のかたがおられましたら今のうちにご連絡ください。

不動産登記のほうでももう少し「出張歓迎♪」というトピックスを強調したほうがいいのかもしれない、と考えています。

東京-名古屋-大阪一帯でなら緊急性がなければ交通費負担を極小化できる、という情報を各ページに出したら、なにかいいことありそうな気がしてきました。

先日、法務局への帰りに寄ってきた豊川稲荷でこんなおみくじをひきました。

「このみくじにあたる人は、旅、他国を駆けまわり稼げば幸せよし」

一件残った書類作成を今週中に終わらせたら、出張の計画を練ろうかな。

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ベランダから遠くの花火を見ながら考えています。

携帯用の三脚を持って出るのもよさそうです。長時間露光を要する写真が斜めにならないように。

日立 HSF-700 分解の件

日立の縦型扇風機=スリムファン(HSF-700)を通年で使っています。部屋の片隅において夏冬はエアコンの補助、それ以外の季節は洗濯物の室内干しの乾燥に。現在はDCモーター搭載で値段が少々お高い新鋭機に代替わりしているようですが、だいたい同じ形と機能のようです。

そんなスリムファンが首振り時に異音を発するようになりました。風向を変化させるルーバーがある位置にさしかかったときに『ガラララララッ!』と、回転する部分になにか樹脂製のものが接触している音がするのです。

購入3年目の本機、昨年もときおりこうした音を聞かせたことがありました。思い切りぶっ倒した記憶もあります。

暑い盛りを迎えるまえに、いっちょバラしてみるとしましょう。

登記申請書と準備書面を一つずつ作り別の準備書面を一つ添削し終えたところで、昨日最後の仕事はこれで決まりです。

1.まず台座を外します。蝶ねじを外して台座を引っこ抜くだけです。

2.前側(風が出てくる方)と後ろ側のカバーを、ネジを外して分離します。後ろ側のカバーに見えている6カ所のネジを回し、写真に見えているツメを外すだけです。

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本機では後ろ側のカバーのほうに駆動機構がくっついています。後ろ側のカバーにあるねじを外してそのままカバーを持ち上げよう…としてはいけません(笑)ここだけがトラップです。

このほかには、外すと同時に壊れる嵌合やら隠しねじなんかのイジワルはありません。とても素直で好感がもてる設計です。

-と、バラしてから言うのがいいかどうかはさておいて、日立がちょっと好きになりました-

3.首振り時に動作するルーバーを外します。

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上の写真で、首振り機構のモーターとルーバーを接続する白い樹脂製継ぎ手につながってる金属製のアームのネジを外し、下の写真でクロスフローファンとファン回転用モーターをつなぐネジを外します。

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4.僕の環境では、反対側の接続部に異常がありました。

ルーバーの上側を接続している部分が、固定されていないように見えたのです。

…上に引っ張ったらそのままスポンと取れた♪そんな感じ。

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写真はその『上に引っ張った』イメージです。本当なら黒い軸受けとルーバー上部の中心軸を固定するなにかがあるはずなんですが…スポンと抜けました。

イヤな感じがします。よく見てみます。

5.

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ルーバーを外す直前。軸受けには金属製の部品が入っていて、グリスまみれになって出っ張っています。

ルーバーを外したあと、金属製の部品を押し込んでみました。

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軸受けの後ろに(写真の右側。本機を立てた場合には、下のほう)部品がずれていきます。

こうやって十分に部品を押し込んで、それがルーバーの穴にはまった状態が正しい、ということのようです。

単に『金属製の軸が樹脂製の穴と軸受けにはまってる』だけ、なんですが、どうやらそういうもの、特に固定はせずグリスだけ取っ替えたうえでこの金属製の軸をルーバーの穴にはまるように押し込んであげれば、ルーバーは上でも下でも固定できる、と。

で、金属製の軸の部品が転倒やらなんやらで上に抜けていった結果、ルーバーの固定が上端部で失われたのでファンとルーバーが接触、首振り時に限って異音を発するようになった、というのが異音の真相だったようなのです。

さて、ここでグリスにこだわったり軸受けにボールベアリングをつける改造を目指したりなどしなければ(しないって!)適当なグリスを塗り直して組み直し、作業終了となります。

僕はこの際、クロスフローファンを丸洗いしてしまうことにしました。

といっても、単にお風呂場に連れて行ってシャワーをぶっかけるだけです。これでホコリの過半数は消えます。

前側のカバーについている風の吹き出し口のフレームも同様に丸洗いできます。

おそらくは風呂桶に適当な中性洗剤を薄めてつけ置き洗いすれば、もっとよく汚れが落ちるはずです。

6.正しく組み上げたルーバー上部。

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項目5.の写真では軸受けの左側に出っ張っていた金属製の軸の部品がしっかり引っ込んでいる=ルーバーにはまっているのが分かります。

このように本機は分解も清掃も簡単ですが、あと二つほど注意したほうがいいかもしれない点があります。

補足1

前のカバーと後ろのカバーをつなぐ6本のねじを外したら、ネジの先端にプラスチックのくずが着いてきました。

このねじはひょっとすると、ねじ穴を壊す(または、木ねじのようにネジが切っていない穴に用いられる)タイプのものかもしれません。

2~3年に一度はこのネジを外して分解修理清掃、としたいものですが、ねじ穴を破壊する可能性に注意する必要があります。

…まぁ、適当なエポキシ系接着剤で穴埋めしてしまう、という程度でなんとかできるとは思うのですが。

補足2

清掃・グリスアップ終了直後など、カバーを外した段階で電源を入れてファンが回るのを見たくなる、そんな方へ(笑)

本機はプラグをコンセントにつないだ直後に、スイッチに触れなくてもルーバーが何往復かして止まります。たぶん原点出しかなにかをしてるのだと思います。

部品を変なところにおいておくと接触事故が生じることがあるので注意が必要ですが、ファンは通常使用時のスイッチで普通に運転/停止し、勝手に動いたりはしません。

そうしたわけで日立のスリムファンをお使いの皆さま。

あくまで自己責任ではありますが、異音やホコリが気になるようでしたら、たまには分解と丸洗いもいいかもしれない、というお話しでした。

すずき、(労働者側の)社労士やめるってよ

豊川といえば。

日本車輌豊川製作所!まずこれ。文句なしで。

次に、第10特科連隊。

あと、忘れてはいけないのが法務局豊川出張所。

ここに書類を出したらついでに豊川稲荷にでも寄って帰ろう、ということで先週末、名鉄諏訪町から15分ほど歩いて法務局前の交差点にやってきました。案内板を見て、思わず首をかしげます。

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名古屋法務局?

名古屋法務局?

…そりゃ名古屋市内にあって、市役所駅前のうすらでかいビルに入ってる役所のことじゃないの?

ちなみに僕が書類を持ち込む法務局、名称は名古屋法務局豊川出張所、です。

この役所のことをどう呼ぶか、と同じくらいのレベルだとしか思えない言葉遊びとそのとばっちりが、表題の件。今日のお話です。

さて先日のこと。昨年ブログを炎上させて有名になってしまった同業者さんのおかげで、社労士会では構成員の社労士にさまざまな対策や連絡を講じてきています。そんなメールの一通が、実はお顔を見たことがない支部長さんから入りました。

-すいません。社労士会支部への帰属意識が低いのですがそれはさておいて-

メールの内容は今春出された厚労省通達を受けて、ひきつづき社労士事務所のウェブサイトによる情報発信に一層適切を期せよ、というもの。それだけならいいのですが、このブログのネタが仕込まれておりました。

というよりこれまで見過ごしていた、というべきかもしれません。この通達を受けて社労士会連合会がガイドラインを出した不適切な情報発信の事例に、つぎのものが挙げられていたのです。


(5)公正さを疑わしめるような事例

・「100%会社側」

・「労働者の味方

(平成28年4月 『社労士の職業倫理に照らし不適切と考えられる情報発信に関する指導指針』全国社会保険労務士会連合会 より引用)


…さて。そうすると?
おそらくは「100%労働者側」「会社の味方」もたぶんダメ、と考えるのが素直です。

…で、あるならば。
パーセンテージの問題ではないので、単に「労働者側」というのも社労士としては好ましくないウェブサイト上での表現、ということになるんでしょうよ。

ちなみに司法書士法でも公正義務は定められておりますが法律相談と簡裁代理では理由なく誰かの依頼を拒否っていいことになっています。弁護士法では公正な執務を定めた条文そのものがなく、依頼を受託する義務も定められてはおらず、誠実義務だけが一応残ってる(けど、実情はノーコメント(遠い目))、という状態です。

こんな方法で言論統制したって一般消費者からみてわかりにくくなるだけだよね(冷笑)

ということは僕と補助者さまとの間だけで言ってるほうが罪が軽い、という程度の自覚はあります。真っ正面から抵抗することでもないので、まずウェブサイト各所から

労働者側の社労士

という記載を削除しました。

さようなら!労働者側の社労士(苦笑)

時代のなかで一定の役割を終えたとか現状に絶望したとか、そういうありがちな総括でなく単に業界団体が出したガイドラインのおかげで労働者側の社労士とおさらばするとは思ってもみませんでしたが、残念ながら創業から13年保ちませんでした。

当然ながら事務所そのものが経営側に転ぶわけではないので、当事務所の性格として主に労働者側だ、と読み取れる記載は残してありますが上記の問題表現はブログを除いて軒並み削除し、先週から差し替え済みのページを公開しています。

もうしばらくするとgoogleのキャッシュも変わって、daishoyasan.jpのサイト内から上記の表現が消えることになるはずです。

作業が落ち着いたところで、なぜこんなことになってしまったのか通達をさかのぼってみました。

昨年末の同業者さんのブログ炎上と前後して、目立つところでは労働組合が会社側社労士のウェブサイトの記載に是正を求める(という表現にしておきます)活動を行っていたようなのです。

全国的に話題になった上記のブログ炎上&懲戒処分を受けて厚労省は平成28年3月30日、基発第10号『社会保険労務士の不適切な情報発信の防止について』を全国社会保険労務士連合会宛に出します。

ただこの通達では、「社労士等の不適切な情報発信」の問題を指摘しているものの、連合会と単位会に求められているのは

  1. 社労士等がメンタルヘルス対策等その重要性が社会的に共有されている取組みを否定する内容、就業規則の作成に関し使用者がいたずらに労働条件を引き下げることを促す内容および労働社会保険の保険料を不当に引き下げる脱法的行為を推奨する内容等の公正さを欠く不適切な情報発信を行うことのないよう、研修を実施すること
  2. 「モデル就業規則」の有用性について、単位会を通じ社労士に周知すること
  3. 上記1に例示したような不適切な情報発信を行った社労士に対し、会則による適正な処分または注意勧告等を行うことができるよう、単位会の会則等を見直し、より実効性のあるものに改めること

以上に限られています。

…そう、この厚労省通達では社労士が自分の立場を労使に切り分けたら公正さを疑われる、とは言ってないし、ましてそれが労働者側(いまだにこの業界では希少種だと思うんですよ)だと言ってはいけない、などとは全く言ってない。

そんな通達を受けて社労士会連合会が制定してくださった指導指針で「労働者の味方」がこのたび禁圧対象となりました、と。

うがった見方をすると、誰かエラい同業者さんがどこかで「最近労働側の活動家たちから業界団体へ持ちこまれる苦情がひどいんですけど」などと思ってたのかもしれません。そうした不満が溜まってたので、主に会社側でおかしなことを言ってる同業者をなんとかしろと言ってきた厚労省通達を受けて定めたはずのガイドラインに労働側まで規制する一語を加えちゃった♪、ということなんでしょうか。

いえ、これは単なる陰謀論ですね。

とにかく今や、「労働者の味方」はこの業界におけるNGワードなのです。連合会が好ましくないと認めた表現、それが「労働者の味方」(笑)

労働組合の皆々様が地道にやってるウェブサイト是正活動は、風が吹けば桶屋が儲かる的な連関をたどってこのほど労働者側の社労士事務所を一つ消滅させる成果を挙げました、めでたしめでたし、そういう話しだったわけです。

年金裁定請求とかもう下請けに出せばいいから(相談だけならFPとしてできるから)いっそ社労士登録抹消しちゃおうかな、と思いかけたことではあります。

司法書士として社労士さんたちを見ていると、時々なにか思い切り変な(リーガルマインドを疑わせる)ことをする、そう思える瞬間があることにダブルライセンスをお持ちの諸先生方はお気づきのはずです。

社労士法に言う「公正」は僕の見るところでは労使どちらかの立場に着くと明示しただけで失われるような安っぽいものではなく、それぞれの立場から労働法秩序の確立を目指して行動する過程で目指すことができ、そうしなければならないものだと考えています。

なーんて言って誰かを納得させることはほぼ無理なんで、このたび連合会からのお達しを奉じて一見してわかる「労働者側の社労士」の事務所は消滅させてしまうことに決めました。サイト全体を読み込んで僕の立場がわかるお客さまがお越しになったらいい、という当事務所の基本的な方針には沿っているし、そろそろ使用者側を助ける業務をちゃんと始めよう、とも思っていたところだったのです。具体的には労働者側からの不当な残業代や慰謝料請求への対応を零細企業側で行うのは社会的に意義のある仕事だと思えてきました。

決して100%会社側になんか立ちませんが、公正さを失わない助言ができそれを尊重できる関与先なら持ってもいい、と考えています。

そんなこともあって、見かけ上も実質的にも「労働者側の社労士」から離れはじめたところで試しに検索をかけてみたのです。

今どき「労働者の味方」なんて言ってるオッチョコチョイはいるのかな、と。

出てきました。

Mikata_2

誰か、教えてあげたほうがいいのかもしれません。

「労働者の味方」なんて言ったら公正さを疑われるかもよ、って(笑)

追伸

この一週間で、労働者側の社労士だったころの僕を知ってる複数の方から近況を尋ねるような報告やら連絡やら相談やら、果ては登記費用のお尋ね(!)をいただきました。どうもありがとうございます。

決して皆さまが心配しておられるような変化はないのですが、ウェブサイトの記載が一層わかりにくくなるかもしれません。そこはオトナの事情があると、ご海容くださいませ。

2年だけ幸せでいられる可能性

先月末時点でお受けしている登記事件は5件。今週末さらに2件を新しくお受けすることになり、まず有料相談が終わりました。

恐ろしいことだ、と思わず口走ったところ、いつもどおりに補助者さまが尋ねられるのです。「恐ろしいことなのですか」と。

来月1日で創業13年。この時期いつも当事務所の来し方行く末に思いをはせるのですが、今年はこれまでと、ちょっと違うかもしれない。そんな話しです。

業界平均からするときわめて低レベルな登記事件数の当事務所、ご依頼のほとんどはウェブサイト経由でのお尋ねから始まります。送信フォームからのものは創業以来の全件が保存されており、主な依頼類型(現時点では登記およびファイナンシャルプランニング/労働紛争/裁判事務/その他一般に分かれます)で送信フォームそのものが異なる関係上、フォームからの受信実績をざっと集計することはあまり難しくありません。

不動産登記と労働紛争のフォームからの受信件数を、2005年から比べてみます。

暦年 登記 労働

2005    20     51

2006    12     32

2007     9     48

2008   11     50

2009    6      52

2010    4      70

2011    9      47

2012    7      31

2013   14     46

2014   50     66

2015   40     81

2016   28     40 ※6月末時点

このほか一般の送信フォームからも登記その他の問い合わせが若干あり、2015年初頭までは両分野とも電話での問い合わせがほぼ同数あった、というのがここ12年の傾向です。

登記事件の問い合わせ件数が年20件ない、という時期を長く過ごしてしまった関係で、ある一時点で受けている登記事件が片手の指で数えられないことが異常事態である、ということはまぁ笑ってご容赦いただきたいな、と。

この件数の遷移を、もう少し考えてみます。

2005年ごろって覚えておられますか?まだダイヤルアップでインターネットに接続する人がおり、携帯電話は第二世代でデータ通信速度が9.6kbps(メガじゃなくて、キロが通信速度の単位)、当然ながら士業の事務所がウェブサイト持ってる自体が少数派で、『ウェブサイトを持ってりゃ依頼がくる』そんな呑気な時代だったのです。

僕のところも送信フォームとちょっとした料金表を置いておくだけで、抵当権抹消登記を1件1万円でお受けできたり(今なら1980円、なんて事務所が出てきていますよね)、特定調停のご依頼なんかも年に何回か、それこそ依頼を待っていれば向こうからこっちを探してきてくれた…そんな夢みたいな時代。

つまり2005年の問い合わせ件数は『ウェブサイトそのものが珍しい』ことで説明できます。士業によるウェブサイト保有が一般化しだす2006年以降、問い合わせ件数は横ばいあるいは減少傾向を示します。問題が表面化しなかったのは2006~2009年にかけて、過払いバブルの泡をすこし舐めていられたから。この時期のブログを読み返すと、この事務所で不動産登記は『たまにやってくる、なにか素敵なもの』として取り上げられています。

2008年にあったはずのリーマンショックとその後の派遣切り騒動が当事務所の労働紛争問い合わせ件数になんの影響もなかったと気づかれるかたもいらっしゃるはずです。もともと小規模企業の正社員の方が主たる客層で、派遣で働いておられる方があまり来られない事務所だったことと関係があるのかもしれません。

この分野は2010年を頂点にして問い合わせ件数が激減し、2012年に大底を打っています。

これはおそらく、同時期の過払いバブル崩壊後の身の振り方として『残業代請求』を選んでしまった(笑)士業の事務所さんとそのウェブサイトの増加に埋没したのが原因です。

ええ、F井総研の士業向けセミナーに『残業代請求』なんてのが出てきてたのがまさにこの頃です。

これに対してコンテンツの増強という遅効性の解決策を講じた結果、その後の問い合わせ件数は増加に転じたのですが問い合わせの中身はすっかり変わってしまいました。

問い合わせの中心は請求額の大きな残業代請求から1~2ヶ月の給料未払いや退職を巡る問題になってきています。最近は少し残業代請求の問い合わせが復調してきているのは、他事務所における労働紛争への関与が少しずつ消極的になってきたことの裏返しなのではないかと推測しています。

過払いバブル後に流入してきた方々に弾き飛ばされかけたが情報量の多さのおかげでしがみついている、ということで説明できる労働紛争に対して、不動産登記のほうは2013年以降、きれいに件数を増やしてきています。

実は2012年末にウェブサイトのデザインの大改装を不動産登記のページでおこなっており、時期的にはこれしか問い合わせの増加に影響する要素がありません。サイトをきれいなデザインに変え、登記の報酬を自動計算できるシステムをおいて計算できる類型を増やし、これらをレスポンシブ対応にし終わった今年春までのあいだに、電話とあわせれば『毎週、登記のお問い合わせがある』状態になりました。

でも。

こうして見てると、この事務所はウェブマーケティングにおいて『少し早く人と違うことをはじめるが、数年で他の人たちに追いつかれ、追い越される』ことを2005年から繰り返しているように思えます。追いつかれる期間は、短ければ1~3年。

僕の調べるところでは、現時点で僕に登記のご依頼をくださる方の意志決定に大きな影響を与えているのは文字情報に加えてウェブサイトで登記費用の自動計算ができることです。このシステムは全国的にもまだ珍しく、登録免許税以外に司法書士報酬も入力状況に応じて変化する計算ができるものは本県と神奈川県の事務所さんに複数ある程度でしょうか。

しかしながら、これはウェブサイト作成業者に50万円ぶん投げれば1ヶ月で実装できる程度のものなので…

結論。この幸せは長くは続かない(笑)

贅沢言わずにご依頼をお受けしていれば登記だけで暮らせる事務所の入り口に立ったことはことは事実なんですが、それを選んで2年もぼけっとしてたら、その後に長い長い冬がやってきそうです。

そんなわけで、来年か再来年から何をしようか考えねばなりません。できれば登記の件数を伸ばす方向で。

先ごろ古い悪い友人が持ってきてくれたマンション投資の相談が、これに何らかのヒントを与えてくれているような気がするのです。

きわめて漠然とした印象なんですが、『ふつうのひとがなんとなく関与したためにうまくいかなくなったなにかの復旧』は法律関係者にとって、大きな市場を形成するかもしれません。

どうしたらいいのかわからない空き家や山林/適当にやっちゃった遺産分割/いくらか抜いてるかもしれない親族後見人/キャッシュフローが不明なマンション投資計画/なんとなく作った会社とその社長/実は方針を誤ってた本人訴訟…そういったものを、とにかくどうにかする仕事が。

成年後見人による横領がこれだけ流行になったということは民事信託もいずれおかしくなると(同業者諸先生方のご努力をくさすわけではありませんが、そこは冷静に)見ているのですが、これはたぶん5年先のトピックスだと思います。

※士業の業務でおかしな連中が大量参入して市場が荒れるのは、F井総研がその分野でセミナーやったしばらくあと、と考えて同社のダイレクトメールをいつも楽しみにしています。もちろん私見です。

後見人や信託受託者を監督する業務にも可能性がありそうですが、これは業界団体がメンツを賭けて取り組む分野になるはずです。僕が関与できる分野にはならないでしょう。

次は、登記より件数・売り上げともに多い労働紛争に関する、これも困った話しです。

タイトルだけは以下の通り、決まっています。

  • すずき、(労働者側の)社労士やめるってよ

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