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2015年2月

わたしのお値段 AとB

先日のこと。所用で駅に向かう途中に一カ所、横断歩道があります。青の歩行者用信号が点滅を始めていたのはわかっていたのですが、足を速めて横断を開始したとたん。

わらわらと警官が駆け寄ってきてわたしの腕をとります。現行犯逮捕、だと。

そりゃ確かに歩行者用信号無視でも、道交法違反で罰金刑はあり得るから逮捕も起訴もあるよな、と引きずられながら考えます。見上げれば、当分見納めになるかもしれない青い空。もう少し考えます。

逮捕歴だけなら…懲役食らわなければ、欠格事由には当たらなかったよな。

ここで、目が覚めた、と(汗)

  • 前日までの打ち合わせで、しょっ引かれるのどうのと言ってたからかもしれません。
  • 作業が徒労に終わった上に少々大きめのご入金を逃して、心が疲れていたからかもしれません。

とにかく、妙な夢を見たものです。


この夢が直接のきっかけになって、あることを試してみようと決めました。

今の僕、というのは社労士で司法書士、という職業なり社会的立場にあるわけですが、この資格やら経験、事務所や人間関係、健康状態、そういった要素のいくつかが欠けた場合に少しはお金が稼げるのか、前々から気になっていたのです。

  • 具体的には何かで逮捕され懲役刑が確定して資格が吹っ飛んだ場合とか(笑)
  • 大津波なり宗教テロなりで居住地の都市機能喪失、というのも想定としてはありかもしれません。

では出所後(黄色いハンカチ出して待っててくれる誰か、というのはいない想定)なり出張中にたまたま難を逃れたが身一つで放り出された、とか。

そうした状況で僕、生活安定のためにすぐに何かできるのかしら、と。

資格をとっぱらってしまえば僕、その辺にいくらでもいる40代前半のおっさん、です。

正社員としてすぐ雇ってもらえるとはちょっと考えづらいです。日払い制度があるアルバイトはいくつか思いつきますが、ああしたところにうっかり入ると抜けるのが難しいし、履歴書には試験合格歴を書かないほうがいいタイプの企業の求人が多そうです。

こうした状況下で、さてどうしたものでしょう?まじめに考えるのは少々怖い気もします。

候補として出てくるのは従前から試験的に登録していたクラウドソーシング、僕の場合はランサーズです。対応できればお金になる軽作業が大量にあり、受託量と作業時間はこちらの都合で調節でき、パソコンがブロードバンドにつながっていれば仕事になり、実施主体が大きいので一地方都市が壊滅したくらいならなくならない、ただし稼ぎは安いだろうな、とそんな印象の(苦笑)

人によっては時給100円から200円相当(泣)、というこのサービスのタスクは、募集者が定めた条件に沿って数百文字から千数百文字程度の文章を書いて100円~500円、ものによってはもう少し高いこともある、というもの。

これをある程度まじめにやったらどうなるでしょう。ある一日を使って挑戦したのは、

  • タスクの文章作成だけで無理なく一日4000円得られるか

です。システム利用手数料を控除されて30日稼働して一ヶ月10万円稼げる可能性があるのか、少なくともネットカフェで一泊する費用を、その一泊より短い時間の作業でまかなえるのでしょうか?そんな関心から、額面4000円(手取り3200円)を目標に定めました。

僕は二度とは使えない、雇用保険失業給付を完全にストップさせる収入もこのあたりになってくるでしょう。一日4000円稼げる人間を失業者とはいわない、ということにもなってきます。

で、結果。

額面4100円あまりを得るための作業にかかった時間は、僕の場合5時間半となりました。

しかも昼休みを30分以上とっており、途中で本業の電話も2本取っていますので、僕の場合はタスクでも手取りの時給700円弱、ということにはなりそうです。

他人が与えたテーマで思い入れゼロの文章を連続して作り続ける場合の出力速度は毎時3200文字強、ということもわかってきました。少なくとも一日5時間程度の作業であれば、すぐには筋肉痛になることもないようです。

しかし、そうすると!

たとえ車に轢かれても、この10本の指は失えんぞ、とその日のお風呂でしばし…手のひらを見つめたことではあります。逆に、このさき裁判所や法務局に出られなくなるようなケガを負っても入力作業ができるなら、所得を下支えできる、と。これはライフプランニングに影響してくるかもしれません。

裁判所提出書類や登記申請書に添付する契約書を一枚つくって5000円もらうのが僕の値段Aだとすれば、個性や立場を一切取っ払って得られる僕の値段Bは一時間数百円、時間あたり単価では10倍の違いはありますが、それでも何もないよりずっといい、と考えましょう。

自分でもきっと変だと思うのですが、士業のように国家が根拠法を定めてくれないと存在し得ない職業って、決して試験に受かって業界団体に登録したから当然ヅラしてなれるものではないと思うのです。

…補助者時代につちかった本職へのあくなき反感が開業11年を経てなお、僕にそう思わせるのかもしれませんが(笑)

○○書士なんて国民がその気になればなくしてしまえる職業なんだ、という自覚を持ちつつ僕としては日々自力更正ニ努メ、人民ノ為ニ服務スルアルヨ(←国籍不明)、ということにしましょうか。ただし第二の収入源は一応、確保して。

お話にはまだ続きがあります。

このクラウドソーシングによるタスク、僕はもっぱら文章の作成のタスクを拾っています。

当然ながら僕が作った文章とはだれもわかりません。文章の内容が所定の、言ってしまえばだいぶ低レベルな基準をパスすればいい、という世界です。投資関係のリライトの仕事をすると、元々の文章が間違いだらけであることがままあり、それを発注者が見本として堂々と出している、そんな混沌とした世界。

だと思っていたら、ここ最近発注者の方から「ありがとう」のメッセージがくることが二度ほどありました。大変うれしいことです。発注者にマウスクリックを一回余分にさせるくらいのチカラがあるんだ僕の文章には(遠い目)

そうなると、もう少しちゃんと仕事したくなるのがこの事務所の長所でも短所でもある、というべきでしょうか。もう少し時間単価を上げてみたくなりました。

プロジェクト形式での初提案を一つ上げて採用いただいたところです。相続登記一件分くらいのお値段の仕事を、その三倍くらいの見込み所要時間でこなすことになるでしょうか。

このさき徐々に時間単価A・Bの差が縮まっていった先に何があるのか、それは不明です。

少なくとも、現行の相談料金2時間税別4000円を値上げしよう、などという野望は消え失せましたのでお客さま各位にはご安心くださいますように。

(ようやく)次回関東出張の日程が(だいたい)決まりました

先日提出した、今年初めての不動産登記申請もつつがなく終わり、来週は東京方面への出張です。

日程は少なくとも2泊3日になりました。一部の行動を開示しない3月3日に加えて、3月2日は例によって新橋でお客さまと相談兼会食、その後鶴見で泊まりです。

ですので3月2日午後と3日昼過ぎまでは都内での滞在が決まりました。場合によっては4日午後も都内に滞在できるかもしれません。

このほか、静岡の実家に寄ろうかちょっと考えています。

今月から自分で契約を引き継いだ県民共済の医療保障の契約、1月までは静岡県の実家でずーっと(約18年!)総合型の掛け金を積んでくれていた母に挨拶が必要かな、と。

  • なにしろ年末、帰っていません。
  • 県民共済の割戻金、払い戻しは3月のはず。

僕の一連の行動を実家側から見た場合、放蕩息子が割り戻し直前に契約をかっぱらった…という準備書面の作成依頼がどこかに発せられていても文句はいえません(笑)

土産持参で帰らねばならんな、と思っています。春の青春18きっぷが使えるうちに。


今回の出張では、例によって国会図書館で書見をするほか比較的広い範囲を(可能性としては、静岡県から関東平野一帯、といったところです)余裕を持って動きます。静岡・山梨・長野県および関東一円の方からの出張相談には対応できると思いますので、ご興味がありましたらお問い合わせください。

やってないことがいっぱい(汗)

コートを着ずに出かけた、昼下がりの法務局出張所。

●●万9800円分の印紙を買ってカルトンをそのまま借り、吹き飛ばさないように注意しながら申請書記入台へそろ~りそろりと移動を終えました。まず所有権登記名義人住所変更の2千円分の印紙を貼ったところで、

支部長先生がおいでです!

柱のかげから記入台の向こう側に、なんと言うかこう、にゅーっ、と(失礼しました)

…とっさに何か悪いことしてなかったか、高速セルフチェックを終えてから(道でお巡りさんと行き会ったときのあの感覚ですよ)お話を始めたつもりだったんですが

「(登録免許税を)印紙で納めてんの?」

う、観察された(汗)

そりゃ僕のところでは登録免許税が超高額になるような登記の手続き無いんで金融機関で納付する必要もありませんし、オンライン申請どころか電子証明書も持ってないんで電子納付もしませんし、等々言い訳しようと思いましたがやめておきましょう。裁判事務の話題も、いつのまにか成年後見のほうに遷移していきます。さすが、よき司法書士の先生は違う(笑)

保守本流っていいな(考えてみれば、よくこんな業態で潰れずに済んだな)、と思いながら車で戻る道すがら、さてこれからどうしたものかと考えを巡らしてみます。

来月で、司法書士登録11周年です。

裁判事務のご依頼が中途で終了したおかげで、ちょっと時間があります。

当ブログの過去記事をざっと読み返してみたところ、考えを口にしただけでやってもいなかったり、手を付けてはみたが数ヶ月放置状態、そんなことがいっぱいあります。

せっかくMODx(Wordpressよりずっとマイナーな、コンテンツマネジメントシステムの一種です)を導入したのに研修教材といくつかのQ&Aをおいただけで更新してない、とか、

出張先をプロットした地図があったのに所在不明(このブログの記事からリンクできるのですが、その記事がいつのものか忘却)、とか、

当事務所ウェブサイト内の各所にある情報提供型コンテンツに参考文献の情報を追加したいね、と一昨日補助者さまと話をしていたのに、同じようなことを昨年秋のブログで書いてる、とか!

ここはしばらくおとなしくして、まずはウェブサイト各所に散在する未完成な部分にパッチをあてていこうと決めました。ちょうど補助者さまの出勤日まで、またしばらく空きが生じます。


ついに、と申しましょうか。天然●●さんからコメントをいただきました。●●●●●●士にご登録とのこと。おめでとうございます(で、いいんですか?)

実はこちらでも、ちょうど補助者さまが話題にしていたのです。きっとこのコメントみて彼女も喜んでるでしょう。状況が落ち着いて、●●士会指定の看板がつく頃になったら二人で事務所に表敬訪問させていただきたいですね。

…ところでこの伏せ字って、伏せ字にしておかなければならないんでしょうか?

ビルにプールがあって、土曜日に研修に行くと塩素のアロマをまとった子供達が事務局周辺を闊歩してる業界団体、なんて名古屋ではあの士業で決まり、だと思うんですが(遠い目)

精査は人のためならず?

夜になっても窓ガラスに結露がでなくなりました。

春一番の知らせも聞かれるようになりました。

当事務所は今月、ちょっと寒い状況です。ご依頼を一件、解除といたしました。無事に書類を完成させればそれなりの売上げがあったはずなんですが。

今日は、そんな話です。

裁判所における民事紛争の解決、という分野で依頼人が実務家に期待、あるいは妄想していることで、実際にそれが期待あるいは妄想のレベルにとどまっていることの一つに、ひょっとしたら「依頼人より、事件に関する書類や証拠をよく読んでいること」を挙げてもいいのかもしれません。

なかにはご自分が何ヶ月かまえに書いたはずの書面さえ忘れたような代理人にもお会いしますから、実際のところひどい人は結構ひどいのです。相手側の書類・特に書証はなお読まない、という感じ。相手側の書証を使って攻撃するのは僕は好きなんですが、そうした叩かれ方をしたことはほとんどありません。どうしてそんなに読まないんでしょう?

忙しすぎる、というのが理由かもしれません。(常に代理人になる方々には、相応の忙しさがあるのでしょうか)

経験がなさすぎ、というのも理由かもしれません。(業界団体の統計による一事務所当たりの事件数を見ると、そうとも思えてきます)

僕のところは経験は一応あり、なぜかヒマなことが多いため(笑)お客さまから預かった資料はわりとゆっくり読むことができます。相手の主張も、こちらの証拠も。気が向けば自分で書籍や現地を調べたりして、僕なりの納得にたどり着きたいものだ、と思っています。

…たぶんヒマだからですが。

さて今週明けにも書類完成と目されていた、ある案件。例によって、お預かりしていた資料を精査していたのです。お客さまの意向を超えて。

どんなご依頼でもそうなんですが、裁判書類作成のご依頼で僕が時間の許す限りやっている資料検討の手法があります。

相手側についた因業で性悪な代理人(あ、書類作成担当者とは言いません)になったつもりで、僕のお客さまを敗北させる理由・根拠・その他弱点を探してみるのです。預かった全資料から。

こうした検討作業がお客さまから明示的に依頼されることは絶対ないので(皆さん自分が勝つために依頼されるので!)これは常に、お客さまの意向を超えてなされるもの、ということになります。

この作業、大なり小なり成果が上がることが多いのです。発見できた弱点はあらかじめ対策して申立に踏み切れる、ということになりますから。

ただ今回は、既定方針での申立そのものを崩壊させるようなデータが出てきてしまったのです。書類提出予定日の数日前になって。

いいことだとも悪いことだとも言えます。お客さまは無駄な実費や報酬を払って敗北に向かわずに済んだ、のかもしれません。

僕は…目先では書類完成後の報酬を失いましたが、勝てない論理構成でその後続く徒労を免れたと言えるかもしれません。

ただ今月は、ちょっと寒いな、と。

この報われないが重要なはずの作業、当事務所の売りにできないか考えています。

-まず貴方が負ける方法を、一緒に考えましょう!-

あ、これは無理(笑)

早春の特別企画-艶っぽいのをどうぞ-

先ごろいただいた、お客さまからのリクエスト。

艶っぽい記事がほしい、とおっしゃるのです。

はい。

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少しお砂糖を増やしてみました。つや多めになるように。

SHARPのヘルシオで鶏の照り焼きは自動で調理できるのですが、つや多めにしたいので途中で二回ほど、つけだれにつけてから加熱しています。

ご飯は炊飯器で炊くより、普通の鍋とガスコンロで炊くのがお気に入りです。

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ほら、つやつや♪

つやつやでしょ?

わざわざ押入から三脚引っ張り出して照明構えて撮影してみたんですが…ダメですかねぇ。

やっぱり写真に少しレタッチしたほうがよかったでしょうかねぇ(遠い目)

そんな艶じゃねぇ(怒号ッ)というお声が聞こえてきそうな気はします。

まぁ、このお客さまへの書類納品は無事終了しましたので、今日はゆっくり晩ご飯を作ってもいいはずです。むしろ撮影準備に時間をかけた気もしますが。

さて、月初に受付停止をかける理由を作ったご依頼3件のうち、2件の書類が脱稿しました。この週末中に残る1件を終えて、来週は少し不動産登記のご依頼があるはずです。

とぼけたことをしているうちに。今年は業界団体の研修単位取得が厳しいことに気づきました。28日は研修に出た方がよさそうです。

そうしたわけで、次回の関東方面出張は3月第1週で検討しています。

ところで、いろいろなウェブサイトにガスコンロでの炊飯は沸騰後弱火で10分とか15分、とあるのは間違いではないかと思うのです。

僕のところでは湯沸かし機能付きのガスコンロを使っており、中火で沸騰検知後弱火にして5分で自動消火、というコースに乗せてご飯を炊いてるんですがこれがちょうどいい、と思うのです。少なくとも3合まではそうだ、と。

明日は、朝から真面目に仕事します。おなかもいっぱいになりました。

関東方面出張の日程調整を始めます

灰色のフライデーナイトを過ごそうと思っています。

未読のメールが●万件残っています(苦笑)

仕事とはいえ、他の方のメールを万件単位で精査するのは少々辛いです。

作業が報われるだけの証拠はまだ見つかっていませんが、不幸になる可能性からは少し遠ざかっているはずです。

 何もかもが曖昧というより混沌としている、営業大好きイケイケドンドンな人が作ったような零細事業の創業期から在職した方の労働紛争では、こうした作業を通じて労働条件や労働時間を探索する(ほかに決まった根拠がないので、文字通り『探索』する)作業が重要になってきます。

敵対側ではよく見るのですが、この作業をお客さま任せにすると提訴後に幸せになれないことがわかっていますので…いま、ちょっと灰色な日々を過ごそうということです。

本件とは違うんですが、たまにあるんですよ。労働基準法にしたがったお金の請求をかけたあとに、原告が名目上の経営者になってるような書証が出てくるようなことが。

証拠の探索は、専門家任せでも依頼人任せでもいけないと僕は思っています。


さて、この作業をやりきって訴状を出せば、もう2月下旬になるはずです。

なにか素敵な予定をぶら下げておこう、というわけではありませんが、例によって関東方面への出張日程を決めるとしましょう。

  • 今回は都内から大宮以遠に進出しますが、事案の性質上同駅より先の行程は秘匿します。
  • 実施時期はいまのところ、2月最終週後半~3月第1週とする予定です。
  • 日程は1泊2日、夜間の相談枠はふさがりました。
  • さらにご依頼があれば、2泊3日にして夜間の枠を作ります。
  • 出張相談の料金は2時間5400円です。

では、ご興味のある方のお問い合わせをお待ちしています。

受付停止の生ぬるい午後

久しぶりに裁判事務のご依頼の受付を停めておりました。その原因となった3件のご依頼で合計40万円ほどの売り上げにはなり、いっそもう一週間冬眠、いや受付停止を続けても…と思ったのですがそろそろ起きて、いや受付を再開せねば冬眠ではなく永眠しかねません。

あまりやってはいけない、でもたまにはありがたい(当然ながら、他事務所さんではあまり聞かない)受付停止期間中、特に午後はのんびりと過ぎていきます。ちょうど補助者さまの出勤スケジュールも一週間空いてしまい、一人の午後になりました。

・受付停止三日目

  • なんとなく、のどに何かからむ。
  • なんとなく、鼻の奥が痛い。
  • 何となく…顔がほてっている。

風邪ではないか(愕然)

積み上げてしまったご依頼の資料から少し目をそらして、いきなり早寝に方針を切り替えます。このまま風邪をひくと、2~3日後に症状の重い時期が始まって2~3日続く、というのが僕の風邪の標準スケジュールです。これはできれば避けたい!

午後9時半から目覚ましをかけず暖房はいつもより高い温度設定、しかも夜通し入れっぱなしで床についたところ、翌朝午前9時に目を覚ましました。

いいんです。風邪をひかずにすみましたから(苦笑)

・受付停止四日目

ミニレターがポストに入っています。おそらくは、いままさにこの方のご依頼に取り組んでいるお客さまからの差し入れです。

そしてそれこそが問題なのです。ちょっとした覚悟をして封を切りました。

肉の万世

知らないお店の商品券でございます。嗚呼。

店舗網を確かめたところ、東京を中心に埼玉千葉栃木福島、だそうです。以前いただいたバーガーキングのお食事券より難易度がアップしたと考えねばなりません。

おあずけか!おあずけなのか!としばし身もだえして、さらに気づきました。

有効期限が4月30日までです。

2・3・4月末に各1回東京出張を設定し、ランチは最低一回肉にすればなんとかできるはず…です。

・受付停止五日目

裁判事務以外のお客さまの対応をしなければなりません。不動産登記のお客さまと打ち合わせをしたその後で、裁判外代理のお客さまと写真の取り方についてお話をしたところです。

そうは言っても、僕もどれだけのことができるやら、ふと疑問に思いました。

折しも7階から見渡す天白川は、マジックアワーの直前です。三脚とコンデジを取り出して、何枚かシャッターを切ってみます。

 

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自分が撮ったものなら大丈夫だと思う、という認識を捨てるべきだ、ということかもしれません(遠い目)

・受付停止、最終日

  • 格言めいたメールを、たびたび従業員に送る社長。
  • ドラッカーをドラッガーと言うのはやめてほしい。
  • それだけならできるはずだ、事業を黒字化するより早く(笑)

一週間ぶりに出勤してこられた補助者さまと、まともな日本語の会話ができるありがたみをかみしめているところであります。

その馬鹿さ加減に誰か気づかないの?そもそも社長って楽しいの?といったやりとりは、しからばこの事務所の仕事はどうか?という話題に移ります。まぁ仕方ありません。ここも小なりとはいえ企業ですし、僕はその経営者ではあるのです。今のところ相手側の社長と比べて、事業存続期間と日本語能力のみが優越している、という状態でしょうか。

そんな僕は、補助者さまの見るところでは裁判書類は楽しげに作っているようなのですが不動産登記のときだけ

  • 挙動が違う
  • 殺気立ってる
  • 余裕がない

(登記は)楽しくはなさそうだし楽しさはわからない、とも付け加えられました。

そんな彼女に不動産登記業務のすばらしさを体感していただくべく、当事務所ではここ数年間継続して不動産登記のご依頼を募集しております…が、今のところ彼女の印象を変えるには至っていないようなのです。

来月で、司法書士登録11周年。今年こそはご理解いただこう、と思っているのです。

2020.12.20修正

裁判事務の依頼受付を停止しています

窓の外は、いつも通り冬枯れの天白川。お天気さえよければ、部屋の中は暖かい一日です。

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さて今日から一週間、裁判事務の新しいご依頼の受け付けを停めることにしました。地裁家裁関係の書類を3件同時に作ることになってしまったのです。

東京へ2件、横浜に1件送ることになっているのは何かの冗談だと思いたいのですが、そうではないようです。

うち1件がなかなかハードです。電子メールによるやりとりが保存されている、ということでそのデータをもらったところ、解凍してメールソフトに収容した時点で数万件のメールがある、ということに気づきました。四捨五入したら10万件になる、という現実からはちょっと目をそらしていたほうが心の平穏を保てそうです。

賃金・給料・給与・報酬・月給・日給・月収・遅刻・早退・欠勤・役員・取締役等々の労働者性や労働契約の内容に関わる語句を思いつくまま片っ端から検索していくつか気になるメールを抽出したのは昨日までのこと。

…さ、僕が目視チェックをはじめなきゃ(苦笑)

誰かに丸投げしようものなら、どこの事務所でもパワハラだと訴えられかねない物量です。

今のところ、一件あたり3秒ほどで必要・不要をふるい分けています。理論的には1時間で1000件ほどのチェックが可能です。

…このまま、おかしくならなければ。


こうした大量のメールデータについては、当事務所ではいったんまるごとあずかってWindowsのインデックス検索にかかるデータに置き換えることを目指します。検索や目視の結果お客さまに不利になりそうなメールがいくつか出てくることは多々ありますので、先回りの対策も考えます。

作業をしていて思うのは、こうした作業の手を抜くと敵対当事者から不意に向こうずねをかっさらわれるんだろうな、ということ。有利な証拠を見落とすだけならまだしも、依頼人の主張と矛盾するような証拠があると提訴後に困ったことになりかねません。

そんな作業依頼人にやらせりゃいいだろ、という実務家もきっといるはずですが…

依頼人自体が、ちょっと複雑あるいは大量なデータを押しつけられると対処能力を喪失してしまう、という可能性は日常的にあります。正直言って、依頼の趣旨はさておき「僕が社長なら、確かにこの人に残業代は出したくないな」と思ってしまうことも全くないとは申せません。

もう一つ思うこと。

時折お受けするこうした大量メール事案で精査するメールは当然、彼ら=労働者と使用者にとっての仕事上のやりとりなんですが、率直に言って

「この人たち、昼間から酔ってるの?」

と思えることは多々あります。宛名も満足に書けない見積書とか、日本語になってない新たなビジネスモデルとか、のりピー語(もう死語だろ!)による作業指示とか(爆)

おかしなビジネスモデルをパワポで作って恍惚としている若い社長がいる会社は黒い可能性が高いのではないか、と最近考えているところです。

ともあれ、本件でもお客さまよりは良好なメールの処理環境を整備できたようです。

これから何日かのあいだ、ツワモノ…というよりヘタレ企業の夢のあとを追いかけていくとしましょうか。慣れれば楽しい仕事です(遠い目)

もらって嬉しい?解雇予告手当

今日の補助者さまの出勤時刻は13時。僕はランチが少々遅れたため、執務室に匂いが残ってしまっています。さて、なんとかごまかさなくては。

「今日はお部屋に焼き芋のアロマを満たしてみました♪これは食欲増進と便秘改善に効果があるアロマなんですよ~」

補助者さまはちょっとあごを引いて、というより何かからちょっと引いて、お気に入りらしいコンビニのコーヒーを差し入れてくれました。そちらの香りのほうがお好きらしいのです。

ヘルシオ(シャープのウォーターオーブン)で少し太めのさつまいもを焼いたら、所要時間が44分ほどかかってしまいました。とてもおいしくできるのでこの冬のお気に入りなのですが、誰かが来る前にやってはいけないようですね。


さて、先月は各分野合計二十数件のお問い合わせがありました。電話では匂いは伝わらないので対応に破綻をきたすことはないのですが、僕のライフワークである労働紛争関係のお尋ねでは時に相談者を煙に巻いてしまうことがあります。

※なにかごまかす、というわけではなく、相談者が何かごまかされたように感じてしまう、と(笑)

先日かかってきた電話は一見シンプルな、解雇予告手当の計算の是非を問うものでした。ある名目の賃金が平均賃金の計算に含まれるかどうかで争いになっている、労基署は指導にはいっており、今のところ会社側の計算額で支払いがありそうな状況だ、と言うのです。

「その解雇予告手当、もらった方がいいんですか?」

もらいたいんですか、と尋ねたかもしれません。
解雇予告手当が欲しいと電話かけてきた方に(苦笑)

当然のことではありますが、光ファイバー経由でなにか淀んだ気配が伝わってきました。

やっちまったか、と思いつつ、さらにたたみかけます。

「逆に考えればその解雇予告手当が払われるまでは解雇不成立、つまり離職してない、ということになるわけですが…最大30日だけ」

さらにいくつかの問いかけを通じて、なんとかご納得いただいたようなのです。

労基法第20条では、解雇の通告は30日前までに行うか短縮した日数に対応する平均賃金(いわゆる解雇予告手当)を払うことが義務づけられています。

解雇の効力そのものを名目上あらそって、社労士さんの手が届かない世界=労働審判手続きの申したてを経て解決金の増額を目指す、という戦略方針を採らないなら労基法20条の効力だけ考えていればいい、ということになります。

そうすると、労働者側が解雇の効力を争わない場合でも、使用者側の解雇通告のありようによっては解雇の効力が生ずる日は後ろにずれる可能性が出てきます。即時解雇したさそうなものいいをしながら解雇予告手当を払わない場合がそうですね。

もし相談者が解雇通告をうけた時点で、5ヶ月在職していたとしたらどうでしょう?

※その方が45歳で在職期間が4年11ヶ月、でもかまいません。

離職の日が、つまり解雇の効力が発生する日が1ヶ月程度後ろにずれれば何かいいことがある(雇用保険の被保険者であった期間が増え、受給資格を満たしたり給付日数が増える)、と考えなければならないパターンはたまにあるものです。

想定ほどシンプルではなかったものの、今回はしっかりとそうしたパターンにはまりました。

ならその解雇予告手当、今すぐもらおうとしちゃダメだよね、その後の対応は有料相談で(遠い目)

ということで問い合わせへの対応を終えたところであります。某テラスの相談では適切な回答は出てこないかもね、とも言い添えました。

さてこの質問、ご依頼になるかどうかはさておいて一般的には解雇予告手当の受け取りは『遅れただけ、損』になります。どうせ遅延損害金なんか払う奴はいないし、解雇の日は会社側の通告の日、とする離職票がでてきて一巻のおわり、お金の支払いがあった以上、労基署も手出しできません。

ただ、上記の通り論理上は解雇通告の日から30日後か解雇予告手当支払いの日に解雇の効力発生、とみることは可能です。

必要あって、そうした日付けで労働者が雇用契約に基づく地位を失ったことを確認する地位不存在確認請求労働審判事件、というのを労働者側から申し立てたことがあります。

とにかく無理矢理にでも解雇の日付だけ変えさせたい、というわけですね。

当然ながら、ほかに揉めそうな請求をつけてなければ第一回期日で終結する可能性が高い手続きになるのでその結果(調停成立となることが当事務所では多いです)をもって職安に行ってもらい、雇用保険失業給付を申請するにあたって重要になっていた離職の日を変更してもらう、ということになります。

雇用保険法所定の審査請求が理想的に機能していればこんなことをする必要はありません。でも実際にはそうではないので、こうやって牛刀でニワトリをさばいてるのですが…

僕にとっては喜んでお受けしたい案件、です。しっかり申立書を作って手続きに勝ちきれればよく、その後の債権回収を考える必要がないので、つぶれかけの会社でも遠慮無く申立ができるから(笑)

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