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2015年7月

Windows7の音声認識を導入する件

四十肩なのか労働災害なのか、PC入力作業が続くと右腕にしびれを感じるようになってきました。だんだん深刻になってくるような気がします。

キーボードでの入力の一部を、Windows7が標準でもっている音声認識の機能で行えれば問題の解決につながるはずなのです。この一週間で手持ちの機材を一通り試し、新しいマイクも買ってみました。

結論。新しく買ったBluetoothのマイクが結構使えない(苦笑)

使える組み合わせのサンプルがあります。著作権の関係で、同業者さんなら知ってるあの文章を入力してみました。


(ヘッドセットによるもの)

この法律は司法書士の制度を定めその業務の適正を図ることにより当期供託および訴訟等に関する手続きの適正かつ円滑な実施に7もって国民の権利の保護に寄与することを目的とする

司法書士は常に信用保持し業務に関する法令及び実務に精通して公正かつ誠実にその業務を行わなければならない

司法書士はこの法律の定めるところにより他人の依頼を受けて次に掲げる事務を行うことを業とする

登記または供託に関する手続きについて代理すること

(スタンドマイクによるもの)

この法律は司法書士の制度を定めその業務の適正を図ることにより冬季供託および訴訟など2関する手続きの適正かつ円滑な実施に致死もって国民の権利の保護に寄与することを目的とする

司法書士は常に品位を保持し業務に関する法令及び実務に精通して公正かつ誠実にその業務を行わなければならない

司法書士はこの法律の定めるところにより他人の依頼を受けて次に掲げる事務を行うことを譲渡する

登記または供託に関する手続きについていたりすること


両機材とも、PC接続後に音声認識のチュートリアルを1回、認識制度を上げるための追加のトレーニングまで1回実施後、業法1条から3条までをふつうの速度でふつうに読んだだけ、です。

ええ、ふつうに読んだだけ。上記のサンプルでは最初の読み上げと変換で認識を誤ったところだけ色を変えました。スタンドマイクの認識結果の業法3条が何かの皮肉になってるのは、わざとやったわけではありません。

速度と品質をみるかぎり、手際の悪い補助者より三倍速いんじゃないか、と思えてきます。念のため付け加えますと、当事務所では補助者さまの採用時に打鍵速度を上げさせる研修を施しており、手際の悪い補助者など存在しません。

ところどころに笑いを誘う変換ミスがあるのはさておいて、変換動作なしでこれだけ入力できれば、キーボードによる修正をおこなって完成させても処理速度が大幅に上がります。右腕の負担軽減と作業速度の1.5倍化を両立しうるこの機能、登記はともかく裁判書類をたくさん作られる同業者さんには是非おすすめしたいと思うのです。

僕にとっては今後も安心して長文のコンテンツをいくらでも作り続けられる可能性が見えてきたこの音声認識、機材の組み合わせを誤るとドツボにはまります。

新しく買ってみたノイズキャンセリング機能付きbluetoothヘッドセットは、シホーショシと20回しゃべるとそのうち19回は

  • 地方都市

という結果を出してくるので音声認識用の機材としては不採用としました。台所で全力運転している換気扇の下で通話してもふつうに聞こえる音声を相手に送れる頼もしい製品ではあったのですが、音声認識ソフトでは「さしすせそ」の音をうまく解釈できなかったのです。なぜか社会保険労務士という語はちゃんと解釈できましたが、これは音節数が長い語なので一気にしゃべって入力すれば他の候補と間違えにくいからだと推測します。

フレッツ光のポイントで交換してあったマイク付きbluetoothオーディオレシーバーに至っては一文字も変換できないことが発覚しています(愕然)これは商品名を晒しておきたいところです。実験用としても不適な機材だ、と。

つまり、たまたま手元にあった機材の組み合わせが悪い人からすれば「音声認識は(または、そのマイクは)使い物にならない」ということになっているのではないか、と。

僕がブラックな調査士行政書士事務所の補助者だった十数年前、ボスの気まぐれで導入されたVoice一太郎が一瞬で誰からも相手にされなくなったことがありました。当時の技術では変換精度も速度もお話にならず、定着しないのもしかたなかったはずですが、現在ではしっかり使えるものになっています。

29歳で創業して12周年を迎える8月は、これを何度か記事にしてみます。

四十肩に悩むすべての同業者さんに、連帯の意を表して(笑)

相談時間は三人分。でも…

相談時間は三人分。でも…
上り京都行き普通列車は、続行する新快速から逃げるようにひた走っています。夕方のにわか雨は止んで、お月さまのきれいな夜の東海道本線。末端区間ですので、京都までは座っていけます。

この列車が10分遅れますと、名古屋まで普通列車の接続不成立=自腹新幹線発動となります(汗)


今日はなかなか凄い一日になりました。平穏に進んだのは午前中の相談までで、大阪駅14時30分に設定していた相談が通告なしでキャンセルにされました。


…創業以来の暴虐、であります。
来所の相談で来ないならまだしも(扶助相談では時折あります)出張相談で無駄足踏まされたことは初めてです。

たまに元依頼人から手ひどい裏切りを受けることにも、いい面があります。

その後しばらくのあいだ話のネタに困らなくなることと、その後しばらくのあいだ大抵のお客さまがカミサマに見えることです(笑)

17時からのお客さまは大変素晴らしい方で(笑)お話を聞くうちに20時半を回っておりました。
新快速通過駅であるそこからは、普通列車で京都に出ねばなりません。

21時31分京都発が、名古屋まで青春18きっぷで帰れる最終です。

その一時間前に、本当はいてはいけない位置にあります。お客さま宅は(大汗)

京都から米原まで自腹新幹線利用になるか、と思いはしつつ、しかしお客さまを急かすことなく駅まで送っていただいて、なんとか新快速に乗り換えることができました。あと2時間空腹と付き合う必要はありますが、帰ることはできそうです。

さて、来月から新件の出張相談は、料金前払い制にしようと思います。理由を問われたならば、苦笑まじりに今日の一件を説明してやればよさそうです。


次の出張相談可能地域は、8月4・5日、東京〜神奈川県内です。

夏の旅 第一日目

夏の旅 第一日目
夏の旅 第一日目
夏の青春18きっぷ第一日目はいよいよ淘汰が決まった国鉄型気動車に見送られるように始まりました。笠寺から柘植まで出てきたところです。
往路を柘植経由、復路を米原経由として三人のお客さまに会いに行く今日は、全行程を青春18きっぷの利用にすることができました。

四件目のお客さまの相談をお受けした場合、相談料金5400円の売上と引き換えに5050円の自腹新幹線利用(京都―名古屋間)が発生するはずだったのです(汗)


このお客さまとは別の機会に相談が設定できることを祈りつつ、少しホッとしてはいるところです。

東海道本線出張相談

普段はヒマなんです。

誤解を招かないように正確に説明すると、この事務所(特に平日昼間午後)はヒマなのが定常状態です。

厚生労働省認定午睡促進事業所、というような制度があれば迷わずそうした認定をとって看板に掲げてみたいと常々思っています。

ですが、ごくごくまれに相談希望が集中したりして、多忙あるいは活発そうに見えてしまうタイミングがあります。

明日がそのようです。東海道本線京都~大阪一帯で3件の出張相談のご依頼をいただきました。実施場所が全部違っていて、うち2箇所が新快速停車駅でないのは、なにかささやかな試練なのかもしれません。

さらにもう一件、つまり4件目の出張相談を設定するよう調整しています。その日のうちに帰ってこれるぎりぎり、というところでしょうか。いずれも一件最大2時間の相談時間を割く、という前提で手配をしています。

こういうのを非定常状態とか、不安全状態下の不安全行動とかいうんです、と何かの試験の一般常識でしかお目にかからないような言葉を口にしてみます。

…ええ、強調しますが普段はヒマなんです。

さて、今までもこれからも嫌いであることを確認できた則武一丁目-梅田北-ささしまライブ東交差点行きのピンクのバスの利用期間が終わりました。

当事務所としてはこれを名古屋駅-大阪駅間を運行するバスとは認められないので今後は片道500円でなら乗ってやる(←根拠なき高飛車)といった印象のあのバス、発着地の怪しいのもさることながら、やっぱりトイレがないのがいけません。

3列シートのトイレなしバスよりロングシートのトイレつきディーゼルカーの前面かぶりつき(立席)を選ぼうではないか、ということで。

明日は関西本線柘植経由で草津に出ます。こちらもわかる人にしかわからない言葉でしょうか「加太越え」です。

珍しいことに、出張日程が決まる前から出張での相談・打ち合わせのご希望が入ってきています。8月4・5日の東京主張は今日実施が確定、4日の東京と5日夕方の静岡県東部に寄るよう日程を調整中です。

そんなわけで次の東京出張、復路は青春18きっぷの利用で決まりです。東京から神奈川県内一帯の東海道本線沿線での出張相談は特に歓迎で、うまくやったら交通費の請求はなしにできるかもしれません。

そう、明日のお客さまは全員、費用は2時間5400円の相談料金のみで差額交通費も出張日当も不要なのです。新快速通過駅の方も(苦笑)

そんな出張でも、どこか心が浮き立つのはきっと

【1】全行程でトイレのついてる列車に乗れるからだと思います。

【2】まだ見ぬ素敵なお客さまに会えるからだと思います。

【3】移動中の昼寝時間は確保できてるからです。

【4】加太越えだから。以上!

どれか選べます。一つだけ、業者に書かせたような文章がまじってます(遠い目)

大阪・東京への出張について

7月29日実施予定の大阪出張について、相談枠の上限に達したため受け付けを停止します。

次の東京出張は8月4・5日を候補に日程調整をはじめました。出張相談の受け付けを行っています。

このほか、8月中に一回、大阪方面への出張を設定するようにします。

コンテンツマーケティングとの相克

コンテンツマーケティングという言葉が、SEO対策でもちいられるようになったのはここ3~4年のことでしょうか。

外部リンクの獲得など小手先だけのSEO対策ではなく、良質なコンテンツの増強が検索エンジンに評価されるようになる、という点では順当で魅力的な考え方だったとなったはずですが、ここへきておかしなことになっているようです。

検索エンジンを利用した結果としてたどり着くウェブサイトに、良質どころかどうでもいい情報ばかりが表示される、そんなことはありませんか?これは閲覧者から見た状況の変化です。

僕が利用しているクラウドソーシングのウェブサイトでは、昨年まで債務整理・破産・借金関係のどうでもいいようなコンテンツを数百字~一千字程度作成して 1文字当たり 0.2円から0.4円を支払われるタスクの案件がたくさんあったのです。

この分野に加えて、特に今年に入ってから、交通事故・相続・離婚、時には労働関係の案件が目に付くようになりました。そうした案件で発注者は、ときに「ウェブから検索できる程度の内容でよい」などと内容の水準を安直に指定しています。

こうした、誰が作成したかどうかわからないような成果品はどこへ行くのでしょうか。

ちょっとしたやり方で追尾してみました。言い回しを工夫した、ただし内容は凡百な(ええ、明らかに当事務所ウェブサイトの水準からみれば手を抜いた)成果品をいくつか納品したうえで、保存してあったその文章をgoogleから検索してみたのです。納品から数週間後に。

あるものは、アフィリエイト目的らしいブログにたどり着きました。

複数の成果品は、ウェブサイト制作会社またはウェブサイトに関連するマーケティングの会社が運営している、士業の事務所を紹介するサイトにたどり着きました。

こうしたサイトは、内容の正確さや独自性はともかくとして、量だけは多い情報提供を行うことで検索エンジンからの来訪者を誘致しようとしているものと考えられます。こうして集めたアクセスを、自社のサイト内にリンクや広告を出させている 士業の事務所に流入させるのです。

ここで問題は、サイトの情報の質が悪すぎるのにわけもわからず登録してしまう事務所があることでしょうか。これ自体は笑って放置すればいいのかもしれません。特に弁護士さんのそれは(遠い目)。

ちょっとした問題として、そうしたサイトが備置しているコンテンツは、既存のほかのウエブサイトから思い切りパクッて作成されていることもあるようです。同事務所ウェブサイトのコンテンツのうち、給料未払いに関するものでそうした状況を確認しています。しょせんパクリはパクリでしかない(パクった元のコンテンツの質が上限になる)うえに、パクる奴の水準が低ければさらにわけのわからないコンテンツになるわけです。

こうした余所からパクったり適当に造らせたコンテンツでとにかく情報量だけは増やそう、というのがコンテンツマーケティングの一つの終着点になったのかもしれません。閲覧者にとっては非常に迷惑な変化ですが、広告出稿あるいはコンテンツの購入という点で直接あるいは間接的に荷担せざるを得ない士業の方も増えていくのでしょうね。

愛知県内の大きな事務所さんでも、ある程度手間をかけて自社でコンテンツの質を管理しながら増強させていくタイプのA総合事務所と、それができないで広告出稿に走っているN総合事務所があるんだな、ということもわかってきました。N事務所のほうはだいぶ迷走気味、つまり広告出向先ウェブサイトに出ている情報の質を吟味してはいないようです。

意図的に作成されるゴミのようなコンテンツ、その増加問題ということでコンテンツデブリ、という語を考えてみましたが、すでにほかの方がブログ『 niwaringo(){blog}』で今年1月に用いられておりました。以後、当ブログでもこの語を用います。

googleが何らかの対応をとるまでのあいだこのコンテンツデブリは増加し続けるし、しばらくのあいだは効果がありそうに思えるSEO施策ではあるのですが中小零細の同業者さんは安易に荷担しないほうがいいと思います。

僕の場合はコンテンツマーケティングをめぐって発注側や広告出稿側(つまりふつうの士業の事務所)と実際のコンテンツ作成作業者の事情をどちらも覗けるうえに、この事務所における一人ウェブ担兼経営者ということでSEO・広告業者からの情報も入ってきます。

見えた内情はかなりずさんだ、と考えて差し支えありません。質の高いコンテンツを専門職がウェブ関係業者から買うのは難しい、と。作業者はどこの馬の骨か不明です。それを買う業者側にも知識があるディレクターはいないのですからまともなものが上がってくるはずがありません。(一部のまともな業者は、この部分を改善してくるでしょうか)

そんなわけで、その辺から電話かけてきたような広告業者からコンテンツを買ったり、そうした業者がやってるサイトに安易にカネ払って事務所名やお顔を晒したりしないほうがよいのです。

…少なくとも、2~3年後から先は(苦笑)

コンテンツの内容のよしあしをコンピュータプログラムが、つまり検索エンジンがどんな方法で評価するようになるのかは予想できません。ただ、それは向こう数年で必ず実現されるし、そうなった場合にコンテンツデブリの保有はこれまでのくだらないテクニックと同様、ペナルティ対象になるだろう、ということは期待してよいはずです。

僕としてはそうした未来を待ちながら夜なべ仕事でオリジナルコンテンツを増やしていくだけなのですが、うっかりするとこちらが先にゴミコンテンツに埋もれてしまうかもしれません。

思い違いで、終わろうかw

この記事は、4月25日付「思い違いから始めようw」の続きです。

次回実施予定の大阪出張は7月29日です。すでに出張相談のご予約をいただいています。

で、今日気づきました。

Photo

僕の嫌いなピンクのバスにあと2回のる権利が、明日で終わるということに(失笑)

お客さまにはきっと、グッドニュースです。相談場所を、JR線の沿線にできます。次回の出張は青春18きっぷを利用することが決まりました。

ひょっとしたら、だれにとってもいい話しなのかもしれません。

  • お客さまは、相談場所を便利な所にすることができます。
  • 僕は、嫌いなピンクのバスにもう乗らなくて済みます。いかにも当ブログにふさわしい記事のネタを手にした気もします。もちろん、わざとやったわけではありません。
  • バス会社は、僕を乗せずに済んだ座席に他の人を乗せることができます。

誰も損をする人もいません。まさに三方一両得(←ウソだ)

しかし、少し考えているところです。明日までにあと1往復、このバスを利用することはできるのです。

明日、特にやらなければならない仕事はありません。

最近ご依頼を受けた審査請求の仕事の資料が鶴舞と丸の内の図書館にはないのです。

西長堀に行けば所蔵があると、わかってしまっています。

さて、どうしましょうか。

ここでもう一度ご案内です。

次回の大阪出張は、青春18きっぷまたはJRグループの高速バスで行うことが確定しました。出張相談は、京都から大阪間であれば交通費を無料で行うことができます。

場合によっては関西本線・草津線・奈良線・片町線沿線についても同様に扱います(最大1000円程度の日当を申し受けることがあります)。

出張相談の料金は、いつも通り2時間5400円です。

お問い合わせをお待ちしています。

次の東京方面の出張も、実施日程を8月4日から5日として調整を始めました。こちらの問い合わせもお待ちしています。

四十肩対策としての音声認識(12年まであと10日)

毎年この季節になると、無事に 8月1日を迎えられそうか心配になりだします。仮差し押さえを食らったり法務局から呼び出しをもらうほどの悪事は現時点ではしていない自覚がありますが、それでもなぜか心配になるものなのです。

この8月1日で、社会保険労務士としての登録開業から12周年になります。

今年に入ってから、心配なことがもう一つ増えました。長文を入力しているうちに、右腕がしびれるようになってきたのです。キーボード入力が多い40代なので仕方がないかと思うのですが、入力そのものがあまりやりたくない作業になりつつあります。

この状況はいくらか改善されるかもしれません。Windows7に搭載されている音声認識がなかなか使えるのです。もともとはスマートフォンで使っているgoogleの音声検索がわりと良好に認識結果を出してくれるのを見て Windowsでも同じようなことができるはずだと思い、試してみたところ文章入力に使えることがわかりました。

ヘッドセットを接続し、音声認識の設定を十分に済ませた後で試しに1000字ほどの文章を入力したところ、キーボード入力による修正との併用で、ほぼキーボード入力と同じ速さでの入力ができるとわかってしまったのです。当然ながら入力後に右腕がしびれるということはほとんどありません。

Windowsの搭載している音声認識は、便利な割に使われていない印象があります。

Windows8.1搭載タブレットの備え付けのマイクを使って音声認識をさせようとしたところで原因がわかりました。マイクの性能や、マイクと話者との距離が音声認識の正確さに非常に大きく影響するのです。つまり機器と設定を追い込まないと使いものになりません。今使っているヘッドセットは単三乾電池を搭載していてマイクの入力の音量を調節できますが(マイクアンプを搭載しているのです)。4段階ある目盛を一段ずらしただけで使い物にならなくなりました。

使いものにならなくなった、というべきではないかもしれません。通常の声でしゃべったら入力できないのですが、ささやき声でしゃべると普通に認識するのです。ここだけの話(笑)。逆方向に目盛りをずらしたらどうなるかは試していません。

この記事も音声認識で書いています。気をつけなければならないのは機材の設定を追い込むほかに、一文をダラダラ長くしては入力できないということです。だいたいこのブログくらいの句読点の間隔で入力を区切っていく必要があります。マイクと口との距離が安定していることが非常に重要なのでヘッドセットの使用がほぼ必須になることと、特定の文字の変換がなかなかできないこともわかりました。僕の場合は必須という文字が必至に変換されてしまうのです。

変換というと必ず「返還」と言ってくることもわかりました。誰かに何か返していなかったかもしれません。口(くち)というと「久慈」と出してきます。この夏、東北に行ってみたいような気もします。ウィンドウズをWindowsと変換するのにグーグルはgoogleと出してこないのは、もうきっとなにかあるはずだと信じずにはいられません。

文字の入力と同時にマウスのクリックやキーボードの操作に相当するコマンドも実行されてしまうのでめったなことがしゃべれません。

「キャンセル」という音声コマンドを最初に覚えました(苦笑)

文体や思考過程にも影響を及ぼしそうな気がします。変換の結果につられて文章が決まっていく危険があります。キーボード入力の場合には 1語1語を入力しながら次の語を考えていたような気がしますが、音声認識の場合は、次の句読点までを頭の中で作ったらその都度音声に出しているようです。考えのまとまりが違う気がします。

あとは、これってきっと客観的には滑稽な光景だと思うんです(補助者さまの出勤時には見せられないな、と。マイクのゲインを一目盛り上げてささやき声でしゃべってもいいですが)

ヘッドセットを使った場合には横でラジオを聞いていても、特に影響はありません。これはマイクと口との距離が短いので少々遠くに小さい音の音源があっても認識の精度を落とさないで済むからだとわかりました。お客さまとの打ち合わせで使っている机に置くタイプのマイクだとラジオを聞きながらの音声認識は難しいようです。ラジオ深夜便を聞きながらの深夜残業も安心です。

こうなると、欲も出てきます。今使っている 10年以上前のヘッドセット(連続装用すると耳が痛くなる)ではなくもう少し軽くて取り回しのいいヘッドセットがあれば、日常的に音声認識を使うことになるような気がします。

認識結果は当然ながら学習されるはずなので、適当な環境をつくって数ヶ月我慢できれば作業風景が変わるかもしれません。そうなったらまた記事にしてみましょう。

次の大阪出張は7月中におこないます

則武一丁目9時30分発梅田スカイビル行き、僕の嫌いなピンクのバスは所定の東名阪道経由から名神高速経由に経路変更となりました。

3列シートの1B席=最前列真ん中にアサインされた関係で、前を行く東京行きスーパーライナーのJRマークがよく見えます。一昨日のことです。

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いまにしておもえばこの経路変更、道路脇の茶畑に同じ色のバスが転落してるのを見せたくなかったからということなのかも…しれません(遠い目)

そんな嫌いなバスの権利も残りあと2回分、1往復を残すのみとなりました。これを7月中に使ってしまわなければなりませんので、とにかくあと1回は大阪への出張を設定します。

いまお受けしている審査請求のご依頼が揉めたらその方のために出張する約束なのですが、たぶんそうはならない、とふんでいます。

裁判事務中心のこの事務所、8月に期日が入るかどうかでこの時期にヒマになるかどうかが決まります。今年は8月下旬に一つ入っただけで、しかもこの事案は僕が直接書類を作っているわけではありません。つまり8月に他人が決めた裁判書類の締め切りがくることはもうなく、むこう一ヶ月間はマイペースで過ごせることになっています。

そうしたこともありますので、次回の大阪出張は7月第5週を候補として、だれかレスポンスの早いお客さまのご依頼や出張相談を優先して日程を決めてしまうつもりです。出張日における交通費の起算点は大阪駅とします。大阪府周辺を含む何人かの方からお問い合わせはいただいておりますが、個別にご案内はしませんので、ご興味がありましたらどうぞ。

ところで今回お受けした審査請求の契約書から、記載を少々追加しました。

交通費の欄に

  • 同一経路の交通機関に複数の運行会社が存在する場合、利用する会社は受託者が任意に指定する。この場合、受託者は運賃額が安い運行会社を選択する必要はない。

…もう誰も、僕に嫌いなピンクのバスやら座席指定すらできない料金プランを持つピンクの飛行機に乗れなどという指示はできません(笑)

依頼人が受託者に対して実費の支払い義務を争った場合(ええ、争っただけで)契約解除事由にあたるという条項は昔から作っておいてあるので、これと組み合わせたら「ピンクのバス安いから乗ってよね」などと何も知らずに言ってきた方の契約はもれなく解除できる、という構造にはなるのでしょうが、そこまでのことはしないつもりです。JRか私鉄系のバスの利用で計算した請求書を、黙って優しくお送りすることにしましょう。

そうしたこともありますので、8月以降の大阪出張は、おそらく交通費として1往復5千円程度かかるようになります。それでよければ8月以降も出張相談のご依頼を引き続きお受けしております。

基本的なごまかしをどうぞ、って?(社会保険被保険者期間のカットとその対抗措置のはなし)

先週までの勝利の残り香が、お台所の周辺に漂っています。

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東海地方のお客さまからは玉葱を、関東地方のお客さまからはカレーをいただきました。お二人とも労働紛争のお客さまです。

カレーのお客さまからはお手紙が同封されていました。この方のようなご依頼をどんどん受けてほしい、そうしたお言葉をいただいたところであります。

うん。受ける受ける!

コーヒーとカレーくれるようなご依頼なら!

…失礼しました。


別になにかくれ、というわけではもう全然ありませんが今週から新しいご依頼の作業スタートです。

請求額10万円に満たない未払い賃金請求を裁判手続きに載せることになりました。当事務所では、よくあるとまで言いませんがたまにあることです。

どうしようもない零細建築業者を訴える、というこの事案、お客さまは見たところ正社員なんですが、退職時の経緯がちょっと気になるのです。

思うところあって、厚生年金被保険者記録の照会をかけることにしました。

社労士の同業者さんには日常の世界で司法書士の同業者さんにはほぼ非日常のこの記録、厚生年金の被保険者だった期間・資格取得と喪失の日・標準報酬月額といったデータが書面で貰えます。

委任状をもらえば司法書士でも(って言い方も妙ですが)年金事務所で即時に取れます。

もちろん、健康保険・厚生年金被保険者資格の取得・喪失の手続きは事業主側からの届け出が見かけ上整っていれば受理されてしまうため、実態に照らしてみた正しさという観点から見る限り政権与党の憲法解釈と同程度のシロモノとしか言いようがありません。

で、今回も。(以下、守秘義務の関係上、数値は少し変えてあります)

本件で給与明細書の記載から読み取れる、健保・厚生年金保険料の控除は4ヶ月分。

照会回答票から読み取れる、被保険者期間は2ヶ月分(汗)

つごう2ヶ月分の社会保険料をロクデナシな社長がポッケに入れた、ということになっています。

たとえば7月2日付で退職した正社員について、社会保険被保険者資格の喪失=退職の日を6月29日とごまかすのはロクデナシな会社の基本です。

これによって6月末の経過時点で同従業員は従業員の地位と社会保険被保険者の資格を同時に失ったことにでき(あくまでもごまかしですが)、会社は同月分の社会保険料会社負担分を納付する必要がありません。

ついでに従業員からは労働者負担分の社会保険料を天引きしてごまかすと心に決め、実行して保険料をポッケに入れれば会社負担分の社会保険料を免れることができるうえに労働者からは保険料相当額の賃金をピンハネできて二度美味しく(←もちろん犯罪ですが)どうせバレない、ということです。

今回の敵はこうした基本より一歩先のごまかしを見せてくれました。

入社の時にも、実際の入社月の翌月の月初に社会保険被保険者資格を取得したことにして一ヶ月分の保険料をピンハネしてポッケにいれていた、ということです。

とはいえ、僕にはバレました。やる気が出てくる事案です。

都合二ヶ月分の社会保険料が、未払いの賃金または不当利得返還請求権として請求可能、そうした状況になりました。

それを加えても当事務所創立以来最少請求額記録にはなるのですが。

ちょっと惜しいな、と思えたのは今回の厚生年金保険被保険者記録の照会、興味があるからタダでやらせろ、とお客さまに言ってしまったことです。

あたりが出たらなにか食べるものを、という特約でも結んでおくんでしたか。


土建・派遣を悪く言いたいわけではありませんが、この二業種にこうした社会保険料のごまかしは顕著です。

こうした業種からの賃金未払いその他労働問題(労働側)のご依頼に真面目に取り組みたい司法書士さんには、試しに厚生年金被保険者記録の照会をかけてみることをおすすめします。

当たりが出たらどうするか、はもちろん先生方におまかせします。

2017.6.19.追記

僕のところでは上記の通り、本件を給料未払いの一種と考えてピンハネされた労働者負担分の社会保険料を奪還する方向のほか、社労士として健康保険・厚生年金被保険者資格に関する審査請求を代行して被保険者資格を回復させる、という業務にも対応しています。ご興味のある方はお問い合わせください。

7月14日、大阪への出張を実施します

つぎの出張が確定しました。7月14日午後を中心に、大阪市内に滞在します。

実は出張相談の余裕を設けていないのですが、前日までにご希望をいただいた場合は往復のバスを変更して対応しようと考えています。このため、初めてのお客さまからは相談料金を事前にお振り込みいただく必要があります。

12日までに調整できた場合、13日午後または夜・14日の夜・15日午前中の相談も可とします。

当日の出張相談の交通費の起算点は大阪駅、出張相談の料金は2時間5400円なのはいつもどおりです。

お得意さまのご依頼だから…

司法書士は地方裁判所における裁判手続きの書類作成にあたって、お客さまの依頼を離れて自由に法的判断を加えることはできないと考えられています。

…が、相手の書面を熟読玩味して矛盾や破綻を探して楽しむことは勝手です(笑)
そんなわけで。労働審判手続第一回期日の打ち合わせにやってきたお客さまに、切り出してみます。

「相手方からの答弁書と書証で一番問題なのはどこだと思います?」

訥々と、しゃべり出すお客さま。答弁書に書き込みもあって、よくご準備されているようですが

ブブー。

ありきたりなクイズ番組の不正解風のブザーを鳴らしてみます。
もちろん口で。

いきなりそれか!と笑い出せる程度には、このお客さまとの信頼関係が構築できているはずです。

ですが、いつもより多い差し入れをお持ちいただいたお客さまにそのタイミングで茶々を入れてよかったか、は若干微妙なところです。縁起を担いで、ということでお土産のカツサンドをおやつの時間にいただきながら、説明を整理します。

  • この労働審判手続は非正規従業員の雇い止めの効力を争うものです。
  • 期間長めの有期労働契約を数回更新しました。
  • 次回の契約更新はしない、と明示した契約書に捺印して期間満了一ヶ月前となりました。
  • 会社側からは、やっぱり更新されないと通知されました。

この効力を争おう!というご依頼でして、先週そうしたご依頼を一件蹴った覚えがあります。

つまり、成功している裁判例はあるがパーソナリティがよくわからない依頼人からは受託したくない類型のご依頼、であります。申し立てさえすれば必ず好結果がでるわけではないな、と。

さりながら、このお客さまは以前もご依頼をくださった方です。この事務所でのやり取りの仕方がわかっているといいましょうか。

それに、雇い止めを受ける経緯には無視できない事情もありますし、なにしろ差し入れが多いのです(揉み手)

そんなこんなで請求額を過少に設定して着手の際の料金数千円で書類作成を開始し、結構な枚数の労働審判手続申立書を出したのが5月。当地での労働審判手続は受理から期日設定までに少々時間がかかっているらしく、7月にはいった今日が第一回期日だったのです。

当地のローカルルールとして、第一回で終わりそうな事案は終わらせてしまうように裁判所が動く、そうした状況での打ち合わせです。

ですが、ありきたりなクイズ番組の不正解風のブザーを鳴らして遊べるだけの余裕は相手方が作ってくれているようなのです。

彼らの答弁書と、職制が出してきた陳述書によれば

  1. n回の締結・更新を繰り返してn+1回目の更新がなかった本件労働契約について
  2. 会社側がn回目の労働契約更新に際し、次は更新しない条項をつけたのは
  3. 労働者側で、n回目の契約期間中に生じた事実が理由だ、と指摘しています。

…こいつら、未来が見えるのか(笑)あらかじめ次期の問題が発生することを予期して不更新条項を労働契約書につけたのか(爆)

上記3.の事実そのものは相手方も認めているし書証もあるので、これはすごいオウンゴールだと考えねばなりません。相手方としては、こちらの勤務状況で非難できる部分をあれこれ探して最終の契約期間中にあった事実を発見したからこうなった、ということなんですがね。

こちらの主張を虚偽だのなんだのと決めつけて盛り上げるのは連中の勝手です。こちらは、彼らが自分で掘った落とし穴の淵に立ってる彼らに静かに近づいてそーっと背中を押してあげればよいだけの話です。

少々まじめなお客さまは、一つ一つの主張に丁寧に対応する必要を感じていたらしくここが決定的だ、とは考えなかったようなのです。

代理人がついていたってそんなもんだよ、この部分だけ裁判所が把握できれば大丈夫だよ、と自分がこの手続きでは代理人になれないことは棚上げして打ち合わせを終え、翌日。

補助者さまがいうのです。頼みがある、と。
執務中よりは真剣なまなざしで、丁寧にラッピングされた包みを僕に差し出してきます。

-なにか嬉しい展開への期待が、一瞬で裏切られる定石の展開をどうぞ-

各回の打ち合わせごとに二人分の差し入れを持ってきてくださったお客さまに、お返しを渡してくれというのです。

ありきたりな学園ドラマにこういう展開ってなかったか?と心中で苦笑しつつ、ここは素直にカバンのなかに収納する手です。

手ぶらでお客さまに同行することになった僕の立場は微妙です。期日は次の日です。


どうあっても勝ってもらわないとまずい展開じゃないの?と思うのです(苦笑)

で、本日。

例によって2階ロビーで2時間弱の待機ののち、請求の大部分が認められるかたちで調停成立となりました。

ちょっと勝ちすぎた気もします。

この事案、当初は雇い止めではなく、雇い止めにより行使の機会を失った有給休暇に関する請求=140万円以下の金銭の請求に関する相談から検討をはじめたため、僕が(簡裁通常訴訟を前提に)法的判断を加えて助言していた部分の請求も加えてありました。

こちらの請求もまるごと認められた結果、4年前にとれなかった有給休暇に関する金銭上の請求が解決金に反映されています。

労基法所定の時効(2年)が過ぎてるだろ、という相手方からの反論は裁判所にスルーされた形跡があります。

うまくやった、と喜ぶよりは、オウンゴール騒動に紛れてもう一点余計に転がり込んできたような気がします。

本件固有の事情を無視して成功例とされても困るので、何をやったかは黙っているのがよさそうです。

あ、でも信頼できるお客さまにはおすすめしようと思っています。今回は、貴重な事例を見させていただきました。大変ありがたいことです。


さて、次の大阪出張は7月14日で決まりそうです。出張相談可能です。

週末は、車検を終えて

古い車を持つことは、どこか年老いた犬と暮らすのに似ている。

必ずしも心のままにはならない相手と共にあり、残された時間を慈しむ喜びがそこにあるのだ。

「ペットを一週間放置しておく人は、いないと思います」

…独りよがりな同人誌のエッセイ風に書き出してみたいところなのですが、補助者さまから例によって的確な突っ込みが入りました。いつもの文体に戻しましょう。

さて、僕は75万円で買った軽自動車に乗っています。今年の車検費用はなかなか見応えのある見積もりをいただきました。

総額、26万4169円。

就業規則作成や生前贈与の登記がセットになってるわけではありません(苦笑)

部品の交換が結構な件数出てきたのです。この車、初度登録平成8年

「いままで各回の車検費用が総額10万円を超えないまま来たのでしょう?」

と補助者さまがなおも隣の部屋から言ってきます。

ちなみに、自動車工場からの電話で見積もり説明時に

「おそらく今までに大きな整備はほとんど経ていないはずですが」

と言われたのは、彼女には聞かれていないはずなんですが。

まぁそんなわけで、大はタイミングベルト一式2万6千円から小はエアーホース335円まで30項目ほどの交換の嵐が吹き荒れまして、かような事態に立ち至ったわけであります。

ボンネットあけたら鮮やかな青色のプラグコードが目に入ってきて、なにやら走りを重視する車のオーナーになったような気分がするわけですよ。

この車、購入価格からわかるように新車で買ったわけではありません。司法書士の試験にうかって隣の市の土地家屋調査士事務所で補助者として働くようになった平成11年1月に、中古で買った車です。以来すっかり馴染んでしまって買い替える気も起きず、これまで各回の車検を稲沢にあるオートプラザラビットまで持って行き、安いほうから2番目のコースで粛々と通してきたのですが…

  • そろそろこいつは、どこかが壊れるはずだ。
  • だから、それに対応できる自動車工場を探すべきだ。

と思い立って今年から違う工場に持って行ったらこうなった、と。

今の心境としては、当事務所にときおりやってくるある種の類型のお客さまになったような気分です。

自分では勝てると思ってはじめた本人訴訟が頓挫しかけたので相談を持ち込み司法書士にダメ出しを喰らいまくってる素人さんのような。まだ、カネで何とかできるという助言は得た、と(笑)

ほとんどは消耗品なんです、というご見解も、自動車工場の担当さんからいただいています。なるほど、ネットで調べるかぎりタイロットエンドブーツやらフロントカムシールやらなんやら、は経年劣化する部品であるようです。19年の歳月は、説明書に記載のない消耗部品を多数発生させることもわかりました。

そうしたわけでこの見積もり、元気に採用することとしたのです。電話口で声が震えてた自覚はありますが。

毒を喰らわば皿まで、ということで9千円ほど加算して、エンジン内の洗浄も加えています。

導入以来の資本的支出の投下となった今回の車検、目標としてはあと最低1回車検を通すつもりなのですが…今回の費用投下が妥当だった場合、さらに延命できるのかもしれません。

決して簡単に出せる費用ではなかったし、下半期はちょっと頑張ってお金稼がなければならないね(でも先週は移転設定&立ち会いの見積もり依頼を2件ほど、袖にしてしまったんだけどね)と言って補助者さまに激しくお説教されて迎えたこの週末。

このブログをよくお読みのお客さまが、玉葱をたくさん持ってきてくださいました。

いつも通りに補助者さまと山分けしても十分な量があり、しばらくのあいだ食費は抑制して暮らせそうな気がします。

似てるからこそ、一層嫌い(苦笑)

 この商売の理不尽さを満喫できる一瞬。

 裁判に関与できない士業の方がやらかした後始末を、その人がとったよりも安い報酬でするとき(苦笑)

先日も一件、そんな案件がありました。法律構成なんかクスリにしたくてもない損害賠償請求書…らしきものを眺めて、お客さまに確認をとります。

「ところでそいつ(その書面作成者)の次にきた事務所がここ(僕の事務所)ってことなんですか!?」

どうにも納得がいかないのは、そいつのウェブサイトが見込み客をだいぶ派手に煽っていることです。能力とは釣り合ってませんし、

  • このウェブサイトにたどり着いたアナタはいま、伝説の軍師に巡り会えたのです!
  • 私は、市民を守るヒーローになるためにこの事務所を開いたのです!

プロフィールにはそんな感じの赤い文字が躍っています。

思わず目をそらします。

「こういう、わけもわからず素人を煽る奴のサイトとここ(僕の事務所)がどちらも同じように見えるってのが理解できない、というより僕としては一番避けたいと思ってるわけですが」

相談室でパソコン見ながらお客さまに絡んでみます。相談担当者の回答というよりは不平または立腹、になってます(笑)

とりあえずは相談を終えて、2日後。補助者さまとの雑談のネタは当然、これで決まりです。

きっと僕の見解に全面的に賛成してくれる、と思ってそいつのウェブサイトを見せたのに。

……

見せたのに。

……

「似てますよ」

…は?いまよくわからないお言葉を賜りましたよ?

「ここにコーヒーのカップを使ったり、イスに手を添える写真を出してみたり…(そいつが習得したという)マーケティングの知識を使って見せたいと思っているものは似ているんじゃないですか」

実際の能力はさておいて、という注釈がつきましたがこれは救いになりません。室温が7度は下がるお言葉ですよ?こいつと僕のサイトが似てる、ですと?

慌ててそいつのサイトの一番嫌いなページ=伝説の云々とかいうプロフィールのページを見せたのですが補助者さま、さらに曰く

「このページ嫌いですが、このページを見なければすぐにはこのサイトを嫌いにならないかもしれません」

「(こことは別の、不動産登記本人申請を推奨する団体のサイトのような)見るからに怪しい雰囲気はないですね」

なるほど、そう言われればもう真面目に受け取らざるをえません。今回問題になった「なんたら士 なんたら証明 なんたら市」そんな検索キーワードを叩いてみたら、そいつのサイトはしっかりトップ10内に入ってきました。

SEO対策してるんですよね、という補助者さまの言葉が妙にひっかかってきます。

同じキーワードで順位の高い他の事務所と比べてみましょう。

  • ひたすら淡泊な、おそらくは業者に作らせたページ。
  • 数年前までならよかっただろう、自作感満載のページ。
  • そいつのページ。

「自作のところは切って、どちらに依頼するか迷うと思います」

私が悪うございました(>_<)

書類作成者としての実際の能力はさておいて(僕もその部分に気づかずに大きな落とし穴を掘ってる痛い人、という可能性がありますが、その落とし穴は補助者さまが埋めてくれていると申し上げたらおおかたの納得を得られる自信があります)、きっとその人も僕も

「閲覧者にどのような印象を与えたいか・そのためにどのような手法を用いるのか」

は似ているのではないか、というのが結論になりました。

ただ、僕のところでは最終的に閲覧者に厳しい可能性を提示してそれをクリアした人にお越しいただきたいのに対して、彼のところではそうではない、だからこそ彼は手続きの失敗を作り出し、僕はそれを収拾する立場になった、と。

しからば彼のサイトから見習うべきところはあるか?

補助者さまに問いかけてみます。なかば救いを求めて。

「否定的な表現を使わないこと、ですね」

「重要なメッセージは大きな画像にしています」

「各ページに問い合わせ先と電話番号を出してますね」

なんかこう、もうグサグサ来ます(笑)

さしあたっては不動産登記のページを中心に、そうしたレギュレーションを導入すべきですね。あくまで不動産登記中心に(←現金な)

嫌いだからこそ無視できない、というのは確かにありえない話ではないんですよね。先月は裁判外の代理人として同業者から未払い賃金を支払わせるご依頼をお受けしたのですが、その相手は嫌いというよりなんだか可哀想な人、としか思えなかったのです。

その点ではまぁ、多少心が波立つくらいのサイトを持っててくれるほうが仕事としては身になるのかもしれません。

さて、宣伝です。

当事務所では、内容に問題のある内容証明を出してしまってどうにもならなくなった民事上の紛争の後始末をお受けしております。内容証明を出した相手方に対する裁判書類作成のほか、その内容証明を作った方に対しては(以下略)

少し、帰りが遅れます

明日も太平洋側は雨、と夕方の天気予報が告げています。

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17時過ぎの国会図書館6階食堂。一服しようとやってきました。向こうに見える灰色の壁は、言わずと知れた最高裁判所、です。

いつも利用する17時30分発の名古屋行き高速バス、昼行最終便の予約をキャンセルして、23時10分発のドリーム号を取り直しました。

今日19時以降の相談希望が入ったのです。出発直前に(苦笑)

料金前払いなら対応する、と提案をぶつけて出張相談実施としたのですが、帰りは明日の朝になります。

眠れる座席と、眠りさそうくすり

今日は!
今日こそは!

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JR系の高速バスで出張です!

大阪への出張で使っている、僕の嫌いなピンクのバスにはついてないトイレもしっかり装備されています!

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トイレのないバスでは買えない、500mlのジャスミンティーを選んで6時間の旅を始めるとしましょう。

睡眠時間と体重を削って作った準備書面は無事に出荷でき、先月お受けしたご依頼はまずまず順調に作業できています。

そう、睡眠時間と食事時間とそのほか諸々を若干削って(遠い目)

そんなわけで、早売1で手配できる座席からゆっくり眠れる席を選びました。

10時33分栄発の中央ライナーは二階建てのバスが充当されています。6Aの席は背後が階段、隣が高速バスネットで発券されない席なのです。
フルリクライニングで眠りこけても大丈夫、ということで。

今日の予定は夕方、京王線沿線です。
中央道府中で降りるのがよさそうです。

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