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2012年11月

こんな日は、グリーン車で行こう

こんな日は、グリーン車で行こう
千葉駅まで戻ってきました。東京方面へは16時02分発の逗子行きに乗れるのですが、少し落ち着きたいな…

時刻表をみると、16時15分に千葉始発で東京行きの列車があります。今日の自分には50kmまでの、つまり短区間の普通列車グリーン券をおごっていいはずだ、といいきかせ、貸し切り状態のグリーン車に乗り込みました。

江戸川あたりで、ちょうど夕日が沈むタイミングです。やや右側には富士山が小さいながらもはっきりと、さらに右側にはスカイツリーが見えてきました。

今般僕が訴訟代理人として行った移送申し立ては、取下げを余儀なくされたのです。

つまり今回期日における戦術目標は、達成せずに終わりました。

…でも、いいんです。
戦略的には勝ったので。

もともと僕が久しぶりに訴訟代理人になったのは(あまり訴訟代理は好きではないのです)、第一回期日で裁判所がお客さまに、妙に厳しい和解案を押し付けようとしている、という報告を受けたから。

だからといって僕がさっそうと乗り込んで敢然と裁判所を説得して劣勢を挽回できる、などとは毛ほども思っちゃおりません(笑)

僕にできるのは、もっと事案をややこしくすること。
と、いうことで。
本件訴訟はかくかくしかじかの論点を含んでいるから最寄りの地裁支部に裁量移送するよう申し立てる、と自分が簡裁でしか代理人になれないことは全く無視した訴訟活動に踏み切ることにしたのです。
もちろんできるだけ事案が難しくなるような準備書面を作って。

…そうしたところが。

なにやらお客さまの報告とは全然違う紳士的かつ真っ当な態度で裁判官がまず移送の必要性を認めてきました。

よ〜しよし、読み通りだぜ、とばかりに原告席の下でお客さまに親指立てて見せたのもつかの間、さらに裁判官被告に和解の可能性について聞き出しました。
前回お客さまに示した額の数倍の額を。

あれよ♪
という間に。
こちらの望んだ金額で急転直下の大和解が成立してしまい、僕の移送申し立ては不要につき取り下げ、となったのです。

確かにね。
被告陣営からみてこの辺で手仕舞っとかないとまずいかもよ、と思わせる記載も盛り込むようにはしたものの、まさかこんなかたちで終わるとは思いませんでした。

期日が始まる前に、傍聴席席にいるお客さまに
「(移送申し立てが通るはずだから)もう代理人と一緒に原告席につける機会ありませんから」
と申し上げて並んで座ってもらったのがよかったのかもしれません。

ともあれ、僕の書面は誰かの心をなにがしか動かしたようです。
…僕の予想とは、違うかたちで(笑)

さて、これから夜行バスで兵庫県へ移動です。明日もいいこと、ありますように。

千葉県内証拠書類巡りの旅

千葉県内証拠書類巡りの旅
しばらくぶりに、夜咳がでて目がさめることがなく熟睡できました。

…先週処方されたムコダインのおかげか、前の晩ウェブサイトの改装作業で数年ぶりに徹夜したからかは不明です。結局時間切れで新サイトの公開はできませんでした。既存のページからリンクをつなげずにサイト内に置いて、補助者さまの評価を仰ぐに留めておきましょう。

ともかくぐっすり眠ることができ、よく晴れて空気が冷たい朝。まず船橋から千葉に出ます。

今日はお客さまと県内各所の官公署を巡り、証拠になる書類を探して歩くことになっています。

ひな形探せりゃ大丈夫…だと思ったのに(ウェブサイト新設計画 その3)

それは、かんたんな作業にみえたんです。

ここ何年かで大はやりになっているし、インターネット上には素人が自分でもできたという情報が氾濫しているし、心ある人達が書式のひな形をいくつも公開しています。

そうしたひな形から、自分の状況にあったのを選んで適当に作ればなんとかなる…と思っていたんです。

ところが作業をはじめてしばらくすると、そのひな形には実は非常に緻密な判断や理論が隠されており、それらを少しでも自分好みにいじろうとするとその箇所が崩壊しかねないことに気づかされました。

さらに、まったく新しいことを付け加えてバランスを保つには結局プロフェッショナルに依頼するしかないようにも、思えてきたのです。


…過払いやら残業代請求の本人訴訟で頓挫しつつある誰かさん、の話ではありません。

ウェブサイトの一部に、テンプレートの適用を進めている僕の話です。

ただこの作業を通じて、久しぶりに素人気分を満喫しています。よき専門家に依頼することの重要性も、痛感しています。今日はそうした話です。

さて、先月来取り組んでいるウェブサイト新設計画はまだ、どの業者に依頼するどころか何をやったらいいのかさえ不明なまま足踏みしています。

-先月までの認識では、そうした考え事までふくめて適当な業者にぶん投げれば適当に上手くやってもらえるもんだと呑気に信じていたのです-

どうやらそうではない、ということに気づいてしまったのです。世のウェブサイト作成業者には、大きく分けて

  1. 安さを売りにするもの。というより、それしか売りがないもの。
  2. デザインを売りにするもの
  3. 専門分野の構築あるいは企業イメージの確立などのコンサルティング能力を売りにするもの
  4. コンテンツ、文章のできを売りにするもの

こういう傾向を帯びたものがあるように思えるのです。1から4が見つかりやすさの順です。4.を見つけたときに立ち止まってしまいました。1.は論外として、2.3.4.は三角形の三つの頂点なみに違う方向を目指しているようにもみえるし、この三要素はできのいいクモの巣グラフのようにバランスがとれているべき筋合いのようにも思えます。

…で、僕の事務所の直営ウェブサイト(daishoyasan.jp配下の各ページをそう呼ぶことに決めました)には

  •  何が一番欠けているのか?
  •  いま何が一番、施策として効果的なのか?

これを考えないとまずい、という気がしてきたのです。もともと当事務所ウェブサイトはデザイン無視でもそこそこの売り上げを実現してきた実績(苦笑)があり、一番欠けているものが直ちに対策すべきものだとは限りません。ひょっとしたら、デザイン無視のままコンテンツの量を増強するのがいい、ということもあるかもしれません。

そこで、試してみることにしたのです。

  • まず、コンテンツの量が多い労働紛争関係のページについてはスタイルシートをいじって、さしあたり文字の可読性を上げる改善を施しました。

これが先週末のこと。今週にはいって、1訪問あたりの閲覧ページ数が2割ほど増加しているようです。依頼の増加に結びつくかはさておいて、デザインの一部としての可読性の改善が、閲覧者の逸走防止に効果があることはわかります。

-これまでの出来についても、何かわかるような気がします-

不動産登記については、文字情報が比較的貧弱です。これに対してデザインの改善を施し、それに効果があるならばデザインの改善が(コンテンツの質・量を離れて)依頼誘致に有効だとわかるかもしれません。

そういうことで、世のウェブサイトに公開されている有料・無料のテンプレートのなかからよさそうなのを選んでそれを使って不動産登記に関するページだけデザインを改善し、どうなるか見てみよう、という試みを始めようとしました…ところが。

まず、いいひな形=テンプレートを見つけるまでにかなり消耗させられました。デザインを重視する、という実験ですので見栄えはいいのを選んだつもりなんですが、細部まで作り込んであるのでカスタマイズが難しい。

実は定型訴状の活用には労働基準法と民事訴訟の知識が、じゃなくてテンプレートの活用にはHTMLとCSSの知識が必須だ、という、極めて妥当で救いようのない結論に昨日たどり着いたところなのです。

・・・なんだかもう、引き下がれない、という一種の意地で、テンプレートの適用作業をすすめています。何カ所かを一斉置換すれば半自動的に適用が完了する、などという妄想を今週初めまで抱いていたのですが、ファイル1個ごとに手作業でカスタマイズ、それどころかコンテンツの作成じみた作業さえ必要だ、ということがわかって戦慄しています。

なんとかこの作業を週末中に終えて、26日の出張に出たいところです。

その前にまず、明日の無料相談会の相談員をお行儀よく勤め上げねばなりません。

確率6分の1でワタシがあたる

 先週、司法書士会のウェブサイトにはたらくあなたの困りごと110番の告知がでました。今年も本県司法書士会では労働相談を実施することになったのです。

 どこかで誰かが何かをした結果(苦笑)僕はこの相談に1日通しで参加することになっています。先日、司法書士会から相談担当者の陣容を記したファクスがやってきました。今年はなかなかの陣容です。

僕がいちばん上にいます

ま、登録番号順に担当者が並んでるだけなんでそれはさておいて。社労士司法書士の兼業者さんが僕を含め三人、一日詰めていることになります。このほか、午前中と午後で交代する先生方が3人ずついらっしゃる、とのことです。

ということでどうやら僕の出る幕などないはず。電話回線は2回線のみなので、例年どおり働いてるひとよりお茶を引いてるひとのほうが多いことになるでしょう。ただ、それだけに各相談担当者による黙示の合意にもとづいて電話をとる回数の平準化が図られる実情はあるようです。つまり。

11月23日はおそらく確率6分の1程度で僕が電話を取る無料労働相談がある、ということになります。ふだんはやらない無料相談、会のお仕事ということであればそれもよい、と思っています。もちろんこの相談会で僕を指名していただくこともたまたま当たってしまった僕を避けることもできませんので、そこはご了承いただきたいです。

ところで、この相談員をやってくれ、という電話を受けたときに僕は昨年もこの相談会に出ていたはずだ、と電話してきた先生から聞かされました。

ハテそうだったっけ、と一抹の疑問を感じつつも、僕が簡裁代理権の研修をうけたときのチューターの先生、という特殊身分関係下にあって反駁の余地無く招集をお受けしたのですが…

  • 昨年11月23日、僕は秋田から函館に移動していますよ。
  • 11月22日に、秋田で研修会の講師やってますよ。
  • 同時期の名古屋における現場不在証明ってやつが必要なら、当地の業界団体発行のが取れそうな気がしますよ(苦笑)

だまされたのではない、と信じています。

でも、ちょっと不満です。相談担当者中ぼくがいちばん古い司法書士だ、ということは開業から8年半くらいのが最先任者、ということ。

これが成年後見や債務整理、まして相続や遺言の相談会ならそういう人員構成にはならないと思うのです。先月おこなった名古屋簡裁における労働訴訟件数全件調査でも、昨年比でほとんど労働関係の訴訟件数が伸びていないことはわかっていますが、どうもそうした依頼の受け皿のほうもなかなか厚みが増していない感じがします。

と、いうわけで。

来年は必ずしも参加要請をお受けするとは限らないこの無料相談会、興味のある方は当日、リンク先記載の電話番号に電話してみてくださいな。仮に僕が電話を取ることがなくても、だいたいの場合揉めそうならば僕やほかの社労士兼業の先生がフォローするように、本県会の相談ではなっていますから。


この相談会のしごとが終わったら、来週の月曜日は中央高速道経由でまず東京へ出張です。火曜日に千葉県内ではいっている用事に備えて、11月26日は船橋での宿泊となりました。こちらは有料になりますが、11月26日東京-船橋周辺での出張相談も通常通りお受けしています。こちらは当然ながら司法書士会とはぜんぜん関係ありませんので、当事務所へ直接お問い合わせください。

打ち合わせの妙味

ホワイドボードに書き出してある書面作成予定が、一つずつ消えていきます。

昨晩ひとつ準備書面をお客さまに引き渡したのに続いて、今日も準備書面をひとつ、印刷・発送を終えました。集配郵便局への持ち込みにはなりましたが、まぁ予定通りの到着になります。

三つ目の書面はさきほどの打ち合わせで文案がお客さまの審査をパスし、決定稿となりました。これは明日印刷して発送すればおしまい。

…で、進捗度0%の書面がひとつありますがこれは会社側の書面が出てこないので、現時点では対処不要、と。

どうやら今月の大仕事はおわった、と見てよさそうです。

一週間のうちに準備書面を三つ作る過程で、それぞれのお客さまと打ち合わせを繰り返していて思うこと。

ひどい書面にもいろいろある(笑)

クライアントの言うことを鵜呑みにして言いたい放題の書面を作っていることもあれば、なんでもかんでも否認しながらこちらが主張していないことまで否認しているものもあります。一般的には成り立つかもしれない主張だけれどその職種では成立の余地がない、という書面もありました。

一度でいいから、そうした箸にも棒にもかからない書面がどうやって作られるのか見てみたいと思うのです。かつて僕が丁稚をやってた●●書士事務所みたいに、本職が補助者に全業務丸投げ、というなら納得できるのですが。

対するこちらは、と言いますと。

本人訴訟で相手方の答弁書なり準備書面なりに反論するかたちで準備書面の作成にかかる場合、こんな感じで進めています。

  1. 相手方の書面で事実関係なり法的判断なり感情論的にでも、納得できない部分にはお客さまにアンダーラインを引いておいてもらう
  2. 打ち合わせ前にその書面を僕に送ってもらい、こちらでも検討する
  3. お客さまと第一回目の打ち合わせをして、お客さまが指摘した箇所について事情を聞く。併せてその問題点に対処できそうな証拠も探してもらう。こちらでは文献や裁判例の調査に入る。
  4. 書面作成の方針が見えたら文案作成開始。
  5. できあがった第1次文案に目を通してもらい、打ち合わせを実施。お客さまが語った事実と僕の描写に相違がないか確認。併せて証拠書類の採否や、細かい表現を詰める。
  6. さらに第2次文案を作り、お客さまの審査を経由する。運がよければこれにパスしたものが出荷可能となる。運か僕の能力かお客さまとの相性が悪ければ(苦笑)さらに打ち合わせと文案作成を繰り返す。

現地調査が入らなければ、だいたいこんな感じでしょうか。短いものでもまる一日はかかる作業なので、同時に受託していい案件の数もそれなりにしかなりません。

そのかわり、といいましょうか。

どうやら相手方の書類作成者(単に書類を作っているだけの人および職業代理人)を出し抜く事実や矛盾を、お客さまとの打ち合わせで発見できることが結構あるように思えます。そこにこの仕事の実利と楽しみがあるのですが…

さて、こうした業務に意味がある、と納得してもらえるようなウェブサイトはどうやって作るんだろう、ということを考えるのが、今週の僕の仕事になるかもしれません。

-なんでも自分でやろうとしているそこの人!貴方は間違っている!-

って高飛車に言ってしまうわけにもいきませんし…困りました。

いっそこのまま、出さないで

 先の日曜日は風邪の治りかけにもかかわらず騒がしい喫茶店の喫煙席で出張相談をしてきた結果、順当にのどを壊しました。昨晩まで深夜になると咳で目が覚める状態が続いています。

 目が覚める、というより眠れなくなる、ということで夜中でも普通に仕事が進んでしまい、来週出さなければならなはずの4つの書面はなかなかの進捗度です。二つの準備書面は進捗度90%。文案がお客さまの審査にパスし、推敲したものを作ればそれが決定稿になります。もう一つは今日までに打ち合わせと証拠書類の取り寄せが終わったところ。進行状況からして今回の書面で決戦を挑むという状況にないのであと一日作業すればおわります。進捗度50%。

残りの一件、進捗度0%(笑)

実は裁判所がさだめた提出期限もしっかりと徒過しております。もちろんそうなったのは僕が悪いのではなく、会社側の書面がまだ出てこないから。それを受けて作成するはずの僕の書面は当然作りようがない。

…いや、相手側の主張の傾向を予測してそれに当方側反論の予定稿を何本か作っておき、その書面が出てきたらそれに応じた予定稿を直ちに提出する、という準備書面一夜城作戦もやったことはありますが、この時期忙しい業種にお勤めであろうお客さまにそこまで苦労させる必要はないはずです。

そうしたわけで。進捗度0%(笑)

とりあえず僕にもお客さまにも責任のない立場で会社側の書類作成の不手際をはやし立てていればいい、ということでもうしばらくこの状況が続けばいいと思っています。気になるのは今日の夕方にでも裁判所からお客さま方に相手方の書面がファクスされてきてそのまま嵐の週末が始まる、という可能性だったのですがそうした連絡はありません。どうやら明日・明後日のお休みは、昼間のどの調子がいいときに昼寝して夜のどの調子が悪くなったら書類を作ればいい…はずです。

さてそうすると、明日から三日間で3つの書面は無理なく出せる(たぶん)。結果として、ここ二週間風邪をひいているのに仕事に追われてはいない、ということになりました。

葛根湯とマスクと粉末きんかん湯で相談料金支払ってもらえるようにしてみたい、そんな週末であります。

2020.12.20修正

明日から、書類を作る一週間

明日から、書類を作る一週間
再来週に口頭弁論期日が四つ入ってる、ということは。

最大で四つの準備書面の締め切りが、一週間前にやってくる、ということです。
普段なら一件か二件は相手からの書面を待つだけで作業不要な案件が混じるのに、どうしたことか四件とも、しっかりした書面を出す必要がある期日が並びました。今週から来週にかけて、仕事に追われる予感がします。

出張相談を今日、つまりご依頼から二日後に急速設定したのは、つまりこちらの都合です。先週開けからひいていた風邪もほぼ治ってきました。

ありがたいことに往復で特急を使えることになっているため、朝夕だけは大和八木に停まるアーバンライナーの時刻から逆算して相談開始時刻を定めます。そうやっても2時間の出張相談費用が1万5千円を超えることはありません。

これはアピールできるサービスなのか?
であるとすれば、どういうウェブサイトでなしうるか?

…仕事の合間には、そんなことばっかり考えています。

とりあえず明日からしばらくのあいだは、おとなしく書類を作って過ごすとしましょうか。

月末の出張日程

11月最終週は月曜日から木曜日まで、僕が関与している訴訟の期日が並びました。

裁判所は広島-東京-大阪-名古屋各高裁管内、ということでなかなかバラエティに富んでいます。もちろんこの全てに行かなければならないはずもなく、もともと大阪高裁管内の一件だけ、期日の傍聴に行く約束をしておりました。

…で、今日。東京高裁管内の裁判所で第一回口頭弁論期日を迎えられたお客さまから連絡が入りました。どうやら簡裁でハズレな裁判官&司法委員に当たってしまったようなのです。

是非もなし。交通費だけ出してもらって、第二回以降しばらくのあいだ訴訟代理人として僕も出廷することにきめました。目的地は都内ではないので一往復1万5千円弱かかりそうですが、名古屋から司法書士を呼ぶというだけでなにやらお金がかかると決めつけて原告に和解を迫るつまらん裁判官に好き放題やらせるのは、それこそつまらないことです。次の期日設定が三週間後、答弁書に対する反論の準備書面を出せとも言わない、というのもみえみえな和解成立への期待が込められていて腹立たしいので、これから精力的に準備書面を用意するとしましょう。お客さまをせかして、ですが(苦笑)。

-無理矢理に労働審判の申立を出してしまって、このつまらん簡裁通常訴訟を停めてしまう、というのも考えましたがちょっと強引でありすぎます。もちろんこれは僕が頭の中で考えているだけでお客さまに助言しておりませんから、司法書士として可能な法律相談の範囲をはみ出てはおりませぬ、と窮屈な言い訳をしておきましょう-

さて、そうすると?11月27日夕方には関東での仕事がおわって東京駅にいられる一方、28日朝には関西での傍聴に備えて大阪駅にいる必要がでてきます。まず、27日東京駅発大阪方面行きのドリーム9号の予約をとりました。

26日の夜行バスで名古屋から東京方面に向かうことにして、車中二泊の出張日程を組むことも一応可能です。

これでも来年40歳なんで、さすがにそういうのは少々辛くなってきました(汗)

できれば代理人として働く27日は、都内で前泊したいところです。26日の東京都内で出張相談ご希望の方が出てくればまさに大歓迎、そうした状況ですね。28日午後の関西地方での出張相談についても、調整して対応することができます。それぞれご興味のあるかたはお問い合わせください。


さてここ数日間、daishoyasan.jp配下の当事務所ウェブサイトを閲覧された方は表示が日ごとに少しずつ変わるのに気づかれたかもしれません。

2段組にしている情報提供系の各コンテンツに適用しているスタイルシートを書き換えて見栄えを少しだけ改善し、併せてスマートフォンでも表示が大崩壊することはない(これまでは、かなりひどかったはずです)ように対策を施していたのです。スマートフォンで当事務所ウェブサイトに訪れる人が現時点で二割程度いらっしゃるようですので、今回の改善でサイトへの滞在時間や問い合わせがどれだけ増えるか興味深いところです。

あれこれ自分でウェブサイトをいじっているうちに、そのうち業者に外注する気をなくすんじゃないの?などということは…

ありません!

ありませんってば!!

つまらん事案と言わないで

 先日のこと。立地からして日本有数の忙しさであろう某労基署に行ってきました。久しぶりに社会保険労務士の資格だけで完結する業務=労働基準法第104条の規定による申告書の作成および提出が、今回のミッションです。

 給料不払い・サービス残業等の労働基準法違反を労基署に相談しようとあれこれネットで情報収集しておられる方々をがっかりさせかねない実情として、そもそも労基署は労働者側からなされる申告に対応する義務はない、とする下級審裁判例があります。

…ま、そんなもんよ、と諦めないところにこの仕事の楽しみがある、と言わなければなりません。事案の概要をよく描写し、かつ相談担当者が少しでも関心を持ってくれそうな切り口になるとっておきの一言を話して、あとはお客さまと相談担当者のやりとりの補足に徹します。もちろん補足説明は、相談者が食いつきやすそうな部分を簡潔に。

そうした準備をしていっても、今回はちょっと相談担当者の対応が冷たいように思えました。担当さん曰く

  • 「(情報提供に基づく調査の場合)通報から2~3ヶ月はかかる」
  • 「いつ調査にかかるか、実際にその内容がどのようなものであったのかは労基署側からは連絡できない」
  • 「調査に入ったとしてもどういう結果になるかはわからない」

…ま、そんなもんよ、と承知して持ち込む相談ですので別に異議を申し述べたり不満げにすることもありません。が、しかし。

  • 「相談件数は大変多く、なかにはつまらない事案もあるので労基署としてもその全てに対応することはできない」

…ま、そんなもんよ、と言うわけにはいかないご発言!

それを相談に来たお客さまの前で口にしないでほしい(苦笑)彼の発言はどうも、僕とお客さまが持ち込んだ相談が彼いうところの『つまらない事案』から十分離れたものである、という意味でなされたものではあるようなのです。しかし、お客さまがせっかく労基署に期待してくれているのにそれはどうかと思います。

この相談、さらに少しずつ説明を重ねて相談票に記載されている三段階の緊急度区分のうち最も高い事案と評価させることはできたものの、あまりにもおおっぴらに「つまらない事案」の存在を口にされて少々焦りました。

ここで人権派を気取るなら、つまらない事案などこの世に存在しないと大見得を切ってみたいところです。もちろんそんなつまらないことはしません(笑)

実際に、いろいろな人からいろいろな意味合いでつまらないと評価されてしまう事案は確かにあると考えています。当事務所にあっても、相談者の態度や立場に照らして『対応するべきではない』と判断する問い合わせはもちろんあるわけです。具体的には、ブログのコメント等を通じて無料での回答を求めるもの、緊急作業の依頼ではないのに緊急用の番号に電話してくるもの、他人の紛争について相談しようとするもの、こうしたアプローチには、ほとんどの場合対応していません。

ファストフード店のカウンター前の行列に「自分お腹すいてるから」という理由で割り込んでいいか否か、さらには「まずタダで何か食べさせて」と言っていいか否か、と同じように、自分だけ無料で何かに対応させたり特別に緊急の対応を求めてよいかどうかは判断できるはずで、そうした方々の案件は持ち込まないでと言わざるを得ません。そうでなければ、特急・急行料金を払っている人はじめ有料の依頼をくださっているお客さまとの均衡がはかれません。

ただし、この事務所では請求額の多い少ないで「つまらないか否か」を判断しません。そんなつまらないことは、しておりません(笑)

簡単にいうと、お客さまがウェブサイトに出してある文字情報から問い合わせの仕方や報酬体系を読み取れてそれを受け入れることができ、ご自分がちゃんとその紛争に向き合ってる方のご依頼であるならば、そこにつまらない事案などない、と考えています。ご依頼を受けた事案に関わる、僕とお客さま以外のいろいろな人々がその事案を「つまらない」その他消極的に評価する可能性を推測して対策していくところに、この仕事のおもしろみがあるのでしょうね。

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