北海道から持ち帰ったのは…
友紀さん、コメントありがとうございました(僕はこってりしたラーメンが好きですね。去年は桂花ラーメンが民事再生法を申請したと聞いてそりゃ驚きましたよ)。さて、お住まいの街で北海道の物産展が開催されているとのことなんですが…
コアップガラナは出品されているんでしょうかね。コアップガラナ。
↑なんだそりゃ、とはおっしゃいませんように。今日はこいつの話です。
先週水曜日のこと。前の日に秋田での仕事を終え、公私混同モードに移行した僕は函館の海が見える温泉宿に泊まっておりました。理由は特になく、強いて言えば津軽海峡の上を飛ぶ飛行機にのってみたいな、ということで。
湯上がりに飲み物を探した自販機に、その赤いボトルはあったのです。
コアップ
ガラナ
北海道限定
↑なんだこりゃ?と僕もやっぱり思いました。色は琥珀色といいましょうか、コーラより若干薄い感じ。ネーミングもどこかコーラを意識した感じ。で、しかもガラナ。
世の中には何かを意識しすぎてかえっておかしくなる、そういうものが結構あります。代理権拡大拡大拡大と言いつのった結果どんどん弁護士に近づいちゃって違いが見いだせなくなりそうなどこかの士業みたいに(以下、自主規制)。
ともかく、こりゃ怪しいです。試さずにはいられません。
部屋に持ち帰り、一口含んでみます。
- なんかこう、子供用飲み薬のような。
- あるいはこう、しょうゆのような。
- しいていえばこう、古風なお味。
首をかしげたいときや苦笑いしたいときに飲むにはいいだろうな、と思います。ええ。
まぁこれはいずれブログのネタにしてやろうか、と思いつつ、カーテンを閉じた瞬間。同じテーブルにおいてあったサブノートPCにむかった左手が、ボトルに触れました。
ボトルが転倒する先にはサブノートPCのキーボードと、PCカードスロットがありまして。
電源投入状態のパソコンに液体をぶっかける、というお約束の非常事態に立ち至りました。作成していたメールを大急ぎで『送信待ち』に保存すると同時にマウスカーソルが不安定に停止と移動を繰り返し、やがて全画面が固まります。スピーカーから出ているノイズがなかなか不気味です。
いまだかつてメールを書いていてこんなに泣けたことがあったでしょうか?無線LANカードをPCカードスロットから引き出すと、裏面がまさに水浸しになっています。PCカードスロットを下にして液体が下に垂れてくることを期待しつつ、津軽海峡冬景色というより悲しみ本線日本海、という風情の一夜を過ごすことになりました。
次の日。朝の気温と関係なくふるえながら電源を投入すると、やってもないCMOSクリアがなされていた点を除いて通常通り立ち上がってきました。各キーを押して反応を見ると、キーボード左下隅のCtrlキーが元にもどるときに
-にちゃっ。
という…なにかがこびりついている音を出したのが少々気になったのですが。
ともあれ、PCとしては使えるのでそのまま家まで持って帰ってきました。今日、念のため分解掃除をしたところ、各所になんとはなしのガラナの香り、というよりコアップガラナの香りがしたことであります。
コアップガラナ。
味はさておき、こぼしても安心?な飲み物です。一度は、というより一度なら試してみるのもよろしいかと。
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