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続 内窓自作計画

内窓なのか窓の封鎖なのかはっきりしない前回の記事に続いて、内窓を自作して防寒に努める企画のつづきです。ここで施工するのはふだん僕が昼夜を過ごす部屋ですので、透明ガラス並みでなくてもいいから光を通す素材がいいな、と思って探したところ、ポリカーボネート製のボードがいろいろな人のブログで紹介されていました。大別すると、商品名『ツインカーボ』と『ハモニカーボ』を利用している方に分かれるようです。最寄りのホームセンターでは前者が1820×910mmで2980円、後者が1980円。前者が若干厚みがあり、後者はそれより薄く4mm程度です。いずれも光は通しますので、施工後は下の写真の右側のようになります。

続内窓自作計画

これに樹脂製のレールを組み合わせる、というのが内窓自作業界のお約束らしいです。ハモニカーボは厚さ4mmのものを使えば、市販のガラス戸棚用のレールがそのまま利用できます。ツインカーボはこれより厚いため、なにかほかのもの(配線用のモールなど)を流用するような工夫が必要になるでしょう。僕は単純に安いから、という理由でハモニカーボを使うことにしました。

ポリカーボネート板は直線1カット30円で切ってもらえるため、設計がしっかりできていれば仕事はとても簡単になります。樹脂製レールは窓の上下だけではなく左右にも取り付けることで、板がたわむのを少し防げます。ただ、ハモニカーボの施工に際しては枠を作ってそこに取り付けることをメーカーでは推奨しています。写真のレールは左側2本が下用で150円、右側2本が上用で250円です。下用のレールを窓枠の左右に取り付けてあげれば、上・下・右または左の三方からポリカーボネート板を支えることができます。

続内窓自作計画

自己所有の住宅にお住まいの方々はこのレールをネジや釘で窓枠に固定されます。固定可能な窓枠がない、という場合には適当な木材等で枠を仮設することもできるでしょう。借家人の僕にはそうしたダイナミックな工作ができませんので、『再剥離できる両面テープ』でレールを窓枠に固定してあげることにします。これなら物件退去時にも、30分で現状復旧できます。

このはがせる両面テープ、左側は厚さ0.16mmで長さ10m、右側は厚さ1mmで長さ2mしかありません。そのくせ厚手のほうが高いので購入時に多少躊躇させられます。もっとも、白木の窓枠で多少でこぼこしていても、厚さ0.16mmのほうで支障なくレールの貼り付けができ、失敗したらはがしてしまえば跡も残りません。

僕は実際に、厚手のほうを1.7mほどはがして無駄にしたので間違いありません(泣)

樹脂製のレールはPカッターや金鋸等で簡単に切れますから、この内窓を作るにはポリカーボネート板の寸法決めだけが重要で少々難しい工程になります。窓枠の上下に実際にレールを貼り付けてから寸法をはかって高さを決めるのがよいと思います。

窓枠の高さ(1730mm)から

上のレールの高さ(10mm)+下のレールの高さ(5mm)+両面テープの厚さ×2

を引いた寸法が内窓の開口部の高さになります。カッコ内はそれぞれ今回の窓の寸法ですので、両面テープの厚み(0.32mm)を1mmに切り上げて開口部高さは1714mmになります。

内窓の高さはこれより若干大きくなります。上のレールの、厚みを差し引いたレール底面からの高さ(僕が使ったレールでは、8mm)を開口部の高さに加えたものをポリカーボネート板の高さにする(今回の例なら1722mm)と、上のレール一杯に差し込んで窓にはめれば開口部を通過するが上下のレールから外れない内窓ができあがります。

…とはいうものの。

素材が少々たわむので、施工時に曲げてしまえば強引にはめ込むことはできますし、僕もそうしました(笑)

窓の幅は、引き違い窓として取り付けるなら数センチ重なるように寸法を決めればよいでしょう。

工作時間2~3時間でできあがるこの内窓、日曜日に完成していままで様子を見ています。施工前はアルミサッシの枠から床に水が垂れてくるほどだった結露が、施工後は窓内外の温度差が大きい夜だけうっすら発生する程度に激減したほか、期待どおりの高い断熱効果を発揮しており非常に快適です。これまでと同じ温度設定にしてエアコンを運転しているのに、室温は2℃ほど上がっています。

なお、昼間に直射日光を受けたときの床板付近の温度は1~2℃下がっており、夏にも活躍してくれるかもしれません。

気になるのは、やはり板が少々たわんできている点です。ちゃんとした枠を作れば重たくなるのでこれをしたくありません。

2枚の板がそろって室内側に曲がってきた(室外=窓側に曲がっても従来の窓のアルミ枠とぶつかるだけなので、曲がるとしたら室内側にしか曲がりません)ので、引き違い窓の室内側の一枚を裏表逆に取り付けました。

こうすると、室内側の一枚は室外側に向かってたわんでおり、室外側のは室内側にたわんでいて、窓の中央で両者が接触して支え合って安定しています。

窓がたわむたびにこうやってかりそめの安定を得るのも悪くありませんが、樹脂製のアングルか何かを両面テープでくっつけてたわみを補正したり引き違い部分に隙間をふさぐテープを貼ったりしてさらに性能を強化するのもなかなか楽しそうです。

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