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2013年4月

いろ・色々・イロイロ

今週は仕事もいろいろありました。週明けには商業登記(今月ただ一件の登記ですが)申請書を作り、お客さまについて家庭裁判所に出かけ、水曜日には労働紛争のお客さまと打ち合わせ。週末にかけて社会保険関係の書類を作りながら、今日は他士業のお客さまを事務所にお迎えして、大変興味深いお話しを聞かせてもらったところです。

ある必然見ず知らずの同業者さんから電話なりメールなりが入り

「実は(僕の)ブログとウェブサイトを読んでいて」

と切り出されてなにか面白いお話しが飛んでくる、という展開、この二~三年で少し発生頻度が上がっているように思えてきました。世の中実に不思議にできています。

 さて、本来読んでほしい未来のお客さま、ではない方々が閲覧あるいは監視の対象にしておられる、ともすれば同業者さんに長期閲覧者がおられる、ということで。

いま、当事務所ウェブサイトの根幹部分である労働紛争関係業務のページを下手にいじっている、文字通り下手にいじって事務所の客層すら変わりかけた、ということはここ一ヶ月ほどのブログでご存じかと思います。

文字情報の可読性を上げること自体は文字の大きさ等を変更すればできるとして、もう少し落ちついて文字情報を読めるようなデザインにまた変更しよう、いまそう考えております。思えば3月29日早朝に今回のデザインに変えて以来、わずか一ヶ月の短命に終わることになるのかもしれませんが(苦笑)

 変更案は四つあります。

青1号

本文以外に閲覧者にちょっかいをかける要素がないのはよいのですが、全般的に少し暗いと思えます。

青2号

青1号より明るいですが、現状よりのっぺりした感じは残ります。

茶2号

青2号が茶色になったもの。現在のデザインを含めた全5案の中では一番整った印象を受けますが、これに変更するといままで青かったサイトがある朝突然茶色くなってる、ということで人目を気にするなら好ましからざる変化、ということになります。

茶1号

現在のデザインが、茶色になったもの。全般的に押しの強い印象ではあるのですが、青よりは目がちかちかしないように思えます。

こうして5案を比べてみると、同じことが書いてあるコンテンツでも印象が(特に、検索エンジンからなんの予備知識も思い入れもなく着地してきたときに)相当違うだろうことが推測できます。

とりあえず、キレイだという評価を受ける必要はないから落ちついてコンテンツを読めるようにする、それが可能なデザインや配色はどのようなものか、をこの連休で探して過ごそうと思っています。

待合室の人模様

6畳間より大きい。

12畳より小さい。

くすんだクリーム色の壁。窓はない。

申し訳程度の観葉植物。一方向を向いたイス。

ブックスタンドには少々くたびれた絵本と、こちらは新しい『司法の窓』『ほうてらす』。

先日のこと。久しぶりに家庭裁判所の待合室に身を置いておりました。

当事務所ではあまりお客さまにくっついて法廷外で手続きを『支援』することをよしとしない(そんなものが必要ならそもそも本人申立として依頼を受けるべきでない)のですが、今回の期日ではちょっと動きがありそうだったのです。

お客さまはさっさと調停室に行ってしまい、僕はブックスタンドの『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』を上目で気にしつつ、小川一水のSFを読みはじめます。

午後から入っているのは電話相談が一件。急ぎの仕事があるわけではないのです。

相手方の言動に非を鳴らしつつ調停決裂に動きたくてたまらないらしいおばさんと後頭部に魚のウロコのようなゴミをつけた女性弁護士のコンビが呼び出され、財産を数え上げながら解決金の金額調整に余念のない男性弁護士とその依頼人のコンビが部屋を出ると、待合室には僕一人となりました。

前回来たときにはなかった鉄道モノの絵本をちょっと手にとってみようかな、と席を立ちかけたところで、曇りガラスの向こうを人影がよぎります。

背中を丸めて、目線をそらして、女性が一人で入ってきました。待合室のイスの列の一番前、その一番奥に躊躇せずに直行し、どさり、とばかりに座り込みます。

よりによってブックスタンドに一番近い列を押さえるとは(苦笑)

しかたがないので手持ちの本で現実逃避を決め込んでいると(この人の短編、結構引き込まれるものがありますね。仕事の合間に読みやすいので、最近はまっています)、何かのノイズが聞こえてきました。

・・・すん。

・・・・・・・くすん。

最前列の一番隅で目頭を押さえている女性から聞こえてきます。

二列前で女性が泣いており、室内にはだれもおらず、お客さまが戻ってくるのを待ってここにいなければならない、という状況下で一体どうやって時間を過ごせばいいか、は実に実に難しいものがあります。

頼むから他の人だれか入ってきてー!

僕の心の叫びが届いたか、今日僕が知る限りで一番元気な集団=決裂おばさんwith後頭部ウロコ弁護士のユニットが定位置に戻ってきました。

僕の一つ前の列、つまり泣いてる申立人と僕の間の列に。

決裂おばさんの元気に押されたのか(笑)最前列の女性もハンカチを使うのはやめて、裁判所から渡されたらしいプリントを眺めています。

手続き開始直後の期日で、なにか好ましくないことでもあった、のでしょうか。

こういうときにはやっぱり、待合室にでも誰か置いておいたほうがよさそうに思えてきます。

ちなみに今回当事務所でお受けした調停申立書作成は一式2万円ちょっと。まじめに法律扶助に取り組んでおられる同業者さんからみれば別の見解もあるでしょうが

  • 扶助より安いですが何か(遠い目)

と、事務所内では笑っています。(余談ですが、あの実費の支給で妙にコストパフォーマンスが落ちるように思えますね)

もちろん運もありますが、少しだけお金出してもらって念入りに準備してちゃんと書類を作ってあげれば、最前列の女性にとってももう少しましな場所になるんじゃないかな家裁は、と思いたいところです。

  1. その日、待ち合わせ室に出入りしたのは代理人と当事者のコンビが4組。
  2. 一人で出入りしたのは先の女性が一人とほかの男性が一人。
  3. 挙動不審な同行者(笑)に待合室で読書をさせていた人、一人。

僕としては、もう少し上手な本人申立人の増加を望みたいところです。

さて、僕のお客さまはといいますと。

決裂を叫ぶでもなく解決金額を調整するでもない、という立場で手続きを終えられました。

どうやらブックスタンドの絵本をこっそり手にするには、ほかの家事調停申立書作成のご依頼を受けなければならないようです。

削除と追加で、あるべき方へ

先週末は当事務所ウェブサイト、なかなか素敵な稼働状況でした。入ったお問い合わせはいずれも真っ当なもので、うち労働紛争に関するものが複数件、すべてフォームからのものです。

・・・どうやらお問い合わせの質は改装前に戻ってきたらしい、そんな気がしています。

さて、先月末に大改装した当事務所の労働紛争関連のウェブサイトについては実験の失敗を認めておりましたところ、近々デザインを変更することといたしました。

やっぱりこの事務所の、というより、あのコンテンツ群にデザインが合ってないような気がするのです。出来のいいテンプレートを適用し、デザイン面で他事務所に見劣りしない水準を、という基本方針は維持しますが、

  • なるべく、各コンテンツを落ち着いて読める、

そうしたデザインに戻します。

この点、どうやら補助者さまは改装前のさらに前のテーブルデザインで作成したウェブサイト(7~5年くらい前に公開していました)をいまだに好んでおられたようで、今回の改装については

  • 洗練され綺麗になりましたが、(執筆者とその事務所が)遠くなった気がします

と、オブラートに包んだ警報を発してくれておりました。

それが警報というより死亡フラグだったということが先々週までにわかりまして(電話での、カンタンさを求める問い合わせばかりが増え、売り上げゼロとなりました)、可読性の向上を中心にあれこれ施策をほどこして、アクセスと問い合わせの状況はだいぶ元に戻ってきた、そんな週明けのこと。

先の週末中に問い合わせをかけられた方々について、無視できない共通点が見いだせたことについて、補助者さまに相談を持ちかけたのです。

相談というよりは降伏交渉のご提案に近いのですが。

  • 今回お問い合わせをお送りになった皆さま、皆さんデザインを改装した部分と改装していない部分をご覧になりながら、なぜかデザイン改装前のページにつながっている改装前のフォームからお問い合わせを送ってこられた、と。
  • ひょっとしたら、僕と補助者さまが安心しておつきあいできるタイプのお客さま方は大部分、ほんとうは改装前のあの雰囲気(オリジナルな文字情報があり、好きなだけそれが読める)が好きなんじゃないのか、と。

これを聞いた補助者さまの喜ぶまいことか(苦笑)

 ならばいったいどうすればよいのでしょう?今回導入したテンプレートから一体何を取り去れば、より確実に元の客層を取り戻せるでしょう?

そう尋ねたら、補助者さまがいきなり一人で笑い出します。いいたくてたまらないが言えない、言うわけにはいかない♪という風情で。

 数分間の押し問答を経て彼女が放った一言は、なかなかのものでした。改装後のデザインから削除すべき要素は

  •  洗練綺麗

 ですって(えぇーっ)

 人はあまりにも虚を突かれると思わず笑いがこみ上げてくるもの。次は僕が一人で爆笑しながら、しばらく床をころげまわったことであります。

 ただ、そういう認識で今回導入したデザインをみると、読みもの本文以外の情報が少々強すぎるように思えます。本文以外の部分をもう少し控えめにすることと、依頼誘致の方向に走りすぎているグローバルナビゲーションの表示項目のうち、いちばん軟派に感じる一項目を、これまでどおりのお客さまが好きそうな項目への差し替えを行う案は準備してありました。

  •  これまで通りのお客さまが好きそうなコンテンツ。
  •  それはたいていの場合、補助者さまがある程度楽しんで読めそうな、ということになるわけですよ。

・・・ま、こちらも手ぶらで降伏、いえ和解交渉に臨むほど間抜けではありませんので、そうしたコンテンツの案をさっさとお見せして方針転換の意志が確かであるので決して見放さないで、と説明にかかりました。

 日曜日を投じて作成し、月曜日時点で8割ほどできていたそのコンテンツを校閲してもらいながら、僕はしばし他の仕事を進めます。

 ややあって。三時の方向から、なにやら美味しそうな雰囲気がただよってきました。

 久しぶりに、というより今回の大改装作業を通じては初めて、でしょうか。右一杯に横目をつかってうかがうと、補助者さまがほくほく顔でコンテンツを読んでいます。

 ようやく誉められましたよ今回の改装作業で(溜息)

 かようなものを、従前の『無料相談・後払い』の項目への差し替えとして作りたいがどうか、と検討の俎上に載せたのは、参考事例14項目とそれへの入り口になるページ、計6つのHTMLファイルです。

 それらしくて役に立つ事例を示す、というのは守秘義務と広告規制のガイドラインの問題をクリアするのにかなり工夫がいる(今回はお客さまの承諾を得たものを含む大部分で、意図的に業種や状況や数値を改変しました)、つまり面倒だったのと、参考になりそうな情報はブログで書くこともあったからこっちを読んでもらえればいいか、と思っていたところ、そうではないようだと思えてきたのです。

 きっかけはありました。最近妙に増えてきた残業代請求を標榜する法律事務所に申し合わせたように出ている、あの薄っぺらい事例解説がつまらないと、先週二人で気づいたのです。

 だったらそうしたウェブサイトを参考に、それらとは違うことがわかる情報をまとめて出しておけばコンテンツをよく読まれる方々にはウケるだろう、ということで事例をまとめて本日、公開に踏み切りました。よくよく考えれば、誰でもできる無料相談を標榜して客引きをはかるより、はるかに健全な気がします。そちらも廃止したわけではありませんが、依頼費用の説明のページの一番下のほうからリンクを張っておくにとどめることにしました。

・・・でも、事例の集約と公開ですよ。思えば本当に、そういうことってやってませんでしたねぇ。そうした状況でよく皆さん、この事務所へのご依頼を決意されましたよねぇ(遠い目)


お客さまの皆さまには改めて従前のご依頼のお礼を申し上げるとともに、春なので少々色気を出してみたがやっぱり失敗して元の路線に戻ってきた、祝いたければ祝ってくれ、とご報告申し上げます。


あとは変更後のテンプレートでもう少し色遣いを抑え、本文を読みやすくして…

色鮮やかなテンプレートと無料相談で問い合わせを誘致しようなどと血迷った事実を、無かったことにしましょうか。ちょうどゴールデンウィークは、年始やお盆と並んでアクセスが激減する時期です。

ところで今回、質問と提案、およびそれへの説明という形式を取って示した事例に、最後まで悩みましたが意図的に書かなかった質問があります。

Q15.労働紛争でない事案なんですが、受けてくれますか?

これは、時としてあまりにも過酷で、時としてあまりにも楽しいことになってしまうので…なんとも申せませんでした。

視線が行きやすい場所の使い道

最近あちこちの事務所のウェブサイトに出ている『無料相談』の案内。

あれ、実はあまり役に立っていないのではないか、そう思えてきました。

当事務所ウェブサイトでも、労働紛争関連業務のページで視線が行きやすい位置=グローバルナビゲーションのやや左よりに『無料相談・後払い』として法律扶助・クレジットカード利用のページへのリンクを設置しており、これが労働紛争関連業務の全ページに表示されているというデザインになっています。

サイト改装当初は、隣においた費用の案内より無料相談のページに多くの人が流入するのではないか、と思っていたのですが…逆でした。

改装から3週間のデータをみたところ、費用の案内のページから無料相談のページには流入があるものの、情報提供型のコンテンツからいきなり無料相談に飛びつくような流入は少ないようなのです。

ならいっそ止めるか、無料相談(苦笑)

というわけにもいきません。始めた以上は少なくとも一年は続けます。

でも、せっかく見てもらえる場所に売りにならない情報を見せておくのが勿体ないと思えてきました。

ここに何をおくのがいいか、なかなか難しいものがあります。

いまある『無料相談・後払い』の差し替えとして全角7文字程度で表示でき、閲覧者の関心をひき、なおかつ当事務所の利用を促進するような情報。なにがいいでしょう?

いくつか候補があります。

  • 一般化した事例。

あまり景気のいいことを書くと、昨日今日労働紛争分野に参入したばかりの軟派な事務所(労働審判を一押しにするのが彼らの共通点)みたいになりかねませんが、少額の事案を負担できる費用で対処する、という点をアピールするのはいいことかもしれません。ここで少々困るのは、事例という言葉の利用が実際の事案を連想させないか(つまり、守秘義務違反という言いがかりを受けないか)です。なにか上手な逃げ道が見つかれば、こうしたページを置いてみたいところです。

  • 作成した書類の見本。

これは『見本』と言い切りやすい安心感があります…という消極的理由から検討しているわけではありません。僕が外注を検討したことがあるウェブサイト作成業者のサイトに、その会社で執筆した『文章』が出ているのを見ていたく気に入ったことがあるのです。

要は僕って文章を書くのが仕事なわけで。

ならば僕もどんな文章を書くのか、ある程度示したほうがいいのかもしれないな、と。

あと、もう一つ候補があるのです。

司法書士からみればまさに当然の事実なのですが、『訴訟を起こすにはかならずしも代理人が必要ない』という事実を一般人の方に端的に指摘する、という情報はあったほうがいいのかもしれない、そう思っています。

ただ、これは全角7文字にタイトルをおさめると恐ろしく挑発的なものになりかねません。

これだと、6文字ですか(苦笑)

全力で実験して…大失敗(笑)

なにか妙だ、どこかおかしい。

そういう異常への対処が、もっとも難しい。

今日はそういうお話しでして、5ヶ月前の当ブログ「全力で作れ、『実験設備』」のちょっと不本意な続き、です。


5ヶ月前に当事務所ウェブサイトの不動産登記等のページを大改装しました。ほどなくして新しい登記のご依頼があったのに気をよくした一方、問い合わせ件数・売り上げとも伸び悩んでいた労働紛争関係のサイトも一丁綺麗にしてしまおうかヒマだから(苦笑)、ということで改装作業をともかく終えたのが先月、3月29日のことです。

実際にはヒマでもなんでもなく、この月だけで自腹新幹線での出張を二回行うことになってしまったのですが…錯誤は今月もやってきました。

  • なんだか妙な気がしたのです。
  • どこかおかしい気がしたのです。

労働紛争のウェブサイトを改装してから、問い合わせの質が変わったように思えたのです。

全般的に、とにかく軽い感じに。より具体的には、電話で無料相談を希望しそれが無いとわかるやさっさと撤退する、そうした問い合わせの比重が増えました。

この謎をしっかり解いておかないと、事務所が傾きます。

そう思って、春の青春18きっぷラスト2枚の使い道を東京に決めました。もう一回、ウェブサイトの扱い方を検討しなおす資料が必要で、それをウェブで探すのは実は結構無謀です。

さしあたっては書籍で、ということで国会図書館に出向いてあれこれ情報を集めて帰り、アクセス解析の記録をあたっている間に状況は悪化していました。

B1f1

冗談ではなく当事務所ウェブサイト、閲覧者の皆さまに嫌われていたようです(愕然)

グラフはウェブサイト改装公開前後1週間の、ウェブサイトに滞在した時間を記録したもの。公開後の4月に、滞在時間の底を記録してしまいました。

一方で一訪問者あたりの閲覧件数は、改装前後でほぼ変わらず。直帰率=検索エンジンなど外部からの流入者が当事務所ウェブサイト内を複数ページ閲覧せずに直ちに退出する割合も改善されておりません。

結論。

  • デザインを大きく変えたが、単に読んでもらえる時間が減っただけ。
  • ウェブサイト改装実験、大失敗(笑)

さらに分析を進めてわかったのは、実は登記のウェブサイト改装時にもそういう傾向が出たものの、もともと登記のほうでは読みものと言えるコンテンツが少なかったから影響がわかりにくく、サイト改装後にいいタイミングでご依頼をもらってしまったこともあって真剣な考察を怠ったから気づく機会を失ったようだ、と。

ま、要するにデザイン関係ないんだ(嬉しいような悲しいような)

そうすると。

おそらくは外注業者に適当に依頼して適当に小綺麗なサイトをでっちあげてもらった各事務所さんは、きっとみなさん同様な手詰まり状況にあるから大丈夫だ♪とちょっとだけ安心できてきます。

この境地に達したのが先週末、だいたい4月12日ごろ。

とはいえここまで来るのに結構時間がかかり、この間は先月派手に時間をかけた準備書面作成と同様にハードな分析作業となりました。

とりあえず見かけを小綺麗にすることは抜本的改善にならない、というなら今回適用したテンプレートを捨てて元の殺風景なのに戻してしまおうか?とも考えましたがそれはちょっと悔しい気がしたのです。ブログのネタとしてはとっても愉快ではあるものの、未来につながりません。

だったらテンプレートを適切にいじって状況を改善できないのか?

分析を重ねていくと、こんなことがわかってきました。

  • 今回採用したテンプレートはグローバルナビゲーション(画面上部を横に走る青い帯の部分)とサイドバー(左側で縦方向に配置された、メールフォームへのボタンの直下の部分)に同じページへのリンクが載せてあります。
  • さらに、複数ページを持つコンテンツではグローバルナビゲーションの下にパンくずリストを設けて、各コンテンツの目次に戻れるようになっている、そういう構造です。

そこで、僕も同じようにしたのです…が。

これによって、複数ページを配下に持つコンテンツ内で、特に検索エンジンから来た人がとても動きにくくなったのです。

従前の殺風景なデザインでは、同じコンテンツの他の各項目へのリンクをサイドバーにでかでかと(それこそデザイン無視で)つけてあったため、たとえば『給料未払い』などの漠然としたキーワードでコンテンツ内のページに降りてきてもほかの項目をすぐ探しに行けたのに、今回それができなくなった、と。

ただこれは、直帰率が改善しないか悪化する理由が説明できても滞在時間が下がる理由が説明できません。

なぜなら、アクセス解析のシステム上1ページのみを見て帰る人の滞在時間は計測できないからです。

滞在時間は複数ページへの移動時間を計測しているため、僕が見ている滞在時間の低下は『この動きにくいサイトで、あえて複数ページの閲覧を試みたが、そうした人の滞在を拒む何か』が別に存在しているはずなのです。

…なんかこう、申しわけない気分になってきました…

さらにさらに調査を重ねた結果、どうもここではデザイン以外に状況を悪化させる要素がない、と思えてきました。

ものすごく簡単なことなんですが、そもそもテンプレートの設定そのままでは文字が小さくて読みにくいのではないか、と。

実は導入時から気になってたんですがねぇ(遠い目)

見た目がきれいなテンプレートを根付かせる、ということで見た目をなるべくいじらないようにしていたんですが、見事に裏目に出たようです。


先週末を目一杯つかってそれらに対策する工事を施していたのです。サイドバーには各コンテンツ内で流動できるリンクを加え、本文の文字を拡大し、文字の色を黒から濃い灰色へ、背景の色を白から薄い灰色へ変更し、行間隔を広げて可読性の向上をはかりました。

効果がでました。

F2

まず、先週中旬に底を打った滞在時間数が、改造工事を施すそばから増加に転じだしました。

M4

今週に入って、直帰率が三日連続で70%を下回っています。前の週には70%台半ばを中心に行ったり来たりしていたのと比べれば、これはかなり大きな変化なのです。

しかも今回、こうした工事を行っていることはブログで今日はじめて触れたわけですから…

物見高い当ブログ読者の皆さまがさっそくあちこち見て回られたことによる影響、というのはないはずです(たぶん)

かくて今回の実験はみごとな失敗におわり、どうやらその復旧には成功したようです。

その一方で、目障りなダイレクトメールがちょうど先週末に送りつけられてきました。ウェブサイトを保有するほかの同業者さんたちのお手もとにも届いているはずです。内容は僕にとっては挑発的なもので

  1. これからはスマートフォンによるウェブサイト閲覧が増大する!
  2. スマートフォンの利用者は現行のPC向けウェブサイトに大きな不満を抱えている!
  3. わが社のコンテンツマネージメントシステムを導入すれば、たった月額1万8千円でスマートフォン向けウェブサイトが開設できる!

・・・ケッ(唾)

なにやら腹立たしい気分になったので、ついでに新たな実験を開始することにしました。

すでにテンプレートを導入している、ファイナンシャルプランニング業務労働紛争関連業務のページについて、スマートフォンで可読性をあまり落とさずに閲覧できるようにCSSを改造してみたのです。

  • デザインは最低限の配慮でいい、ということはもうわかりましたので、とにかく文字がちゃんと読めてリンクが辿れるように(笑)

特に画面幅方向の解像度300ピクセル台のiPhoneのユーザーの皆さまには、先週末から当事務所ウェブサイトの表示が変わったり変わらなかったりすることに焦れておられたかもしれませんが…別に皆さんをからかってたわけではありません。CSSの変更はあらかた終わりましたので、ブラウザで再読込をかけてもらえれば表示はほぼ安定しています。

とりあえず今回導入したテンプレート、デザインを気に入った閲覧者から依頼が殺到する…といった妄想的ハッピーエンドにたどり着けるものではありませんでしたが、サイト内の移動の利便性と文章の可読性に留意すれば、結構きれいなサイトとして気にいってもらえるものと期待したいです。

そうしないと、もう一つテンプレートを導入しようとしている僕が浮かばれません。

…いけませんか?

3号車9番『B』

3号車9番『B』
富士山がまだ、青いシルエットでわかる頃。
東京からの普通列車が沼津に到着します。

青春18きっぷで平日夕方の東海道本線を下るなら、沼津までグリーン車を、沼津から浜松までホームライナーを使うのが楽です。

このホームライナー浜松5号、いつも不思議に思うのはどういう基準で座席を指定しているのか全くわかりません。今日も沼津発車時点での乗車率三割程度なのに、廊下側の席を出してきました。

窓側に誰か座ったわけではないので腹も立たないのですが、ライナー券を買わない(つまり、座席指定を受けられない)人も相当いるのに、あえて全席指定を標榜する意味がわからない、まさに不思議な列車です。
ホンネと建前のみごとな乖離、という点では何か参考にすべきなのかもしれません。労働紛争のウェブサイトを大改装してから、問い合わせをいただく方の傾向が何か変わってしまった気がします。
…ひとことでいうと、カンタンな感じに。

これへの対応には何か工夫を要する、ということで例によって国会図書館でいろいろ調べてみたものの、なかなかいい策はなさそうです。
望ましい姿を目指して、あれこれ試してみる必要があります。

素敵な図書館は法務局のとなり

素敵な図書館は法務局のとなり
18時になりました。今日の目的地、千代田区立図書館に到着です。よく見たら隣の合同庁舎が東京法務局。道理でず−っと前に来た覚えがありました。

寄り道せず真面目に来れば(つまり、名古屋を朝出る高速バスで来れば)14時には入れたはずですが、ここは夜10時まで空いてる夢のような公共図書館なのです。この図書館がどんなところか確かめ、環境がよければそのまま仕事する、というのが今日の日程。

もし使えるなら東京出張のあり方が変わる(夜の時間が仕事に使える)と考えて訪れたこの図書館、実に素晴らしい。

小説の配架は多くないのですが参考資料が充実して机も使え、無線LANも利用可能なのだとか。

今日の宿は横浜、中華街に程近いエスカル横浜です(四千円台で大浴場がありじゃらんポイントが使えるホテル、という…東京では怒られそうな条件で探したら、本当にヒットが出ました)。

もしこの図書館が期待はずれになったら早めに撤収して晩御飯にしようという思惑もあったのに、あっさりとご飯抜き、がきまりました。
22時台の横須賀線は東京から座れることもわかって、なかなか発見の多い一日でした。

乗り継ぎは小淵沢で

乗り継ぎは小淵沢で
乗り継ぎは小淵沢で
いいお天気に、なりました♪

14時07分発の高尾行きは、この小淵沢が始発です。一時間ほどの間合いでランチにしましょう。駅から少し歩いた定食屋さんで『馬もつ丼』を見つけました。

ここから順当に乗り継げば、17時過ぎには都内に入ります。
そろそろ今晩の宿を決めなければならないのと、なぜか同業者さんから信託登記に関するお尋ねをもらってしまったので(登記で何か聞かれるなんて創業以来の事態ですよ)、これへの回答を起案しなければなりません。

なんにしろ、のんびりやりましょうか。

中央本線経由で東京へ

中央本線経由で東京へ
中央本線経由で東京へ
大曽根を出たところで車内は一気に人が減りました。
賑やかさは、増してきた気配がします。
足回りが重装備のお年寄りが当車内の最大派閥、であるようです。


釜戸の向こうに出たイノシシさんのおかげで、今朝の中央本線名古屋口はあっちこっちで列車が遅れ気味。
僕は千種から、25分遅れでやってきた所定8時17分発快速中津川行きに乗り込んだところです。

公私合わせていくつかの用事を貯めて、二ヶ月ぶりの東京出張は中央本線経由で出かけることにしました。
多少遅く都内に入ってもいいのと、ひたすらロングシートの車両で浜松−熱海を突っ切る平日昼間の東海道本線上りは僕でもイヤだ、とまぁいつも通り適当な理由です。

お天気は花曇り。少し季節を戻して名残の花見、というのがこの時期の出張のお約束です。

列車は釜戸に着きました。この先でまたイノシシが出なければ、中津川10時10分発の塩尻行きに接続するはずです。

困ったときの『サワイ』頼み

3月29日金曜未明より公開を開始した、新しい労働紛争関係のウェブサイト経由での問い合わせは昨日までで3件となりました。

従前のサイトでの実績から少し増えて、できれば週2件の問い合わせがほしいと考えていたのでまぁ悪くないスタートです。少なくとも、今すぐ絶望する必要はなさそう。

変化はほかで、発生しました。

先週金曜日に目を覚ましたら、なにやら体が重いです。

  • 鼻水が出てきます。
  • 体の節々が痛い。
  • 何かを飲み込むのが辛い。

・・・前の日にこられたお客さまの一人が、マスクをしていましたねそういえば(苦笑)

この冬はエアコンを夜通しかけていたおかげで風邪をひかずにすんだですが、まさかこのタイミングでやられるとは。いつもは風邪をひいてからだいたい3~4日かけて徐々に悪くなり、悪い状態が2~3日続いてから終わる、という一週間コースがお約束です。

これは困ります。

青春18きっぷがまだ2枚残っています!

というわけで。4月9日までに健康に戻さなければなりません。売薬処方に頼るより、さっさとお医者さんに行くことにしました。

いつものお医者さんが、いつも通りの薬をだしてくれます。

  • ロキソニン錠60mg
  • ムコダイン錠500mg
  • セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「サワイ」

解熱・去痰・抗生剤、という組み合わせらしいのですがこのお医者さん、いつ行ってもこの組み合わせをほとんど外さない(いいのか?)

いつぞやはインフルエンザ陽性判定は出なかったとのご託宣とともに上記のお薬をくださいまして、次の日出張先の札幌で39度台の熱を出したことがあります。

…そんなことがあっても、このお医者さんがなんとなくお気に入りなんですよ。ほどほどに枯れた独特の間合いがあって、いつ行っても空いてるし(いいのか?)

そして、今回。

お医者さんが思いついたように加えてくれたサワイ(抗生剤出しておきましょ、とのことでした)のおかげか、のどに若干の違和感が残る程度に戻ってきました。

これで自己負担1400円台なんだから健康保険制度ってすごいよな、と素朴に関心します。薬局でロキソニン7日分買ったらそれだけで結構なお値段になるはずです。

とりあえず今日まではデスクワーク中心に、ということであまり外に出ず、それでもなんとか昨日、新しい裁判書類をお客さまに発送することができました。9日に予定していた別の打ち合わせは、相手方代理人が大々的に締め切りをサボっているためやむをえず延期(笑)

と、いうわけで。明日いっぱい様子をみて何事もなければ、4月9・10日に春の青春18きっぷ残り2枚をつかって東京方面に出かけるつもりです。僕にとっては珍しい部類に入る仕事なのですが、社会保険労務士として審査請求の書類作成のご依頼をいただいてしまったためこれの資料を漁ってこないといけません。

例によって、出張目的地である国会図書館と経路上での出張相談はお問い合わせがあれば対応します。

…相談がなければないで片道だけ、ちょっと経路をねじ曲げてみたいな、と思っています。

  • 中央本線とか。
  • 小海線とか。
  • 飯山線とか(いいのか?)

2020.12.12修正

講師になる、という学習

今日、気になったアクセス。

アラブ首長国連邦から労働紛争に関するコンテンツに、一件(笑)

…それもあるのですが。


一昨日はエイプリルフールでした。何か楽しくてうそくさいお話を誰かに♪、というわけではないのですが、県外の同業者さんの事務所にファクスを送ってみます。

研修講師のご依頼をお受けする、というファクスを。

あるいはうそくさいと思われてしまったのか(きっと違うと信じております)、はたまたお返事をお待たせしすぎたのか(あ、この可能性は大です)、ご担当の先生からのレスポンスが今朝入ります。

そのメールの到着から2時間のあいだに、その県からわらわらと当事務所ウェブサイトにアクセスが入りだしました。みんな申し合わせたように、僕の氏名と職名をキーワードにしています。正午を過ぎたら、パッタリと途絶えました。

その県でだけいきなり僕の名前が広まる理由はほかに考えられないので、今回の講師のご依頼を受けたことが同県の業界団体の、おそらくは研修ご担当の先生方に広まった、でもってその先生方は、その講師候補者のなまえで検索かけてみた…ということですね。

しかしまぁ、タイミングの悪いこと。氏名と職名で検索をかけるとほぼ順当に、最初のアクセスは橋の写真が出てくるインデックスページに降りてくるのです。ここからつながっているFPのページ労働紛争のページといった綺麗なテンプレート適用後のページに加えて、先生によっては改装未了の本人訴訟支援のページにも遠慮無くアクセスされたご様子。どのページに行ったかで諸先生方が受ける印象が違ってしまっているかもしれません。

ともあれ、同業者さんがウェブサイトの何を見るのか、という点で参考になりました。

こうした経験とは別に、研修の講師のご依頼は受けるほうも結構学ぶことがあるのです。講師にとっていちばんいいのは支部研修などの出席者が20~50人くらいのもので、担当者さんが熱心な方だと事前に質問等をとりまとめてもらったりすることで同業者さんが何に関心を持ってるかを知ることができます。

一昨年の研修のように三県の単位会が合同で行い出席者100名を越えるようなものだと、個別の受講者(犠牲者とはいうまい)に絡んで楽しむことはできなくなってしまいます…が、単位会の会長クラスの大先生に、しかも異邦人の立場で話が聞ける、ということで、これはこれで僕にとっての学習効果は大なのです。むしろ懇親会のほうで僕が学べる(笑)

ところで当県司法書士会では、年間で所定の単位数の研修を受講していない人は司法書士会が公開する名簿にその旨表示されることになってしまいました。一方で、同県内の支部等で行う研修の講師には講師実施分の単位数をくれることになっています。

受講しなければならないのは、年間換算12時間。

今回の講師のご依頼は、4時間。

うう、他県で講師やっても単位にできないのかなぁ、などとこっそりつぶやいてみたい、今日この頃です。

最後に、数年にいちど出現する『当ブログを見ているが、講師の依頼をしてみたい』という奇特な同業者の皆さまへ。

僕のところでは研修のつど国会図書館に行ったり裁判所で調査をしたりして教材を作成する関係上、講師のご依頼をお受けするのは年に一件までと決めておりますので、わたくし今年はもう余力がありません。笑って許してやってください。

青春18きっぷ 残り2枚の使い道

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一昨日は朝5時に神戸に上陸しました。高松からのフェリーを利用したのです。

さて。ここから青春18きっぷを使い富山経由で名古屋に帰ろうとすると、高山に着くまえに日が暮れることがわかりました…

これはダメだ(笑)

そんなわけで、青春18きっぷ3日目を使って訪れた写真の場所は滋賀県立図書館。わりと新しい本が配架されている印象があります。最寄り駅の瀬田に、美味しいインド料理の店があるのも気に入りました。


先週までの繁忙はどこへやら。登記と裁判書類作成のあたらしい仕事をそれぞれ少しだけ動かして、あとはウェブサイトの手直しをすすめる新年度です。先日公開をはじめた新しいページは早くも検索エンジンに捕捉されて、いくつかのキーワードでは従前のページより順位があがっているのですが…

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せっかく『労働相談 名古屋市』というキーワードで大手労働組合の少し下につけることができたのに、よりによってmetaタグを書きかえてないページを拾いやがって検索エンジンめ(もちろん、僕が間抜けなだけですが)、
このほか電話番号がテンプレートの初期値のままだったり表示が崩壊していたりリンクが切れていたり、さらには登記事項証明書発行手数料について言及した箇所を一斉に今日からの新価格に置換したり、といった作業をようやく終えたところです。

-ところで今回大改装を終えた労働紛争関連のウェブサイト、誰からも不気味なまでになんの感想も入っていません。ファイナンシャルプランニング業務のサイトを改装したときは労働紛争関係のお客さまからいくつか好意的なご感想をいただいたのですが、まさかみんな、あの手作り仕様の旧ページが好きだったとか?-

傷心旅行に出るかどうかはさておいて(苦笑)どうやら時間には余裕ができたので、残り2枚の青春18きっぷの使い道を考えています。これを4月10日までに使ってしまわないといけません。

順当なのは東京出張を設定して国会図書館本館で書見、というパターンです。無理矢理やれば日帰りも可能です。

先々月、池井戸潤の『下町ロケット』(名古屋市図書館で調べたら、予約が200件以上はいってます…恐るべし)を国会図書館で閲覧をかけてみたのですが、残念ながら残り100ページちょっとを読了できないまま終わっています。東京地裁では気になる訴訟(当事務所の業務ではありません)も進んでいて、久しぶりに記録の閲覧もしてみたいところ。

自腹で新幹線とか何とか、という世界から遠ざかって、ゆっくりどこかに行きたい気もします。高山本線や紀勢本線にはしばらく乗ってません。早起きして日帰りにするには悪くないです。

こんなときには、どこかからお呼びがかかれば多少の便宜をはかってそちらに行ってみるか、という気分になってしまうかもしれませんね。

新しいウェブサイトが綺麗だった、とかいわれたら、特に(笑)

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