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書いてあるとおり・やってみることの・是非

昨日のこと。先頃読んだ、有川浩の小説に書いてあったとおりにして、出勤日の補助者さまをお迎えしてみました。

ノーコメントだったので、おやつの時間に聞いてみました。

  • この小説に、『アンタらってポロシャツでもTシャツでもカッターでも何でもかんでもズボンの中に突っ込むだろ。そんでスーツ用のベルトでぎゅーっと締め上げてネズミ色のスラックスだろ。あれだけでもう年齢十歳増しだから!』(有川浩『三匹のおっさん』2009 (株)文藝春秋)って書いてあったんで今日だけズボンの中にポロシャツを入れないでみましたが、10歳増しにならずにすみましたでしょうか、と。

・・・何とも言い難いお顔で目線を右に流された(逃がされた/逸らされた)のですが。

あえて例えるならば。

  1. 過ぎ去りし過払いバブルの頃。クレジットカードショッピングのリボ払い債務踏み倒して過払い金返還請求できるか、と真顔で聞かれちゃったときなどに、僕もそんな顔をしていたと思います。
  2. 今でも、残業代請求の内容証明で付加金請求していいか、などと聞かれてしまったときにはそんな顔をしています。

少々冷たいおやつの時間を過ごしたあと、粛々とポロシャツをズボンに入れて執務を終えたことであります。幾分しょっぱい顔で男性における服飾の初歩を講義される補助者さまの理論構成は、その世界では素人の僕には初めて聞くことばかりでした。

そんなわけで、というわけでもありませんが。

今日の労働相談のお客さまにはいつもより丁寧に説明しようと心に決めて(笑)、3時間ほどをかけて終了したことであります。

当然ながら業界の実情なり実務の趨勢なりを解説すると、それはネットにあふれる情報を再構成しているお客さまの認識とはだいぶん異なることもあります。文字情報になっている部分とそうでない部分との存在を整合的に(あるいは、身も蓋もなく)説明し、それに納得されたなら請求額にかかわらず、まぁ喜んでご依頼をお受けするんですが…

さて、どんなもんでしょうね。

ところで最近、補助者さまはあるローファームのブログがお気に入りなのだそうです。

同時に、昨年までわりと興味を引く本県司法書士さん方のブログが相次いで休止状態に入るか更新頻度を大幅に落としてしまったことには不満を表明しておられますが。

そのブログを見せてもらいました。

彼女が注目している乙先生の記事と、事務所の親玉クラスの甲先生の記事をくらべると…

なるほどたしかに、違います。

甲先生の記事は全般に文字が詰まっており、黒い(記事の内容が腹黒い、という意味ではありません。画面が黒い、という意味です!)。一言で言えば、判決正本みたいな記事です。

乙先生の記事は、これは『読める』。適度に改行あるいは段落をつかったり水平線を入れたりして、ディスプレイを使っての閲読に親和的な文章を書いておられます。僕もそういうのは好きですね、と申し上げたら、こういう部分のセンスは乙先生と似てるのではないか、と補助者さま、楽しげに笑っています。

というより、ほくそ笑んでいたようにも見えました。

当事務所ウェブサイトでも、そちらのローファームにならって各ページのグローバルナビゲーションからブログに行けるようにしてみようかと思うのです。

おそらくはそちらの事務所でも、フォーマルなコンテンツ以外の何かを誰かに読み取らせる、あるいは読み取っていい、という思惑で、画面上のよく見える位置に各先生が記事を投稿するブログへのリンクを置いてあるはずですから。

もちろん、対処を間違えればただの痛い人、になる可能性はどんな試行錯誤にも常にあることはズボンにポロシャツ突っ込むか、という件でうすうす認識できましたので、失敗してるようならまた元に戻します。

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