« 神社・献血・裁判所。 | トップページ | 一日三回あま市役所 »

前回調査比2倍の件数

名古屋簡裁における労働関係訴訟の件数に興味を持っています。

前回これを調べたのは7月中旬の9開庁日。この第一回(第三回以降があるかどうかは未定ですが)調査では9開庁日で2件の訴訟があったことがわかりました。開廷表からそれとわかる、少額訴訟・通常訴訟で事件名が労働事件とわかるものを数えようとしたのですが、2件しかなかったわけです。

今回も9開庁日にわたって開廷表をチェックしたところ、4社を被告として6件の期日がありました(同一の日に同じ会社を被告とする少額訴訟が、事件番号で3件あったので実質的には1件と評価するべきでしょう)。前回の調査ではあまりの少なさに絶望しかけたこともあって、3件を超えているようならシャンパン1本開けようか、と補助者さまと冗談を言っていたところです。

これで前回2件、今回は実質的に4件、名古屋簡裁では1週間に1~2件の労働関係訴訟があるらしい、と言ってよさそうですが、別の関心が芽生えてきました。

前回・今回の調査と並行して地裁・高裁の労働関係訴訟の事件名・当事者・代理人を補助者さまが調べてくださっていたのです。これを表計算ソフトに入力して全二十数件のデータを見てみると、これはちょっと面白いものがあります。

  1. 前回調査時に地裁にいた会社が、今回は控訴事件で出てきています。前回・今回とも代理人なし。この会社、何かヘタを打った可能性があります…ご愁傷さま(合掌)
  2. 一方で、代理人なしで控訴審を戦おうとしている労働者がいます…が、いいのでしょうか!そこで負けたら一巻の終わり、ってことがわかってるのでしょうか!?(汗)
  3. 逆に代理人をつけている訴訟を見てみると、労働側で複数回ご登場される弁護士さんがおいでです。ただこの先生の活動が素晴らしいか、は訴訟記録を閲覧してみる必要があります(苦笑)

これらのことから、公開情報だけでもお金と手間を惜しまずに通年毎日全数調査してネットで公開すると、きっと広告収入だけでもそこそこ稼げるウェブサイトに育つよね、とも冗談を言っていたのですが…さすがにそれは当事務所とは全然関係ない形でウェブサイトを保有しないとたくさんの人から恨みを買い集めることになりかねません。

そりゃ、そうですよね。

  1. 近々和解金を手に入れられそうな労働者のリストとか、
  2. 請求額に対して判決や和解金を得る割合が●●な訴訟代理人のリストとか、
  3. そしてなにより、残業代請求や地位確認(解雇無効確認)請求を乱打されるブラックな会社のリストとか…

いくら合法とはいえ、公開されたらみーんなこぞって怒るにきまってます!

« 神社・献血・裁判所。 | トップページ | 一日三回あま市役所 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 前回調査比2倍の件数:

« 神社・献血・裁判所。 | トップページ | 一日三回あま市役所 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31