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タブレットカバー自作計画

当事務所2代目となったタブレットPCは、東芝のdynabook tab S80です。導入直後の一時期は遅くて重くてスリープに入ると復帰しないロクデナシに見えた本機、今では性能面では満足しているのですが、不満があります。

もともとサブノートPCを置き換えて導入されたタブレットは、膝の上でキーボードと一緒に使えないのです。

…当たり前です。キーボードがない一枚の板状のパソコンなんで(笑)

さらに補助者さまが言うのです。何かカバーをしないのか、きっと傷がつくに違いない、と。

オレンジ色の趣味のいい革製のカバーにくるまれた彼女のiPhone6を眺めながら、そうおっしゃる。

そう、もう一つの不満は、おそらくはビジネスマシンとしてこき使われるらしい本機に適合するタブレットカバー、専用のものはそんなに種類がないことです。iPhoneと違って。

これはなんとかならないのか?できれば同時に。できれば安く。

これが今日のお話です。

B5判の紙とほぼ同じ大きさ、厚さ約5mm、重さ約570gの板。硬いけど落とすと壊れる。壊した場合の再調達価格、5万円。

そんな本機をあり合わせのものを使ってカバーするには何がいいのでしょう?

B5判が入ればいい、ということで、プロトタイプ1号。

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寸法はぴったりですが、画面をタッチできません(苦笑)

画面がタッチできればいいのか?ということでレバーファイルを使ったプロトタイプ2号。

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これはいいような悪いような感じです。バインダーの締め付けがきつければ本体を損傷し、ゆるければ使用中に脱落します。ただ、速やかに着脱できるのはなんだか悪くない感じです。

別の方法で紙を固定できる何か、があるといいのでしょうか?amazonを探すと、賞状を挟むような厚紙の表紙が売られています。証書ファイルというのだそうです。

当事務所にも似たものがありました。

プロトタイプ3号。

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ある会社がくれたサンプルなんですが、もう少し腰の強い紙でないといけません。

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登記識別情報通知を挟むサンプルはもう少し腰の強い紙でしたが不採用(遠い目)

さて、ここまででわかったこと。

B5の紙を挟むことができる機構をもち表紙の腰が十分強いフォルダのようなもの、があればタブレットカバーへの転用に耐える、ということらしいのです。

慎重に慎重にamazonを見て選定したのがこの一品。コクヨ ヨハ-SK50Wです。

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来たるべき再就職に備えて、というわけではありません(苦笑)これはコクヨのライティングホルダーと称する商品で、開くとB5判のルーズリーフを80枚収容する透明ポケットがついている、表紙は硬いから机のない場所でも下敷きとしてつかえる、その他資料をファイルしたり運んだりする機能をもっている、そうしたものです。

この透明ポケット、予想も期待もしたとおりに本機を収容できます。

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…決して再就職を視野においたわけではありませんが、このライティングホルダーの機能をできるだけ損なわずに改造を加えます。

画面に相当する部分だけ透明ポケットを切ってみましょう。

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画面より少し大きめに寸法をとってカッターで四角くポケットを切ります。ポケットの材質は柔らかいので加工には苦労しません。

できあがり。本体付属のペンも同時に入れられます。

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少し問題を残します。写真では上側からルーズリーフやタブレットを入れる関係で、上側の短辺は固定されていません。

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また、2枚上の写真の右側長辺の上側半分も固定されていません。ちょうどこの部分に電源スイッチ類が来るのでこのまま使いますが重い物を入れるとゆがみます。

何かこの部分を仮に支持でき、かんたんに取り外せるものを探します。

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マジックテープみたいなものを接着するのが良さそうですが、当事務所にあったのは壁にポスター等を固定する粘着剤。

これでも、逆さにして数秒おいたくらいではタブレットが落ちない程度には固定できます。

残りの問題である、ラップトップ風に使うために準備工事を行います。

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タブレットを入れないほうは普通の事務用パンチをつかって穴を2カ所開けます。

タブレットを入れる透明ポケットがあるほうは…お話しを派手にするためにハンドドリルと5mmの鉄工用ドリルなどを持ち出してみましたが、穏便にやるならそこらの目打ち等で大丈夫です(笑)適当な位置に、穴をひとつあけます。

で、プロトタイプ4号。実際の使用時を想定します。キーボードはelecomのbluetoothキーボードですが、ライティングホルダーの上におければ何でも使えます。

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ビニールひも以外の素敵な素材が手配できれば、こんなかんじで固定するとタブレットをラップトップで使えると思うのです。ビニールひもを通す穴の位置を選べばタブレットの角度が変えられる、そんな想定をしています。

目指すところはこれなんですが、山手線や京浜東北線の車内でこれをこのまま広げる勇気は僕にもないな、と思うのです。

※都会にお住まいのみなさんからは、他人のやることなんか誰も見てないから大丈夫だと言われそうですが…これはダサい。いかにもダサい(笑)

今回、改造に供したライティングホルダーには透明ポケットがB5判対応のものとA4判対応のものがあります。右のがA4対応、左が今回使ったもの。

見ての通り数百円のものですので、手荒に使って壊れたらもう一個買えばいいのが素晴らしい。フォルダであって封筒や袋ではないはずなので、タブレットを装備したまま国会図書館(透明でない袋やバッグも持ち込めない)に入れるはずです。

ところで、市販のほとんどのタブレットカバー兼スタンドは、自立はしますがタブレットの後ろで支える構造をとるため、キーボードと組み合わせて膝の上で使うことができません。あくまで平らでうごかないテーブルの上などにおいて使う想定のはずなのです。電車やバスの中では危なくて使えません。

プロトタイプ4号はおそらくこれを解決します。

とはいえ、上に重い物が乗ってるのでキーボードから手を離すと後ろに倒れるだろ、という突っ込みは当然あり、です。

僕が以前使っていたNECのLifetouch Noteからの伝統として、まぁそれは運用で対応すればいい=常に手を添えていればいいだけだ、と考えています。

実はコクヨのライティングホルダーと比べて、最後まで採用を迷った機種がありました。

それは野外調査に公式対応した、いかにもスパルタンなできばえの一品です。

  • 野外での紛失対策であろうビビッドな配色!
  • 首からかけるのにも使えるひもと穴、標準装備!
  • 盤面には寸法測定用の目盛りが振ってある!定規不要!
  • 運搬時にはタブレットカバーのように、ボタン付きベルトで閉じておける!
  • そしてなにより、自分が何者であるかを簡潔に語るネーミング!

そんな至高の一品。

デビカの『観察たんけんボード』

あ、あまりまじめに考えないでください。

ただ、子供の野外学習と大人の現地調査で必要なものは意外に重複している、というだけです。

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