さ、受付停めようっと
本日より3月4日まで、恒例の依頼受付停止をおこないます。
原則論的にはそんなにホイホイ受付を停めてはいけないんでしょうが、この零細な事務所では次のような理由で、時々新しいご依頼の受付を停めています。
- 依頼輻輳。この事務所ではあまりないのですが、ご依頼や仕事が固まってやってきたのを処理しなければならないときです。補助者さまがお越しになってからは、あまり発動されなくなりました。
- 緊急事案の受託。通常の料金のほかに、特急・急行のいずれかの料金をお支払いいただくご依頼を受けてしまったときに、他のご依頼を停めて作業余力を作り出します。ここ半年で4回ほど、急行運転をおこなっています。ちなみに急行料金は3万円、特急料金は10万円と設定しており、『緊急に対応して欲しいんですが』などと何も考えずに言ってくる連中には「じゃぁ10万円申し受けます」と言ってあげれば一瞬で音信不通に(←実際やったことは…怪しい不動産屋以外の人にはありませんよ)
- 重要事案への対応。特に集中して取り組む大事な事案が来た場合に、損得計算度外視で他のご依頼をお断りするもの。今回は、これに当たります。
久しぶりに、地裁で派手に殴り合ってる労働訴訟の当事者尋問を控えています。1年がかりで積み上げた準備書面と会社側の証人どもが言いたい放題言ってる陳述書を始めとする敵味方の訴訟記録を片っ端から読み返して、いろいろなことをあれこれ考えねばなりません。場合によってはちょっと遠くの裁判所に記録の閲覧に行かなければならないかもしれず、正直言ってあしたからしばらくは、電話も受けたくない(電話が嫌いなのはいつものことですが)
もちろんそうした大イベントとは別に、これまでやっている仕事は粛々と進めねばなりません。来月は3・4日と10日に、大阪への出張を設定しています。あまり対応余力はないのですが、それぞれ1件ずつくらいなら出張相談が可能ですので、例によってご興味のあるかたはお問い合わせください。重要事案への対処は3月第2週で終わりますので、3月第3週あたりに東京への出張を設定しようと思います。
どうやらこの冬も無事に越すことができました。いま一番難しい案件であるこの当事者尋問を乗り切ったら、こんどは私用で受付を停めて旅にでも出ようかと…でもそれって、いつもやってることと同じ気もします。
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