代書人すずきしんたろうの汚れた辞書
三文週刊誌のゴシップ記事ふうな見出しにしたのは単なる冗談です。RSS配信を受けている方、ごめんなさい。この記事は、仕事に余裕がある雨の週末にふさわしい無駄話です。
先ごろ新しく導入した、1年前の一太郎。使用許諾契約上、同時使用しない条件で3台までのデバイスにインストールできます。さっそくメインのデスクトップとタブレットにATOK2015を入れ、タブレットではMS-IMEとお別れして快適な推測変換能力を満喫しておりました。
そう、タブレットのほうでは。
これに対してデスクトップのほうでは、いささか不満があるレスポンスが続いているのです。たとえば『つづいているのです』と入力すると『続いている野です』などと平気で候補を出してくる。
どうやら僕のところのATOKも、継続使用でダメな奴になったらしいのです。
この事象は広く知られていて、僕のところではユーザー辞書が破損こそしていないものの妙な語や品詞が千数百件登録されておりました。
なぜ『タコ』がサ変名詞なのか、カタするとでも言うのかはもはや謎、としか言いようがありません。このほか変な語をサ変名詞として登録したのは五十数件ありました。
使用頻度が高い語を誤変換してそのまま登録し、誤った品詞に分類することもあるようです。『ほうだい』正解が一件しかありません(苦笑)
『(労働基準)法第(○○条)』という入力は裁判書類でしょっちゅうやっているところ、これがしばしば一発で変換できなかった理由もわかりました。なにかのはずみで誤った候補にリターンを押して確定してしまうほど、それが学習されてしまうのです。
僕の汚れた辞書では、この『ほうだい』という読みの語が最大派閥を占めておりました。
一方でオペレータが使う特殊な語はきっちり登録されてきます。デフォルトの設定では入力→変換の頻度が高いほど、正しいかそうでないかはさておきユーザー辞書に登録されやすくなるわけですから会社のパソコンを私用で使う際には注意が必要かもしれません。
入力頻度が高い人名や会社名が変換候補に残る、ということであれば、後ろ暗い計画を社用のPCで進めるのはとにかくやめておいたほうがいい、ということになるでしょうか。独立開業とか不倫とか…訴訟とか(遠い目)
さてこのユーザー辞書、ブログのネタにはなりましたが思い切って消し飛ばすことにしました。
あとは学習機能の設定です。同じようなATOK誤変換対策の情報を提供する様々なWeb上の情報では、細切れなどの変換の学習をしない、とする設定が推奨されていますが僕のところでは学習『する(弱)』にしています。
これだと複数回の使用を待ってユーザー辞書に学習されるようですので、誤った変換に一回リターンキーを押した程度では不適切な語が学習されることはないのではないか、と考えています。
ちなみに、普段お使いのATOKのレスポンスに今ひとつ納得されていない方には『ATOK おかしい』で検索すると充実した情報が入ってきます。僕はもっとはっきりした言い方でgoogle検索しましたが。
さて、月初の時点でお受けしていた仕事は相続登記一件を残して書類作成が終わりました。来週あたり、今年初の完全休日を取ろうかと考えています。
少々遅れましたが、年末年始の冬休みです。
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