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リピーター万歳、と言っていいやら悪いやら

その企業のサービスを気にいって、繰り返し利用してくださるお客さま。

どの商売においても大切であって、業態によってはその多寡こそが企業の存続を決することになりかねないはずなのですが…

人の紛争が売り上げのネタになる零細事務所、にあっては少々複雑な気分でお迎えせざるを得ない、ということになります。

不思議なことに今年に入ってから、毎月のように『過去に当事務所を利用されたお客さま』からのご依頼が入っています。今月は二件そうしたご依頼がありました。ご依頼の傾向としては登記はほんのちょっぴり、あとは民事紛争です。どうも手放しで喜んでいい、というわけではなさそうです。

昨年まではこの事務所、さながら観光地の土産物屋のように全国からくる一見のお客さまのご依頼が収入源だったのですが今年はリピーターの方々からいただく売り上げが無視できない割合になりそうです。この傾向が来年も続くなら経営が楽になるかも。もちろん、手放しで喜んではいけませんがね(笑)

それに、落ち着いてこの現象を見渡すと人は案外短期間に(つまり、数年単位で)法的な紛争に巻き込まれたり登記その他ファイナンシャルプランニングの知識が必要なイベントを経験するようにも思えるのです。この事務所ではもともとの受託件数の少なさとそれにふさわしくない受託範囲の広さから、リピーターの方が目に見える量の多さを伴って出現するまでに時間がかかっただけ、なのかもしれません。あるいは地元に密着していろんな仕事を真面目にやってる事務所ならもっと早くこの状態に達していたかもしれないし、一方で相続だの過払いだの儲かりそうに見える分野にのみ注力してると永久に見えない世界なのかもしれません。

まぁ、せっかく来てくださるお客さまに『こんな事務所に来ちゃいけませんよ』と言うわけにもいかないし、ありがたいことに民事紛争でリピーターになる人の場合はだいたい悪くないタイミングで相談をくださるのです(最初の依頼で何かを身につけるでしょうか)。その人が再度あるいは再々度の紛争に巻き込まれたことに目をつぶるなら、

わりといい対応だ

と思えてきます。そこで専門家を使ってみるのはなかなかいいな、と。

でも。なんだか気になることがあるのです。

なぜかこのリピーターの皆さまに、愛知県内の方がいない。お客さまの住所地が埼玉・東京・神奈川・静岡と来てなぜか大阪・兵庫に飛んでしまうのはなぜなんでしょう?わかりやすい理由としては当事務所への依頼がもともと愛知県内からというのが多くない=全依頼件数の3分の1程度だから目につくまでに至らない、ということなのかもしれません。思い切り単純に、大都市圏から人口比例で来てると理解してもよいかもしれません。

さて、今週末は静岡県への短距離出張です。リピーターのお客さまから不動産登記のご依頼をいただける、ということで純粋に喜ばしい事案です。もちろん過去に裁判事務でこの事務所を利用された方でいまもこのブログを見ていてくださるお客さまには、紛争はあなたが避けてもやってくる以上、何か必要があれば迷わず相談いただくのがベストな対応です、と申し上げておきましょうか。

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