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2012年10月

出張後半は東京で

出張後半は東京で
人間を大盛りに積み込んだ羽田空港行きのバスが追い抜いていきます。

なにやら恨みがましい視線も飛んできて、思わずカメラを引っ込めます。

昨晩20時50分に倉敷を出た京浜吉備ドリーム2号は、横浜ベイブリッジにさしかかるところです。今日もいいお天気になりました。

これから二日間は東京で仕事、と言っても売上になる仕事は今日の午前中で終わり、あとは国会図書館で書見の予定でした。今朝一件、追加の打ち合わせ希望が入ったところです。

苗羽と書いて、『のうま』です

苗羽と書いて、『のうま』です
後ろの席でおばさま方がナエバナエバと騒いでいます。

14時15分田ノ浦映画村発のバスから、苗羽=のうま、のバス停で降りたのは僕一人。

小学校の向かいにあるカフェ『EAT』で、少々遅いランチにしようと思います。

元は医院だった建物を改装してあるこのお店、なかなか個性的、でも素敵なのです。

驚いたのは一年以上前に訪れていたのを店主ご夫妻が覚えておられたこと。別に美味しく食べて楽しく帰っただけなんですが…おそらくは聡明な方々なのでしょう。古いものを活かしながら少しずつ遊びごころを交えて来訪者にも心地よいお店を作り、気軽に使える値段で維持する、というのはなかなかできないことです。

このお店、秋の夕方に訪れると西日がすりガラスを照らしてとても優しい雰囲気になります。客足が止まった店内で、食後のコーヒーをゆっくりゆっくりいただきましょう。一人の遅いランチで落ち着くもよし、大事なひととゆっくり穏やかに過ごすもよし、ここはそんなお店です。

向かいの校庭のイチョウも西日に映えて、鮮やかさを増してきました。16時11分のバスで土庄に戻ったら、島の旅もおしまいです。

今日いただいたパンプキンポタージュと各種自家製パンの盛り合わせも素晴らしかったのですが、未練があります。

メニューの下に出ていた『柿のタルト』にひどく心ひかれます。

…と、いうわけで。
また来年♪

苗羽と書いて、『のうま』です

ワタシを港へ連れてって( 揉み手)

被告席に座っている代理人は、コスプレ不倫を暴露された市長のような顔をしていました。

僕より優しい表現を使われるお客さまによれば、『前回期日で感じられた力強さが、ない』とのこと。

どうやらこの訴訟も、お客さまをまあまあの立場に持ってこれた、と安心して申し上げました。

「港まで連れてってください!15時30分のフェリーに乗りたいので」

そして、今朝。
高松からのフェリーを、小豆島池田港近くの高台にある宿から眺めています。港まで一時間余の道を快く飛ばして下さったお客さまには改めて感謝せねば(笑)

ワタシを港へ連れてって(<br />
 揉み手)

さて、今日は一日お休みです。小豆島の路線バス乗り放題のきっぷを使うことだけが決まっています。

船に乗り、うどんを食べて、朝の港へ

夜明け前が、一番暗い。
そう言ったのは誰だったでしょうか。

既に回数券を持つようになったジャンボフェリーの高松着岸は所定通り、午前5時。到着後にやることは決まっています。

駅前のうどん屋さんで朝うどんを食べ、お腹が膨れたら駅前の港に散歩に行きましょう。

船に乗り、うどんを食べて、朝の港へ

いつも出港を見に行く6時20分発の小豆島へのフェリーの向こうに、今朝は四本マストの何かがいます。

海王丸の後甲板で、朝礼が始まるところです。

船に乗り、うどんを食べて、朝の港へ

船に乗り、うどんを食べて、朝の港へ

さて、今日は午前中の用事だけで仕事はおしまい。お天気はよさそうなので、海が見える宿を探すとしましょうか。

●●事務所から電話です

今週は三件の、同業者さんの事務所から電話がかかってきました。ご用向きはそれぞれでして、並べて眺めると興味深いものがあります。

1.AのBのC、そういう人がお客さま

週初めにかかってきた電話は、当事務所へは初めてお電話をくださる先生です。なんでもその先生の●●の●●の●●、という関係の方が労働紛争に巻き込まれたらしい、と。

ここで●●というところには人と人とのつながりを指すいろいろな言葉を入れてください。孫娘の敵の弟子、とか(って何者?)。

「(関係が)遠いですねぇ」と電話口のこちらと向こうでお互いにつぶやきました。もちろん有料相談としてお受けできます。ありがたいご紹介です。ただ、紹介をしてくださった先生の評判を傷つけるわけにはいきませんので多少の緊張をはらみます。

もう一つ緊張をはらむ点。それはこのお客さまが実に実に久しぶりの、『リアルな世界のみを経由してこられた方』であるということ。相談時間を通じて最も悩んだのはお客さまとの連絡をどう取るか、で、もうあっさりと途方に暮れました(苦笑)

とりあえず、「この事務所は本職がよくどこかに行ってしまうように出来ているので留守電には伝言を残してください、決して電話が通じるとは思わないでください云々」という最低限の説明はしておきました。さて、妙な事務所をあてがわれたとお思いでなければよいのですが。このご紹介をいただいた先生とは同じ支部ですので、いずれ機会があれば遠回しに遠回しに反響をお聞きしてみましょう。

ちなみに、そのお客さまには僕がブログを書いている、などということは全くお伝えしておりません。

2.その時期の講師依頼は、回避!

次の日にかかってきたのは友人の同業者さん。隣県の方です。

「一つは」

ってことは、複数のご用があるのですね(笑)

隣県の青年会の研修で講師やってくれないか、予定は2月だ、と。

以前からそうした示唆をうけてはいたのですが、タイミングがいけません。その前々日に、他県で地位確認請求訴訟を進めておいでのお客さまから会社側準備書面をお渡しいただいています。この書面の出来が今ひとつ、なのです。

そうすると、その時期あたりまでに準備書面の応酬は終わるか下火になっており、証人尋問対策をはじめている必要がありそうです。

そうしたわけで、県が違うどころではない遠方の案件の影響でその隣県の講師のご依頼は回避すると決めました。そりゃそうです。文字通り負けるわけにはいかない事案ですからね。

3.その時期の動員下命は…回避不能

 E先生から電話です!

 僕が代理権をとるときの研修では講師をおつとめになられたうえに業界団体支部の最末端役職=評議員になった時期には副支部長であらせられたその先生は、いまは業界団体本会のお役目について活躍中でございます。警戒のためもう恐れ多くて電話の着信音すら変えてあります。

 たまたま電話の前にいたこともあり、1コール目で呼吸を整え、2コール目で受話器をとり、直立不動で元気よく事務所名を名乗ります。さてご用件は?

「すずき大先生に頼みが」

「すずきはただいま席を外しております!」

一瞬で居留守を使うことに決めたのですが一瞬で見破られました。さすがE先生(違うって?)

聞けば来月、業界団体では労働関係の電話相談を行うのだとか。11月23日だと告げたうえで

「労働相談をやるのにすずき大先生になんのご挨拶もないのはおかしいという話が出てきて」

…いっそみかじめ料などいただいてもよろしいか、とは聞けませんでした。もちろん本会からは、所定の日当が支給されるはずであります。

「で、時間は何時から何時までですか?」

「それがまだ決まってないらしくて(以下略)」

なんだかよくわからないうちに、とりあえず11月23日は業界団体のビルに出頭せよ、ということになりました。まだウェブサイトには、この相談会の告知は出ていないようです。

ところで。前回の業界団体電話労働相談の動員をうけたとき薄々気づいていたんですが、このように業界団体で労働関係の相談会を実施するときに、本来この相談会を仕切る立場にある先生からではなくE先生から僕に協力依頼、というより動員下命が出ているようなのです。

いちど、E先生の事務所を表敬訪問してみるのもよいでしょうか。
実はその事務所に隠されているヒミツの窓口に依頼すれば、間違いなくすずきしんたろう事務所の予約が取れる、そんな認識をどこかで誰かがお持ちなのでは…?

どこか気になる問い合わせ(ウェブサイト新設計画 その2)

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机の上の状況が、いまの僕の関心を物語っています。

市立・県立あわせて12冊借り出している本の半分がウェブサイト作成に関するもの。あとは小説4冊に法律書2冊。

…今月はほぼ、ウェブサイトを作る人、になっています。

ウェブサイト作成を外注する外注すると言いながらサイトを自作するための参考書がならんでいるのは、daishoyasan.jpは直営で維持すると決めたからです。これとは全く別個にウェブサイトを新設する、そのために直営ウェブサイトのデザインや文章を少しずつ変えて反響を見ています。

気になることがあります。

現在、daishoyasan.jp以下の僕が直営しているウェブサイトには平日800~900ページビュー、300件ちょっとのユニークアクセスがあります。ブログのほうは250~300ページビュー、200件程度のユニークアクセス、ウェブサイト・ブログとも土曜休日にはアクセス半減、と言ったところでしょうか。

一昨年までならウェブサイトに一日150件程度のユニークアクセスがあれば依頼受け付けを停めるほどの売り上げがあったのに、今ではその倍のアクセスがあっても売り上げは伸びていないのです。問い合わせ件数そのものが伸びていないので単に世の中から見捨てられてるだけ、という推定が正しいのかもしれません。

 アクセスの状況をよく見てみると、ページビューの数は増えてもサイト内の文書をたくさん読み込んでいる人の絶対数は増えていないようです。このあたりにヒントがある気がします。

 さらに、気になることがあります。

 この一週間で三件ほど、労働関係での問い合わせが電話で入りました。この三件には、好ましからざる共通点があります。

  •  即時に、あるいはなるべく速やかな相談の設定を希望する
  •  電話口で『初めてだからわからない』と宣言する
  •  ただちに結論を求め、お好みの見解が出ないと去る(苦笑)

 これらのやりとりを経て少し心配になったのは、なまじ好感を与えるデザインと問い合わせしやすい導線をもったウェブサイトを構築してしまうとむしろこういう問い合わせが爆発的に増加するのではないか、ということです。自分でちょっといじっただけで、こうした問い合わせの誘致は実現できるようなので。

 すごく厳しく言うと上記の方々には一種の開き直りを感じます。もう十数年前、すでにマイカー乗り入れが規制されていた上高地に乗り入れる某路線バス会社で車掌のアルバイトをしていたときに、こういう方々がいらっしゃいました。

曰く『オレが車乗ってきた駐車場なんか覚えてるわけないだろ、ここ来るの初めてなんだから!』

・・・だったらお客さん、沢渡地区に四つ(上高地側から順に、茶嵐-沢渡上-沢渡-沢渡大橋でしたよ当時は)ある駐車場バス停のどこまで行くかいったい誰が決めるのよ、と突っ込んだら確実にケンカになる、そんな上高地バスターミナル出札窓口。あれを思い出します。

多すぎる選択肢や情報が与えられて適切に選べなくなってしまった、そういう状態なのかもしれません。

結局のところインターネットは人を賢明にも幸福にもしない、という本をウェブデザインの本と同時に借りてしまいました。今ならば苦笑しつつも納得できます。もちろんそうした可能性にも対峙しなければならない、ということで今日はこんな本を借りてきました。

つまるところウェブサイトで肝心なのはデザインではなく、文章なのだ、という内容に納得できたからでしょうか。先頃デザイン系のウェブサイト制作会社に問い合わせを黙殺された反動でしょうか…

やっぱりデザインの改善より、文章のブラッシュアップをはかったほうがいいのかな、などと思い始めている自分がいます。

なんのことはない、僕もありあまる情報と選択肢の前で、自分を失いかけています(爆)

これまでにいろいろ調べてわかったのは、ウェブサイト制作業者にもコンサルタント系・デザイン系・半端者系と様々な得意分野があって(半端者は何をやっても駄目なんですが)、その中の少しマイナーな分野として『文章を作成・リライトする』業務を根幹に据えているところがある、ということです。依頼人が何を実現したいかによってそれら制作業者の最適な選択は異なり、それを誤ると結構な打撃、少なくとも機会利益の喪失が発生します。

なにやら弁護士司法書士事務所選びに通じるものがあります。●●●請求の相談やると言ってる事務所にも…ん?

ウェブサイト制作を外注する、という方針は堅持するとして、もうしばらく迷ってみることにします。ここで感じている疑問や不安、不満を整理しておくことは、おそらくウェブサイト改善の手がかりになります。そんなわけで福岡の信徒さんにはもうしばらく、新しいウェブサイトのお披露目をまってもらうとしましょうか。今回も、コメントありがとうございました。

来週の出張予定が決まりました

虚無の空間と化した、台所。

遠く玄関を封鎖する、子供ほどの背丈の直方体。

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ヤフオクで冷蔵庫を落札したら、配達時間が21時過ぎになったのです。

…恐るべし、広島県東部某通運(苦笑)

おかげで一昨日の土曜日は一日ずっと、冷蔵庫がない状態で待機しておりました。

別にこの会社に文句言ってこよう、というわけではないのですが、10月30日倉敷駅北口発の京浜吉備ドリーム2号の予約がとれています。

さて、来週の出張の話です。

今回の出張は久しぶりに、西日本の用事と東日本の用事をつなげて処理するものになりました。一時は瀬戸大橋を空から見られないか、などと考えて飛行機の早期割引をしらべたり、徳島から東京へのフェリーの運行スケジュールをあたったりもしましたが結局安いから、ということで高速バスになりました。そのぶん現地に一泊したほうが楽しそうだ、ということで。

 日程としては10月28日夕方に出発して夜(正確には29日0時過ぎ)のフェリーで神戸から高松へ移動し、29日は同地周辺で司法書士として過ごして30日は倉敷から夜行バスで東京へ、31日は社労士として仕事をして都内で一泊、11月1日に帰ってくるつもりです。29日の宿が未定のままですが

  1. 高松
  2. 小豆島
  3. 下津井
  4. 牛窓
  5. 鞆の浦

このへんから、『ど・れ・に・し・よ・う・か・な』で決めるとしましょうか。

いまのところ30日の高松周辺と11月1日の東京都内の日程が完全にフリータイムになっているほか、28日の名古屋-神戸間でも出張相談は可能です。ご興味のある方はお問い合わせください。

 来週はほとんど出張になってしまいますので今週中に今月の仕事を片付けてしまわねばなりません。昨日、新しい裁判書類作成のご依頼をいただきました。それを出したら、晴れて出張OK,ということになるはずです。

速さを取るか?快適さをとるか?

速さを取るか?快適さをとるか?
実は今回の調査を、ちょっと甘く見ていたんです。

完全自腹で任意の日に実施してよく、やらなくても勝敗に直接は影響しないもの。そう思っておりました。

…訴訟記録の閲覧申請をかけた窓口で、スーパーで使うような買い物カゴに積み込まれた記録一式が出てくるのを見るまでは(呆然)

おかげさまでランチの時間返上で閲覧をすることになり、乗り継ぎで時間が取れた岡山駅で昼夜兼用のご飯をとることになってしまいました。

さて、選択肢が二つあります。
17時48分発の播州赤穂行きで赤穂線経由で相生に出るか。
18時00分発の姫路行きに乗るか。

後者がメインルートです。30分以上速くもあります。
それだけに、特に夕方は結構な混雑が約束されています(苦笑)

好きなのは前者です。都市間連絡を図って乗ってる人などまずいないため、岡山から20〜30分乗ったらまず座れます。

でも、この列車でひたすら乗り継いでも名古屋へは24時ちょっと前。これを受け入れていいか少し迷います。

見てよさそうなら乗ってしまえ、と軽い気持ちで並んだら、あっさり座れてしまいました。赤穂線、最高です(現金な)


このところブログの記事を更新せずにおりました。
しばらくそうしていると誰かが生存確認の連絡をくださるのがなんともありがたいところです。秘匿性の高い仕事についていることもあれば単に筆が荒れそうな気分でいるだけのこともあります。

で、今週最大の気にいらない出来事。

週明けにウェブサイト作成の問い合わせを送った神戸の会社から、今に至るも回答がない。

これはダメだ、ということで、どうやらウェブサイト新設計画の発注先は決まりになりそうです。今週はウェブサイトのことに頭を使い過ぎました。名古屋までぼんやりして帰るくらいで、ちょうどいいかもしれません。

業者を探してたつもりなのに…(ウェブサイト新設計画 その1)

「いままでに見たことのないところを見ました」

そっとつぶやく、補助者さま。

いっそ『補助者(さま)は見た』というカテゴリでも新設するかブログに、と苦笑する僕。実は本職より面白いことを書いてくれるかもしれません。

先日のアフタヌーンティーの時間に入るまでの僕は、なにやら異様な言動をとっていたようなのです。


さて、先日もらった成功報酬を半分方突っ込んで事務所のウェブサイトを新設しよう!という計画は当事務所の存亡をかけつつも、徐々に徐々に進んでいます。まずは今月中に作成方針を決め、発注業者を選ぼう、ということで参考文献を読みこなしつつ、事務所の業務としてさまざまな業者のサイトを必死で見ていたのですが…

  • 「最初は(言ってみれば、夢や希望があって)楽しそうだったのに、ちっとも楽しそうに見えません」
  • 「発注する側でいるはずなのに、作成する立場で業者のサイトを見てますよね」
  • 「何が辛いのか、さっぱりわかりません」

…なにやら隣の部屋からいろいろな声が聞こえてきます。そりゃそうですよ。この事務所は今年100%、文字通り全てのご依頼がウェブサイト経由と以前ウェブサイト経由で来られた方がリピーターとして来ていらっしゃる。そうしたウェブサイトを今まではテキストエディタで自作してきたのですから、新規外注業者の選定には必死になって当たり前。ここで選択を誤ったら1年後にこの事務所潰れてるかもしれません、と補助者さまを前に、例によって極論に走ってみます。僕の経営能力を信頼しているのかご自分の資産残高を信頼しているのか、この発言には彼女恬淡たるものがあります…残念。

ともあれ僕にとっては当事務所ウェブサイトがどうあるべきか、は事務所をどう経営するか、とほぼ同義、なのです。今回ウェブサイトを新設するにあたっては、これまでの文字情報過多ウェブサイトが潜在顧客の選別と喪失をもたらしてきた自覚に立って(あ、でも反省はしません)、親しみやすく読みやすく相談への利用に遷移しやすいサイトを別個に構築し、よってもって1ヶ月に4万円程度(法律扶助の相談なら週2件、当事務所の有料相談なら月10件)の依頼増加を実現しよう、と大方針を定めました。不動産登記に無理矢理参入して手っ取り早く売り上げ増大、というのも考えましたがこれはあまりにも馴染まなさすぎる、駄目だ(苦笑)

そうして決めただいぶんつつましやかな目標とはいえ、つまり従来と反対の方向を意図的に目指すわけで、どうもそれが僕にとって潜在的なストレス発生源となっているようなのです。せっかく補助者さまにもウェブサイト作成業者の選定を手伝っていただいたのに、候補業者に今ひとつ納得できません。

※選定にあたってはgoogleで『士業 ウェブサイト作成』でトップ20位以内にでてくるところ、というルールを定めてみたところ、彼女が出してきたのは関西の会社、なにやらホストみたいな担当者の写真が出ていて、僕はパスした業者です。製作実績を見ていると、本職の写真をトップページに大きく載せている、という点でワンパターンなものが目につくのも気に入りません。当事務所でこれをやっても見苦しいだけです。

僕が候補としたのは関東の、動物さんが向かい合ってる写真が出てくる会社。そちらの製作実績では本職の顔写真にあまりこだわっていないようですし、取り寄せてみた小冊子の記載にもいちいち納得できます。…が、ものすごくいい!というものではありません。

手前味噌ですが、僕が裁判事務の依頼を受けるとき、一部のお客さまに見せられるようなわかりやすい共感あるいは感激、がないのです。この人に任せてだめならもう諦めるよ、とか、凄いものを見た!感動した!とか、そういうものがない。

だったらいっそ、士業に限定せずウェブサイト作成業者を探し直してみようかね、その前に、呑まなきゃやってらんねーよ、というのが先日のアフタヌーンティーで出た結論であります。

ところで補助者さま、こう言って先日の議論を締めくくられました。

「いっそ自分で作ればいいじゃないですか」

ええい、黙れ黙れぃ!と時代劇調に逆ギレしてみたものの。

今日買い物に出た途中の本屋さんで、HTML5の教科書やら素材集を手に取っている自分に気づいて苦笑いしたことであります。

ただいま開廷表調査中

今週は大阪と名古屋の裁判所で開廷表を調べてきたほか、他の高裁管内臨時調査部の調査員(お客さま、とも言いますが)からも報告が入っています。どうやらその地方の地裁本庁では、まだ開廷表に代理人の表示が出ている模様。大阪地裁では東京地裁と同様、ついに代理人の表示が消えました。

…ただ、僕が見たその日は数ページの開廷表のうち1ページだけ代理人が出ていましたので、きっと印刷作業時に間違いがあった=比較的簡単な操作で代理人の表示の有無を切り替えて印刷できる、ということなのでしょう。

本人訴訟をお考えの方に説明します。開廷表というのは大きな裁判所では玄関やロビーにファイルで置いてあり、小さな裁判所では書記官室や法廷前の廊下に張り出してある、その日の訴訟の事件名・事件番号・原告被告の名称・改訂時刻や法廷などを書いた表のことです。裁判所によってはこれに代理人の名前が出ており、当事務所では随時これを調べることによって気に入った気になった訴訟の事件記録を閲覧し、いろんな情報を得ているところです。

通常はそういう使い方をしない、でも違法性皆無♪という開廷表の利用法、その有力な一つに、大規模庁であればある期間集中的に調査をかけて相手方についた職業代理人が担当している別の訴訟を探し出し、その訴訟記録を閲覧してその人の作風を調べる、というようなことを試みています。みなさん実に個性的(わかりやすく言えば、明らかに箸にも棒にもかからない裁判書類に結構な頻度で巡り会える)、ということはランダムに数件閲覧をかけるだけでもわかってきます。まさか、そうした調査をかけにくくするために東京・大阪地裁の開廷表から代理人の表示が消えた、というわけではない…と信じたいのですが。

今週延べ5日間の某日、裁判所に並んでいた事件名。いずれも原告側には別の職業代理人がついています。

  • 残業代請求事件
  • 割増賃金等請求事件
  • 残業代支払等請求事件

うう、僕なら『賃金請求事件』と事件名をつけるかな(笑)残業代もまた賃金、ということで。

幸か不幸か、今週の名古屋地裁開廷表調査にあっては原告本人訴訟の労働事件を見いだすことはできませんでした。

さて来週か再来週、冒頭の臨時調査部員(ええ、お客さまですよもちろん)の活動をフォローしてくるつもりです。いまのところ僕がもっている事案の中で一番気になる代理人の方がご担当の事件を、三つ発見したという報告が入っているのです。

ちょうど上手い具合に、秋の乗り放題パスの発売期間に入ります。普通列車を乗り継いでもその裁判所には、なんとか日帰り圏内。運が良ければ、さらに調査対象になる事件を発見できるかもしれません。

裏業務を検討中

裏業務を検討中
車窓から見上げる空は、すっかり秋の姿になりました。10月最初の出張は、大阪への日帰りです。往路は8時発の超特急、復路は17時50分発の特急のバスを使って、新しいお客さまとの相談一件と訴訟記録の閲覧を一件やってくるだけ。心理的にも時間的にも余裕たっぷりな代わりに、売上への貢献度はたっぷりと低い、そんな出張であります。

さりとてこれからお会いするお客さまに当事務所の利用を強引に勧める気はないし(依頼を受けたくないのではありません)、それどころか最初の相談で依頼を決めるような人には即決で拒否回答を出している(一晩は考える時間をとるべきだ、ということで)、こうしたスタイルをこれから作る新しいウェブサイトでどう扱うか、がなかなか問題です。

一切言及せずに、来所される方の利用を前提に情報提供するのが経営上は正解です。これで片っ端から法律扶助での無料相談援助を適用していった場合、一見誠実で誰も文句言えないがいまよりずっと儲かるシステムができる可能性があります。

大々的にアピールする、これは人生が面白くなる可能性がある選択肢です。ただし、時間に制約されて売上がどこかで頭打ちになるはずです。

折衷案になるかもしれないのは、当ブログと既存のウェブサイトでは出張を伴う業務の存在を認めておき、新設するウェブサイトでは小綺麗で真っ当で凡庸な情報のみを提供する方法でしょうか。僕の名前で検索かけたら真っ当な新設サイトが、旅行書士で検索かけたら既存の裏サイト(笑)がそれぞれ上位にくる、という操作はできそうです。

失敗すると裏も表もつまらないことになりそうですが、既存のコンテンツと出張ほか収益性は低いが楽しみを見出だしやすい業務をごっそり裏に回す限りそれはないでしょう。ブログもツイッターもフェイスブックもやってますとか、ブログが裏も表もある…で内容が薄まって読むに堪えない(同業者さんにもいらっしゃいますね)、ということにはならないはずです。

…と、いうわけで。
まず『僕の名前のひらがな表記』を既存のコンテンツから一掃していく方法を考えながらのバスの旅。京都深草まで、順調にやってきました。

帰ってから少々苦労を強いることになるかもしれない補助者さまに、チョコレートを買って帰るとしましょう。今日は彼女が僕の代わりに、裁判所へ開廷表調査に行ってくれています。

第4次開廷表調査にあたって

何事かを調べて回る、というのが余所より少し好きな当事務所では、定期的に名古屋簡裁・地裁・高裁の開廷表をチェックする期間を設けています。一昨年夏から始まった開廷表調査も、今回で第4次になりました。今回の調査期間は10月1日より31日を予定しています。この間の労働関係の訴訟(事件名からそれと読み取れるか、名古屋地裁であれば民事第1部の全事件)の事件番号・事件名・当事者およびその代理人を確認して記録を蓄積しておこう、というのが開廷表調査の目的です。

…馬鹿かこいつ?と思われた同業者さま。
もちろん、あなたのほうが健全です(笑)

ただし名古屋のようにある程度事件が集まる大規模庁でこれを長期間やると、結構面白いことになりそうなのです。東京地裁の開廷表ではもう代理人の名前が出なくなっていますが、名古屋地裁ではまだ見られます。ですのである程度同一分野の記録を集めると、ほんとうにその事件を多く扱ってる弁護士さんの名前がわかる可能性があります。あとは事件記録を閲覧することでその代理人が作る書面の作風と訴訟の結果がわかるので、敵にあっては戦力の推測に役立つし、開業9年を経てなお特定の法律事務所との連携がない当事務所では、相談に来られたお客さまが訴訟代理人の選任を希望される場合に

僕が書類みた限りでは、このセンセイはわりと●●だよ

と秘密のアドバイスができることになるでしょう。ブログで人の名前を出すわけにはいきませんが、労働側の職業代理人で依頼人が計算した時間外労働割増賃金の計算表そのまま使って提訴した、というのを見たことがあります。

…その表見せられて「どこの馬鹿ですかこんな表作った奴は!」と口走ったところ、お客さまから自分が作ったと即答されたときの光景はいまでも忘れられません。まさか請求額8桁の割増賃金請求訴訟の訴状にそんなものがくっついてるとは(苦笑)

まぁそうしたこともありまして、地裁以上の裁判所で活躍してらっしゃるセンセイ方の実情をこっそり覗いておくのも悪くないかな、と思っているのです。いっそ手元に300万円ほどあぶく銭があれば、シルバー人材センターの方にでも依頼して一年間ぶっ続けで開廷表調査と事件記録の全件閲覧を行い、代理人ごとに提訴額に対する請求認容あるいは和解額の割合を集計して代理人ミシュランを作って有償で情報提供する、ってのは面白いかもね、などと補助者さまと話しているところです。

むかし母が購読していた『暮らしの手帖』で時折家電品や消費者向けサービスのテストレポートが載っていたのを覚えています。これがなかなか辛辣で、宅急便と国鉄小荷物で同時に茶碗送って到着時の破損率を比較したり、とにかく実際に使ってみてどうか、という観点に立っていたのが当時としては新鮮に思えました。

僕がやらなくても、そのうちもっと資本力も組織力もある人達が法律職のサービスも『実際に使ってみての批評』の対象にする日がくるのではないかと思うのです。消費者からみれば、そうなったほうがいい、とも。

ま、ここみたいな零細事務所がそうした批評の俎上に載ることは無いに決まってますが、ね。

台風も過ぎたことだし、明日は大阪行ってきます。出張相談のご依頼もしっかりと入りました。

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