« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月

7月中には、間に合わなかったよ(泣)

正確には、ただいま8月1日0時40分です。

さきほど、ウェブサイト改装第四期工事=先日の記事でもふれた事務所の案内や電話受付状況を出しているページへのテンプレート適用が終わったところです。対応する従前のファイルからは.htaccessを使って問答無用でリダイレクトしていますので、以前からそれらのページをごらんいただいていた方はしばらくのあいだ戸惑う(リロード前にはブラウザのキャッシュから昔のファイルが呼び出される)かもしれませんが…許してください。

本当はこの作業、なんとか7月31日中に終わるはずだったのですが、電話で複数回にわたって説明して見積もりを出して取得書類の教示を終えた数十分後に「葬儀屋指定の司法書士のほうが少し安いから」という実にわかりやすい理由で他事務所の利用を告げてきた方が日中いらっしゃったおかげで予定が少し、遅れました。これと、電話で即時に無料相談を希望され即時にお断りを通告した方があり、7月の問い合わせ件数は合計20件、となりました。

ちょっとだけ愚痴ってみたい、日付変わって10周年、といったところでしょうか。

…ともあれ、おそるべし●●会館、といわねばなりません。抵当権設定登記では銀行指定の司法書士が、相続登記では葬儀屋指定の司法書士が強大な競合相手、ということになっているようです。むしろこちらから、そうしたサービスの利用予定はないかと確認する(で、ありそうなら深入りしない)というのが現実的な対応になるでしょう。

もっとも、以前他県のお客さまから聞いたところでは、葬儀社のほうから司法書士にアプローチして相続登記の客を紹介するかわりに、司法書士にキックバックを要求する♪という笑えるサービスを始めた業者があるのだとか。病院で死体を取り合う(正確には、死体を持ってく権利を取り合う、でしょうか)業界なら、それもむしろ納得できる、という気もします。

さて、今月から・この一年で・十年で、何をしようか、少し考えています。

さしあたっては3ヶ月後に他県からお座敷がかかっている研修の教材作成を何とかせねばなりません。まさにこのタイミングで、なかなか楽しい要望事項をもらってしまったところです。

平日と土曜日、どちらが大事か

思うところあって、この春から新しいお問い合わせが入った時間帯と経路(電話かフォームか)を記録しています。4~5月は労働紛争解決支援のページ改装失敗とその後の迷走のおかげで件数が落ち込みましたが、6月は15件、7月は18件のお問い合わせが入ったことがわかりました。

この記録には、県業界団体のカレンダー(桐のご紋がついてる、あれ)をつかっています。各日が5行にわけられているので、日付が変わってから業務開始前まで・午前中・午後の日中・夜間の業務終了まで・業務終了後の5通りにわけて記録するのはかんたんです。

先週の土曜日。2件の相談者と話をしているあいだに3件の問い合わせを受けたことで、この記録を精査しようと思い立ったのです。

結果はなかなかのものでした。ここ2ヶ月間の問い合わせの3分の1は『土曜日』に入っています。不思議なことに日曜日も問い合わせは多いものの、土曜日ほど活発ではありません。

月~金曜日の午前・午後(日中)の、電話による問い合わせ。

  1. 6月、3件。(土曜日は2件)
  2. 7月、4件。(土曜日は4件)

一日あたり、ではありません。一ヶ月で、上記の件数です。

つまるところ、この事務所にあっては平日の昼間に電話で入ってくる新しい問い合わせは4~5分の1あるに過ぎない、一ヶ月に20日程度はある平日全部電話の前で待機するより4~5日しかない土曜日を守りきっただけで同じような成果があがる…そういうことになっていたようです。

これは出張日程の決め方にも影響しそうです。土曜日に出張日程がかかるような設定は避けるべきなのか、そうでなければ電話を受けられるよう体制をつくっておく価値がある、ということになります。

まさか平日昼間における昼寝の正当化への根拠ができるとは思ってもみませんでしたが(笑)

先日あたらしい相続登記のご依頼を下さったお客さまが言うことには、不動産登記のページで電話番号の上にjQueryをつかって一行出している<7月27日も電話受付中>という表示を見たので電話してみた、とのこと。これはうれしいです。実装した機能が依頼に直結し、それが不動産登記のご依頼なのですから!

しかし付け加えて言うには、去年つくったページが一年放置されてるんじゃないかと思った、と。

さすがにそれは深読みしすぎ、と笑ったのですが、思い切って土曜日の受付を強調してみるのも悪くないように思えます。

平日昼間どうするかって…?それは今後十年間の、非常に大きな検討課題ですね。

8月の東京出張がきまりました

この事務所では1~2ヶ月に1回ずつ東京までの出張をおこなっています。その機会に僕が指定する場所(主に国会図書館の喫茶室)での相談については交通費不要、相談の料金2時間5000円…という、見る人によってはなにかの冗談のような扱いを続けています。

この相談におけるお客さま方の不満は『出張日程はもっと早く公表されないのか』という一点にほぼ集約されるのですが

  • 交通費出してくれる人がいないから予定も出せません!

と申し上げるとだいたい納得していただける(無理矢理納得していただく)、そういう流れになっています。

しかし、今回は早々に東京出張が決まりました。

日程は微調整するものの、8月13日を中心として±1日を含む都内滞在となります。交通費を出してくださるお客さまの用事を最優先しますが、例によって上記の条件での出張相談は可能ですのでご希望の方はお知らせください。場合によっては、東京からさらに遠方に足を伸ばしたいと思います。

逆に隣県ではない県外から当事務所にこられるかたもいます。特に青春18きっぷのシーズンには現実的な選択肢になるようで、こうした方々にも資力用件が整えばふつうに法律扶助による無料法律相談を実施していまう(規程を精査したのですが、県外からやってくるお客さまに扶助での相談やっちゃいけない、という規定が発見できない)ことで地元で普通に有料相談やるよりトータルコストが安い(笑)という状態が作れます。

相談にあたっていて、気になることがあるのです。

特に少額の請求をする労働相談で、当事務所に来る前に相談を経由した弁護士・司法書士・社労士事務所への悪印象を口にされる方が増えてきているように思うのです。言ってしまえば少額だから、という理由で露骨に選別された、ということで、相談者の個性には問題がないように見受けられます。

もちろん僕のところでも電話で即時に無料相談を希望される方には一瞬でお断りして電話を切ってますので、僕は僕なりにこの業界への不評を育ててるといえば…そうなんですがね。

その反面で、少々この業界に厳しくても(苦笑)いくつかの事務所を探しつつ自分で何事かを考え、この事務所を選んでくださる、という方の数がまた少しずつ増えてきたようにも思えます。

さて、あと2日過ごせば7月も終わり。8月1日で、この事務所は創業10周年になります。

世界に222個の類似サイト

当事務所で今年最大難易度・最大請求額だった労働訴訟の和解に向けて、メールを鳴らした携帯電話に飛びついたり終了後の電話報告に盛り上がったりしていた、昨日。

それとは全くちがうところで、補助者さまが感情のほとばしりを見せてくれました。

原因は僕にあり、僕が全面的に譲歩して和解で妥結しました。

昨年秋から進めてきたウェブサイト改装計画が、最後の作業にさしかかっています。ファイナンシャルプランニング(登記)・本人訴訟・労働紛争の三分野のサイトは綺麗なテンプレートの適用ととその改造でデザインの改善とスマートフォンへの対応が済みました。

これらを束ねる残りのページを、有料のテンプレートを買って作り替えているところなのです。

改装前。

C31_2

改装中。

C32


その外人は誰だよ(笑)

という声が聞こえてきそうな気がします。もともとのテンプレートにくっついてきたものを使ってるだけで大した意味はないのですが、こうしてみると大した意味がない画像でも無いよりましではないか…そんな気がしてきます。

デザインそのものは補助者さまから特段の補正指示はなかったのですが、電話受付状況を出しているページ案を見せたところ、逆鱗に触れたようなのです。

改装前。

C33

ここで表示している、黄色い背景赤い文字♪という視認性は高いがデザイン性皆無の電話受付状況表示(インラインフレームを使って、適時に表示内容を差し替えています)をサイドバーの一番下にそっと退避させ、それでも一応存続させたからいいでしょ?という案を見せたとたんに、彼女の反撃が始まりました。

数十分前までの労働訴訟勝利和解の余韻はどこへやら、たちまち防戦一方に追いやられます。曰く、

  1. (この表示は)一番上にあって直ちに確認できるからいいのではないか
  2. 下に追いやったらスクロールするのが面倒だ
  3. (今度のテンプレートは解像度に応じて表示幅が変わるので)表示幅が狭くなったら見苦しい
  4. 日に何回かこのページにアクセスする人がいる以上、きっと電話受付状況を見ているはずだ
  5. あえて変更を強行しようとするならばブログに変更案を出して信を問うてはどうか(反対意見を投稿する!とつけくわえられました)

すべて正論です。デザイン性、ってやつさえ棚上げすれば。

ほぼ根負けして現状通りの位置=メインのコンテンツの一番上、にこの表示を動かして、変更後の案をお見せします(その前にサイドバーの一番上・ヘッダの中央・ロゴの直下の案を次々に作り次々に却下されたことを申し添えます)。

これでどうです?

C34

確かに視認性はあがりましたよ。ファーストビューに入ってますよ思いきり。

黄色い背景赤い文字♪が(苦笑)

デザインとしてどうなんですかねぇ…と改装前のを並べて比べてみます。

  • 改装中の案のほうが背景・ヘッダの色がおとなしいので、黄色い背景や赤い文字が入っていてもそんなにアンバランスではない…かもしれません。
  • ここ数年で僕のウェブサイト作成技量が上がったこともあって改装中の案には余計な余白が入っておらず、うまい具合にはまっているといえばそう言える気もします。

うう、これはこれでいいかもしれませんねぇ、とためつすがめつ眺めていたところへ。

(自分に)言い聞かせてますか?

勝利を確信したらしい補助者さまから、駄目押しの一言をもらいました(苦笑)いちいち聞かなければ答えないのに、意見を求めてくるからだ、となにやら余裕ありげな一言も付け加えられます。

おかげで昨日は、なにやら微妙な敗北感漂う夕方になりました。

とりあえず、橋の写真のインデックスページ以外は今月中に改装が終わり、晴れてモダンな(モダン、という言い方がすでに死語かもしれませんが)、そしてスマホ対応のレスポンシブデザインのページに移行します。

右肩上がりの一本線と何色かの淡い色合いが気に入って海外のサイトで買ったこのテンプレート、本日時点で『222 Purchases』との表示が出ています。

つまり欧米中心に221個は同じようなデザインのサイトがあるはずですが…まぁ、よほど運が悪くない限り国内で、同じ色合いで、しかも法律関係者のサイトに出くわすことはないでしょう。

それより気がかりなことがあります。

いまの当事務所ウェブサイトのインデックスページの橋の写真を、補助者さまがわりと気に入っておられるのです。

あたらしく導入するこのテンプレートのインデックスページには、写真とそれにあわせたメッセージを数秒ごとに書き換える機能が実装されています。

今のインデックスページに来る人は僕とそのサイトの存在を知って探してる人(労働紛争や登記など、なんらかの具体的情報で探している人はそうした業務のウェブサイトに直接たどり着くため)ですので、多少の遊びやメッセージを入れても実害はないのですが…

相当な配慮をして制作にかかる必要がありそうです。

8月1日に創業10周年なので、インデックスページだけは9月1日をめどに完成できればと思っています(遠い目)

三年ぶりの和解予報士

場所も立場もひどく離れているのに、どうしてこんなに思いが通じてるんでしょう?

そんな相手が、数百キロ離れたところにいます。

某地裁本庁の、裁判官です。

和解に向けての協議が徐々に煮詰まってきた労働訴訟。従前二回の期日の展開は、和解に向けての個別の説得を原告被告どちらからはじめるか、から裁判所にとって受け入れられる解決金額の上限まで重要な点でほぼ僕の予想通りの展開だったようです。それはもう、楽しいほど。

で、今回。久しぶりに和解予報士になった僕はこの訴訟、今回期日での終了、そうでなくても裁判官の活躍による被告側の抵抗の完全な排除を予測したのですが、お客さまへは

  • 今日の期日で勝利するのは原告でも被告でもありません。裁判官です。

と和解予報を告げて送り出しました(お客さまとは大笑いになりましたが)。あの裁判官ならどうあっても今日で終わらせるか、終わるような手を打つぞ、と伝えて。

予報はおおむね当たりました。前回期日でお客さまが提示した解決金額から全く引かずに会社側とは和解成立となり、これで一年越しの訴訟は勝利和解として終結することになったのです。

ただ、僕は三年前に続いて今回も、少し予想を外しました。

実はこの裁判、会社側で不法行為に関係した個人を一人、被告に加えています。会社と連帯して慰謝料を払え、ということで。そうすることで、その個人と会社が被告陣営内でお互い足を引っ張り合って原告側が有利になったらいいな、という思惑も込めており、実際にそうなりました。

この個人は法律をいくぶん知ってるつもりで自分で準備書面を書いたりする素人=当事務所でもごくたまに見かけるのですがまことに度し難いタイプの人だったようで、なにやら意味不明な理由で反訴を提起してきました。

しかもそれで自分が勝てると確信していたらしく、僕が傍聴に出かけたある期日で裁判官にあれこれご自分の立場を説明していた際に裁判官から思い切り冷笑されていたのが、わからなかったようなのです。傍聴席から見ていた僕が慌てるほどの冷淡な対応、だったのに。

で、今日の裁判官。こいつの態度にどうやら腹に据えかねたのだ、と僕は推測しています。

 最初は反訴の取り下げをその素人に勧めたらしいのですが、それが拒否されるやさっさと弁論を終結させて、判決言い渡しの日を決めてしまったとか。この素人の訴訟活動を評してお客さまが「逆ギレですよね」と裁判官に申し上げたところ、書記官と三人で大笑いになったという報告が入っています(見てみたい情景でした)。そいつの命運や、推して知るべし、と言ったところでしょうか。

 僕はてっきりこの反訴、裁判官が穏便に取り下げを勧めて終結(で、お客さまは会社からお腹いっぱい解決金取れるからいいよね、という結論)になると思っていたのですが…

最後になにか興味深い判決書をプレゼントしてもらえるようで、この秋が楽しみです。裁判所に出頭を続けたお客さまのために、いまから訴訟費用額確定処分申立の準備をしたい気分でもあります。

また、このことは労働紛争に限らず、いま様々な訴訟で訴訟は自分でできる、と信じている人に対して、それが誤信だった場合に陥る事態の一つの可能性を示している、とも考えねばなりません。自分が勝てる・正しいと呑気に思ってる奴ほど脆弱な奴はいない、と僕は思っています。


さて、すでにお客さまから連絡を受けておられると思いますがこの訴訟で陰に陽にお客さまを支援してくださったみなさま、この訴訟は勝利の和解で終結となりました。これも皆さまのご協力あってのことと考えております。どうもありがとうございました。

最後に、本件で僕に断り無く祝勝会をやってはいけません。ちゃんと呼んでください。というか、呼びなさいってば(笑)

交通費内訳:新幹線駅入場券140円

今日は新幹線の名古屋駅構内に、仕事で行ってきました。なにぶん仕事ですので、お客さまへはしっかりと入場券140円也を交通費として請求するよう見積書をあげております。

どうしてそんなことになったのか、という話です。

今月お受けすることになった不動産登記のご依頼は、当事者の一人が他県の方でした。

高速バスや在来線をつかってもじゅうぶん日帰り圏内、ということで、まるで当然のように交通費+面談のための日当6000円を加算した費用の見積もりをお出ししています。

※正確には、僕自身の信条として所有権移転登記で当事者に面談しないで申請代理はしておりません、他事務所では郵送ですべてを済ますところもあるでしょうから相見積もりをお取り下さい、とは申し上げておりますが。

で、まずはその出張費用加算込みでご採用いただいたのですが…もうひと工夫してみたいところです。

近々、名古屋を通過するようなご予定ありませんか?とお客さまに聞いてみたのです。

新幹線なら改札口を出なくてかまいませんから、と。

たとえば静岡においでの方が京都に行く場合、新幹線ですと改札口を出ずに複数の列車を乗り継ぐ場合にも特急料金が通算されます。

これは本来、こだま→ひかり・のぞみ、あるいはその逆といった乗り継ぎを想定しての制度でしょうが、誰か物好きな方やそんな方にそそのかされた方(笑)が名古屋駅で、のぞみ相互間の乗り継ぎをやってもかまわない、という規定になっているわけです。

これを生かして新幹線名古屋駅構内で本人確認をするならば、お客さまに発生するコストロスはなく(考え方によっては、地元の事務所にわざわざ行くより便利かも)、僕は新幹線名古屋駅構内までの交通費と名古屋市内における事務所外書類授受の料金3000円だけを計上すれば、この当事者が他県の不動産登記を原則通りに遂行できる、ということになります。

これ、ぜんぶ合法です(合法だ合法だ、と強調するほど、どこか怪しくなるのはさておいて)。

かくてつつがなく面談と書類授受を終えたものの、少々気になりだしました。

新幹線なら制度上これでいいのですが、在来線の特急列車でこれをやってはいけない、という規定になっています。特急・急行券は一個列車に1回限り有効、という鉄道ファンなら誰でも知ってるあの文言を思いだし、しばし立ち止まって考えます(←ヒマなのか馬鹿なのかはさておいて)。

名古屋駅はその地勢上、紀伊半島から来る特急と長野県から来る特急のそれぞれ終着駅になることが多いのですが…現在も特急しなの号の一往復は大阪-名古屋-長野間に運行されています。絶対ないとはいえません。

そうか、この場合は僕が最短区間だけ運賃+特急料金を使って乗車し、列車内で本人確認すればいい(笑)

これなら、合法です。

そこまで思い至って、なにか安心できた気がして、家路についたことでありました。

こうした…というわけではありませんが、当事者の一方が他県の不動産登記は当事務所にとっては大歓迎♪なご依頼の類型です。関連して発生する現地調査も大変うれしい(というより、楽しい)。そうしたわけで、先ごろそのような業務について報酬体系を案内するページを新設したところです。

言ってみればそのページの仕事の第一号となったこのお客さま、出張先は意外なほど近いところで、ただし手続きとしてはお客さまの費用負担を最小に抑えて美しくできる、ということになってしまいました。

うれしいような、そうでないような気分です。できれば次は、文句なしに遠いところからのご依頼になりますように…と身勝手な願いを込めてみましょうか。


さて、友紀さん、労働者さん、コメントありがとうございました。ご当地の柑橘系の飲み物・調味料はお土産として気になるものが多くて(特にサイダーや炭酸をつかったものが好きなんです)、先日訪れた高知県のアンテナショップでも目移りして困りました。今回買った『あわせしょうが』と『ジンジャーとゆずシロップ』は補助者さまと半分こして、それぞれ水やサイダーで所定のさらに2倍くらいに薄めながら、ちびちびと楽しんでいます。

Dvc00012

次回の東京出張の帰りには、『毎日飲む しょうが蜜 200ml』を買ってみましょう。決めました…といっても次の出張は八月下旬の予定ですが。

鹿児島県のアンテナショップも東京にあるはずだ…と思って探したら、これも有楽町にあるそうで(国会図書館のある永田町から帰りのバスがでる東京駅への一番シンプルな乗り継ぎを有楽町でおこなうので、いつのまにやら有楽町が特別な街になっています)。桜島の小みかんをつかった何かいいものも探せそうです。

どなたか奇特な方が、四国や九州での登記のご依頼をくださればそれがベストなんですがね。

残業代計算というしごと

さいきん、ふと思うことがあるのです。

弁護士以外の士業が労働側に立って残業代請求を仕掛けた場合に限って経営側を支援する業務を始めたら、きっと儲かるだろうし実は社会正義に沿うのではないか、と(苦笑)

もちろん残業代請求そのものを完全に封殺するというのではなく(これは戦略的にリスキーでありすぎます。成功したことはありますが)、

  • その辺にいる司法書士が簡裁訴訟代理でウダウダ言ってくるようならさっさと労働審判で迎え撃って代理権を吹き飛ばしてやるとか、
  • その辺にいる社労士が労基署への申告を指導してくるようなら(労基署には)適当に謝って超長期無利子分割払いを提案して居直るとか、
  • その辺にいる行政書士が内容証明出してくるだけなら黙って優しく放置♪とか、

せいぜいその程度の遅滞防御作戦を指揮したあとで、労働者が持ってる証拠と状況とを正しく見切って何割かの譲歩をせざるをえない立場にそっと追い込んであげる、というだけのものですが…

徐々にブームになりつつある残業代請求業務におけるどうしようもない法●事務所の仕事ぶりを労働者側の労働相談であれこれ聞いていると、経営側に回ってもそれで仕事になるし、儲かる依頼だけ食い荒らすような連中と結託する債権者の請求なら阻止する側に回ったほうがいいように思えてくるです。

労働者でも経営者でも士業でも、欲望や自分の都合をのっぺりした正義感で正当化するような連中が嫌いなんです。それに比べりゃこの怪しい事務所の、なんと居心地のいいこと(笑)

…冗談はさておき、司法書士による残業代請求の司法書士によるあしらい方というテーマは、もう少しマイルドに味付けして研修のネタにするとおもしろそうです。基礎研究はしています。

もちろん当分のあいだ実際にやってみることはしませんが、ほんとうはできるわけがないのに『あなたの残業代を徹底的に取り立てます!完全成功報酬制!』などとウェブサイトでうたう●●書士事務所の向こうずねをかっさらうようなことならたとえ経営側についてもやってみたい、と思ってしまうのはなかなか損な性分です。


さて、先週もまた、残業代請求で他事務所から断られた方からのご依頼がありました。

それとは別に、できるだけ自力でやってみたい、という方からの継続的な相談にも応じているところです。

実際のところ、ここ数ヶ月で『完全成功報酬制で残業代請求をするという士業の事務所のサイト』には結構なごまかしや手抜きや顧客の選別が紛れ込んでる、そうした事務所の対応のせいで泣き寝入りを強いられる労働者も相当いる、ということがよくわかってきました。

…そして、我が事務所にはそれに対抗する営業・広報手段が見いだせないことも(苦笑)

まぁ半ばまぐれで当事務所にたどり着いた方々を、その方のご意向に応じて支援する、という従来どおりの活動をするしかないのですが、そのなかに

  • 残業代の計算と作表のみをおこなう

というご依頼の類型があります。

社労士さんの事務所ではときおりみかける受託の形態でしょうか。お客さまから渡された勤怠記録と就業規則・賃金規程等から適切に各月の賃金と労働時間をとりまとめ、時間外労働割増賃金=残業代を計算して納品する、というものです。

労働者が残業代請求を企図し経営側はそれを拒否しているかこれまで拒否してきた、ということで事件性アリ、という状況下の依頼です。

…つまり、本当は社労士さんが専門職としての自由自在な判断で残業代計算をやってしまうと弁護士法違反を構成しかねない局面なのですが(彼らがやっていい有料労働相談や賃金計算は、事件性がある状況下でなされることを想定していない、と考えなければいけませんから)、そのあたりはウェブサイトでお客をひっかける際には論じないのが大人のマナー、ということらしいです。

僕のところでは請求額140万円の上限を超えるものの場合、むしろ司法書士としてお客さまが法的措置を準備していることを確認後、裁判書類としてお客さまの指定どおりの方針で計算する、という関与にとどめています。残念ながら。

その指定が僕の経験に照らして適切でない場合には受託しない、ということで消極的な法的判断はお客さまに伝わってしまっているのですが、さすがに間違ったことを手伝っていいはずがないのでこれはOKでしょう。

そうした、お客さまが指定した方針通りに残業代の計算を行う場合には勤怠入力から作表まで、当事務所では一ヶ月あたり3000円を標準の料金としています。

24ヶ月なら72000円です。

書式そのものは僕の事務所で控訴審まで勝訴判決がとれたものを使ってますので、納品後の成果物をご自分で書いた訴状や労働審判手続き申立書に添付するもよし、法●事務所に持ち込んで交渉を代理してもらうもよし(残業代請求を依頼した人にむかって「自分で残業代計算して持ってこい」という指示を出す事務所もあります。お客に「自分で麺をゆでて持ってこい」というラーメン屋がもしいたら、どう思いますか?)、それはお客さま次第です。

残念ながら上記のように、残業代の計算だけ、というのは当事務所でその後の業務に関与することが期待しにくい業務なので、労賃を基準にした報酬設定になっています。一ヶ月あたりの単価でみれば少し高いかもしれません。

が、しかし。

そこは知的水商売を標榜する当事務所のこと。いいお客さまにはその辺の水道水ではなく浄水器の水やミネラルウォーターをお出しするような提案をします(笑)

先日もそうした方に、一ヶ月あたりの単価を2000円にする提案を差し上げました。お客さま、即決採用です。

つけた条件はシンプルです。

各労働日の勤怠時刻の入力だけ自分でやって、表計算ソフトで引き渡してほしい、と申し上げたのです。

こちらは、引き渡されたデータに校正をかけて手持ちの計算表にコピーするだけ。

こちらは作業時間が半分以下になります。半分どころの削減ではありません。

実はタネも仕掛けもあるこの提案で、作業単価も結構上がります。

いっそこの方式を標準にしようか考えているのですが、その際には許容できる誤入力の割合を決めておいたほうがいいかもしれません。

ともあれ、当事務所では残業代計算の表の様式について、

  • 標準の1日8時間・週40時間のもの
  • 1日の所定労働時間が8時間を下回るため、法内残業が存在するもの
  • 変形労働時間制にもとづいて各日でことなる所定労働時間から残業代を計算するもの
  • フレックスタイム制を前提に各月の労働時間から残業代を計算するもの
  • 総労働時間と歩合給から残業代を計算するもの
  • 各月の残業代と同時に、長すぎる所定労働時間の一部無効を主張し所定労働時間を計算しなおすもの

等々各種取りそろえておりますので、引き続き他事務所で断られてしまったり適当な計算をされてしまった方々のご依頼をお待ちしています。

しかしまぁ、この事務所をはじめたころは残業代請求がブームになるなんて思いもしませんでした。創業のころは少しだけ時代の先に踏み出していたつもりでしたが、あっというまに追い越された気がします。困りましたね。

有楽町で、生姜の何か、を探せ!

有楽町で、生姜の何か、を探せ!
有楽町で、生姜の何か、を探せ!
先月今月と当事務所の労働相談を利用されるお客さまから、そもそもご自分が依頼を受けてもらえるのか心配したと言われるようになってきました。

…とりあえず、ブログ・ウェブサイトとも今くらいの論調を保っておけば僕自身が快適に仕事できそうな気配です。

さて、午後の部の相談は予定より若干遅く終わりました。相談前に請求していた資料をさっと閲覧し、国会図書館をあとにします。

帰りのバスが出る一時間で、有楽町にある高知県のアンテナショップに立ち寄りたいのです。

ことのおこりは数日前。
補助者さまが高知県にある調味料のような飲料水のようなモノのことを話題にされたのです。

…聞けばそいつはしょうがとゆずから成り、しょうが焼き等に使えるほか希釈して飲むことができ、推定500mlほどのボトルに入っているらしい、と。

名古屋じゃ手にはいらなさそうですね
とのことで、僕のやる気スイッチが入ります。実はこの品の探索・特定・調達が、今次出張のミッションになっていたりします。

制約が多いほど燃えるが、結果的にバランスを欠いた労力を投入する、というのは昨日今日と初顔合わせしたお客さま方なら皆さん理解いただける『お約束の展開』ってやつです。

店内で飲料調味料関係の棚を探した結果。

候補物件が両手の数ほど出てきました(苦笑)

恐るべし、ゆず+しょうが。
恐るべし、高知。

意中の品を予告なくお出しする、という企画はサクっと諦めて(残念)、電話で事情を聞いてみることにしました。

さらに聞いたところでは、柚子としょうが、だと思っていたのは僕の聞き間違いで、正しくはしょうがと『みつ』なのだとか。

ここに至って、候補が片手の数に絞られました。

手加減してよ、みつ+しょうが。
手加減してよ、(以下略)

名前か何かで手がかりありませんか、と問うた言葉が詰問調でなかった自信はありません。

土佐、と名前にあったはずだ、との情報を得て再々度の絞り込みを行い、この時点で候補が消えました。
商品名としては、該当なし。

…許してよ(以下略)

隣の駅から出るバスの出発まであと20分、という状況下でこれはなかなか楽しいものがあります。

数分悩んでままよ、とばかりにラベルの記載がそれらしい一本を選びとり、ついでに帰りのバスで飲む別の飲み物もカゴにいれました。

写真に撮った自分用の『生姜の気持ち』は柚子と生姜と炭酸の飲み物(最初の聞き間違いを正当化するために選んだわけではありません)。あとくちが爽やかで香りがよく、仕事を終えて帰るバスに合う一品でした。

肝心なお土産のほうがよかったのかは、週末に判明する予定です。

永田町駅にて

永田町駅にて
永田町駅にて
有楽町線ホーム桜田門方のエスカレーターは三基あります。

日中動いていない真ん中の一基が、今朝は動いているので乗ってみます。

根拠はないけど、いい気分。

今日は相談が二件入っています。うち一件が10時から。打ち合わせ場所にした国会図書館新館の喫茶室も、まだ二人しかお客さんが入っていません。

ゆっくりと、お客さまを待つ東京の朝です。

あと1件、依頼が入ったら…

最近、東京への出張に中央道経由の高速バスを使うことが増えてきました。

理由は極めて単純です。空いているから。

ここ1~2年ほどのあいだにあちらこちらでツアーバス(現行法上は路線バス=公共交通機関ではない旅行商品の一種。そのくせ金券ショップで回数券を売ってたり高速バスと名乗っていたりする面妖な乗り物。運行区間も利用料金も設定自由なので、儲かる依頼しかやらない●●書士事務所と同じような気配を感じて僕は嫌い(笑))が事故った結果か、東京-名古屋間の高速な高速路線バスの利用者が少し増えてきているように思えるのです。

じゃぁ高速な高速路線バスではない高速路線バスってあるの?ということになるのでしょうが、東京-名古屋間を最速約5時間で走るものと比べれば所要6時間半の中央道経由便は…速くはありません(苦笑)

二ヶ月前に乗ったときなど、栄のバスターミナル出発時点で乗客2名でした。

こうなると、次も乗らずにはいられないわけですよ。

そんな寄り道のおかげで、東京着は1時間~2時間遅れます。

そんな出張の時に、出張相談のご依頼が3件入ったりすると…

窮地にちょっぴり、近づきます。7月18日実施の東京出張は、そうした嬉しい状態になっています。

13時過ぎに新宿着となる中央道経由のバスを使っても、18日の夕方・19日午前中・19日午後にそれぞれ無理なく予約を設定することはできます。これにもう一件何か用事がはいると多少の無理をする必要が発生し(愛知県内7時台発の東名ハイウェイバスや知多シーガル2号なら、18日午後の時間もわりと余裕で相談を入れられます)、さらに一件用事が入ると滞在延長決定、になるか、この事務所の創業初期にはたまにあった午前7時台の相談開始時刻にしたり…します。お客さまがこのペースについてこれるかぎり。

ただ、なかには無通告でキャンセルなさる方もおられるので、そうした出張条件を変化させるしきい値になるご依頼をくださる方には相談料前払い等の条件をつけざるを得ない、という流れになります。

そうしたわけで、今回の東京出張では4件目のお客さまは工夫しつつも歓迎ですが、5件目の方がもし現れたらちょっと困るかもしれません。

もっとも、当事務所の出張相談は1回2時間5000円。3件なら15000円。

出張時の交通費は、バス往復約8千円、宿泊費約5千円。食費次第で総費用15000円に押さえ込めます。

自腹を切らずに国会図書館に資料調査に行ける、という状態にはなりました。あと一件ご依頼が入ったところでもう一泊することにし、少し余裕をもたせて書見をやってくるのが素晴らしいかもしれません。

勝利の美酒になりますように

当事務所が求める人物像。

  • 好き嫌いしない
  • 楽しく呑んで、よく食べる
  • 未知のお店を積極的に探求する

先日東京から名古屋にこられたお客さまを、おすすめのタイ料理店にお連れしました。なぜ名古屋に来た人にタイ料理なのかの説明が面倒だったので、上記の通り適当なことを申し上げてみたところです。

そうした理想的なお客さまの一人と、昨日はお酒をいただいてきました。何度目かのご依頼ということで、着手金を減額調整するかわりに楽しい現物支給付き♪という契約です。

新瑞橋にあるこの串焼き屋さんは、今回お連れした方をはじめ当事務所の何人ものお客さまのお気に入りです。お店オリジナルの芋焼酎を一本ボトルで置いてもらおう、とおもむろに注文されたお客さま。ラベルの部分にマジックでさらさらと署名を…

書いていません。自分の名前を書いていません!

Dvc00011

…先生って、ちょっと(苦笑)

ともあれこれで、このお客さまとはまた呑みにくる理由ができました。結構なことだと思います。


.

 さて、このたび当ブログに、新しいカテゴリ『お客さまの声』を設けました。

当事務所ではネットでの商売が上手な他事務所のように、依頼人に対して手書きで感想を徴求したり極端なところでは顔写真をウェブサイトに晒したりして信用度を高める、という営業施策をおこなっておりません。ウェブマーケティングの参考書では推奨されてるこの施策、自発的なものでなければ単にあざといだけだと思うのです。

そのかわり、たまにではありますがお客さまからのコメントをブログにいただくことがありますので、それらのいくつかをご覧いただくことにしました。これまでいただいた百何十件かのコメントを一通り読み返して、

  • 当事務所に有料のご依頼をくださった方からの投稿であり、
  • かつ、この事務所のあり方や、業界の実情について他の方の参考になる内容のもの

について、このカテゴリに収容しましたので各記事のコメントのほうをごらんください。同一のハンドルネームの方でも、コメントの内容によってはこのカテゴリに入れていないこともあります。

みなさん結構いいたいこと言っておられるようにも見えますが、まぁそこはそれ。ここは何事かをお客さまと一緒に楽しむ(という表現が不謹慎なら、味わうとか対峙するとか)事務所ですのでそれを気に入られた方々がこうしたコメントをくださるのだ、とお考えください。

謝礼としては、安すぎて

  • 相談室で、いささかぎこちなくも和やかに向かい合う、僕とスーツの女性。
  • それを撮影する担当者。
  • 僕と女性の話題は…今日のおやつをどうするか。

今日は、そんな一日になりました。

フリーペーパーに出す広告の写真を撮影にきてもらえることになり、どうせなら補助者さまの出勤日に撮影日を設定して彼女をダシにして相談者に扮してもらい、相談風景に見える写真を撮ろう、という計画なのです。

もちろんそうした計画に無料で彼女を動員できるはずがないと認識しており、おやつの時間になったらどこか素敵なお店に冷たいものでも食べに出よう、という提案をしております。

いいタイミングで別のフリーペーパーが、事務所周辺各区のスイーツのお店を特集しておりました。そのなかからパフェの写真に惹かれた、天白区のお店『Livre d'images』に行ってきたのです。

遮光ガラスで中が見えなかったこととお店のまえにたまたま大きな車が止まっていたためお店の雰囲気が外からわかりませんでしたが、入ってしまえば落ちついた感じ。ケーキ屋さんのイートイン、というよりディナーがあればいいのに、と思えます。

出てきたパフェは…

なにやら尋常ならざるうまさです。素人にはわからない工夫が随所にしてあるらしい、という気配だけわかります。とにかく美味しゅうございました。

イートインのメニューの上に、見たことのない用語が記載されています。

  • シェフ スペシャリテ(900円)

他にお客さんがいないのをいいことに、思い切って聞いてみる、という役目は当然のように僕に回ってくるわけです。

このメニューの一番上のはなんですか?という素人丸出しの質問に、シェフからはまさに気合いの入った回答が返ってきました。聞けばこれは、注文者の要望に応じたなにかを作ってくださる、というものなのだとか。

いいですね。そういうの。

自由自在に裁判書類作っちゃう、というのと同じくらい好き(笑)

ほかにもこの方の話しぶりからは、ご自分の仕事に対する考えのまっとうさを感じられました。自信と技術と顧客への姿勢がいい具合に釣り合っている感じです。

もっとも、話を聞き終えた補助者さまからは「あまり話をしない人だと思ってたのに」という感想が漏れてきましたが…仕事のことを話してみればどこかで一気にしゃべり出す人、というのはどんな業界にもいらっしゃるものです。

Dvc00010

お土産に仕入れてきたのは、白くてやわらかいもの。指先でつつくと、ふるふるとふるえます。舌先にのせれば、さらさらととけて、後に少しヨーグルトの香りが残ります。

木イチゴのソースをかけてどうぞ、とのことでした。甘すぎたりくどかったりしない、なにかいいものが出てくる、そういうお店です。


今月も関東方面への出張を設定します。日程は7月18~19日で調整中ですが、20日にずらせるかもしれません。現時点でも複数のお客さまと日程調整をおこなっております。

今のところまだ対応余力はありますので、出張相談をご希望の方はお問い合わせください。

ひょっとしたら、お客さまの要望に応じた何かをするかも…しれませんよ?

書いてあるとおり・やってみることの・是非

昨日のこと。先頃読んだ、有川浩の小説に書いてあったとおりにして、出勤日の補助者さまをお迎えしてみました。

ノーコメントだったので、おやつの時間に聞いてみました。

  • この小説に、『アンタらってポロシャツでもTシャツでもカッターでも何でもかんでもズボンの中に突っ込むだろ。そんでスーツ用のベルトでぎゅーっと締め上げてネズミ色のスラックスだろ。あれだけでもう年齢十歳増しだから!』(有川浩『三匹のおっさん』2009 (株)文藝春秋)って書いてあったんで今日だけズボンの中にポロシャツを入れないでみましたが、10歳増しにならずにすみましたでしょうか、と。

・・・何とも言い難いお顔で目線を右に流された(逃がされた/逸らされた)のですが。

あえて例えるならば。

  1. 過ぎ去りし過払いバブルの頃。クレジットカードショッピングのリボ払い債務踏み倒して過払い金返還請求できるか、と真顔で聞かれちゃったときなどに、僕もそんな顔をしていたと思います。
  2. 今でも、残業代請求の内容証明で付加金請求していいか、などと聞かれてしまったときにはそんな顔をしています。

少々冷たいおやつの時間を過ごしたあと、粛々とポロシャツをズボンに入れて執務を終えたことであります。幾分しょっぱい顔で男性における服飾の初歩を講義される補助者さまの理論構成は、その世界では素人の僕には初めて聞くことばかりでした。

そんなわけで、というわけでもありませんが。

今日の労働相談のお客さまにはいつもより丁寧に説明しようと心に決めて(笑)、3時間ほどをかけて終了したことであります。

当然ながら業界の実情なり実務の趨勢なりを解説すると、それはネットにあふれる情報を再構成しているお客さまの認識とはだいぶん異なることもあります。文字情報になっている部分とそうでない部分との存在を整合的に(あるいは、身も蓋もなく)説明し、それに納得されたなら請求額にかかわらず、まぁ喜んでご依頼をお受けするんですが…

さて、どんなもんでしょうね。

ところで最近、補助者さまはあるローファームのブログがお気に入りなのだそうです。

同時に、昨年までわりと興味を引く本県司法書士さん方のブログが相次いで休止状態に入るか更新頻度を大幅に落としてしまったことには不満を表明しておられますが。

そのブログを見せてもらいました。

彼女が注目している乙先生の記事と、事務所の親玉クラスの甲先生の記事をくらべると…

なるほどたしかに、違います。

甲先生の記事は全般に文字が詰まっており、黒い(記事の内容が腹黒い、という意味ではありません。画面が黒い、という意味です!)。一言で言えば、判決正本みたいな記事です。

乙先生の記事は、これは『読める』。適度に改行あるいは段落をつかったり水平線を入れたりして、ディスプレイを使っての閲読に親和的な文章を書いておられます。僕もそういうのは好きですね、と申し上げたら、こういう部分のセンスは乙先生と似てるのではないか、と補助者さま、楽しげに笑っています。

というより、ほくそ笑んでいたようにも見えました。

当事務所ウェブサイトでも、そちらのローファームにならって各ページのグローバルナビゲーションからブログに行けるようにしてみようかと思うのです。

おそらくはそちらの事務所でも、フォーマルなコンテンツ以外の何かを誰かに読み取らせる、あるいは読み取っていい、という思惑で、画面上のよく見える位置に各先生が記事を投稿するブログへのリンクを置いてあるはずですから。

もちろん、対処を間違えればただの痛い人、になる可能性はどんな試行錯誤にも常にあることはズボンにポロシャツ突っ込むか、という件でうすうす認識できましたので、失敗してるようならまた元に戻します。

2位じゃだめ、ではありません

夕方のこと。妙にアクセスが増えてきているのが気になって、検索キーワード別にデータをソートしてみました。

『給料未払い』で流入してきた人が増えている、とわかりました。今日の当事務所ウェブサイトへの流入キーワード数の第1位に、久しぶりになっているようです。

この数日間は『(不動産の)名義変更』がずっと多くて、いっそこのまま登記の事務所になれたらシアワセになれるのかしら、と思っていたのですが、そうは問屋がおろさないようで。

念のため、検索をかけてみたら。

C29

1ヶ月半ぶりに、2位に戻っています!

嗚呼、耐え続けた甲斐があった(以下略)と自分に酔った記事を書こうかと思ってさきほど再チェックをかけたなら。

5位に落ちてました(うわぁぁぁぁぁ)

それでも先週までの7~9位より目立つところにいるはずですので、なんとかこのままの位置に落ちつきたいところ。現在、このキーワードで検索をかけると4位より上には質問掲示板サイトと個人のサイトのほか、

どこかの大弁護士法人の労働問題専用サイト

が立ちふさがっています。社労士兼司法書士の手作りウェブサイトがビッグキーワードでこいつらの上に行けたらちょっと痛快だろうな、と思っているのです。そのためには2位でいい。1位である必要はありません。

それを実現するにはどうすればいいのでしょう?

僕のところではもっぱらコンテンツの増強と内部リンクの構築に頼ってSEOをおこなっています。外部リンクをもらったり買ったりしていません。

たとえば、最近徐々に増えてきている残業代請求をやると標榜している同業者さんの事務所から(つまり、労働紛争のサイトから労働紛争のサイトへの)リンクを数十件集められれば…

ウェブの世界の総選挙に、勝てるかもしれませんね。まぁ、無理ですので引き続き、自力更生につとめます。同業者からおおっぴらに推奨される対象にはなりえない、という点ではきっとあちらの大事務所も同じようなものでしょう。

とにかく現状では『給料未払い』での検索結果上位10位に、弁護士法人と当事務所・あとは行政書士事務所が一つずつ入っている、士業系のサイトでは一つだけ、僕の上にいる、そういう状況です。

ある程度見られる場所に上がると、もちろんいいことがあります。

最近の検索エンジンは、上の画像のとおり結果の表示にタイトルのほか、そのページの<meta name="descripton"に僕が入れた紹介文をそのまま出してくれることが多いのです。

…と、いうことは。

HTML手打ちでサイトを作って随時更新して遊んでいる当事務所の場合、検索エンジンで上位に出るサイトほど、ここで遊べます。

たとえば、前述の大事務所のサイトには無料相談がどうとか労働相談は弁護士へとか書いてあります。

だったらこれの真逆を行く手だな、と思って、さっそく書き換えてアップロードしたところです。これが検索結果に反映される数日後まで、検索順位が守れていれば…

  • 無料相談はしない。その代わり、少額の依頼を断らない。ここは社労士兼司法書士の事務所だ

といった紹介文を表示できる…予定です。

そういうサイトが大事務所のサイトの上にあったら、ちょっと楽しいな、と思いません?

ところでこのmetaタグによる紹介文、検索結果に表示できそうなのは約三行、100字程度という制限があります。検索結果と関係ない文章を入れてしまうと、勝手にコンテンツ本体から文章を抽出され置き換えられてしまいますので、そこにも気を遣う必要があります。

ですので。

いっそこの紹介文なりウェブサイト内にはっきりと、

  • ここは虎の穴だ(以下略)

みたいな一文を入れたらどうでしょうね、とお話しした昨日の酒席。

座卓のむこうで接待のお相手(いずれも士業の方)が、ちょっと引いた気配がいたしました。

ちょっとやそっとでは負けないプレーヤーをそれなりの人数、しかも全国に輩出している自負は、あるんですがねぇ?

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30