北海道!埼玉!群馬!神奈川!大阪!
ここ一週間でかかってきた、電話による新たなお問い合わせの発信地です!
愛知県どころか東海三県がないんです(号泣)
案件は労働紛争3件、それ以外の裁判事務2件。
- ここが法律事務所だと思っているもの、2件。
- どこの事務所かわかってないもの、3件。
- どこにある事務所かわかってないもの、5件。
依頼意思、いずれも無し。
前々から思っていたんですが、いつのまにやら考えなしの人がどんどん増えてどうしようもなくなってきている気がします。この事務所で末永くおつきあいいただきたいと思っている、熟慮型の人がどこかに行ってしまって…たまにフォームからちゃんと質問事項を丁寧語の文章で送ってもらえると、それだけでご飯が三杯食べられそうだ、とそんな雰囲気なんです。
みんながみんな、この事務所が過払いの無料相談か官公署の電話窓口のように電話かけてくるわけですが、この人たちは大丈夫なのか心配になります。
どこにいる誰にかけているかわからないまま050-の番号にかけているんだから、悪意があればいくらでも騙せそう。逆に、大手の事務所さんが思い入れ抜きで儲かる依頼を選別するには、たいへんいい世の中にはなりました。
あれこれとアクセス記録を調べた結果、ある程度ちゃんと考えて問い合わせをくれてあとでご依頼につながる人にはわりと共通の傾向があることがわかりました。
事務所の概要のページに1分以上滞在するか、事務所の場所を確かめてこられるようです。
逆に、検索エンジンでどこか情報提供系のコンテンツに降ってきて、報酬のページをちょっと見ただけで問い合わせ発信、という方は電話でもフォームでも成約しないです。登記に関しては、値引きすりゃ別かもしれませんが…当事務所がさかんに見積もり負けするところをみると、よそではやってるのかも。
たぶんこれは、まだ「中の人がどんなのか」というところまでちゃんと興味を持ってくださるお客さまはいいお客さまだ、という傾向が残っていることを示唆しています。
労働紛争と裁判事務のページに出している電話番号の表示を消してしまって、事務所案内と問い合わせ・アクセスのページにだけ掲出する方法に変えれば少し安楽に暮らせるかな、と考えているところです。
電話番号の表示をやめて空くスペースはわりと目につく場所なので、何かを表示したいと思っています。
「多忙につき電話謝絶」
というのは勝手過ぎます。というより、事実に反します(笑)
「愛知県限定 無料相談受付中」という表示にして民事法律扶助による無料相談のページに案内し、北海道やら埼玉やらの人がクリックして直ちに閲覧をやめるのを眺める、というのはありかもしれません。
登記のページにおいた報酬自動見積もりのように、何かとびきりの売りになるものがあればそれを追加すべきなんですが…上記のような無料電話相談希望者に多い「1~2ヶ月だけの賃金未払い」について説明するページを特設するとか?それも違う気がします。
コンテンツがちゃんと読めてご自分のことを丁寧に説明でき、少なくともこの事務所が「愛知県にあり、弁護士の事務所ではない」ことがわかっているお問い合わせが増える方法って、ないんでしょうか?
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