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日立 HSF-700 分解の件

日立の縦型扇風機=スリムファン(HSF-700)を通年で使っています。部屋の片隅において夏冬はエアコンの補助、それ以外の季節は洗濯物の室内干しの乾燥に。現在はDCモーター搭載で値段が少々お高い新鋭機に代替わりしているようですが、だいたい同じ形と機能のようです。

そんなスリムファンが首振り時に異音を発するようになりました。風向を変化させるルーバーがある位置にさしかかったときに『ガラララララッ!』と、回転する部分になにか樹脂製のものが接触している音がするのです。

購入3年目の本機、昨年もときおりこうした音を聞かせたことがありました。思い切りぶっ倒した記憶もあります。

暑い盛りを迎えるまえに、いっちょバラしてみるとしましょう。

登記申請書と準備書面を一つずつ作り別の準備書面を一つ添削し終えたところで、昨日最後の仕事はこれで決まりです。

1.まず台座を外します。蝶ねじを外して台座を引っこ抜くだけです。

2.前側(風が出てくる方)と後ろ側のカバーを、ネジを外して分離します。後ろ側のカバーに見えている6カ所のネジを回し、写真に見えているツメを外すだけです。

Rimg0216

本機では後ろ側のカバーのほうに駆動機構がくっついています。後ろ側のカバーにあるねじを外してそのままカバーを持ち上げよう…としてはいけません(笑)ここだけがトラップです。

このほかには、外すと同時に壊れる嵌合やら隠しねじなんかのイジワルはありません。とても素直で好感がもてる設計です。

-と、バラしてから言うのがいいかどうかはさておいて、日立がちょっと好きになりました-

3.首振り時に動作するルーバーを外します。

Rimg0215

上の写真で、首振り機構のモーターとルーバーを接続する白い樹脂製継ぎ手につながってる金属製のアームのネジを外し、下の写真でクロスフローファンとファン回転用モーターをつなぐネジを外します。

Rimg0214

4.僕の環境では、反対側の接続部に異常がありました。

ルーバーの上側を接続している部分が、固定されていないように見えたのです。

…上に引っ張ったらそのままスポンと取れた♪そんな感じ。

Rimg0211

写真はその『上に引っ張った』イメージです。本当なら黒い軸受けとルーバー上部の中心軸を固定するなにかがあるはずなんですが…スポンと抜けました。

イヤな感じがします。よく見てみます。

5.

Rimg0209

ルーバーを外す直前。軸受けには金属製の部品が入っていて、グリスまみれになって出っ張っています。

ルーバーを外したあと、金属製の部品を押し込んでみました。

Rimg0210_2

軸受けの後ろに(写真の右側。本機を立てた場合には、下のほう)部品がずれていきます。

こうやって十分に部品を押し込んで、それがルーバーの穴にはまった状態が正しい、ということのようです。

単に『金属製の軸が樹脂製の穴と軸受けにはまってる』だけ、なんですが、どうやらそういうもの、特に固定はせずグリスだけ取っ替えたうえでこの金属製の軸をルーバーの穴にはまるように押し込んであげれば、ルーバーは上でも下でも固定できる、と。

で、金属製の軸の部品が転倒やらなんやらで上に抜けていった結果、ルーバーの固定が上端部で失われたのでファンとルーバーが接触、首振り時に限って異音を発するようになった、というのが異音の真相だったようなのです。

さて、ここでグリスにこだわったり軸受けにボールベアリングをつける改造を目指したりなどしなければ(しないって!)適当なグリスを塗り直して組み直し、作業終了となります。

僕はこの際、クロスフローファンを丸洗いしてしまうことにしました。

といっても、単にお風呂場に連れて行ってシャワーをぶっかけるだけです。これでホコリの過半数は消えます。

前側のカバーについている風の吹き出し口のフレームも同様に丸洗いできます。

おそらくは風呂桶に適当な中性洗剤を薄めてつけ置き洗いすれば、もっとよく汚れが落ちるはずです。

6.正しく組み上げたルーバー上部。

Rimg0212

項目5.の写真では軸受けの左側に出っ張っていた金属製の軸の部品がしっかり引っ込んでいる=ルーバーにはまっているのが分かります。

このように本機は分解も清掃も簡単ですが、あと二つほど注意したほうがいいかもしれない点があります。

補足1

前のカバーと後ろのカバーをつなぐ6本のねじを外したら、ネジの先端にプラスチックのくずが着いてきました。

このねじはひょっとすると、ねじ穴を壊す(または、木ねじのようにネジが切っていない穴に用いられる)タイプのものかもしれません。

2~3年に一度はこのネジを外して分解修理清掃、としたいものですが、ねじ穴を破壊する可能性に注意する必要があります。

…まぁ、適当なエポキシ系接着剤で穴埋めしてしまう、という程度でなんとかできるとは思うのですが。

補足2

清掃・グリスアップ終了直後など、カバーを外した段階で電源を入れてファンが回るのを見たくなる、そんな方へ(笑)

本機はプラグをコンセントにつないだ直後に、スイッチに触れなくてもルーバーが何往復かして止まります。たぶん原点出しかなにかをしてるのだと思います。

部品を変なところにおいておくと接触事故が生じることがあるので注意が必要ですが、ファンは通常使用時のスイッチで普通に運転/停止し、勝手に動いたりはしません。

そうしたわけで日立のスリムファンをお使いの皆さま。

あくまで自己責任ではありますが、異音やホコリが気になるようでしたら、たまには分解と丸洗いもいいかもしれない、というお話しでした。

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